top480.jpg

2008年11月24日

ITmedia鷹木記者、来仙

11月23日。

ITmedia.jpg

デュナミスに鷹木記者(記事一覧はこちら)がいらっしゃいました。私と一馬さん(デュナミス社長)はわりと背格好が大きいのですが、彼はさらに大きかったです。訪問の目的についてはまた後ほどお伝えします。

余談:

最近、話題になっているpomera(ポメラ)の開発者インタビューの記事も書かれていて、私の持っているポメラの独自の使い方(カードビューア―?的な使い方)も、すこし撮影をされていました。

2008年07月20日

ブレストのルール

ブレインストーミングの4つルールを、一枚のプレートにまとめました。

brainstorming_rule.jpg

ブレストのルールは、オズボーンが作りましたが、日本語に訳され使われいく中で複数の翻訳が存在しています。原典に近い表現を大きな文字にしてあります。(注:4のみ、原典表現が小さい方にしてあります。)

2008年07月10日

反響の大きさに驚きました

昨日のNHKの放送のあと、沢山の連絡が、ブレスター・オンラインショップに入りました。あまりの反響の大きさに驚きました。

特にこれまでのメディア露出はWEB中心で、若いベンチャーさんや大手企業さんや大学などからのご連絡が多かったのですが、今回は、それ以外の属性の方からもたくさんご連絡をいただきました。

ちょうど、第4版が出来上がったところだったので、今回は売り切れを起こさずに乗り切れましたが、少し時期が違えば危ないところでした。なお、ブレスターとセットでTRIZのカード(智慧カード)もご注文が増えているのですが、こちらは早ければ秋までに、生産分が完売する可能性が出てきました。

産学官連携チームのメンバーに、現在の状況を報告しました。開発者としては、多くのかたに使ってもらってアイテムが人の役立つことが、一番うれしいですね。ブレスター開発チームとしては、今年度に、別のアイテムをリリースしようとしています。ブレスターと対をなす性格のもの、というべきでしょうか。

常にスタートは身の丈に合った挑戦から。次のアイテム開発も真摯に地道に続けていきたいと思います。

2008年05月18日

学習と歌の可能性

メソッド(TRIZ理論や知的生産の技術など)を歌にして覚えられないかな。

音楽で伝えたいことを届けること、真剣に考えてみたい。

起業家が理念をつたえるのに、音楽を使うという可能性には
一定の市場ニーズもありそうな気がします。
明るい未来を想起させるとか、強い情熱とか、テイストとか。

2007年12月31日

観点チェックリスト原案、5viewpointモデル

ある程度の粒度をそろえて、世の中にある観点を洗い出す、という作業を、大掃除をしながらしていました。

様々な観点をみていったところ、網羅的とはいえなくてもかなり多くの部分をカバーする観点を5つにまとめられそうです。

「人」「物」
それから、それらがどのように働き、機能していくか、という「プロセス」

この3要素は、事業アイデアの分野で言えば、事業アイデアの3要素”市場””製品””ビジネスモデル”に相当します。

創造性の4つのPというものは、上記の3つに加えて、「環境」が入ります。

ところで、”上記の3つ”と”環境”とは異質です。テーブルや部屋の中にあるもの、と一方、そうでないもの。その意味で、”外側に不定の形で存在し、そこには無いもの”と表現されますが、逆に”内側に不定の形で存在し、そこには無いもの”があります。それが5つ目の「意味・価値」。

以上をまとめて5viewpointモデルとしてまとめてみました。

5viewpoint_model.jpg

これらは、SCAMPERの48の問い(ビジネス系のアイデアのチェックリスト)、USITオペーレータ(技術系のアイデアのチェックリスト)、経営戦略論、プロジェクトマネージメント、プロフィットモデルなどを中心に要素を洗い出しました。TRIZの「空間‐時間‐インターフェース」という考え方も参考に。

これは、完全とはいえませんが、多面的に思考するための主要な観点を提供するものの原案として考えてみました。

観点は千差万別。事象ごと、といいがちですが、TRIZ的に考えると多分、ある程度大きな分類の粒度で述べるなら、数十個程度に集約できるような気がします。

何かについて観点を広げて多面的に考えてみよう、といったときのツールを創ってみようと思います。


続きを読む

2007年12月18日

アイデア出しに困ったら、振り返りたい3つのこと。

アイデアの創造の根底的なメカニズムがあります。
折に触れて話したことをここにまとめて見たいと思います。


1.アイデアの量は「インプット」×「アウトプット」である。

より詳しく書けば「インプットの量」×「アウトプットの技法」です。アイデアを沢山生み出そうとしたら、アイデアのネタになる引き出し、つまり旬の情報、過去の優れた事例、広範囲な分野の知識、などを沢山持っているほうがいいんですね。これは多くのクリエーターやビジネス開発者が発言しています。そして、アイデアを沢山生み出そうとしたら、頭の中にある情報や記憶を、効果的に組み合わせてアイデアの断片を生成していく必要があります。このときに「発想法」とよばれるものを沢山もっていると、効率的に発想を出していけます。発想法は、創造的な頭の使い方を体系化して、再現できるようにした「考え方の数珠繋ぎになったもの。」です。思考プロセス、一言でいえばそういうものです。
 極端に言えば、意識してインプット量を2倍にした人が、更に発想法をいくつか知っておいてアイデア創造の効率を二倍にしたら、前に比べて4倍のアイデアが出るようになります。一日に20も30も出さないといけない。そういう職業人としてのアイデアマンは何かをしているか、といえば、根底にはこういう構造にのっとったことをしています。

2.アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである。

これは実は例外が1%弱、あると考えられます。詳しくはTRIZのような技術系の発想法に譲ります。ここでは99%は、上記の定義が正しい、と受け止めて、それを主にした話をします。既存の要素。これはインプットや過去の知識。これをばらしてそこに別の要素を入れてみる。それはちょっとしたことですが、新しいビジネスの芽になったりもします。ちなみにイノベーションの定義も類似する構造を表現しています。興味深いですが当然のような気もします。既存の要素を新しい組み合わせ方で組み合わせる、ということを「古いアイデアを新しい場所におく」「古いアイデアに新しい衣を着せる」という表現も時折なされます。かつてのヒット曲もいずれ下火になりますが、全く新しいテイストのリズムにのせれば、今の若い世代にとっては「新鮮ではじめて聞く音楽」です。空中からぽこん、とアイデアを取り出すかのように、人は発想を自然とするわけですが、そこにいたる近道(意識の水面下の作業を表面で行う、ともいえるかもしれません)としてのこの定義、ではないかとおもいます。

3.優れた創造作業には、発散思考と収束思考を時間で分けること。

人間は、発散思考で未成熟なアイデアを沢山生み出します。収束思考で、ブラッシュアップしたり現実の風にさらして消し込んだりします。これを同時にしていくと堂々巡りだったり、チームでやると話が広げるのと絞るのが両立して混乱します。もめたりもします。意識して、「発散フェーズでは広げることに専念」し、「収束フェーズでは絞ることに専念」すると優れた創造活動が行う安くなります。特に複数人の頭で考えている時はそうです。よくある好ましくないケースはこうです。発散作業中にいきなり、そのアイデアのまずいところ、心配なとこを指摘し始める。収束作業中に、未成熟なアイデアを投入したり、目標とは違った方向にアイデアを発展させる。(特に最後のケースは一般には、認めてしまいがち。これをすると、タイムアップになったときに「終わらない会議」になっています。)



以上です。

なお、発散のフェーズに必要な発想のガイドラインは、ブレインストーミングの4つのルールです。それから絞るときにも5つのガイドラインがあります。オズボーンの著書「Applied Imagination」に詳しくあります。『創造的問題解決』のP15にもあります。

ガイドラインをベースに、うまく発想を引き出す一連のステップが構築されています。これが各種の発想法、とよばれ世の中に存在しているものです。テーマのカテゴリー(ビジネス、技術、人間、社会、生活などなど)によって、あるいは、概要か詳細かのレベル違いで、使いやすい発想法は変わります。どれを使うかを判断するのは発想法に不慣れな人には苦しいと思いますが、上記のような基本が分かれば、判断のさいにだいぶ、材料になると思います。

2007年07月25日

アップル法、という興味深い創造技法

7月25日。今日は仙南地域に行っていました。仙南地域とは、仙台市の南にある柴田などの地域を指します。仙台から南におよそ30〜60キロぐらいのエリアでしょうか。

TRIZ関連でお世話になっている方(技術系企業の部長さん)を訪問しました。その方は、創造的な技術開発に造詣が深いのですが、社内で取り組まれている各種の手法について、教えてもらいました。

その一つに「アップル法」という手法を教えていただきました。

apple method.jpg
カードは、この知人が作成したもの。100枚以上。

手法の詳しいことは、私がまだまだ勉強が足りないので、掲載は差し控えたいと思いますが、ブレスターの開発思想や私のコミュニティーにいる方々の開発手法と相性がいい、とおもいました。たのしくアイデア出しできそう、とみて直ぐに思いました。

