2020年06月10日

オンラインのフリップボード・ブレインストーミングの事例(東北工大、5月27日)(スライドとスケッチ実例)

先の記事に続き、東北工大でのFBS(フリップボードBS)の実践例を紹介します。

<<スライド>>


※冒頭にJamboardを紹介→使えないグループあり利用断念
※アイスブレイク4「ガハク」⇒実施(これはFBSの予備ワークにもなっています)
※P18,19のグループ内の持ち点評価法は実施せず←オンライン空間に貼る作業を割愛したため(JamboardもNGだったので)
※全体では、各チームの代表案に持ち点評価法で、☆を付けました。

90分を2.5コマ使っての実施でした。

<<アイデアスケッチ集>>

なお、この日の発想のお題は「ドーナツの売り上げを上げるアイデア」でした。
各チームの代表一案をこちらから見ることができます。


アイデアに全員で☆付けをし、その順に並べ直した状態になっています。
FBSをした後なので、スケッチのスクショを利用して作成されたアイデアスケッチもあります。



<<☆の分布>>持ち点評価法式

idea_hyouka_mochitenhyukahou_2020.png

スケッチについた☆の数で並べてみました。
評価方式は全員が3つの星を自由に投票できる方式(=持ち点評価法)。同じスケッチに複数票も投じられます。
(ちなみに、参加者は87〜89名。揺れるのはシステムから落ちる人がいるため。つけられた星の総数は207でした。
 参加者88名と仮にするなら平均で「一人2.4個」の☆を打っています。
 システムが重いので3つ打てなかった、とか、投じたいアイデアが見つからず、3個まで☆を投じていない可能性が考えられます。)

前回の投票(ハイライト法、かつ評価対象アイデアは全員のスケッチ)と、曲線を比べると
トップ1個が突出して☆を獲得していること
◎上位層(2番〜4番)の得票が比較的低めで、中間層(~50%)の得票数は比較的多いこと
◎下位層(下45%)は☆の数がかなり少ない(ものの、ゼロのアイデアがない

という点に気づきます。
もっとも、今回の対象アイデアは「各チームの代表案」であるため、アイデア粒ぞろいの状態であることも、この分布パターンに影響しているかもしれません。


<<実施した感想>>

受講者アンケートから、個人情報を完全に記号化処理したうえで、4つほど、アンケート記述を紹介します。

受講者の感想石井コメント
口頭でのブレストでは全員無言になることが多かったが、紙に自分の案を書き、カメラで見せることによって無言になる人がいなくなり、全員で意見をまとめることができた。とても良い技法だと思った。
ブレイクアウトルームなどで、少人数のブレストの際、通常、カメラを極力オフにする人が多く、その状態はブレストがしにくい。FBSは必然的にカメラがオンになり、ブレストが捗る。
言葉だけだと誤解されたりうまく伝わらないということがあったが、フリップがあることによってアイデアをより分かりやすく伝えられるようになったと思う。そして、紙に別のアイデアを書き込んで付け加えることもできるので、とても便利だと感じた。
オンラインは一般に考えを伝えにくい。そこで、フリップがあると、考えをすっと伝えられる。
ブレストで出てきたプラスアイデアを書き留めることもしやすい模様。
フリップボードブレストを行うことで、自分で出そうと思った意見を、ある程度自分の中でまとめてから発言することができた。紙を見ながら自分の意見を言うことができるので、補足説明もしやすかった。もし、自分の中でまとまっていなかったとしても、絵で表すことで、言葉で言うだけでは伝わりにくいものも伝えることができると思った。書くことで自分の中でまとめる効果がある。説明がしやすい。絵的なアイデアも伝えやすい。
言葉だけでなく、文字やイラストレーションとして紙に残すことで、理解しやすかった。口頭だけよりブレストしやすく、そのアイデアに付加価値を加えたり、新たなアイデアを提案することができた。聞いている方も理解しやすい。アイデアが発展しやすい。



==蛇足==

この日の一連の講義の様子を、100倍速(300分→3分)にした動画も公開します。


動画には、肝心のFBSを実践している様子がありません。
石井が小部屋に入っていないためです。この日は大広間で、システムエラーではじかれる学生の対応を終始迫られてそれをしていました。

大学で大人数のワークショップ授業の雰囲気だけ、ご覧ください。


ishiirikie2020_OIWS.png

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posted by 石井力重 at 17:57 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年05月25日

