2012年12月30日

思考速度を強制的に上げる食後の過ごし方

休みの間に、作る形の仕事をしていると、なんとなく街の中のまったりムードに影響されることがあります。

休む時には、ズバッと休んで、心身の瑞々しさを取り込むのがいいと、私は思います。なので、休みたいなら、すぐに切り上げてしまうほうがよいと思っています。

ですが、やりたいけれど、イマイチ、思考速度がゆっくりしているなー、という日は、何らかの不調のせいでだれでも生じえるでしょう。

そういう時に役立つかもしれない工夫として、私が、年末年始・と・お盆、に行っている工夫を書きとめておきます。

強制的に思考速度を上げたいなー、という時には、食後に、撮りためていた資料動画を見ます。その時に、再生速度を、50%増しにして、早口な言葉で話が進むようにします。放送大学の興味ある分野のものがおすすめです。音量レベルが常に一定で、先生方は明瞭な声でゆっくりしゃべられるので、早回しの時に早口になっても音声として聞き取ることができます。少し早口の先生のものはかなり早く聞こえます。かなりゆっくりのご高齢の先生の話でもかなりのピッチで進みます。

これを5分、10分と、聞いていると、思考の速度が、そのインプットの速度に合わさって上がっていきます。

本当に早すぎて、ついていけないときには巻き戻して聞き直しますが、平均すると、45分番組(を30分で見る)において、巻き戻すのは2,3回といったところです。

昼食の後にこれをすると、頭は忙しく回りますが、体はゆっくり休む時間が取れます。

映像の中で興味のあるものをいくつも知ることもできますし、それらを書きとめたら、頭の回転数が高いので、すぐにやりたい仕事に取り掛かれます。

(実際は、見始めると興味深くて、1本のつもりが、2本、3本と、みてしまって、すっかり学習タイムにしてしまうことも、実はなくもないのですが。)
posted by 石井力重 at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年12月14日

技法の要諦を知る方法


「発想技法を良く知るにはそれを実際に使ってみることだ。
 そうすれば、その技法の要諦がわかる。」

私は、常にそう思います。

創作の技法を、少しでもよく理解しようとするならば、その技法を、分析し単純化して人に伝えるだけじゃなく、自分自身でもその技法で発想してみて短い作品を書くべきなのだろうと思います。絵本のような短いものでも。創造の技法であれば「自分で作る」をしてみること。

ごくまれに、ワークショップの構成を人からみせてもらった時に、どこで何が起こるかを想起できることがあります。そしてそこで人々が湧き立つ姿も見えたりします。停滞するだろう姿が見えることもあります。それら想起される姿を口にしてみると”よく分かりますね”といわれることもあります。

途中でとん挫しそうなワーク、参加者が最後に何の意味があったんだろうとおもうワークも世の中には結構あります。そういう時は、ワークを作った人が「自分でそのプロセスをやったことがない」ことが多いです。何度かやってみると「ここで皆が躓きやすいな」とか「ここはめんどくさすぎる!」ということがわかります。

「知るには、実際に使ってみる」

これを自戒として言い聞かせています。

発想例を書き出すことを怠っている時には、やれていない可能性がある。とおもって、自分自身にアラートを上げるようにしています。
posted by 石井力重 at 08:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年12月08日

社会課題を事業の手法を通じて解決する人のための5つのポイント+計画書の原始的なものを書く方法

NPOや企業組合、あるいは、復興組織など、いろんな形で、地域社会の課題に取り組む方々がいます。復興だけに非ず、いろんな領域、地域で今後はますます増えると考えられます。

そうした時に、ビジネススクールに通ってそういう活動を始める人ばかりではない(むしろ、少ない)という中で、なにかもっと、効果的な初期のアイデアのベース固めの言い方がないだろうかと思っていました。



その時に役立つ、「最低この5つをおさえ、後は、最後に、簡単に白紙に計画を手書きすれば、原始的な取組計画ができる」というのを、5ページにまとめてみました。掲載します。

社会課題を事業の手法を通じて解決する人のための5つのポイント+



また、これをベースに、地域課題に対して、何らかのやりたいアイデアを持っている人が集まる場で、アイデア話し合いブラッシュアップするためのワークショップも設計してくれ、と言われ、作ったミニワークがあります。掲載します。