先日別の知人から見せてもらったIDEOのカードにも似た効能がありそうです。

このアップル法の伊東さんにぜひいつかお会いしてみたいと思いました。私よりもずっとずっと先輩の創造性の専門家の方です。

その後は、某センターにおいて、地域向けの事業アイデア発想のワークショップ企画について、ミーティング。実に4時間半にわたる打ち合わせとなりました。その地域の製品開発・新しい取り組みなど、様々なことを教えていただきました。

2007年05月26日

Guiding creative talent(邦訳:創造性の教育)

心理学の創造性の大家が書いた有名な古い本があります。「創造性の教育」E.P.トーランス(日本語訳、昭和41年頃、誠信書房より出版)(原著のタイトルは、Guiding creative talent)

アイデアのチェックリストというものがあります。拡大したらどうなるか、逆にしたらどうなるか、など7項目が日本では比較的知られています。本格版としては、SCAMPERという48の問いかけのリストが、現代では使われいます。アイデアを引き出すために、この問いかけを自問自答してみると、大分発想がひろがる、という使い方ができるものです。オズボーンの著書にもその記述の原典となるものがあります。

さて、多面的なこの問いかけが、発想のトリガーとなる、ということはどのくらいから言われ始めた話なのでしょうか。お世話になっているあるベテランの先生に、アドバイスをいただきました。「拡大したらどうなるか、逆にしたらどうなるか、などの創造を引き出す問いかけは、古くは、E.P.トーランスにその記述を見ることが出来る」と。

地元宮城の県立図書館の古い蔵書データベースに書籍を発見し、借りてよんでいました。何十年も前に書かれた本ですが、内容は現代になお、とても新鮮でした。その中に、SCAMPERに近い性質の項目もありました。ある種の問いかけというのは、着想を引き出すのにとても効果がある、と、古くから認められていたことがわかります。

なお、そのSCAMPER的な部分以外にも面白い記述が沢山ありました。少し紹介します。

「創造性テスト」にかんする言及でおもしろい部分があります。子供を寝かしつけるときにつくり話をするときに、使ってもおもしろそうだなぁ、とおもいます。
―――――――――――――――――
P333
「想像物語」
創作能力のテストとして考案されたもの。
指示はつぎのようにする。
 つぎの20分間に、以下にならべてある題の一つを選んで、できるだけ面白くて、人を興奮させるような物語を書きなさい。(中略)書こうとする物語のなかに、できるだけよい着想を沢山もりこみなさい。つぎの題からどれか一つを選ぶか、自分でそれと似た題を立ててもよろしい。
A形式
1 ほえない犬
2 泣きさけぶ人
3 話はできるが話したがらない女の人
4 ひっかかない猫
5 ジョンズ先生がやめた
6 大工になった医者
7 鳴かないおんどり
8 走ろうとしない馬
9 ガーガーいわないあひる
10 ほえないライオン
B形式
1 話をしない先生
2 コケッコウと鳴くめんどり
3 けんかをしようとしない犬
4 空飛ぶ猿
5 看護婦になりたい少年
6 技師になりたい少女
7 泳ぎの好きな猫
8 船員のように荒い言葉を使う女の人
9 口紅をつけた男の人
10 ロバのようになく牛
以上、全部の題が一風変わった特徴を持った動物や人間に関連している。
―――――――――――――――――
(注:石井補足。B形式の5,6,8,9は、現代の多様化した社会においては、必ずしも特別な題材となりえるわけでは無いかもしれまえん。一方で、動物のテーマは、そのまま成り立ちます。)

以上です。その後の文章に、創造性を評価する視点を詳細に書かれているのですが、目を引いたのが「しくみ、筋、テーマ、または教訓が普通ではない。または独創的である。」という評価視点でした。

”普通ではない教訓”というのがどんなものなのか。それに思いをはせるだけでもとても面白そうですね。

2007年04月15日

創造工学の絵本2「アイデアを収穫しよう」

ブレスターの第一版では、アイデアに役立つカード(二枚組み)をプレゼントしたのですが、今度の第二版では「創造工学の絵本2 アイデアを収穫しよう」という小冊子をプレゼントとして同封しました。

アイデアを拡げる手法(ブレインストーミングはその一つ)は企画系の知識のある方ならいくつかご存知だとおもいます。ブレインストーミングと同じくらい、ブレインライティングカードブレインストーミングなども、業種・職種によっては向いています。(私の私見ですが、小学校や中学校の先生が生徒や職員の企画会議などで、ブレインストーミングをするような場合には、カードブレインストーミングが向いているように思います。クリエイター同士の初期的な企画や職位の大きく異なる人のいる場でのアイデア出しでは、ブレインライティングが向いているように思います。)

さて、同封した絵本「アイデアを収穫しよう」は、こうしてアイデア出しが十分にうまくいった後に「さて、アイデアをどう絞ろうか」というときに、チームの力をうまく使うためのエッセンスとして参考にしていただければ、とおもい、作成しました。

せっかくのアイデアフルな会議も、その後の絞込みのやり方がうまくいかないと、どうも、企画の実行がしっくりこない、楽しくない。そんな経験がありませんか。創造的な作業でも批判思考は「ある時点」では必要なんですが、いきなり、アイデアの種を無造作に批判してはなかなか難しい。批判の嵐にさらす前に、もうすこしするべきことがあるんですね。そうしたことは「創造」というものを深く研究しワークとして実践してきた知識を用いることで大幅に向上します。

アレックス・オズボーン。ブレインストーミングを作った方ですね。オズボーンは後に、創造性の手法のオーソリティーとしてCPSインスティテュートをつくります。(CPSI)。創造性についての大きな手法体系。発散と収束。あるいはブレストのテーマをいかに適切にするか、といったものを提供しています。

その他にも、クリエイティビティーについては、ロシアやアメリカでも実践レベルで有益なものがあります。それらいわば「創造工学」といわれるもののエッセンスを集約したもの、それが、絵本「アイデアを収穫しよう」です。

優れたクリエイターには、優れた収束の手法も。

こうした知見の提供を通じて、皆さんのお役に立てれば幸いです。

2007年03月11日

YOUR CREATIVE POWER(邦訳:創造力を生かせ)

3月11日。お世話になっているある先生から、いただいた古い貴重な資料(文献)を休日にじっくりと読んでいました。『創造力を生かせ』という本です。

この本は、Alex F. Osborn(ブレインストーミングを作った方)の創造性に関する優れた著書『YOUR CREATIVE POWER』(1948)の訳です。手に入れたこの資料は、奥付がないので正確にはわかりませんが、”訳者はしがき”の日付は、昭和44年です。

もう、オズボーン氏の出版から、60年がたとうとしているのですね。

現代のように本が大量に作られて消えていく時代と違って、本の内容はすごく熟成されたものがあります。クリエイティビティーとは、創造性とは、なんぞ。ということを深く考えさせられます。

訳者はしがきには、興味深いコメントもあります。D・カーネギー(『人を動かす』等の著者)がこの本を褒めているコメントがありますが、時代背景としては、同じ時代に生きていた方々なんですね。(デールカーネギーの『人を動かす』『話し方入門』『道は開ける』は、昔、話し方教室で先生から聞いて知ったのですが、大変示唆深い本です。人を動かす、といっても、ねじ伏せるわけではなく、”北風と太陽”でいう”太陽”としての動かし方、です。)

それと同時に、この資料を送ってくださった先生のこの資料、封筒の宛名書きを先生の自筆でされているところを見ると、どうもこの先生が複写して、送ってくださったようです。大変忙しい方なので、資料の封筒を手に取るたびに恐縮しありがたい気持ちでよませてもらっています。

いろんな人のおかげで、創造性についての手法理解やツール開発をできています。ありがとうございます。

2007年03月06日

プレスリリース

デュナミス コーディネータGr. アイデアプラント事務局は、ブレスターの商品化・発売についてプレスリリースを行いました。

プレスリリースの内容とデータファイルは、http://www.ideaplant.jp/?page_id=8 にて。



以下、プレスリリース文面の画像ファイルを掲載しておきます。

dunamis0703

2007年02月14日

Applied Imagination(邦訳:独創力を伸ばせ)

2月14日。いろんな仕事の合間を縫って図書館で古い貴重な文献を手に入れてきました。『独創力を伸ばせ』(初版、昭和33年10月)という本です。

この本は、Alex F. Osborn(ブレインストーミングを作った方)の創造性に関する優れた著書『Applied Imagination』(初版、1953)の訳です。手に入れたこの本はなんと、第40版の次の新装版、1982年のものです。