【ご案内】 オンライン対談イベント(小山龍介さんと)5月25日20:00〜

taidan_ishiirikie.png

本日(5月25日)の夜のオンラインイベントのご案内です。
主催・小山さんのサイトから引用します。

 

石井力重・小山龍介|
社会変動に向けたアイディエーション
ー不確実な世界のみかたを変えるアイデア創出法

 
 

今回の対談相手は、アイデア創出のプロフェッショナルである石井力重さん。

石井さんは、さまざまなアイデア創出手法を研究、自身でも開発をされており、誰もが再現可能な形でのアイデア創出プロセスの普及啓発を手がけています。

これだけ先の読めない時代において「アイデア」の必要性はどんどん高まっています。企業のみならず、人類の、ある意味「生存の危機」において、ひとりひとりがもっている創造性こそが、生き延びるための一番の武器となるはずです。

このタイミングで石井さんに伺いたいのは、そうした「生き延びる力」としてのアイディエーションです。

 
 
 ↓(期間限定公開:だろうと思います)

 
 20:00スタート 

ご興味あればぜひご覧ください。

With&Afterコロナで、迷っている方に、答えは示せないとしても、発想していく切り口はたくさんお届けできるかと思います。



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posted by 石井力重 at 16:50 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年04月07日

志あるところに道は拓ける。(歴史に残る時期、皆で進もう)

本日、緊急事態宣言が出されました。(2020年4月7日)
悲観、楽観の両方が各人の中にまぜこぜで、あるかと思います。

この先どうなるのか。先が見えない。
それはそうでしょう。

世界規模で起こるこの事象は、
前はスペイン風邪そのまえはペストであり、
当時とは、世界の距離が違いました。
歴史に学ぶことは多々あっても、
今回どうなるかを、過去の延長線上に描き切るのは困難です。

今回に限らず、そういった未来が見えない時には、
私は、自分の信念を方位磁針にして、進むべき方角を見出します。
その信念とは、

”志あるところに、道は拓ける。”

です。人間の本質が変わらない限り、
常に北極星を指す人の世のプリンシパルだと信じています。

人それぞれに違うコンパスをお持ちかと思いますので
違っていていいんです、その各自の信念をよりどころに、
夜の嵐の中の航海を、乗り切りましょう。


<<<余談です>>>

私は思うのです。
2020年は、歴史の教科書に残る年になのだ、と。

未来の人たちが、私たち無名の人々の奮闘に
感謝してくれる未来にたどり着きたいですね。

皆でともに、新しい可能性を拓いていきましょう。

posted by 石井力重 at 23:59 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年04月01日

創造的な一年が始まります(創業12年目を迎えました)

12nenme_ideaplant.png


今日41日は、アイデアプラントの創業記念日です。今日で12年目を迎えました。ひとえに皆様のおかげです。ありがとうございます。

2020年は、前例のない中で、多くの組織・人々が同時多発的に、つくりながら新しい道を進んでいくでしょう。五輪延期はさみしいですが、ある意味、静かな”世界イベント”の年です。
(巧妙な伝搬の仕方をする)ウイルスVS人類の知恵比べの一年。
創造的に、新しい選択肢を作り出していく人が各組織に必要になります。
クリエイティブ・リーダーを、アイデアプラントも全力で支援していきたいと思います。あなたがいなければ無かったはずのものを、皆で創りましょう。

202041
石井力重


<<余談>>

上記に至った考えをすこし、綴ります。

==20112020==

世界中がカオスと停滞に苦しむ中で12年目を迎えるとは、予想できませんでした。しかし振り返ると、2011年の大震災後の創業記念日も、混迷の中で迎えました。
  • 「建物」と「インフラ」が壊れた2011
  • 「医療」と「都市生活」が壊れた2020
違いは大きいですが、歴史は示します。いずれ日常は戻ります。
で、日常が、戻るには戻るんですが、単純に戻るものもあれば、「新しい日常」「新しい生活」「新しい経済」になることもあるでしょう。ナニカが変わる。

==出口は2年後==

新型コロナは、先の見えないトンネルだと、多くの人が言いますが、疫病の過去のパターンからみるに、妥当なシナリオは出口まで2年間かもしれません。
ワクチンの開発は18ヵ月〜。なので、2022年にワクチンの世界的浸透を経て集団免疫によって、日常が戻る。各国が回復し、終息宣言が出された時、世界は町中に花吹雪・紙吹雪をもって、「世界の春」を喜ぶ日はきっと来るでしょう。

