2011年01月12日

外国語を話せる度合いを客観視する

世界で活躍している大学の後輩諸氏から、時折メールをもらいます。今日は、英国で活躍している方から、志しや目線を感じるメールをもらいました。彼のメールには、いつも自分の居場所を広い所から見つめなおす機会をもらいます。

私は、自分が英語が苦手であることは自覚しつつも、それは異文化への訪問への障害としては小さいことであって、どの国でも行動の舞台なんだなあ、と最近はよく思います。仙台での親友たちやアイデアプラントのメンバーも、海外渡航や事情に詳しいことも、影響しています。また、創造技法として、TRIZはロシアに原点があり、CPSはアメリカに原点があり、北欧にも面白い創造性の専門家がいたりして、旅費の制限さえなければ、どの国も訪問して、できればいろんなものを学んだり、現地で軟化を創ったりしてみたいとおもっています(漠然としていますね)。

英語が苦手とはいっても、(これは私が良く言う話ですが)ロシア語で簡単なあいさつをしたり、買い物をしたりするレベルを考えてみると、私たちの英語力は、相当なものだと思います。ズドラースドヴィーチェ(「こんにちは」の意味)、ミニャ ザヴート イシイ(「私の名前は石井です」の意味)、これが言えるのは、日本人で何パーセントでしょうか。商社の世界は言える人が多いかもしれませんが、ドメスティックな仕事をしている人がほとんどの日本においてはとても少ないでしょう。

私たちは英語で、挨拶をして、名前を紹介して、サンドイッチのショーケースをさしてこれが食べたい、いくらですか?と聞くことができて、ホテルのフロントで今晩泊まれるかを確認して、窓口で地図を見せながら目的地の切符を買うことができます。日本の文化と自分の専門知識についてなら、単語の術図つなぎでなら、伝えることができます。これがもし、ロシア語やフィンランド語でいえたら、それはかなりすごいであるとおもいます。英語に関しては、私たちは、そういう言語水準にあると思うのです。

もちろん、会議室で闊達に議論するとか、ビジネスメールや論文を書いて、ネイティブに違和感なく伝えることができるか、でいえば、まったく違います。そういう高みを常に目指していく事は悪いことではないと思うのですが、その水準に達しない限りは外国に出たくないというマインドの冷え込みが起こるとしたらそれは、あまりにもったいない気がします。

それから、渡航先で、時間がたつと次第にしゃべり始める自分がいる、といつも思います。

学生時代にバックパッカーで旅行したイタリア南部。なんど窓口に行っても切符を売ってもらえずに悲しい思いをしたりしながら、それでも、「ミ・キアーモ・イシイ(私の名前は石井です)」というセリフぐらいは、何十回と言っているので、10年たった今も覚えていますし、シリコンバレーに行ったときは、訳してくれる人と一緒に行きましたが、IDEOの会議室で彼が翻訳してくれるのを聞いていて次第に自分で、片言英語で口をはさみはじめたりしました。慣れてくれば、人が訳すワンクッションがもどかしくて、徐々に言葉が出てくるもの、と思いました。時間はかかり、失敗も多いかもしれませんが。

ふと、そんなことを思っていたので、メモをしてみました。

posted by 石井力重 at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2011年01月10日

12年前の紙に、向かう

大学院を出てから企業や行政法人フェローをへて、今の立ち位置にいますが、その間に何度も引越しをして文具や書物は代謝を繰り返してきました。にもかかわらず、12年前に大学の生協で買ったレポート用紙」の残部だけは幾度もの引っ越し時のセレクションを経ていまの書斎にあります。

いまさら、学生時代のレポート用紙を使うわけもないだろうとおもっていたのですが、これだけ長く、セレクションを生き抜いてきたアイテムには、やはり愛着といいますか、不思議な親近感がありまして、今日も書斎の整理の際に「捨てようか」と手に取った時に、資源回収ボックスへもっていても手を離せない自分がいました。そんな自分をちょっと笑って、「いや、ならば、使おう」ということで、むしろ書斎の一番いい所に、おく、ということになりました。