アイデアボード、およびブレスターの開発が最後の山場を迎えています。コンテンツの整備を図るために、原典にさかのぼって「創造性手法」の文献を調査しています。創造性についての源流は20世紀の前半頃にその大きなスタートが見られます。オズボーンは日本では「ブレストを作った人」という程度の知られ方ですが、その活動を詳しく調べていくに、その後に大きな展開を生み出していった大変な功績をもった方だとわかります。

商品開発をする仕事においても、学問的な文献調査の経験やアカデミアの方々との信頼あるネットワークは、大変有効に働いています。商品開発の最後に来て、壁が結構大きいのですが、さけていては、商品の提供価値を下げてしまいます。ここは最後のひとがんばり。

貴重な文献を読みながら、当時をしばししのぶいい経験もさせてもらっています。(そのほかの貴重な文献の収集、提供にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。すべての文献を有効に活かして、良い商品を提供できるように開発にまい進いたします。)

2006年12月28日

創造性テスト、とは何か。

アイデアプラントは、アイデア出しの組織です。最近は主に、ワークショップ講師としてノウハウ提供をすることが多いです。また、その経験を元に、アイデアボード(アイデア出しのゲームボード)を開発しています。

このアイデアボード、これで1時間チームで遊んだら、チームの発想力が高まって、そのあとのミーティングが活性化する、ということを狙って開発しています。いわば、それがこの商品に持たせたい「効能」です。(もう一つ、発想手法を自然に体験する、ということも持たせたい「効能」です。)

新しい商品には客観的なデータに基づく「効能」が書いてありますね。アイデアボードでもそれをしたいと思います。ボードで遊ぶ前のチームの創造性と、遊んだあとの創造性を比べて、プラス方向への変化があることが客観的に評価できたらば幸い。そこで、各種の文献から、創造性テスト、というものについて今日は調べていました。

創造性テストは、心理学の中に言及さています。文献を見ていくと、ある時期から定量評価の方法が取り入れられます。それがどういうものかを、ざっとあたってみました。

静岡大学の弓野教授の書かれているものが端的で分かりやすい紹介でした。以下、引用します。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「アイディアは「流暢性」「柔軟性」「独創性」に分けて点数化する。流量性は「アイディアの総数」、柔軟性は「アイディアを複数のカテゴリーに整理 、そのカテゴリーの総数」、独創性は「他には出ないアイディアを出した場合に高得 点が得られる」という分類」
------------------------------------------------------------------------------------------------------------

そのほか、オーソドックスなところをあたると以下のようなものがありました。続きを読む

2006年10月23日

成功には1.6倍以上のアイデア創出を。

成功には、知恵を絞ってたくさんのアイデアが必要だ、とはいいますが、果たしてそれは本当か。といわれるとなかなか客観的に示すのは難しいものです。

普段お付き合いしている企業の経営者の方には事業革新には、アイデア出しも重要であるという認識が多いのは確かです。でもアイデア出しを、通常製品開発に比べて、どれほど注力するといいのか。そして、普段の製品開発活動におけるそのほかに要因でも傾斜的に注力する必要があるのか。このことには、社長の言葉だけではなんともいえません。

最近面白い研究成果が発表されてました。簡単にいうと、企業の製品開発活動において、重要な活動の第三位はアイデア創出である、ということです。革新的な新製品も、そうでない漸近的な新製品でも、ともに、三位に入っています。それだけ重要な活動だといえます。

革新的と漸進的を比べた場合、その各過程の時間配分比率は唯一つを除いてほぼ同程度だったそうです。唯一つ違ったのは、革新的なほうは、前進的なほうに比べて、アイデア創出活動がおよそ1.6倍も多かった。ということです。

感覚的に経営者の方が、新事業創出のために、組織からアイデア創出が増えるようにしたい、とおっしゃられることが時折あります。上記の分析はそのことに科学的な光を当てたともいえそうです。

(メモと参考文献など)
革新的な新商品と普通の新商品では開発活動において重要なものが一つだけ異なる

2006年09月20日

アイデアメーション、最初に考えつくことはみな同じ。

創造性は多様?それとも、人間の思いつくことは大体同じ?

このことはずっと私の中で疑問であり、整合性の無い(矛盾する)基本特性として不思議におもっていました。人間の発想力はすばらしいのか、それとも、ありきたりなものなのか。

これを『スウェーデン式アイデア・ブック』をみることで統合的に理解できるようになりました。この本では、「最初に考え付くことはみな同じ」といっています。これを、アイデアとは区別して”アイデアメーション”(アイデア+インフォメーション)と呼んでいます。はじめにぽろぽろと思いつくことは、大体誰かしら思いついたことのあるものである、これは確かだとおもいます。先日あるセミナーで、10秒で**の絵を描いてください。という課題を3問出されたときに、私が書いた絵は、その後に講師のPPTのものとほぼ一緒でした。80〜90%がそう書くそうです。”へぇ〜ふしぎ”とおもいながらも、人間の創造性は意外と似通っている部分があるのも確かだ、と認識しました。

一方で優れたアイデアは存在します。なるほど、、、とうなるような優れたアイデア、利益モデルを生み出すアイデア、に時折目にかかります。人間の創造性は多様だし、無限だ、とおもいます。さまざまなデザインも。

さて、創造性は多様?似通っている?ということがこの辺まで来てわかった気がします。アイデアは出始めは、みんなが考え付く「アイデアメーション」つまり、アイデアというよりはインフォメーションなのだ、と。確かにマンダラートをワークショップで書いてみると一枚目の単語は結構似ていることもあります。異なるチームの初期のプランが似ていることもあります。でも次第に時間をかけていくと、独創的なもの、簡単には思いつかないものへ昇華していきます。つまり、ところてんのように出てくるアイデアは最初は、アイデアというよりはインフォメーション。後ろのほうを搾り出すほど、アイデアフルになる。ということのようです。

先日のSN変換表のワークショップでも同じことがありました。妥当性の高い見込み用途が出尽くすと次第にアイデアフルに。どうやらたくさん出すといいものも出る、というのは、時間とともに、単位時間当たりのよいアイデアアイデアの含有率は上がってゆくのだとおもわれます。(そして、独創的アイデアもで尽くすと、単位時間当たりのアイデアの総量もへって行くのだとおもいます。このときに、またアイデアメーションを行うことが重要なのかもしれません。リーダのタイミング感であったり、創造工学におけるエクスカーションであったり。)

2006年09月19日

『スウェーデン式アイデア・ブック』アイデアに関する優れた本。

フレドリック・ヘーレンの書かれた優れた本があります。『スウェーデン式アイデア・ブック』(ダイヤモンド社)。すぐに実践に、というときには以前ご紹介した『考具』がよいとおもいますが、その先の「創造性の基本特性に関するエッセンス」がきわめてやさしい文と素敵な挿絵で展開されているのがこの本、といった感じです。もちろん、どちらが上下、どちらが後先、ということではないのですが。

いくつも印象に残る話がありました。
世界初の創造性テスト、レンガの使い道を15分で50通り考えて。
アイデアメーション。最初に考え付くものはみな同じ。
はてなタクシー。基本的な条件を取り除く。

また、時折、見開きページにメッセージが載っていてそれがとても興味深いです。
「多くのアイデアは、芽が出た場所より、他人の頭に移植したほうがよく成長する」オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア(法律家)

また、最後のほうに、「イエスよりノー! 批判はアイデアを磨く」という話しもあります。アイデアを否定しない社会では、ノーといえない。そしてアイデアも磨かれない。アイデアを出すフェーズと磨くフェーズではちがうんだ、ということをいわないアイデア出しの本も多いのですが、この本はそこのところをきちんといっています。磨くためにノー!といおう、と。

楽しく読めて、大人のための絵本、といったテイストの書籍です。ぜひアイデア出しの必要な方、クリエーターの方には、手にとってもらいたい素敵な本です。

2006年07月22日

アイデア出しの技法ワークショップ(in Five Bridge)を行いました。

7月22日。Five Bridgeにて、アイデアプラント公開セミナー、アイデアの技法ワークショップを行いました。

講義資料 アイデア出しの技法、ワークショップ(in Five Bridge)

idea01.jpg

講義はこれまで東北大や宮城大で行ってきたものをベースに一般向けに改良したものです。今回は、若いコンサルタントや研究開発の人材などが多かったのでそれを意識して行いました。

idea02.jpg

活発にアイデアだしを行っています。90分のうち、半分くらいはグループワークです。講師のしゃべりと参加者の作業が同じくらいです。かなり創造性をつかさどる脳の部位は集中的につかわれるのでつかれるとおもいますが、それを楽しんでいる方が多いようです。

idea03.jpg

今回はブレストの内容を文房具、ではなく、雨具としました。各チームかなり面白いアイデアを出されました。最後にはブレインライティングを体験してもらうためにさらに雨具のアイデアだしを行ったのですが、最後はかなり面白いアイデアが出ました。ブレインライティングと簡便な評価で発表をおこなうと効果的にアイデアの創出ができるという感触がありました。