==仮体制の1カ月から、再構築の1年へ==

この一年は、物事を全て新しくしていく一年になるでしょう。今はまだ2019年型の社会です。緊急の自粛要請で事務所を急遽占めるような突然のテレワークと、突発の休校で急場をしのぐ仮体制です。しかし、このままで1年は続けられないでしょう。

本格的に、この「外出しないで生きて・働いていく」体制に、変わるはずです。

仕事の諸要素(=会社の制度、仕事の受発注、契約の仕方、商習慣)。

これは大幅に、変えざるを得ないでしょう。書類が紙でしか受け付けられないのを、まず行政が変える。次いで大企業が変える。印鑑の代わりに、より複製しにくい電子捺印のようなものが確立していくでしょう。

想像してみるとが、重要な書類ほど、経営者層に回ってくるまで、実に多くの人が触っているわけで、手あかだらけの書類に触れることになり、り患するリスクにさらされます。この状態を経営者が良しとするでしょうか。(デンソーの捺印ロボを導入して、直接触らない、という解決策を取る可能性も少しはあるでしょうけれど。)

その流れは、波及し末端まで届きます。最終的にはレシートの電子発行まで浸透しそうです。なにせ、この1年、主な外出先は食料品、生活必需品になるでしょうから。そこでの、モノのやり取りを最小にしていくはずです。

冠婚葬祭、学校、医療。
この分野も、様々なものが、新しくなるでしょう。
まず急増する葬儀。私は先月に父を亡くしたのですが、喪主・施主として思うのは、オンライン葬儀参列テクノロジーが、早く普及してほしい、ということでした。高齢な参列者が新型肺炎にかかって亡くなったりしたら喪主としては故人に顔向けできませ。
結婚式も、当面延期といいつつ収束まで2年あったら、出産子育てのタイミングのある人は、延期し続けるのではたまらないでしょう。
学校も、オンラインが主流になります。私も教鞭をとる早稲田大学は511日以降の休校再延期はせず、オンラインに切り替えて実施するといち早く決定。LMS(学習マネジメントシステム)の本格的な利用が始まります。
医療が最も変えにくいところですが、崩壊するほどの事態になれば、最適化せざるを得ないでしょうし、医療関係者は聡明で志も高いので、きっと変わる。
2020年は、変革する(しかない)一年になる、はずです。多くの国民も、家にいながら社会に多様な貢献を必死にする一年になるでしょう。

==戻った後の世界==

コロナ終息宣言が出された時、2019年以前のスタイルには戻さないでしょう。
単純に2019年の状態に戻せば、人々は朝の満員電車で疲弊しながら、再び非効率的な、過剰な労働ですり減った人が月曜の朝に列車に飛び込む、そんな社会に逆戻りです。ネットには「また、コロナがくればいいのに」という匿名の声がたくさん上がる、そんな状態に戻りたくないですよね。(さらには、次の未知のウイルスの登場に備えて、都市型国家の脆弱性を回避した新しい社会モデルになるべきでしょう。)そんなわけで、以下のようなことが想像されます。
  • 商習慣のうち、実際は要らなかったものは全部なくなる。ICTに立脚し、現代的な商習慣に進む。
  • 2022年以降、通勤するのは、現場に行くしかない場合のみであり、そういう人は、空いている電車に乗れる。(オリンピックや万博のような時だけは、昔懐かしい満員電車を「体験できる」)
  • 都市に膨大な数の人を運ぶ輸送のエネルギ、極度に集中する都市人口を支えるホテルや飲食店、といったものを、もっと穏やかなスタイルにした社会生活をする。

==歴史のターニングポイントかも==

ひょっとすると、未来の人類の教科書にこの時代は乗るのかもしれません。

21世紀の初頭の地球は、資本主義の行き着いた結果、破綻に向かっていた。人類はSDGs17目標を達成するべく努力していた。皮肉にも行動様式を変える“無慈悲な荒療治”となったものは“COVID-19”であった。2020年の一年間で、人類の払った犠牲はあまりに甚大であった。」などと。

振り返ると、昔のペストで社会が変わった、とかは、歴史の教科書には載っていませんが、今回はある一点が違います。人類は、地球の維持が難しい水準になってからの初めての世界的パンデミックを経験しています。
我々は、2020年、歴史のターニングポイントにいたのだ、と、生き残り、この時代を振り返るのかもしれません。
個々人が創造に貢献する一年になる。
私の立ち位置からは、そんな風に思えて、冒頭のように書きました。

posted by 石井力重 at 15:23 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月14日

