刈谷の駅前には、ほおずきで日陰を作っている場所があり、風情があるなぁとおもい、しばし眺めていました。
さて、研修。午前3時間、午後3時間のミニ講義+ワークショップを30名の方向けに。
内容は例によって、情報に配慮して書くことができませんが、ニーズに沿って専用に設計したものです。
アイデア創出を普段から明示的に行っているわけではないとおっしゃるものの、やはりつぶさに伺っていくと、日々の業務ではいろんな形で、新しいアイディアが必要とされていました。
折に触れて受講者の方と話し、そうした彼らのフィーリングを徐々に吸収しつつ、軌道修正をしながら、着地点に向けて進めていく、そんなことをしていく一日でした。
この企業さんも、ある産業領域では多分、世界でナンバーワンのサプライヤーではないかと思うのですが、そうした多忙を極める中でも一日、時間を取って、アイデア創出の技法を学ばれる姿勢には、日々の仕事に取り組む姿勢の真摯さを感じました。
特に、「若い連中だけやらせとけ」とせずに、ベテラン級の方が何人も参加されていました。また、同社が一緒に企画を進める取引先の方も参加しての研修、というスタイルをとらており、取引先の人も含めて共に伸びようとされる姿勢も垣間見ることができました。
ポストイットで感想・疑問を書いていただきました。楽しかった、アイデアが思ったより出せた、とおっしゃってくださる多くの意見、それから、冷静にワークの本質を見極めて投げかけていただいた疑問もあり、最後まで、私自身が大きく学ばせてもらう機会でした。
貴重な機会を、ありがとうございました。