特に雨合羽を生分解素材にして使い捨てにし、というアイデアと”号外カッパ(雨が降ったら配る)”という突飛なアイデアがでて、それならば、背中に大きな広告を入れておけば町中に大きな広告スペースができるぞ、というアイデアに展開しました。これはなかなか筋のいいアイデアだと会場の反応がみられました。私もそう思います。

このセミナーは今年度はあと数回無料で出前を行っています。皆様のご要望あがればぜひお声掛けください。内容もオーディエンスや開催者の主旨に合わせて対応をいたします。また参加いただいた方は差し支えなければぜひ参加してみての感想をお寄せください。よろしくお願いします。

2006年07月21日

ビジネスコンテストの主催者とミーティング。

5月20日。夏に学生による学生のためのビジネスコンテストの企画があります。仙台で行われるもので今年で3回目。この第一回目には私も参加者として大変よい経験をさせてもらいました。本日は今年度の主催者の方とミーティングをしました。初代と二代目の主催者と同じく大学二年生が中心となって展開していますが、非常に企画・運営のしっかりしたチームです。

私は、そのコンテスト初日の講師としてお手伝いすることになりました。後輩たちの活動に、そしてチャレンジする若者の増加に貢献できるならばと、二つ返事で引き受けました。内容はアイデア創出セミナーです。

今回のコンテストの全体構造や目指すもの、想定する参加者のプロファイルをお聞きして、セミナーの内容をざっとデザインしてゆきます。東北大や宮城大で行ってきたもの(アイデア出しの技法ワークショップ)をベースに、今回のコンテストにあうようにコンテンツを修正をしていきます。今回はこのセミナーがチーム作業のための冒頭にあり、結構重要な役割をもっています。これまでに私にいろんなことを教えてくれた社会に、こういう形で恩返ししたい、そう思います。ベストの講義を提供できるように全力で臨みます。

2006年06月06日

アイデアプラントのパートナー企業を移管いたしました。

本日をもって、アイデアプラント(アイデア出しの代行サービス事業)のパートナー企業(営業活動と、顧客との取引窓口)を変更いたしましたのでここにご報告いたします。

新パートナー企業:株式会社デュナミス

なお、これまでパートナー企業として、アイデアプラントの組織作り、事業展開に甚大なご支援をいただいた有限会社ラフ殿には、心からの感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。2005年7月に仙台学生祭りの場で私のアイデアプラント構想をプレゼンし、その場にいたラフの経営者の皆様がパートナーに立っていただいたことが、アイデアプラント事業の始まりでした。そのときに私が「経費以上に、売り上げがたれられるかどうか、新しい取り組みなので見えないのですが。」といったときに、ラフの社長さんから「それでもいいですよ。とにかく一年続けましょう!」と力強くおっしゃっていただき、私は大変心強く背中を押されたました。その後さまざまなクライアントからの要望にこたえ実績を積むうちに大手のお客さんからもアイデア出しの依頼が来るようになり、そうした実績が認めれ、仙台ビジネスグランプリの受賞へと発展していきました。本当にありがとうございました。

アイデアプラントのパートナー企業の変更には重要な目的があります。これまでのアイデア出しの代行サービスとその周辺の知的生産活動支援、といったこれまでの事業内容では、比較的若い感性、目に見えにくいものを描き出す、といった特性がクライアントから特に評価されてきた価値でした。今回は、それに加えて、斬新度と現実度の高いアイデア創出会議のマネジメントサービスや、多様な技術課題を解決するためのアイデア創出ツールの提供を含めて、感性・斬新領域から、技術・実用領域まで、アイデア関連事業としての厚みをますことが最大の目的です。(これができる背景には、シネクティクスやTRIZといった海外の効果的な創造技法があります。)

イノベーションをいくつかのフェーズに分けるとしたらはじめにideation(着想)があります。アイデア創造活動の促進を通じて、地域のイノベーションに一層貢献できるように、新体制の下、全力で取り組みたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2006年05月21日

マインドマップが持つ特徴の一部。

マインドマップ、という放射状に伸びる思考方法をそのまま紙に転写していくような面白い方法があります。以前にもこのブログに書きました。『ザ・マインドマップ』(トニー・ブザン)を読み返してみて、面白い記述を見つけました。以下、引用します。(P208)

○プレゼンテーションと執筆作業のマインドマップの有効性
1、整理不足、失敗を恐れる気持ち、「執筆の行き詰まり」によるストレスや不安を取り除く。
2、新しい情報やアイデアを取り入れることで、連想のための「ひっかかり」を作り、創造性や独創性を高める。
3、プレゼンテーションや執筆の作業における、準備、構成、完成までにかかる時間を大幅に短縮する。
4、分析と創造のプロセスを常に管理できる。
5、プレゼンテーション、論文、研究発表、レポートなどの焦点が明確になり、高度に整理・統合されたものを作ることができる。


続きを読む

2006年03月23日

目に見えない報酬、プライスレス。

本日、クライアントに案件の成果物を提出してきました。とても喜んでいただけました。今回は、「たとえ10倍の価格を払ってでもお客さんがよろこんでお金を払うような仕事の品質」を目指しました。10倍、とまでは行きませんが、多分4倍くらいの価値を提供できたのではないか、と感じます。こういう仕事ができたときは、やはりうれしいです。

私はアイデアプラントの運営において、仕事の価値と報酬の関係を次のように捉えています。
仕事の成果の価値=経済的な報酬+経済的なもの以外の報酬

この「経済的なもの以外の報酬」というのには、貴重な経験や学びの機会があります。大体これまでの経験からすると経験・学びの報酬が、金銭的な報酬のおよそ1〜2倍程度の分量になるような感覚です。

今回の案件では、さらに「経済的なもの以外の報酬」として「他のお客さんに紹介してもらう」というものがあることを実感しました。これは大なり小なりいつもあると思うのですが、今回クライアントの社長さんから「いやね、この前○○会長にお会いしたんだが、そのときに君たちの事を少し言ってあってね。今度紹介のメールを入れておいてあげるから。」とおっしゃっていただいたときに、その会長さんの企業が非常に大手なので、とても驚きました。アイデアプラントの価値を評価していただいてそういう企業の会長さんにご紹介いただけることに。

この非経済的な報酬が、将来にどれほどの可能性になるのか分かりません。目に見えない報酬は、プライスレス。そんなことをふと思いました。

2006年03月20日

大学院生の知的作業能力を活かした仕事

今日は、MOTセミナーと仙台TEOのイベントに参加しつつ、時間の合間を縫ってある調査レポートを仕上げていました。アイデアプラントのあるクライアントから、「○○の分野に事業を展開したい。その技術的な基礎知識・今後の動向をざっくりと、まとめてほしい」という依頼がありそのご要望にこたえて資料を集め、加工編集したものです。

技術的な基礎知識は、図書館で関連書籍を根こそぎ借りてきて一番最近の動向をふまえて、かつ将来深い部分へ入るときにも利用できそうな一冊をベースに、クライアントからの質問項目に答えるカタチで関連ページをピックアップしていきます。今後の動向については、俯瞰できる白書系の資料を当たり、その中に今後の期待される展開分野や複数の技術活用事例をピックアップしていきます。そうしてそれらを統合して概要説明の手作り資料をつけて、ファイルに閉じました。そうしてみるとなかなかのものです。調査レポート、なんて名前をつけるとさらにそれっぽくなります。

ICタグ.jpg
情報通信白書.jpg

この作業は、ビジネスプランをいくつも書いてきた経験が大きく生きています。どういった視点で資料を集めればいいか。資料は大体どのあたりを当たれば適切な情報が得られるか。技術と経営の両面から、そうしたことをふまえながら作業をするとそれなりのレポートが短時間で作成できます。将来的には、大学院生の知的作業能力を活かしたアルバイト事業としてクライアントと院生のハブとなって、学生に付加価値の高いアルバイト事業として提供できれば、とも思います。
続きを読む

2006年03月13日

『アイデア出しのワークショップ』の模擬版をおこないました。

本日は、東北大のサークル「マスピー」の皆さんに時間を頂き「アイデア出しのワークショップ」を試させてもらいました。会場は、ちょうど一年前の「100プロ」を行った金研(東北大・片平)の講堂です。はじまったのは何と夜8時半、終わりが夜11時でした。この日は久々の雪で冷える夜でしたが実りの多い時間となりました。

「アイデア出しのワークショップ」とは、私たちが運営しているアイデア出しの代行サービス・アイデアプラントの日々の活動を通じて得られてきたアイデア出しのノウハウを、無料の公開市民セミナーとして地域の方々にご提供するものです。参加者は、シンプルで応用範囲の広いアイデア出しの技法を、グループワークで実際に体験しながら、使い方を習得してゆきます。各グループのアイデアを発表し「会場の支持率」を一つの指標と捕らえアイデアを競います。