社会課題を事業の手法を通じて解消したいワークショップ



もし、こうしたことを地域でやってみたいという時には、内容が気に入ってもらえたならば、その企画の原案として使ってもえたら幸いです。(ぜひ実施してみてどうだったか、こう改良したらうまくいった、など貴重なフィードバックもいただければ、大変うれしいです。)
posted by 石井力重 at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年07月09日

「充分考えたら4日離れる」

脳医学の専門家の方の書かれた本にあった言葉を思い出していました。独創的な考えを引き出すにあたっての具体的なヒントがたくさんある本なのですがその中でこうおっしゃっていました。

考えたら、4日間離れよ。

とのこと。

その前に考えは整理し、図なりにしておくべし。

とも。

(出典(林成之氏の本)を見ずにブログにメモしているので、上記の表現は私の中で再現していた言い換えが起こっています。)

外山氏の『思考の整理学』や、古い発想技法の文献にも「一度離れる」「寝かせる」(外山先生はこれを、ねさせる、と表現しました。)という概念がよく見られます。一方で現代のビジネス書では、効率を最重視する現代社会の価値観のせいか、そうした概念を明示的に表現する書物は少ない傾向にあります。

離れる日数にも、具体的な数字があるというのは面白いと思いました。一度忘れる、というもののそれが、どれぐらいかを明示的に表現しているものはほとんどないので、この「4日」という数字は印象に特に残りました。

ちなみに、時間で言うと4日はと、約100時間です。

アイデアの技術という観点からもう少し考えてみました。

100時間というとそんなに遠くない気もしますが、実際は100時間前の自分というのは、4日も前の自分なので、その時の体調、考えていたこと、感情が同じままということはめったにありません。いわば100時間前の自分は別の人。その「別の人」とノートやメモを使えば、対話やブレストが成り立ちますが、それは「価値観の良く似た他者と行うブレスト」に近いものがありますね。「価値観の良く似た他者と行うブレスト」というのは自分の中の未成熟な発想の芽を育み、大きく枝葉を伸ばさせることがよくあります。

100時間前の自分。それを利用する知的生産の方法。

そんな観点でいろんな知的生産テクニックや構造のあるノートやアプリが考えられそうです。
 
posted by 石井力重 at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年06月25日

違和感のある機械翻訳を、すっと理解する方法

機械翻訳を使っていて他の国のWEBサイトを読んでみると、日本語としてはあちこち違和感があります。文章として破たんしているものもあります。どうしたら、よみやすくなるのか、いろいろ、試してみて見出した方法があります。


大意を取るには、外国語から英語へ機械翻訳する


最近、フィンランドについて集中的に調べています。フィンランド語のWEBサイトは全く読めないので、機械翻訳にかけます。しかし、機械翻訳の日本語文は、どうも違和感があり、読みにくく感じられます。そこで、そういう時は、日本語ではなく英語へ機械翻訳し、それをざっくり読みます。私は英語も苦手なのですが、だからこそ、細かい違和感は感じ取れずに、単語の並びから大意をつかむことができます。ある文章を英語に翻訳してみると「ミッドサマー、リターン、ボトルネック、、、、ああ、お盆の帰省ラッシュみたいなものか」という感じに大意をつかめます。細かく読むことは必要でないならば、こういう大意の把握でさーっと流して全体の内容を取るように読みます。日本語では同じことができません。あちこちで、突っかかったり、日本語としてはこれはむしろ逆の意味を意味する慣用句に似ているのだが、どっちなんだろう、とか、余計な思いが浮かんでしまします。


単語レベルの違和感もある。カタカナ語

外国語と日本語の翻訳を見ていて、もう一つ、自分自身の認知の不思議さを感じるところがあります。それは、カタカナ語と、英単語で見かけたときに、同じ単語を指すとしても、感じられる意味が変わって認識されるという点です。

例えば、ブレスト。日本語で”ブレインストーミング”というと、クリエイティブなアイデア出し、という感覚をほぼ持ちますが、英語で”Brainstorm"と言えば、ニアイコール、”meeting”です。あるいは、すこしクリエイティブ側によったものとしては、”選択肢を列挙する”ぐらいの意味合いで感じられます。A.Osbornや創造性の学術的な文章においてならば、”問題を解決するための創造的イマジネーションを働かせる1時間程度の会議”、という意味合いに感じられます。