今日は、今週受ける研修の事前課題を書くつもりでいたので、さっそくそれを開いて、書きつけてみました。

ふしぎな集中感がかもされて、あっという間に時間がたっていました。

PCよりも、文章の遂行がしやすいことに気が付きました。PCの場合、書いては消して、入れ替えて、を繰り返していくと、短期記憶の範疇で文章を変えるのですが、何度も速い速度で直しているとだんだん、文脈がゲシュタルト崩壊するかのような、妙な「文章構造の違和感をわからなくなる」時期が来ます。

紙の場合は、そんなに便利に入れ替えることができません。書いた文章を、線で消したり、やっぱり生きにしたり、ぐるっとかこって、矢印で別の所に入れたり。

これは、コンセプトを考え、考え、書き出していくようなときには、この紙の作業感というのは、わずかながらPCよりも良さがあるような気がしました。

ちなみに、12年前の紙が、まったく劣化していなかったことも驚きました。コピー用紙だと経年劣化をへてしまうところですが、大学で売っているレポートには、すこしいい紙が使われているのかもしれません。

なんといっても、当時の手の感触が再現されて触感的に懐かしいものがありました。当時の紙、そして偶然にも、当時に使っていた『プラマン』を数年前から再び使い始めていて、その組み合わせで今日は紙に向かったので、当時(そのころも、今と同じ、八木山南に住んでいました)の空気を思い出していました。

時には、紙とペンで長い文章をつむぎだすのも、いいものですね。久々に、紙の日記帳をつけてみたくなりました(毎回、三日坊主になっていますが)。

追記:

デジタルで、クラウドで、即時で、ゼロコストで、という大きなトレンドの中には、かならず渦巻いて逆に流れている見えない傍流があるはずです。すこし、アナログで、ローカルで、遅くて、費用のかかる、ものに、こんな時代だからこそ萌芽しているトレンドがないか、よく目を凝らしてみてみたいと思いました。

posted by 石井力重 at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2011年01月03日

【児童文学】うわさのズッコケ株式会社

お正月も休まず仕事をしていますが、三が日の終わる午後ぐらいは、ゆったりと過ごそうと思い、児童文学を手にとって読んでいました。


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posted by 石井力重 at 18:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年12月31日

今年一番最後に、できた趣味


折り畳みギター作家の島野さんを取材して、その際に島野さんから、楽器を始めてみませんか?ということで、楽器を理解するための手ほどきをいただきました。ブルースハープは小さくてどこにももって行けて、もしかしたらワークショップの時の新しい何かの道具にもできるかもしれないし、これは面白そうだと思い、初めて見ることにしました。

もともと、アイデアプラントの中の「何かを作る」コンセプトの中には、音楽や歌のようなものを通じて理念や知識を伝えるということも、アイデアとして含まれていたので、ある意味、開発用資料として、楽器を手に入れることも考えにありました。ギターのようなものでは場所を取りすぎて開発の打ち合わせの場に持っていくことができないので、電子アプリをなんとなく触ってみていたのですが、ブルースハープならば、いろいろ展開ができそうです。

アイデアワークショップでは、いろいろと刺激を生み出すようなアイテムを導入して、楽しく展開しているのですが、楽器があることでたらしいワークコンテンツが作れるかもしれません。具体的にモノがあればきっと何か思いつくでしょう。

島野さんと、昨日今日と、ずっとやり取りをして、「好きなアーティストの、吹きたいハーモニカのある曲を口で探ってまねするのが石井さんの場合は一番いいでしょう」とアドバイスをもらって、サザンの「夕陽に別れを告げて」がいいなぁと思い、ハーモニカのタイプを相談して決めました。(ハーモニカはKeyごとに違うものがいる楽器なで、この曲のハーモニカはDなので、冒頭のはーもには「D」のタイプを選んでいます。