この日は、参加者が6人でしたので、3人2チーム構成にしました。

アイデアの定義・既存のものの新しい組み合わせ、という考え方の紹介。
 ▼
アイデアの技法「連想」「マンダラート」「マインドマップ」の紹介
 ▼
ブレストの準備体操「しりとらず」の紹介。
実施:一人30秒*2周。
 ▼
ラウンドワン
技法:連想(3分)
テーマ:深さ3Mの穴から脱出(5分)
アイデア出しのワークショップ風景1
 ▼
発表・会場の支持率でアイデア内容を評価
 ▼
ラウンドツー
技法:マンダラート
テーマ:新商品開発(10+10分)
(今回は、実際にアイデアを公募をしている文具メーカのもの)
アイデア出しのワークショップ風景2
 ▼
発表・会場の支持率でアイデア内容を評価
※アイデアから4案ほど、実際に応募してみることに。※
 ▼
ラウンドスリー
技法:マインドマップ・ブレンストーミング(10+10+10分)
▽ブレストの4つルールを紹介。
▽ブレストをマインドマップでメモする方法を紹介。
テーマ:新サービス・イベント提案
アイデア出しのワークショップ風景3
 ▼
発表・会場からの支持率でアイデア内容を評価
 ▼
座学にもどり、「オズボーンの7つの問い」「限定は創造性を高める」を紹介
 ▼
インプット系の技法「カラーバス」「フォトリーディング(※)」を紹介
詳細情報はブログから閲覧できます、と紹介。
 
という構成でした。全体的に、参加者の理解が早いのでスムーズに進みましたがはじめのうちは主催者がチームを回ってみるほうが効果的なので、参加者は3人*4チームぐらいがまずは適量だろう、と感じました。それ以上の人数で行うと満足度が急速に落ちる懸念がありそうです。本日は結局2時間以上にわたり時間を割いて楽しんでやってくれたマスピーの皆さんに感謝!有難うございました。本日をふまえ「初級編」コンテンツを仕上げて、4月中には公開セミナーを行いたいと思います。ブログ上で別途ご報告いたします。

追記:ちなみにこんなアイデアと感想がありました。⇒ 文具のアイデア、参加者感想メモ.txt

2006年03月06日

卒業メンバーの進路のお手伝い

アイデアプラントのメンバーのうち5名が大学・大学院を卒業します。それにともなってアイデアプラントも卒業となります。これは、アイデアの取り扱いに関して個人の範囲内で処理できる身分に限定する、という事業ポリシーのためです。

卒業生のうち、2人がベンチャー企業に入りました。現在の進路事情からすると多い割合です。そういう志向性のメンバーがおおい、ということなのかもしれません。

今日は卒業生の何人かにこれまでの報酬を渡しながら、近況などを雑談しました。昨今の就職事情は厳しいようで、いい人材なのになかなか決まらない人もいました。それで職種をきいて、とてもいい会社に人材募集があったなぁとおもいそこの社長さんに相談してみました。夜のうちに返事が来て採用担当者を紹介してもらいました。

彼はアイデアプラントの中でもいい仕事をしていたのできっといい人材として活躍しそうです。アイデアプラントとしては手放したくない人材だったのでぜひ知人の社長さんのところで活躍してもらえたら、と思います。 ・・・その後の話

2006年02月18日

コンピュータ理工の学生さんとWEBサイトの提案内容を作っています。

昨日金曜日は、一日中机の前で、メールを使って人にコンタクトしたり、WEB経由でアイデア出しの同業者の方にコンタクトできたりと、PCを前にしてなぜがたくさんの方との出会いがあった日でした。外出が基本のスタイルですが、こういうのも今の社会では大切だなぁと実感しました。

その作業と平行して、アイデアプラントの業務を行いました。クライアントさんに提案するWEBサイトの提案内容を私のものと、コンピュータ理工の学生さんのものを見比べて、どう統合しようか、と考えていました。幸い、両者が作ったフェーズが違うので、独立したユニットとして、組み合わせました。後は私が作った提案を加工して、その学生さんにフォローを入れてもらうようにしました。なにせコンピュータ理工学部。私がもやもやと思っていたことを、簡潔なコトバでさくさくと書き上げてきた優秀な学生さんです。もちは餅屋といいますが、やっぱりこうして多様な専門の学生さんがアイデアプラントに豊富にいることは、とても貴重な財産だと思います。アイデアプラントに参加してくれる多くの学生さんたちに感謝!

それから、こういう仕事をすることで、「自分たちのサイトをどう変えたらいいか」「変えるならこういうことも出来るな」「ならば、その先にはああいう事業も出来るな」と、アイデアがどんどん得られました。この意味でも、今回の案件はとてもありがたいものです。真剣にやるほど得られるものが大きい、というのは、良い仕事の一つの特徴だと、今思いました。

2006年02月16日

『考具』、アイデア出しのすばらしい本です。

ここまで何度かご紹介してきましたアイデアに関する話題は、先人の書いたすばらしい本から学んで自分で試してみたものをご紹介してきました。その中でもっとも、実践しやすい方法をたくさん紹介しているよい本の一つが『考具』(読み:こうぐ)です。加藤昌治さん(博報堂)が2003年4月に阪急コミュニケーションズから出された本です。難しい話は一切なし。でもいたるところに、「発想する」という頭脳の活動の本質をついたコトバがちりばめられています。

私はアイデアプラントを実行する前にこの本の存在を友人から教えてもらい読み始め、じっくりと実践しながら、反芻しながら、昨日読破できました。(早く読める人ならば2日間で読める分量です。)もうこの本自体が、アイデアの塊です。アイデア出しの方法に関するあふれんばかりのアイデア。アイデア志向の方がこの本を読んだら、そのアイデアのセンスにきっとある種の感銘をうける、そう思います。

考具

アイデア出しの代行事業を行う組織、というのは感性知性を真正面から扱うので、メンバーの意識作りに結構なミソがあります。一種のノウハウ。(ちなみに将来は、こういう発案の促進される組織作り、意識作り、今日から使えるアイデア出しの技法、などを企業向けに行う教育事業もできたらなぁ、と思います。)その中でちょうど言いたかったズバリのコトバが、さらりと書いてあります。あちこちに。その部分に付箋を貼ったら、写真のようになりました。もう、付箋紙というよりも、モヒカンのような様相。付箋をたくさん貼ることは今まであまりなかったのですが、この本は特別です。

いつの日か、この本の著者の方にお会いしてみたい、その時には、もっと使い込んだこの本にサインをもらいたい、という密かな目標を立てています。

2006年02月15日

WEBサイトの構築案を、考えています。

現在のクライアント殿のWEBサイトからの情報発信を、どのようにするとよいか、提案内容を考えています。どういう売り方をするか、ということ自体からアイデア出しをして、そのためのWEBサイトの提案内容を作っています。

この部分の仕事は、アイデアたくさん、というよりもWEBの情報設計を得意とするコンピューター系の学生さんと石井との2名で、ポイントを絞って提案を作っています。今は、おのおのの中で提案をつくっています。後ほどそれをぶつけて、統合もしくは2つの案として、クライアント殿に提出する予定です。

こうしてある種の仕組みを提案する作業は、いろんなものを考慮しながら形にしていく必要があります。これを通じて大きな学びがあります。こうした経験と、ここで生まれるアイデアは、将来、自分がWEBサイトからの物販を行う際にも役に立ちそうです。面白い、仕事に恵まれているなぁと思います。

2006年02月13日

アイデアリストと企画書の違い(発散と収束)

アイデア、ということを対象にディスカッションしていると、アイデアとプラン(企画)を混同してしまうときがあります。アイデアは、着想、と呼ばれるように、はっと面白い切り口を思いついたその「着想」です。それに対してニュービジネス、ニューサービスを提案する企画書は『抜群のタイトル』『5W1H』が備わっていて、『時間とお金さえあれば実現できる計画』といった要件を備えています。

アイデアプラントは今のところ、前者であるアイデア、すなわち新しい着想や面白い切り口といった『!』をたくさん出すサービスです。ジャストアイデア。それをどう具体的なプランにするかは、別です。30個の『!』は、30個のプランを生み出す元になる可能性がありますが、30個の『!』を統合してもプランにはなりません。

ただ、さまざまな依頼の中には、ビジネスプラン的な要素を考慮して○○書(企画書、営業提案書)を製作する案件もあります。これらは、企画書を作る仕事であり、アイデア出しとは、フェーズを分けて行うことが重要だと考えています。(なお、こうした案件の場合は、案件ごとにアイデアプラントの内外から、少人数のメンバーを公募してチームを構成し案件を進めています。)

アイデア出しは『発散』の過程であり、企画化(プランにまとめる)は『収束』の過程です。話し合いの展開の前提そのものが違う、ということをまず全員が理解して対応する必要があります。(くらたまなぶ氏のセミナーでお聞きした中では、前者を「夢モード」後者を「金モード」とおっしゃっていました。)

