私は長旅の仕事が多い仕事スタイルなのですが、そうすると問題になるのは衣類です。衣類というのは一つ一つは軽いものの、四日分ともなれば、かなりの重さになります。ましてや20日ぐらいの旅ともなると相当な重みがあります。
以前は、衣類の携行を三日分のみにし、ホテルで毎晩洗う、ということをしていました。でもやめました。顛末はこうです。
ホテルでの洗濯は時間がかかる。ホテルのコインラウンドリーを使う場合は、「投入しに行く」→「終わった頃、乾燥機に入れに行く」→「回収しに行く」という行程があり、最低3度は、部屋から出ることになります。これはこれで、部屋で仕事をしている身としては面倒くさいもの。さりとて、部屋でちょっと洗うと言っても、シャツや靴下というのは渇きが悪い。なので、数日分をためてから洗う、ということをしているうちに、洗うよりも、シャツやら靴下やらを現地で買ってしまって、どんどん仙台におくりかえす、ということをしてしまい、部屋に靴下が山のようにたまる始末。黒いシャツに至っては全く同じシャツが9枚も!
そこで、あらかじめ、20日分ぐらいの旅の荷物を段ボール数個に分けて、送り出すことにしました。
幸い、たんまりと買っていたシャツや靴下があるので、20日分の衣類を旅の前に全国各地の旅先に送り出すことはできるのですが、いかんせん荷物量が多いので、旅の前夜は軽い引越し状態。どこで衣類を受け取るか、どのシャツをどの仕事で着るか、というのを考えて決めるのは3時間ぐらいもかかるようになりました。
そこで毎回書いていたメモがあります。
それの構造は何度も書き、自分なりに定着してきました。そこで、自分だけにしか役立たない「荷造りプランニング(ツール)」というひな形を作ってみました。

(
荷造りプランニング(ツール).pdf )
PC鞄一つで旅してるように見えますが、これだけの荷物(特に表の下の物)が、入っています。
衣類は、その街を離れる時に仙台に送り返してしまうため、移動の日には鞄に衣類が入っていません。
ただ、どうしても、移動の都合で大荷物を持つこともあって、スーツケースを持つこともあります。(4月の5,000kmの移動はそうでした。。)
旅の仕事をしない人にとっては全くどうでもいい情報なのですが、自分自身があとで検索できるように、ブログに乗せておきます。
余談:
旅仕事に慣れていない時代に困っていて、ある時に気が付いたらえらくはかどるようになったことが一つあります。
それは、「
しばらく滞在したホテルを引き払う時に片付かない!」という課題です。その解消法がつかみました。
結論から書くと、
ノートPCをいの一番にしまう、ということです。
昔は、荷造りの後も、PCで仕事をしたいと思ってノートPCを机の上に広げたままにしていました。でも、ホテルというのはそれなりに狭くて、机の上がふさがっていると、部屋を行ったり来たりして、荷造りの作業効率が上がりません。なかなか片付きません。
なので、
初めに作業スペースを空けよ、と自分に言い聞かせて、ノートPCをいの一番にたたんでしまうようにしました。
すると結果的には作業スペースができて、荷造りがすいすい進み、チェックアウトまでのあまり時間で、コーヒーをのみつつ、ノートとペンで少し企画をつづるような時間が生まれました。
早々と荷造りをしてしまって、ホテルをチェックアウトする時間までをアナログな仕事時間にする。
ノートPCを拡げたまま荷造りをしていた時には、結局ノートPCで仕事をする時間は取れませんでしたから、この方がかなり有意義だなぁと、思う次第です。
posted by 石井力重 at 16:14
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