今年一番最後(2010年12月31日)にできた趣味です。

”趣味”といっても、アイデアプラントのコンテンツの開発とワークショップへの活用を考えると、開発的な仕事として、しっかり時間を取って取り組むことなので、かなり熱心にやるでしょう。

かつて、デザインの素養の最低限の所を友人がトレーニングしてくれましたが、今度は音楽の素養を身につけてみようと思います。2011年の取り組みテーマが早くも一つ、できました。
posted by 石井力重 at 01:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年12月28日

振込手数料をあちこち調べてみました

年末、銀行から振り込みをする作業を自分でしてみようとして、振込手数料には、銀行ごとに違うことをしりました。そして、振込の方法によっても違う、ということを知りました。

仙台圏で、便利な金融機関の、手数料がわかるページを調べてみました。

(カッコ内は、他行あて、3万未満の金額をメモしています)

仙台銀行
http://www.sendaibank.co.jp/fee/index.html#a03
(業務時間内、ATM利用、カードと現金とも420円)

七十七銀行
http://www.77bank.co.jp/tesuryo/
(ATM利用、カード、315円)

東京三菱UFJ
http://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/furikomi.html
(ATM利用、カード、262円)

ゆうちょ銀行
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_furikomi_1.html
(ATM、カード、210円)
(※ ただし、県庁への振込などでは、制限がある模様)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

追記:

いま、年末ですが、銀行で振込などをしてきました。さすがに住宅街の八木山あたりでもえらく込んでいますね。

分かったことがいくつかありました。

・ゆうちょ銀行は他行への振込には、カードか通帳がいる(現金での振込がない?)模様です。

・宮城県庁の機関へ支払う費用は、指定銀行(77銀行)から振り込めば、手数料が要らないとのこと。
・それを、ATMから振り込もうとすると、どんなに処理フローのボタンを押して行っても、見つけられない(あるいは、窓口だけなのかもしれない)ので、初めから窓口にいくのが得策のよう。(手数料は無料なので)

以上です。
posted by 石井力重 at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年12月23日

ワミー。子供と同じ目線で没頭

ワミーという知育玩具がなかなかよく出いていて、ワークショップに、子供との遊びに、活用しています。

子供といろいろ作っている中で大人が没頭するような、楽しさもあります。規則的につないで行くほかに、歪みを持たせたつなぎ方を周期的に作っていくことで、予想していない有機的な形を作り出せたりもします。

ishiirikie_blogDSC05610.jpg

これは、私がつくった作品です。



細胞の中の小胞体っぽいようなものができました。

ishiirikie_blogDSC05620.jpg

妻が作った、植物のようなものです。

ちなみに、どうしてもつながらないピースが一つだけありました。

ishiirikie_blogDSC05631.jpg

よく見たら、先端が熱か力かで、つぶれたような感じになっていました。なんとか使えないかなと思って穴に入れてみようとしたのですが、はいりませんでした。ちょっと珍しいエラーだなぁと思いますが、これはこれでなにかの遊び要素として使ってみようと思いました。

(追記:どうも、子供が噛んだのかもしれません。写真を撮る直前に子供に遊ばせていただのですが、今見たら、別のワミーに歯形が見つかりました。製品のエラーではなく、子供が噛んで潰したのかもしれません。)

こどもが、飽きずにいろんな形を作るこのワミー。シンプルなパーツに見えますが、実に多様性をはらんだよいピースです。


ワミー



posted by 石井力重 at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年12月19日

ベビースキーマ、子を見る心

今日は、次女の幼稚園で生活発表会を見てきました。

20101218a.jpg

私は、なんといいますか、普通のお父さんとは違っていると思います。決まった時間にスーツを着て会社にいくわけでもないし、土日がきっちり休みでもありません。原稿書きや開発の期間はずっと書斎にこもっていたり、半月近くも日本中を回って帰ってこなかったり。子供がおとなになって映画・寅さんをみたら、父の仕事は、寅さんだったのか、と思うかもしれません。それは、さておき。