ここまでアイデア出しの代行サービス「アイデアプラント」を運営してきて多様なご依頼がありましたが、ジャストアイデアをほしいクライアントは、研究開発のフェーズにあることが多いように感じます。あるいは、新規性の高い商品開発でも、そうした傾向があるように感じます。こういうタイプの依頼では、かえってビジネスプラン的な考慮をしないで出すほうが歓迎されます。一方で事業開発や用途開発の場合は、ビジネスプラン的な考慮をくわえて1つもしくは2,3個のプラン(概要レベル)を製作することが望まれる傾向があるように感じます。こうした部分の違いをクライアントさんとのコンタクトの早い段階で明確にして「仕事の要件を定義する」ことがアイデア出し関連の事業においては重要なのかもしれません。

2006年02月10日

商品開発サポートの案件が終了しました。

10代の大学生をマネージャーに登用した商品開発サポートの案件が終了しました。クライアントの方からの要望に、それ以上の成果でこたえたいという気持ちのみちたレポートに仕上がっていました。ほとんど手を加える必要の無いレベルです。マネージャーの学生さんは、もっと手をかけてやる準備もあったようでその意識の高さには感心しました。大変いい人に恵まれた、とクライアントの方からいろんなタスクでおっしゃっていただくのですが、代表者の私から見ても、各案件のマネージャーを務めてくれた学生さんたちには恵まれたと思います。感謝!

クライアントさんは非常に高邁な精神で事業を展開しようとしています。ご本人は非常に精力的に努力をなされていながらほとんどその事業利益は社会のために、というスタイルです。昔ならば「慈善事業」というカテゴリーかもしれませんが、現在は、もっと正確に表現できる言葉があります。それは「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」です。こういう方と一緒に仕事ができたこと自体がおおきな報酬でした。有難うございました。

2006年02月06日

表彰式(仙台ビジネスグランプリ)で桜井副市長にお会いしました。

本日は、仙台ビジネスグランプリの表彰式に招待されてパレス平安にいってきました。アイデア出しの代行サービス「アイデアプラント」にありがたい事に奨励賞をいただきました。

皆様のおかげで、仙台ビジネスグランプリ2005、奨励賞をいただきました。

頂いた賞状は、仙台市のマーク入り、市長梅原氏の名前の入った立派なものです。

賞状(仙台ビジネスグランプリ2005)

展示ブースを頂いたので、アイデアプラントの事業概要と、「効果的な展示方法のアイデア」リストを展示させてもらいました。説明員として、パートナー企業の有限会社ラフの梅津取締役に立ってもらいました、有難うございます。

展示ブース。設営はラフの梅津さんに手伝ってもらいました!感謝!

展示資料:ブース展示資料「アイデアプラントの事業概要」

後半の交流会では、桜井副市長にお会いすることができました。ご多忙な中、本日のお祝いに来ていただき有難うございました。他にも今年の受賞者のイズムの早川氏(大賞)、青葉テクノソリューションズの藤氏(優秀賞)にも実際の商品を見せていただきながら製品の特長をお聞きでき大変面白かったです。どちらも社会的な課題を解決する創意あふれる商品です。また昨年の受賞者の方もいらしていて、お話をお伺いできました。どの企業さんも面白い企業さんばかりで、ぜひ一度遊びに行かせてください、とお願いしました。友人のベンチャー企業社長さんからは花束をいただきました。有難うございました。

なお、本日のスピーチ、緊張していて用意してきたことの6割くらいしか話せませんでしたが、用意してきたスピーチを以下掲載します。ざっくりとこんなことをお話させていただきました、というご報告として。

 本日は、アイデアプラントにこのような賞を頂きまして大変有難うございます。
 このアイデアプラントは多くの方に助けていただきながら進んでいっております。この場を借りましてお世話になりました皆様に御礼申し上げます。特にパートナーになっていただいている有限会社ラフさんには大変お世話になっております。いつも有難うございます。
 このアイデアプラントは、そもそも私が学生達の社会的な活動を手伝っているときに、彼らの発想力や新鮮な創造性に注目した企業の方からアイデア出しをしてほしいというニーズを聞いていました。一方で学生達のメーリングリストで誰かのアイデアからアイデア出しが自然と起きるのをみて、そのうちの何人かは実際に企業の商品開発などに貢献しえる知性と感性をもっていることが分かりました。このニーズとシーズから、このアイデア出しの代行サービス、アイデアプラントは生まれました。
 私が日々の活動で出会う想像性豊かな学生さんたちにメンバーになってもらい一つの学生組織を構成してます。企業からアイデア出しの依頼を受けてその組織の中でアイデア出しを行います。
 はじめはネットショップのアイデア出しから始まりましたが、最近では建築資材や新聞社、アクセサリー、ソフトウエアなどの多様な分野からアイデア出しの依頼を頂戴しております。
 また、アイデア出しを主軸として、知的生産活動分野の支援事業へと事業範囲を拡大しています。最近では、学生対象のアンケート・モニター事業などもニーズが高く本格的にメニュー化しました。
 一件あたりの報酬額は全体で5万円程度ですので参加学生さんにお渡しする金額は、たとえば一人2000円位などですが、この金額は、コンビニで3時間アルバイトをすることに相当します。夜、手の空いている時間で、アイデア出しをすることで報酬がいただけるということで、書籍代のほしい学生さんには大変好評を頂いています。
 この事業は多くの方の支援の下にここまで進んでこれました。なので私たちがこの事業を通じて身につけたアイデア出しのノウハウなどをもとに、楽しみながらアイデア出しの技法を学ぶことが出来るワークショップセミナーなどを無料開催して多くの方にアイデア出しの方法をご紹介したいと思っております。
 今後一層皆様のお役に立てるよう、頑張ってまいりますので、皆様、ご支援・ご指導いただきますよう、お願い申し上げます。本日は有難うございました。

2006年02月02日

デザイン性の高いベンチャー企業との提携可能性を考える。

今日は仙台駅近く南町通りのカフェにて、外資系のベンチャーで働く友人とミーティングをしました。アイデアプラントのクライアントさんの商品展開に関するアドバイスをもらうため、これまでのアイデア出しと調査報告の内容、それから作っていただいたサンプルなどを見せながら状況を報告。彼の勤めるベンチャーは個性やデザイン性、というものが事業の主軸にあるベンチャーでビジネスモデルも非常にユニークなものです(この日、初めてくわしく聞いて感心しました。なるほどねぇ!と。)

南町通りのベローチェにて

WEBサイトでの物販に関するアドバイスはさすがです。方法は4つあって、この場合のコストはこうで、実際はこれこれは現実的ではない・・・などなど。大変貴重なアドバイスをもらいます。

さらに彼らのビジネスシステムの一部において、私のクライアントさんの事業と提携できそうな部分がありました。もちろんまずはクライアントさんの都合や意見を伺いながら、というのがまず前提にありますが、彼らの強みであるデザイン面とビジネスシステムの活用は、クライアントさんの商品と非常に相性のいい提携になりそうです。これは今後の展開が大変楽しみです。

2006年02月01日

クライアントさんにサンプルを作っていただきました。

2月1日。仙台では朝から雪。一気に町中が雪景色になりました。今日は研究の合間に、現在のタスクのクライアントさんを訪問してきました。明日、デザイン性の高い商品を作るベンチャーの方と打ち合わせするためにどうしても商品サンプルがほしかったからです。商品サンプルを10点以上借り受け、ざっとどんな仕様まで可能なのかをお伺いしました。また、大変ありがたいことに『アイデアプラント』のロゴデータで特注のロゴプレートも作っていただきました。(両面仕様) 先日コンテストで受賞したベンチャープラン『音co知心』も。

ロゴプレート

会社が出来たらこれをそのまま表札にすることが出来るほど耐久性のあるものです。またモノ・質感、という意味ではぶ厚い材質を使うこともできるためさまざまなことが実現出来ます。これらの実物を持参して明日の打ち合わせに望みたいと思います。どんなアイデアや企画が構想しえるのか、大変楽しみです。

2006年01月27日

展開可能な用途についての情報収集と整理分類を行いました。

今日は12時間集中して、新規クライアントの案件を進めいています。潜在市場の定性的な情報収集のため、WEBサイトの閲覧だけでも、ざっと4,000ページ以上。なかなかハードな作業です。そこからキーワードを抽出し分類の指標となるものをあぶり出し、整理しています。ビジネスプランをこれまで何度か書いてきましたが、その作成プロセスで学んだことがとても大きく役に立っていると実感します。

今回の案件は、調べる・分類する・提案する、といったことがキーになります。各方面にアドバイスをもらいつつ、マーケティングとデザインにつよいメンバーをスカウト中です。期待してた人物がチームに参加してくれそうです。彼とディスカッションしながら進められたらすごくおもしろいだろうなぁ、と思います。

