2020年04月01日

創造的な一年が始まります(創業12年目を迎えました)

12nenme_ideaplant.png


今日41日は、アイデアプラントの創業記念日です。今日で12年目を迎えました。ひとえに皆様のおかげです。ありがとうございます。

2020年は、前例のない中で、多くの組織・人々が同時多発的に、つくりながら新しい道を進んでいくでしょう。五輪延期はさみしいですが、ある意味、静かな”世界イベント”の年です。
(巧妙な伝搬の仕方をする)ウイルスVS人類の知恵比べの一年。
創造的に、新しい選択肢を作り出していく人が各組織に必要になります。
クリエイティブ・リーダーを、アイデアプラントも全力で支援していきたいと思います。あなたがいなければ無かったはずのものを、皆で創りましょう。

202041
石井力重


<<余談>>

上記に至った考えをすこし、綴ります。

==20112020==

世界中がカオスと停滞に苦しむ中で12年目を迎えるとは、予想できませんでした。しかし振り返ると、2011年の大震災後の創業記念日も、混迷の中で迎えました。
  • 「建物」と「インフラ」が壊れた2011
  • 「医療」と「都市生活」が壊れた2020
違いは大きいですが、歴史は示します。いずれ日常は戻ります。
で、日常が、戻るには戻るんですが、単純に戻るものもあれば、「新しい日常」「新しい生活」「新しい経済」になることもあるでしょう。ナニカが変わる。

==出口は2年後==

新型コロナは、先の見えないトンネルだと、多くの人が言いますが、疫病の過去のパターンからみるに、妥当なシナリオは出口まで2年間かもしれません。
ワクチンの開発は18ヵ月〜。なので、2022年にワクチンの世界的浸透を経て集団免疫によって、日常が戻る。各国が回復し、終息宣言が出された時、世界は町中に花吹雪・紙吹雪をもって、「世界の春」を喜ぶ日はきっと来るでしょう。

==仮体制の1カ月から、再構築の1年へ==

この一年は、物事を全て新しくしていく一年になるでしょう。今はまだ2019年型の社会です。緊急の自粛要請で事務所を急遽占めるような突然のテレワークと、突発の休校で急場をしのぐ仮体制です。しかし、このままで1年は続けられないでしょう。

本格的に、この「外出しないで生きて・働いていく」体制に、変わるはずです。

仕事の諸要素(=会社の制度、仕事の受発注、契約の仕方、商習慣)。

これは大幅に、変えざるを得ないでしょう。書類が紙でしか受け付けられないのを、まず行政が変える。次いで大企業が変える。印鑑の代わりに、より複製しにくい電子捺印のようなものが確立していくでしょう。

想像してみるとが、重要な書類ほど、経営者層に回ってくるまで、実に多くの人が触っているわけで、手あかだらけの書類に触れることになり、り患するリスクにさらされます。この状態を経営者が良しとするでしょうか。(デンソーの捺印ロボを導入して、直接触らない、という解決策を取る可能性も少しはあるでしょうけれど。)

その流れは、波及し末端まで届きます。最終的にはレシートの電子発行まで浸透しそうです。なにせ、この1年、主な外出先は食料品、生活必需品になるでしょうから。そこでの、モノのやり取りを最小にしていくはずです。

冠婚葬祭、学校、医療。
この分野も、様々なものが、新しくなるでしょう。
まず急増する葬儀。私は先月に父を亡くしたのですが、喪主・施主として思うのは、オンライン葬儀参列テクノロジーが、早く普及してほしい、ということでした。高齢な参列者が新型肺炎にかかって亡くなったりしたら喪主としては故人に顔向けできませ。
結婚式も、当面延期といいつつ収束まで2年あったら、出産子育てのタイミングのある人は、延期し続けるのではたまらないでしょう。
学校も、オンラインが主流になります。私も教鞭をとる早稲田大学は511日以降の休校再延期はせず、オンラインに切り替えて実施するといち早く決定。LMS(学習マネジメントシステム)の本格的な利用が始まります。
医療が最も変えにくいところですが、崩壊するほどの事態になれば、最適化せざるを得ないでしょうし、医療関係者は聡明で志も高いので、きっと変わる。
2020年は、変革する(しかない)一年になる、はずです。多くの国民も、家にいながら社会に多様な貢献を必死にする一年になるでしょう。

==戻った後の世界==

コロナ終息宣言が出された時、2019年以前のスタイルには戻さないでしょう。
単純に2019年の状態に戻せば、人々は朝の満員電車で疲弊しながら、再び非効率的な、過剰な労働ですり減った人が月曜の朝に列車に飛び込む、そんな社会に逆戻りです。ネットには「また、コロナがくればいいのに」という匿名の声がたくさん上がる、そんな状態に戻りたくないですよね。(さらには、次の未知のウイルスの登場に備えて、都市型国家の脆弱性を回避した新しい社会モデルになるべきでしょう。)そんなわけで、以下のようなことが想像されます。
  • 商習慣のうち、実際は要らなかったものは全部なくなる。ICTに立脚し、現代的な商習慣に進む。
  • 2022年以降、通勤するのは、現場に行くしかない場合のみであり、そういう人は、空いている電車に乗れる。(オリンピックや万博のような時だけは、昔懐かしい満員電車を「体験できる」)
  • 都市に膨大な数の人を運ぶ輸送のエネルギ、極度に集中する都市人口を支えるホテルや飲食店、といったものを、もっと穏やかなスタイルにした社会生活をする。

