2009年09月02日

【再掲】話し始める前に「ミートポイント(芯)」を。

事業アイデアをお伺いする機会が、公私ともに増えています。話を伺い意見が求められるときに、喋り始める前に、ぐっと踏みとどまり考えてみています。この伝えるべきことの、ミートポイントは何か、と。

沢山喋らないといけない場面(講演、講義)では、こちらが沢山喋りますが、事業アイデアの相談を受ける場合には、大抵は相手が沢山喋ります。こちらは「適切に聞き、情報をテーブルに並べていく」作業をします。

さて、こちらが意見をいう、という段階に、伝えたいこと・しってほしいことが10あったとして、それを、1番から順番に10まで伝えることは、効果的ではないと思います。初め、と、最後、に話したことが、受けてのアンテナに引っかかります。間は「その他いろんな話」に圧縮されます。

それを考えると、相手に最低これだけは受け止めて欲しい、という1つを、伝えることを心がけています。つまり、伝えたいことのミートポイント(芯)を見定めてから、それをお伝えする、と。

さらに、「シェアしたい情報があと9つあります。」と加えて話を終えます。こちらの伝えたいことの芯が、相手の聞きたいことに沿っていれば、続きを。沿っていなければ、相手からさらに、お話を伺います。

このミートポイント探しは、私の頭の中のイメージとしては、複雑な稜線をもった連峰の中に埋まっている大きな玉(山の1/2くらいの大きな玉)があります。それがミートポイントです。それをぐっと取り出して、それを相手に渡すような意識でいます。

圧倒的に時間が足りない、どうしても話(講演や会議)が長くなってしまう。というときは、「提供物をできるだけ減らさずに、時間に余裕を持たせるにはどうすれば言いか」という矛盾問題に出会ったときです。整理して、大事なことだけを伝える。TRIZならばその矛盾を解消する具体的な戦術を40パターン、示唆しています。減らし方にもやり方がいくつもある、と。
posted by 石井力重 at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年09月01日

100%から一つ減らす。

知的コンテンツは、完成した後に、一つ減らす。

そういうことを学びました。
(時間ぎりぎりまで詰め込むと、
 オーディエンスの反応を見ながら、
 詳しく話したいプラスαを、十分に話せず
 聞いている方に充分に楽しんでもらいにくい、ことがあります)

自戒の念をこめて、もっと、精進します!
posted by 石井力重 at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月31日

講演中の時間管理をしていて気が付いたコツ

大体いつも、お伝えしたい事が沢山あって、2時間のところを20〜30分、はみ出してしまうのですが、ある時に、ぴたりと終わったことがありました。

当初90分と伺っていて、そのために内容を設計した、120分ぶんになってしまったので、予備スライドとして、30分を「+α」にしました。

その後、その持ち時間が120分であるとわかり、それならばちょうど呼びも含めて、おさまりがいいとおもって臨みました。

その結果、当初90分枠で終わる内容が終わったのは、120分ちょうどでした。残りの予備スライドには入らずに。

90分の中でも、聴講される方の反応を見て、「すこし具体的なこともお話ししたり」「関連するちょっとアドバンストな内容」もお話ししたりするので、25%程度長くなるのが、原因です。

これを初めからおりこむのは難しいもので、大体、組織によって、「これは聞いたことある」「この辺は興味がない」というのがあります。そこは大抵、最小限の要素をお伝えして、ささっと進みます。聴講されている方にはわかりえないかもしれませんが、いく度が私のワークショップに参加された方は、実施毎に内容もちがうち、同じ内容でもウエイトが違うと感じられると思います。そこにはそういう背景があります。


さて、もどりますが、大体120分の持ち時間があった場合、私のようなタイプは、90分ぶんで組んで、後の30分は予備、という構成が良いようです。少しでも多くのものを渡したい、しかし、早く過ぎて多すぎて何も伝わらないのは、もっと避けたいですから。

追記:

あるいは、波多野先生(波多野卓司先生)のように、配布資料がワードで書いた、「もうほとんどこれは本ですね」というような知の解説書をくばり、それを元に、適宜お話していく、というのもありかもしれません。波多野先生はスライドをめったに使いません。それでもすごく分かりやすくお話しされます。そしてホワイトボードをよくつかわれます。


ということで、話の長くなりがちな講師の場合のコツ、としては「短い時間で終わる内容+予備」でスライドを作ること、と最近思い至りました。
posted by 石井力重 at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月28日

出張先の朝食に、シリアルバーを

ホテルに泊まることが多い仕事スタイルですが、
いくつかのコツを発見します。その中からご紹介ます。

1.使い捨てのスリッパ

東北新幹線はグリーン車に乗ると、スリッパをくれます。
ホテルでも使い捨てのスリッパのところがあります。
それを一度で捨てないで、数日の旅程で持っておくと
部屋の中やちょっとした休憩のときに足が休めていいです。
ホテルのビニールのスリッパは足が心地悪いですからね。


2.朝食用に、シリアルバー

ホテルに泊まっていると朝が忙しいことがあります。
服を着て、身支度して、朝食会場に行く。
もどってきてまた歯を磨く、外出までにまだ間があれば
一度スーツのズボンを脱ぐ、といった作業があります。(しわになるので)
朝一、起きてから仕事をしていると、意外とホテルの朝食の
時間が煩わしいもので、一連の行為の為に
最低で30分、長いと45分ぐらいかかります。
できれば部屋で取りたいので、おにぎりを買ったりして
置くこともあるのですが、それが意外と、朝食が
食べたくない時などには、無理して食べたり、ということも。
かといって大抵は昼食は外食なので、それを食べる機会がありません。
そこで、ソイジョイのようなシリアルバーがお勧めです。
ホテルで仕事をしながら数分で食べられますし
食べなくてもカバンに入れておけば邪魔になりません。


3.長期滞在には、ボディーソープを

長く滞在する時には、シャンプーを使いなれたものにすると、リラックスして過ごせます。ただ、一泊ぐらいなら、たまには違うのも刺激でいいのですが。


4.LANケーブル

備え付けのものは、机から50センチという短さのランケーブルだったりします。これは短い。つかれた夜に、ベットの上で寝転んで、寝る前にチェックするべきことがあったとしても、机にはりついて読むのはきついです。長いもの(1.5m)があれば、快適です。


5.紙パック(1リットル)のお茶

100円でコンビニで買えるパックのお茶。これを1本かっておくと、夜中に乾燥していてのどが渇いたりするときに便利です。ペットボトルの水分だけでは、ちょっと、一日に摂取する水分が足りない、とか、お酒を飲んだ後に大量に水分をとりたい(ビールには利尿さようがあるので、水分を追加しないと)ということもあります。それらに対して、紙パックのお茶は、かなり便利です。コストパフォーマンスもいいです。ホテルの備え付けのお茶は面倒、という人にはとてもいいです。ただ、半分しか飲まないで、チェックアウトを迎えると、もったいないのが難点ですが。
posted by 石井力重 at 10:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

郵便・料金・A4を三つ折りにする封筒での

http://method-and-howto.sblo.jp/article/32017197.html へ移設しました。
posted by 石井力重 at 01:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月27日

発想事例の作り方

今、講義スライドを作っています。

アイデア創出の技術、というテーマなのですが、発想の方法だけじゃなく、それを用いて実際に発想してみた(というプロセスと出てきたアイデア)というスライドを作成しています。


発想事例。

これは目にするととてもすんなり「ふーん」という感じに感じられるぐらいの平易さで表現するのですが、それに至るまで、思考と作業のステップがいくつかあります。

こんなふうになっています。


1)発想の手法を選定する

想定する参加者(聞き手)にあわせて、最適な発想方法を、選びます。参加者さんが日々の仕事でそれをつかえているシーンがうまくイメージできるものを。

2)発想法で、実際にまず、発想する

他の人には分かりにくい「アイデアの断片」「初期的なアイデア」を出していきます。ステップにのっとって、その思考過程を書きとめていきます。

3)表現を整える

初期的なアイデアは、生のまま人に見せても、理解してもらいにくいものです。また、どうしてそのアイデアにたどりついたのか、跳躍した部分が大きいと、聞き手は思考の森で迷子になりあとでたどり直せません。表現を整え、プロセスをつなげていきます。