また、ラッキーなことに、クライアントの方から一つオリジナル商品をサンプルとしてを作っていただけることになりました。実際に買おうとしたら結構な値段になる商品です。今後、チームでそのサンプルを手に取りさわりながら、提案内容をつめて行きたいと思います。

2006年01月26日

新規クライアントを訪問しました。

今日は、アイデアプラントの新規クライアントを訪問しました。市内から仙台港方面へ車で40分。独自の技術力と大変面白い商品をもつ技術系企業殿です。実は一年前、ある場所で今日のクライアントの方とお会いして、その技術にとても興味をもち「いつか訪問したい!」とおもっていました。それがこのたび仕事の依頼で先方から呼んでいただけたのでこれ幸い!と訪問。

依頼の内容はその非常に面白い製品に関するもの。詳しいことがかけませんが、実物をいろいろと拝見し、モノとしての質感や仕上がりのよさに、感心しながら、その技術的特長と販売動向などをお伺いしました。
その後、工場内の設備も非常に味わいのあるものから、先進的な自社開発装置まで、見学させてもらいました。最後は同社の社長殿も同席いただいて事業環境をめぐる興味深いお話を聞かせていただきました。

その後、図書館にて今回のメモをつぶさに整理し広範囲にわたる依頼の要件定義をしました。対象商品とそのテーマ自体も大変面白くどのように進めるか、しばし自社の戦略を練るような気持ちで、構想をめぐらせていました。今回の依頼は一層、面白くなりそうです!

2006年01月25日

見本作品(アイデアリスト)

アイデアプラントでは、アイデア出しの多様な分野の依頼を受けています。これまでに仮想クライアントを設定して、自主テーマでのブレストを行ってきた例を3つほどご紹介します。

以下をクリックするとWEBでのパワーポイントが現れますので、スライドショーを押してください。
アイデアプラント 見本作品スライド 1分20秒
1分20秒の見本作品(の抜粋)が流れます。アイデアのフラッシュが瞬くイメージで、若干早くスライドが代わります。ゆっくり見たいときは、はじめにスライドショーを押さないで矢印をクリックしてみてください。

また、見本作品として配布しているアイデアリストのフル版もあります。
下記からダウンロードできます。
アイデアリスト 見本作品(フル・テキスト版)

なお、これは、アイデアリストを作成するタイプの案件を前提にしていますが、このほかに、学生向けのアンケート・サービスや、商品改善サポートなども行っております。

2006年01月24日

パンフレット(サービス概要)

アイデアプラントのサービス概要を、A4一枚のシートにまとめたパンフレットがあります。最近の事業発展もふまえて更新しました。

アイデアプラント パンフレット.ppt(パワーポイント版)

(上記のファイルが見れない方はこちら↓をご覧ください。:JPEG版)
アイデアプラント パンフレット大.jpg

2006年01月21日

プロジェクトの打上げをしました

大口案件プロジェクトが終了しそのチームリーダが卒業するこのタイミングで、チームメンバーで打ち上げをしました。このチームは岩手・宮城・福島にメンバーがまたがってネット上で案件を進めていたので、終了のこのときに「はじめまして」という不思議な雰囲気。

お店は、エスパル(仙台駅の駅ビル)の地下にあるイタリアンDiVERDE(ディ・ベルデ)。大変接客の品質も高く、料理もリーズナブルで美味しかったです。さすがDUCCAを経営するカリーナ殿の運営するお店です。

食事を食べつつ、次の案件について、その場で即興のアイデア出しもおこないました。発想のなかには「そういう用途があったか」というようなレベルのものも出ました。それもあって次の案件もおもしろい仕事になりそうです。その後は、アイデアプラントのサービス内容の構成についてその場のメンバーに私の検討していることを報告。

アイデアプラントに新しい事業を開発してくれたこのチームリーダはこの春から社会人ですが、きっと就職先でもいい活躍するでしょう。ここでの経験も活かしてぜひ頑張ってください!

2006年01月14日

クライアントとのミーティング

昨日は、アイデアプラントのある案件のクライアントさんとの街中でミーティング。今回は、案件の進捗報告と、次案件予定についての打ち合わせでした。

アイデア出しの依頼をされる方は、ふわふわしたものに価値を見出していただけるような、やわらかい価値観の方・感性豊かな方が多いです。その分、依頼の内容自体を適切に把握して、作業へと落とし込むことが重要になってきます。代表者としてざっと以下のような仕事を案件ごとの特性を見ながら行っています。(主に、経営的な仕事と営業的な仕事です。)

「クライアント候補の方にわれわれの出来ることをざっくりご説明する」
  ▼
「クライアント殿のご要望をうかがい、費用内で実行可能な作業へと落とし込む。受注する。」
  ▼
「案件ごとにマネージャーを登用して案件を任せる」
  ▼
「チームマネージャーと時折意見交換をする」
  ▼
「依頼内容変更時に、追加仕様と追加費用をクライアント殿と確認し調整する」
  ▼
「クライアントに納品物の受領を確認し請求書の発行をパートナー企業に依頼する」

石井はアイデア出しにも時折参加していますが、上記の作業を主に行っています。メンバーの学生さんたちにあまり見えないところで行っていますので、内部からは呑気な代表者と思われているかも。(笑)

2006年01月12日

昨日の河北新報(朝刊)に、載りました。

昨日、1月11日の河北新報の朝刊の小さな記事ですが、仙台ビジネスグランプリ2005の記事が載り、その中に、「奨励賞」アイデアプラント 代表 石井力重 として掲載されました。知り合いの方々からもお祝いの言葉をいただきました。有難うございます。

私自身の名前が新聞に載ったのは、人生初めての経験でとてもうれしかったです。アイデアプラントの事業が社会に提供できる価値が何であるのか、組織を構成する学生さんたちに提供できるものが何なのか、描いた構想を一歩ずつ確かめる日々です。そうした活動が評価していただけたことを大変うれしく思います。社会に価値を創造できるように、日々がんばります。

2006年01月11日

受賞報告(仙台ビジネスグランプリ2005)

学生・若手人材の柔軟な創造性を社会的価値に変えるアルバイトの仕組み、「アイデアプラント」が、仙台市産業振興事業団の「仙台ビジネスグランプリ2005」で奨励賞を受賞いたしました。応援してくださった方々、クライアントの方々、創造性の源となるアイデアプラントの参加メンバー(学生さん)のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。

本事業は、2005年のはじめに東北大の学内コンテストで構想し、2005年8月に仙台の学生のお祭りでプレゼンをさせていただき、福祉大学発ベンチャー「ラフ」さんと提携しながら実現したものです。その後、地域の多くの方から応援をいただき、関東・東北のお客様から面白いテーマでご依頼も頂き徐々にそのサービス内容を拡大しつつあります。

■受注実績(クライアントの業種のみ掲載します):
 建築資材、総合情報産業、海産物販売、ソフトウエア、アクセサリー
■受注内容:
 アイデア出し代行、クライアント参加型ブレーンストーミング、
 製品モックアップ、「やわらかい」営業提案書作成代行

今後も皆様のお役に立てるよう、そしてそれを通じて学生さんたちに貴重な経験と成長につながるよう、努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2006年01月10日

商品開発サポート案件のマネージャーと意見交換。

1月10日。

本日は宮城大学にて、商品開発サポートチームのマネージャとミーティングをしました。

miyagi.jpg

クライアントの方は60台で起業された方。非常におもしろい商品をつくって商売されています。一方でこの案件のマネジメントを行うのは18才の学生さんです。アイデアプラントの中で本件のマネージャーを公募して商品の特性とマネジメントの力をかんがみてマネージャに登用しました。

ざっと、案件全体の確認と、進捗、今後の進め方、そのほか疑問などを1時間程度、ミーティング。なかなかいいにコメントが。今後、成果物がどのようになっていくのか、私自身も楽しみです。

今回は、マネージャー見習いとして安価な案件ですが、実績を積んでもっとハイレベルの案件にも徐々に対応できる素質があると見ました。アイデアプラントはその組織を構成する人材そのもののが価値の源泉です。クライアント殿に十分な仕事を収めると同時に、参加してくれる学生さんたちに貴重な経験と成長を提供しつづけることも追求して行きたいと考えています。

なお、その後はアイデアプラントの本社機能を担ってもらっている福祉大学発ベンチャー「ラフ」さんを訪問。年始の挨拶と入金状況の確認、現在の案件見通しを報告、今後開発したい事業についてディスカッション。話の中でちょうど同じ分野を考えているものが一つありました。どうクライアントを得るのかが一つのキーになりそうです。市場分析を本格的にする必要がありそうです。

2006年01月09日

案件管理表(managementツール)