【ご案内】商品アイデア発想のコツ・オンラインセミナー(3月24日、事前申込制)

3月24日、公的機関のオンラインセミナーで登壇します。

0324idea.png

主に、3Dプリンターで造形をする、将来的にしたい、という人のための「作るアイテムの案をさっと、どんどん沸かせる発想方法」の話です。
無料ですが事前申し込み制です。
ご興味あればぜひご参加ください。

申し込みと詳細

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スライド(暫定)を公開中です↓
https://www.slideshare.net/ishiirikie/ss-230248633

見れない時は、動画で↓
https://www.youtube.com/watch?v=9nAw3LvV8L8

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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posted by 石井力重 at 16:58 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月11日

3月11日を迎えました。仕事・研究以外のことを書きます。

2011年3月11日に起きた巨大地震から9年が経ちました。


9年間が立ち、死んでいった友人たちを思い出す時間が、ずいぶん減りました。
さみしくもありますが、それが偽らざる9年後の今です。

2011年、あの時、日本中、世界中から支援が東北に届きました。

この地域(宮城)に暮らす仲間はとても救われました。

なにより、気持ちをいっぱい貰い、勇気づけられました。

そして、いつも思います。”今度は僕らだ、恩を変えそう”


と。


また、思うのですが、災害を生きのこったものの使命として、生きている人はいつも人生を謳歌して生きなくてはいけない。沢山、稼いで、沢山納税して、たくさん使って、もっともっと社会が良くなるようにしなくちゃ。と。




震災から9年を経て、思うことをまとめますと以下の3つです。



◎生きてる限りは、毎日悔いのない全力日を生きよう。


◎災害になってからじゃなく、先例に学び、減災しよう。


◎恩をもらったら、社会に倍返しだ。


社会的な困難になった時、なくなった快闊な友人の声を思い出します。

「石井君、そんなの悩んでないで、やって失敗して、分かったら、進むよ」と。

その通りですね。

創造的努力の日々を、皆とともに、行きます。

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posted by 石井力重 at 03:57 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月02日

残る種は、変化できる種である。

新型肺炎で外出自粛の二週間が始まりました。
これまでは、オンライン会議、オンライン講義というのは、どこかリアルの行為の劣化版と捉えられていた気がします。
リアルに対面できない今、急速に、皆がオンライン上での仕事の方式に取り組んで、オンラインを試し始めています。

従来の話から綴ります。

前は、オンラインで会議しませんかというと、大企業の方は困った顔で「うちは、セキュリティーが固くて/Webの運用ルールが厳しくて/就業時間内には難しくて/会社PCからはアクセスが遮断されちゃうので/自宅PCには資料がもってこれないので」という感じに、なっていました。

石井は地方(仙台)在住で、かつ、全国に滞在するので「じゃあ、その日(飛行機・新幹線にのって)伺いますね」と、回答していました。1打ち合わせ2時間、移動経費は、3〜5万円。
ただ、それでも、やはりリアルに対面しての会話の方が、機微が分かって良いので、できるだけ対面会議をしてきました。

さて、先週の話です。
新型コロナで出社停止(在宅勤務)に一気に社会が動こうとする直前あたりのころ。

まだ東京・大阪を出張していたので「じゃあ、明日予定通りお伺いしますね」とメールすると「テレカン(テレカンファレンス=遠隔会議)にしましょう」と。

もうその打ち合わせもあるので都内滞在を始めてしまったので、行った方がいいのに、と思いつつも、テレカンの特殊なシステムの招待メールが来て、接続テストを事前にして(そこで15分、ああでもない、こうかな、と)、当日は、複数人のマイクがハウリングしまくり、会議をしました。(小部屋に複数人がいて、PCが複数台があるなら、イヤホンマイクをつけることがハウリング回避に重要なんですが、初めてなので、当然、会社備品にはないのですよね)

これは、やりにくい、と従来なら「だめだ」となる感じの体験でしたが、もう、テレカンを使わねば、やりようがなくなるので、また、テレカンしましょう、と。

で、イヤホンマイクがあれば、多分そこそこの品質にはなりそうでした。
PCの位置をあげて、頭の高さに置けば、見え方も不自然でなくなります。
(机に置いたPCの写す映像は、話し手の鼻の穴と二重顎を強調します。女性は、写真に写る時にあおりをいやがる傾向にありますが、普通に置いたPCが写すのはまさにそのあおりのアングルです。)
最初に、ボタン操作に慣れることとか、接続テストとかは、ホントに初回だけでいいので、次はその手間がありませんし。

