「アイデアを出した後、それ、もっと磨きたい。」
そういうニーズは常に、アイデアワークをする場面で生じます。
それを行う一つの形として、アイデアプラント流ですが、ワークスライドを紹介します。
● 玄人向けにいくつかの補足
※コアアイデア化、と呼んでいるのは、Story Weavingに出てくる技法をベースに、石井なりに汲み取って、補いと編集をして、使っています。
※アイデアの強化プロセス”PPCO”を、COだけ実施しているかのように見えるスライドですが、これは実質、アイデアの魅力の掘り起こしをコアアイデア化の中でしているためです。PPCOの定石として、良い面に光を当てることを、批判列挙の前に実施しなくてはいけません。
※スライドタイトルのナンバーが飛び飛びなのですが、大きなワークプロセスから切り出して、補って、これだけで意味を持つように構成したためです。ゆえに、このナンバーのとびにはあまり意味はありません。
※最後にプレゼンをしていますが、複数チームが同時に作業をしている、という前提での資料です。1チームしかいなければ、プレゼンではなく、振り返りをグループ内でする行為と読み替えてください。
※アイデアをデザインにする、というワークは、オススメは、
IAMAS流アイデアスケッチです。(私は、これを、デザイン・スケッチ、と呼んでいます。通常、アイデアプラントで言うアイデアスケッチとは、ヘッドライン1行+詳細補足3行まで、の文字だけのアイデアスケッチ(原典は『考具』に登場します)ですので。
執筆余話
〜 石井の近況報告 〜
5月3日。連休が始まりました。
4月はほとんど旅仕事で国内各地を回っていて、5月に入り、ようやく、仙台にもどり、落ち着いたところです。
最近の活動報告(このブログ)は、ワークショップスライドの掲載スペースのようになっていて、あまり活動の詳しいことをかけていませんでした。
最近は、大手企業のイノベーション本部や新製品プロジェクトチームと守秘義務のあるアイデア創出支援の仕事がいくつも走っていまして、前のように、リアルタイムな活動報告が書きにくい状況にありました。
その状況は今後一層増えるだろうと思います。
一方で、最近は、思考の断片を書き散らすように、Facebookにいろんなことを書いていました。しかし、向こうは思いつきたての、推敲レスの文章であり、文体もゆれ、表現も日記に近いものです。自分のラクガキ欲求の解消の場といいますか。
しかし、それではいけないとおもい、活動報告ページに、こうして何かを掲載したときには、近況を書き記してゆこうとおもいます。
〜 最近の気づき 〜
5月1日に、すこし不思議な感じがありました。
講演&ワークショップの依頼×3件 (電子機器、スポーツ、市民)
師事している方の本の執筆協力依頼 ×1件
依頼が次々と舞い込みました。
それと似たようなことが、「4月5日」にもありました。その日も、バタバタっと依頼の連絡。
そこから、世の中と言うのはこんな風なのかなと、思ったことがあります。
・4月の新年の大忙しの時期。
・スタートのばたばたの一段落した、第一週の終わった次の週の月曜日に、「前年度に相談していた案件に正式なGoがかかる」ケースと「そこから社内稟議を回していく」ケースがある。
・回した稟議の可否が、連休直前に分かる。(・・・上長の書類箱が、月末処理をへて空になる。書類に可否の判定が付く。)
実際はどうであるのか分かりませんが、実際に働いたことのある職場をイメージして書いてみました。
しかし仮にそうだとしたならば、稟議を回していく際に、石井が何をしている人であるのかを示せる資料があると、担当されている方は楽なんだろうぁと思います。
最後は少し、PR的な感じのことを書いてしまい、あまりスマートじゃないな、と思いますが、情報を探していて見つからない方にとってお役に立てば幸いです。