アイデア出しの代行サービスから派生したプロジェクトがいくつも生まれています。派生プロジェクトでは、クライアントの要望に「マネジメントしてみたい!」という若者がつけば、案件を受注して進めます。逆にどうしてもうまくできないの依頼内容の場合は、きちんとご説明してお断りしています。つまり、実行可能な仕事は、やりたい人材がいれば、柔軟に受けていこうという方針です。

そしてそれをしてみて改善が必要なことを発見しました。それは、クライアントのあるテーマを対応するチームにまかせて進めた場合に、クライアントとチームマネージャーのコミュニケーションの過程で、内容の追加・修正が入り両者のフェーズがずれる場合です。ある種の「創造作品」を収めるこの事業では、ふわふわとしたものを、カタチにして収めますので、クライアントとチームマネージャーのフェーズあわせが特に重要になります。

そこで、(ある種の開発で。クライアント・営業・設計の3者が仕様と費用のすり合わせ(と交渉)のツールとして使うような)案件管理表を、必要に応じて活用する、という改善方法を導入したいと思います。単純なエクセルの表ですが、これがあることで、だいぶマネジメントやコミュニケーションが効果的になるように。まずは、トライ。

2006年01月08日

「アイデアの価値」に関する一考察

アイデアプラントは、アイデアだしの代行サービスを中心に、知的生産活動をサポートするサービス事業です。

アイデアの価値、というものをどう考えるかは、重要であり、また大変難しい問題だと思います。「現時点では」、この事業の代表者として私は、アイデアの価値を以下のような目安で考えています。

大きな利益を生み出す事業の基となりうる「アイデア」を生み出すことは、とても大変で創造的な仕事です。
  ▼
それを事業化する企業側では「アイデア」を具現化するために大なり小なりの研究が必要です。その「研究成果をものにする」には、アイデアを生み出す10倍の労力がかかります。
  ▼
その「研究成果」を「開発して商品にする」には10倍の労力がかかります。
  ▼
つまり、アイデアを基にした商品で企業が利益をあげる場合、「その利益の1/100が、アイデアが貢献したものである」という考え方を目安としています。

(例)そのアイデアがもとで誕生した商品が「総売上=1億円」の商品となった場合をモデルケースとして。
商品販売で企業のえる利益が「売上の10%」と考えれば利益は、1,000万円です。その1/100は、10万円です。つまり、その商品化のベースとなるようなアイデアを提供できたとするならば、そのアイデアの対価は10万円、という計算になります。

もう一歩進んで、述べますと、そのアイデアが商品化の中心的なアイデアではなく、「商品化への周辺的なアイデア、工夫」などの場合は、さらに一桁小さい、という目安で今は考えています。(つまり商品化したときの利益の1/1000)上記の例で言えば、一億の売上の商品について、周辺アイデアの対価は1万円、という計算になります。

アイデアプラントでは、さまざまな企業規模のクライアントから、さまざまなアイデア出しの依頼を受けます。商品化や販売量向上のコアとなるアイデア出しのこともあれば、周辺アイデアの依頼のこともあります。一依頼あたりの報酬は、大体5万円、という水準ですが、商品の周辺アイデアやユーザー視点の意見だしであるケースでは、それが利益の「1/1000」であることをかんがえると、「その商品の総売り上げが5億円規模をねらう商品」という場合に適切な対価である、ということになります

もうすこし噛み砕いてみたいと思います。商品のライフサイクルは近年、どんどん短くなっています。5億の総売上を、仮に4年で上げるとかんがえると、一年あたり1億2千万円。ひと月で言えば、1,000万円の売上の商品、ということになります。上記を集約しなおすと、『毎月の売上が1,000万円規模の商品の、創造に協力して周辺アイデア・工夫を出した場合の対価(の目安)は、5万円』といいかえることが出来ます。

毎月1,000万円を売り上げる商品のアイデアに対する報酬として、いくらが妥当かと問われたら、現在は、「5万円」と答えたいと思います。

ただし、この議論は非常に単純化して個別の事情や商品特性を捨像しての議論であることに注意が必要です。将来的は、アイデアの対価の評価手法について、仮説検証をくりかえし、事業を通じて市場に問うことで、より顧客価値を正しく反映した評価方法を開発してゆきたいと考えています。

また、アイデアプラントでは、アイデアだしだけでなく、ある種のコンサルティングに近いことや、提案書やプレゼンなどのコンテンツを作成することもあります。このときには、また違った目安で考える必要があると思います。(現在思案中です)

以上、アイデアプラントの報酬をクライアントのかたとご相談するときに、基準にしている考え方を掲載させてもらいました。

(とはいえ、マネージャーとして、悩みもあります。参加してくれる学生さんたちはプロジェクトごとに非常にがんばって、アイデアだしやコンテンツ作成をしてくれます。「時給」という考え方だけが全てではありませんが、顧客価値(=報酬金額)を学生さんたちの総稼動時間でわると最低水準を割り込んでしまう案件も時折あります。そのときには、経済的な価値以外の報酬を学生さんたちが得るかどうかも考えます。それもあわせても十分な労働の報酬が得られない場合には、継続的に組織と人材を育てる上での本質を外れてしまうので、マネージャーとしては悩ましいところです。)

2006年01月07日

ホワイトボード共有ツール

アイデア出しのツールとして面白そうなものを紹介します。
(友人Iさんから教えていただきました。)


Imagination Cubed.bmp


WEB上で簡単に「らくがき」を共有できるWEBサービスがあります。

「Imagination Cubed」
http://www.imaginationcubed.com/LaunchPage

英語の説明しかありませんが、直感的なのですぐにちょっと使えます。
落書きを書いて、保存することも出来ます。
自分のNAMEとメールアドレスを書くと、そこに保存先のアドレスが送信されます。

たとえば、保存すると、以下のようなアドレスがサイトから送られてきます。
クリックすれば、それまでの落書きが見えます。

http://admin3.imaginationatwork.com/LaunchPage?aFileType=&_nolivecache&sessionID=&message=&room_email=&from_email=rikie_ishii@yahoo.co.jp&from_name=rikie_ishii&to_email=rikie_ishii@yahoo.co.jp&to_name=&aDrawingID=20060103_070730092_1677439809_jpn&transcript=&_lscid= .

また保存するときには、同じく保存してメールアドレスにそのURLを受け取ります。

http://admin3.imaginationatwork.com/LaunchPage?aFileType=&_nolivecache&sessionID=&message=&room_email=&from_email=rikie_ishii@yahoo.co.jp&from_name=rikie_ishii&to_email=rikie_ishii@yahoo.co.jp&to_name=&aDrawingID=20060103_074031072_1343598083_jpn&transcript=&_lscid= .

ちなみに、面白いのが二人以上で同時にこのツールを使えることです。
DRAW WITH FRIENDS、から友人のメールアドレスに招待することで
この落書きに参加できます。
そして友人が描く落書きはリアルタイムに自分のほうにも反映されていきます。


注意が必要です。
今回の用に、メールアドレスがURLに出てきますので、自分のアドレスがWEB上にさらされる可能性があります。
(石井の上記アドレスは公開用なのでOKなのですが。)
その意味では、捨てアドをとってからの利用が良いかも知れません。

2006年01月04日

アイデア出しの代行サービス「アイデアプラント」

多分野の学生メンバーの創造性・感性をいかしアイデア出しの代行をする事業、「アイデアプラント」のビジネスプランを掲載します。

アイデアプラント ビジネスプランスライド

このプランは、昨年度の「東北大ビジネスプランコンテスト(CIFT)」と「キャンパスベンチャーグランプリ(CVG東北)」と「仙台ビジネスグランプリ2005」に向けて応募したプランです。

東北大ビジネスプランコンテスト(2004年度)では、本プランは本審査まで進みました。
キャンパスベンチャーグランプリ(2005年度)では、本審査まで進みました。
仙台ビジネスグランプリ(2005年度)では、「奨励賞」をいただきました。

このアイデアプラントは「アイデア出しの代行サービス」を中心に、知的生産活動分野へとそのサポート領域を広げています。
アイデアプラントでは、「現在十分に活かされていない能力を活かして社会的価値を創造すること」と「学生若者の成長につながるようなアルバイトを提供したい」という2つを活動の指針にして今後も皆様のお役に立てるように努力して行きたいと思います。

アイデアプラントへの「依頼のご相談」「ブレストメンバーへの参加検討」「その他のお問い合わせ」については、私石井までお気軽にご連絡ください。

連絡先 rikie_ishii@yahoo.co.jp までメールをお送りください。



関連記事:

アイデアプラント公式サイト(表示されているモデルには、「著作権の管理権」を提示していますが、実際には、クライアントごとに報酬の決め方はご相談して決めています。最近では、(内容によりますが、)一テーマ3万円〜5万円が報酬の目安になっています。また公式サイトでは、アイデアだしだけの依頼に対応した依頼画面になっていますが、これもクライアント殿ごとに相談の上、依頼スタイルを決定しています。)
カテゴリ2
全バックナンバー