4)減らす、簡単にする

論理飛躍の怒らない程度に「無くても成り立つもの」を削り込みます。せっかく書いたのに・・・と思う気持ちがここで生まれますが、削るほどよく伝わるのだ、と言い聞かせて、削ります。(余談ですが、ネット上のメディアでの私の記事の場合、2000文字の原稿を書くのに、6000文字ぐらい書いて、そこから削ります)。

難しい表現や高度な概念的なものは、極力、具体的で誰もが知っている物事に直します。



そうすると、平易な「ふーん、まあ、それぐらいなら、別にやれば、できるかな」というスライドになります。

この時に「凄い発想であると思われたい」なんて気持ちがあると、とたんにスライドは分かりにくくなります。滅私の先に、優れた講義や知的手法の提供事業がある、のだと思います。


以上、発想事例(のスライド)の作り方でした。
posted by 石井力重 at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月02日

QWAN(無名の質)

1.Alive 生き生きとしていること
2.Whole 全一的なこと
3.Comfortable 居心地の良いこと
4.Free 捕らわれのないこと
5.Exact (知識の)正確なこと
6.Egoless 無我であること
7.Eternal 永遠であること

(引用『知識デザイン企業』)

紺野先生の書かれた本から、引用しました。


アレグザンダーのパタン・ランゲージというものがあります。
いい街がありますが、そこには共通のパタンがある、と。
(TRIZやSCAMPER、あるいはプロフィットパタンなどと共通するものがありますね)
そのパタン・ランゲージの絡んで上記が紹介されています。


基本的には、モノづくりのデザインやワークプレイスのデザインなどの知恵だと思います。
ユニバーサルデザインというものとは、また違った「佇まい」のようなものも
ふくむ面白い7視点だと思います。


ちなみに、QWANはquality without a name(無名の質)だそうです。

これが何に使えるのか、具体的にどういうことを意味するのか、
一生懸命勉強してみます。
posted by 石井力重 at 06:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月01日

「やる気」を説明する理論




『企業内人材育成入門』という本があります。とても良い本で、人材育成の専門出ない人にも、人間の育つ本質、のようなものが理解できる良い本です。



同書の第三章、動機づけの理論−やる気を出させる方法より、5つの節のタイトルを引用します。(109頁〜146頁)


1 やる気の出る研修とやる気の理論
key word:生理的動機、親和的動機、達成動機、マズローの欲求段階説

2 外側からのやる気、内側からのやる気
key word:外発的動機づけ、内発的動機づけ、知的好奇心、自己の有能さ、自己決定

3 「やる気のなさ」は学習される?やる気を殺す上司の振る舞い
key word:学習性無力感、統制の所在、原因帰属、随伴性の認知

4 やる気を高める方法
key word:結果期待、効力期待、能力観、ARCSモデル

5 我を忘れて没頭する「フロー理論」
key word:フロー、モチベーション・マネジメント、モチベーション・エンジニアリング




この本に書いてあることは、これまでに、ブレスターの開発や知的道具の調査や、研修に関連する様々なディスカッションを通じて、断片的に知っていた知識、経験的に知っていたことを、どう全体の中に位置づけることができるのか、知らないことが沢山あったこともしれて、非常に感動しています。早く読み進めたい気持ちにさせる本です。

人材開発の部署に移動になった方、部下を持った方、自分自身の育成をしたいと思う方、にとって、とてもとても重要なことがかいてあります。優れた本で、この本は何年にも渡って愛読するだろう本です。厚い本ですが、各章(50ページ弱)毎に完結するので、必要な部分を把握するには充分なコンパクトさと本格さです。
posted by 石井力重 at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー



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