会議は遠隔で。

二週間で、対面重視主義(私もです)が、テレカンの便利さにとって代わるでしょう。大雨の日、猛暑の日、足を運ぶべき時以外は、オンラインでいいじゃないか、とすると、会議室の取り合いも緩和されるでしょうし、受付の作業、お茶を買う、ごみを捨てるコストも減るでしょう。
訪問側も数百円〜数万円が減り、移動の1時間〜数時間も、その仕事のためにつかえ、より良い提案ができるようになるでしょう。

==ここから、話のポイントが少し変わります==

さて、4月の頭、新入社員研修のピークですがそのころ、本社一か所に全員集まる合同研修をするかどうか、という議論も出ています。

読み上げ型の講義だと、オンラインでもすぐスイッチできそうですが、体験中心の研修は、画面越しのコンテンツにはそのまま置き換われません。多分、ゼロベースで組み立て直さないといけないでしょう。

その話者の肉声であればこそ、届けられるものをもっているタレント性のある講師の方なんかも、参加者の息遣い、反応、によってアクセルの踏み方を変えている部分を、どうしようかなと、悩ましいでしょう。

この二週間が過ぎ、更に少し経つと、新年度です。
そこで、再びリアルの対面でのことが復活する可能性もありますが、自粛期間を継続する可能性もあります(この文章を書いている時点では、まったく不透明です。個人的には、楽観側ですが、さて。)

ただ、今回の事態は、新型コロナを乗り切れば、もう来ないかといえば、そうじゃなさそうに思います。
流行り病。
その世界的な発生と食い止めの事態は、出現インターバルを短くして、ついに毎年冬には、性質の分からない新型の疫病が登場し、冬はいつも、外出を控える世界になる、そんな可能性もあります。

なので。

新しい環境で、最適な仕事方法を、我々は今回の件で、模索し、確立するべきなのだろうと思います。

今回は緊急の外出自粛の二週間で、皆さん、戸惑っていますし、できることも限られていて比較的時間が余っているように見えます。
しかし、毎年2月は「暗黒の月」という感じに、自宅にこもることが常態化してきたらその時期でもきっと、仕事は山のようにあるでしょう。

今回の「国をあげてのテレワークの練習期間」みたいな時期には、とことん、最適解を探して、試し手をためしてみるのが良さそうです。

生き残る種は、変化できる種だ。
強い種ではない。

それを組織論で行くと、仕事の仕方を臨機応変に変えられる人がのこり、それを拒絶する強い人(偉い人)は、残れないのかもしれません。

企業レベルでも同じです。私の回しには研修事業をする方が、仕事柄多くいますが、残るのは、リアル型を、オンライン型にうつせる企業さんだろうと思います。

ワークショップもテレ・ワークショップに、うつっていくでしょう。


==余談です==

かくいう石井は、リアル型の要素が非常に強いので、ここで変わるためのトライアルを、頑張って、しています。

”アイデア・テレ・ワークショップ”とでもいうものができるなら、それはいったいどんなものだろうか、と、想像し、プロトタイプを重ねていきます。

時々、新しいことを試してみますので、どうぞ皆さま、生暖かく、見守っていただけましたらば、幸甚です。

tele_conf.png
posted by 石井力重 at 16:38 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年02月11日

秋田にて。

2月の旅仕事は25日5都市をめぐります。

今は、2都市目、秋田に滞在しています。

2月8日は、市民交流サロンにて、NPOや行政マン、学校の先生、社会人と、多様な方とのアイデアのワークショップ中心の講義をしました。


スライドはこちら

2月10日は、秋田大学の近く、コワーキングスペースSDBにて、経営者、起業家、ビジネス支援者の方々と、小さく濃いアイデア創出の実践をしました。

0210_idea.jpg

ideawork_0210_akita__.jpg

こういう、即興で、深く、親密な集団サイズに入っての実践というのは、私には珍しいことなのですが、これもまたいいですね。私自身がアイデアを出したい性質なので、楽しく半日、皆さんとブレストしました。

秋田のおいしいお酒とお米、暖かい人々、暖冬なのにどっさり降る雪。
博士課程の研究室の後輩との懐かしい再開もあったり。

今回沢山の縁ができました。

posted by 石井力重 at 12:03 | アイデアプラント 5th(2018-2020)



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