これは、本来の単語が、日本に入ってカタカナ外来語になる時、導入する人が特定の意味合いに限定してもちいるためだと思います。つまり、その言葉をその特定の概念にだけ割り付けて皆が認識したものが「カタカナ語」なんだと思います。自分自身でも、その単語のオリジナルの意味はもっと広くてその内容もわかっていますが、日本語としての理解モードになっているとその辺が蓋をされてしまいます。その点でも、英語に翻訳して英語を理解したほうがそうした特殊性に引っかからずに読めます。(私見ですけれども)


とはいえ、これも、仮の考え

もっと、理解や学習が進むと、(それから機械翻訳のシステムが進化すると)これとは違った考えを持つであろう、とも今の私は思います。まずは、今の段階で気が付いたこととして、機械翻訳の利用で、外国のWEBサイトを見る時に、一つの方法として、自分が行っていることを紹介してみました。

posted by 石井力重 at 14:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年06月18日

なにかを興そうとおもった時、いつも振り返る管理道具

 


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石井の我流でつくった道具なので、多くの人に役に立つのかわかりませんが、1億人に一人ぐらい、「お、これは、前に進むのに役に立った」と言ってもらえるかもしれないと思って、公開します。


(以下は、長い、長い、蛇足)

これは、2004年に、商社を辞めて大学院博士課程に戻った時に、新事業創造マネージメント(正確には、技術経営)を勉強していて、「物事を起こす時、起業家個人にはものすごい負担がかかる。実働であり、戦略であり、財務であり。これは大変だなあ」と。

それ後、自分自身でも、組織を起こしていろんなことをしていいくうちに、何度も失敗しました。”合議”ってのは、いい面も多いのですが、ときどき、使いすぎる。その結果、迷走してしまう、そういうことがよくありました。自分が引っ張られている側の時にはよくありますよね「リーダー、ここで、相矛盾する組織メンバーからの要求をどちらも選べなくてまよっているんじゃなくて、組織の理念、かなえたいと志したときのその最上位の目標から、照らしてみて、バシッと判断してくれよ」と。

そういうなかで、2008年ごろ、自分自身が、場を運営する上で、いつも振り返るべき「管理道具」を作りました。それが、先の7枚です。なかなか、無形の概念的なものを表現するのは難しくて、いつも、作っては満足できないのですが、時々、更新します。今日も、東銀座のホテルの中で、一年ぶりでしょうか、更新していました。

私の周りでは、友人たちが、新しい可能性を開くための取り組みを始めることが一層多くなりました。彼らが、一人奮闘をしているときには、ガッツで何とかなる段階がありますが、その先、人が、2人3人とふえていって、創設当初の志しをいつにできる人ばかりじゃない状態になった時に苦しむパターンはよくあります。そして、創業当初の志しを知っている人数よりも、成長の軌道をあがり始めてプラクティカルな仕事内容に賛同して入ってきた人たちのほうが人数が多くなっていくと文化が変わります。そういう人たちを載せたまま、大きく舵を切れず、全員の心の赴くベクトルを足しあげたように、舵を切り始めてしまうと、組織の使命を果たすための力強い成長というのはどんどん落ちて、そして、船出したつもりが湾内でぐるぐる回っているだけになったりもします。それも、一概に悪いこととは言えないとおもいますが、石井個人としては、組織使命、起業家自身の高い志があるならば、それを叶えるための最速の行動をとり続ける方がいいと思っています。(これは、私見、です)。

そういう力強い成長の軌道を駆け上がっていくときに、姿勢を低くして、空気の抵抗を打ち破って飛び上がっていくには、うまくデザインされた組織の在り方が必要です。そして、ともすれば、先頭きって飛んでいくリーダの心はいつも迷いの雲を突き抜けていくときに、視界が効かなくても方角を把握する羅針盤が要ります。私はそういうものとして、自分にこの道具を作ってあげました。
 
「まあ、石井さん、言うほど、うまく、そうはできてないですよね」

そういう突っ込みを受けることもわかっているのですが、ここに、公開します。
 
posted by 石井力重 at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年01月17日

(自分用の道具) 記事サクサクtool

 

記サクtool_PREP.pdf
記サクtool_PREP.ppt
 
良い記事を書く時に、いつも振り返る基礎があります。私なりの書き方なので、万人向けではないのですが、いまPCの移行期で、道具へのアクセス容易性を上げるために、ここにおいて置きます。