そんな感じの父親業なので、生活発表会に行くと、子供の成長ぶりに括目します。やはり人間、自分の子供が一番かわいいもので、私もそうです。

しかし、ほかの子供たちもやっぱりかわいいわけで、そういう時には、ふと「ベビースキーマ」という認知特性をめぐる言葉が浮かびます。子供が備えている顔面や身体の特徴が、人間にいとおしい・かわいい、を想起させる、そういう認知心理学でいうところのスキーマがある、という考え方です。

それが、厳密な議論の上で、どうとらえられているのかまでは、私はわかりませんが、やっぱり、動物の赤ちゃんや幼い時期はかわいいものですね。子を見る心、の不思議さは、やはり、何か、それはあるようです。(そして、個人差もありますね)。


主題は、ここまでなのですが、余談をすこし。

娘の衣装は、レストランの給仕さん役でした。遠目に見てもパリッとわかるようなデザインのギャルソンユニフォームをよく、全員分、用意されたなぁとおもっていたのですが、自宅に帰って衣装をみてみると、これは制服に工夫をしてできているものだとわかりました。写真を拡大します。

20101218b.jpg

幼稚園の真っ白の制服のブラウスに、幅5ミリぐらいの黒のビニールテープを張り付けて、できています。袖には、5ミリの間をあけて、二本。シャツのボタンの部分も、ボタンをさけて、2本。襟の縁に一本。ただしこれもこっていて、後ろの部分で襟がすこし、もちあがるように釣った感じにして襟の裏にまで伸ばしています。言葉で説明しにくいのですが、背中のあたりの襟が、じゃっかん、くいっと立つようなデザインにしてありました。

これはすごい。しばし、娘のブラウスをみながら、先生の工夫に感心していました。そしてこれを全員分、一人先生がやったのだ、ということに、驚きました。

また、洒落たレースの着いた、小さなエプロンもよくぞ人数分、あったなぁと、おもいきや、これまた、創意工夫のある代用品でした。紙でできたデコラティブな大きめのコースターを半分に切ったものでした。これを、幅広のメッシュ帯にはりつけて、エプロンにしていました。この工夫もさることながら、全員分を作られた幼稚園の先生は本当に、すごいなぁとおもいました。


私みたいに、子供と接する時間が少ない父親にとって、生活発表会の場で子供の成長を知るのは、とてもうれしいことですが、そういう会を陰で膨大な作業で支え、演出している先生の見えない努力の大きさを想像すると、幼稚園の先生というのは、なかなかできる仕事じゃないなぁとおもうのでした。ありがとうございます。


ちなみに、私のブログに、長女、次女の幼稚園がでてくる関係で「石井さんの娘さんの幼稚園は、どこですか?」と聞かれることが時々あります。当時の長女も、今の次女も、西多賀幼稚園 http://www.nisitaga.com/ です。集団生活態度を自然と身に着けていくことができるようで、小学校一年生になった時に、先生の話をきちんと聞けるように成長する、頼もしい園です。家では大騒ぎの次女が、幼稚園では”良いお耳”でしっかり先生の話を聞いている姿にはちょっと感心しました。

posted by 石井力重 at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年12月18日

光のページェント2010

仙台に住む、と決めたのは住環境や都市に息づく文化の面もあってのことです。仙台には四季折々の楽しいことがあります。

年末は光のページェントがあります。

hikape2010a.jpg

上のはクリックで大きくなります。

hikape2010b.jpg

交差点で止められたとき。

hikape2010c.jpg

自動撮影で走行中の視界。光のトンネル。


雨の日、停車中の車からとった一枚が、とても気に入りました。これもクリックで大きくなります。

hikape2010d.jpg


通常は年末ずっとおこなわれています。
http://www.sendaihikape.jp/


posted by 石井力重 at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ



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