原稿をサクサク書くためのツール、として、昔つくったもので、最初はすごくこまごま、解説コメントを入れたのですが、道具というのは単純でなければならない。その原則にのっとって、これ以上削るとなくなってしまう所まで削ってあります。(自分に分かるようにしか書いていませんが)
 
posted by 石井力重 at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2011年12月26日

【休む技術】未来の自分への作業指示書を

休み前に、しがかり中の仕事がたくさんあって、どれも完了できないままで、何かすっきりしない、という時のために、いい方法があります。


休み明けの自分へ、作業指示書を書いておく

  • ざっくりしたToDoメモではなく、他の人が代理処理ができる位に、書きます。
  • 仕事も案件ごとにフォルダに入れて、それぞれに作業指示書を書いておきます。
  • 特に書いておくべきで忘れがちなのは、「電話で話すべき内容」です。

折り返しの電話を待っているまま仕事納めになってしまった、なんていうことが営業部門ではよくあります。メールを送る人もいるでしょうけれど、電話で相手の答えを聞きながらしか進まないこともあります。そういう時に、「○○さん、電話」と書かないで、伝える項目、オプションとなる相談要因、聞きたい情報、会話から得たい結果などを、電話をかける(うける)未来の自分に向けて、作業指示書として残しておきます。

これらは、万が一にも、お正月明けの一週間、インフルエンザで休んだ時に、実際に人に渡る可能性もあるので、Todoの具体レベルの内容と、その意図(目的)を、明確にかいておくようにします。

これをしないで、なんとなく打ち上げに行ってしまうと、29、30日も出社し、さりとてさほど何もできずに残務処理をするでもなくいてしまったり、大みそかまでやきもきしてしまいます。

そして、それは、かなり損だったりします。そのあとのお正月で結局、気がかりなことは、かなり忘却してしまうので、心にやんだ状態ですごした年末三日間は丸ごと、無駄になってしまいます。紙に書き出し、すっきり忘れて、遊ぶ、休む、やっておきたかった勉強をする、というほうが、個人レベルでも会社レベルでもとても生産的です。

10分ぐらいで終わる仕事は別にして、仕事納めの今日、定時(17時)までの時間は、未来の自分への作業指示書を書く時間にあてて、一月4日から、全力で再加速できるようにして、すっきりと、終わりたいものです。

私は20代のころ、商社で働いていのですがその時代には、まったくそういうことはできなかったので、実際はなかなかそんな風に行かないことも経験として知っています。実際はどうしたかというと、この未来への作業指示書を、結局翌日に出社して、書いていたりしました。ならば仕事納めの午後の時点でやっておけばよかったと思ったものです。また、もっと若いころには、しがかりの仕事がきになって、自宅に持って帰って交渉案件のことを考え続けてお正月を過ごしてしまったことがありました。その間、自分の学びたかったことを学ぶことや友人と思いっきり遊ぶこともできたはずです。

休むときに深く休める一つのコツとして、作業指示書を未来の自分に向けて、具体的に書いて、仕事納めすることを提案してみました。


― ― ―

ちなみに、私は今は、アイデアプラントという「好き」なことをできる職を作り出したので、年末年始も、思いっきり仕事です。でも、それは遊びであり、学びであり、人の役立つことであり、仕事でもあるようなものなので、昔の状況とは違います、好きなことへの没頭なので好んで仕事を続けています。

ただ、それでも作業指示書は書きます。帳簿付けとか、事務的な処理の事(たとえば、来年、確定申告前に、税務指導を受けるときまでにするべきこと)は、作業指示書を具体的にかいて、年末年始はすぽんと、忘れてしまうようにしています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

以上、去年の年末、「誠ブログ」に、書いたことを転載しました。

今年は、震災があり、大事な人を失ったり、食べるものが無くなっていく、まるで戦後のような大変な日々を過ごしたりしましたが、それでも、日々は続いているし、人は時間軸を前にしか、あるけない。だから、この年の年末でもやっぱり、普通の年の暮れのように、あわただしく過ごしています。

休むことは、平時でも有事でも、大事なこと。上手く休むことは、割と大事な技術だと、今も思っています。その一助になれば幸いです。

posted by 石井力重 at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー



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