==歴史のターニングポイントかも==

ひょっとすると、未来の人類の教科書にこの時代は乗るのかもしれません。

21世紀の初頭の地球は、資本主義の行き着いた結果、破綻に向かっていた。人類はSDGs17目標を達成するべく努力していた。皮肉にも行動様式を変える“無慈悲な荒療治”となったものは“COVID-19”であった。2020年の一年間で、人類の払った犠牲はあまりに甚大であった。」などと。

振り返ると、昔のペストで社会が変わった、とかは、歴史の教科書には載っていませんが、今回はある一点が違います。人類は、地球の維持が難しい水準になってからの初めての世界的パンデミックを経験しています。
我々は、2020年、歴史のターニングポイントにいたのだ、と、生き残り、この時代を振り返るのかもしれません。
個々人が創造に貢献する一年になる。
私の立ち位置からは、そんな風に思えて、冒頭のように書きました。

posted by 石井力重 at 15:23 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月26日

【オンライン・ワークショップでの創造力研修】を急ピッチで開発中です

現在の外出自粛の社会状況でも、
人々が創造力を、学べるよう、
【オンライン・ワークショップでの創造力研修】
を、急ピッチで開発中です。

online_BS.png

ーーーーーーーーーーーーー

思いのほか、新型肺炎の蔓延は威力があり、
4月中は、大学・企業の多くが、その活動を大幅に
制限されることとなりました。

創造研修を担当する各社さんでも、
新人研修の当面の凍結が
昨晩の都知事の宣言をもって、
決定されています。

授業・研修をオンラインで行うことは
当座の対処ではなく、少なくとも、
延期後のオリンピックの終了ぐらいまでは
本流となるだろうと思います。

(もともと、オリンピック時には都内の企業さんが
 研修などで本社東京に人の集まる活動が実施できるかの
 議論もありましたので、このオンライン対応は、
 いっそのこと、2021年のオリンピックまで、となると思われます。)

こうした社会背景のなか、
オンラインでできることとできないことが、
手探りで分かり始めましたが、まだ黎明期です。

特にWEB講義(ウェビナー)はできても、
「オンラインでの大人数でのブレスト」は難しい、と
多くの人が、挫折しています。

しかし、ブレインストーミングに対する深い知見をもとに
WEB越しの会話というコミュニケーション特性を鑑みると、
「機能するようにワークをデザインすることは可能だ」という
感触を得ています。

この国難(世界中が国難、なので、地球難、というべきかもしれませんが)の
この時代に、創造性の研究者としてできることは、
ブレインストーミングをはじめとする創造活動をWEBの上に再設計することだ、と思います。

今後も、多くの対策検討会がオンラインで行われるはずです。
企業内の創造活動もそろそろ再開が望まれるはずです。
そうしたときに
「テレビ会議では、どうも、創造的な問題解決の議論はできない」となってしまう未来を
「テレビ会議でも、充分に、人々の創造性を引き出して、問題解決を創出できる」未来に
変えていく、そのための知見を、収集し、
急ピッチでトライし・確立して・社会に提供してゆきたいと思います。

テレビ会議での、ブレスト、アイデア出し、に困っていることがあれば
ぜひ、ご教授ください。
その原因を見つめて、新しい、効果的なスタイルを、
開発していきたいと思います。

2020年03月26日
石井力重




posted by 石井力重 at 16:36 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月14日

【ご案内】商品アイデア発想のコツ・オンラインセミナー(3月24日、事前申込制)

3月24日、公的機関のオンラインセミナーで登壇します。

0324idea.png

主に、3Dプリンターで造形をする、将来的にしたい、という人のための「作るアイテムの案をさっと、どんどん沸かせる発想方法」の話です。
無料ですが事前申し込み制です。
ご興味あればぜひご参加ください。

申し込みと詳細

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スライド(暫定)を公開中です↓
https://www.slideshare.net/ishiirikie/ss-230248633

見れない時は、動画で↓
https://www.youtube.com/watch?v=9nAw3LvV8L8

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む
posted by 石井力重 at 16:58 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月11日

3月11日を迎えました。仕事・研究以外のことを書きます。

2011年3月11日に起きた巨大地震から9年が経ちました。


9年間が立ち、死んでいった友人たちを思い出す時間が、ずいぶん減りました。
さみしくもありますが、それが偽らざる9年後の今です。

2011年、あの時、日本中、世界中から支援が東北に届きました。

この地域(宮城)に暮らす仲間はとても救われました。

なにより、気持ちをいっぱい貰い、勇気づけられました。

そして、いつも思います。”今度は僕らだ、恩を変えそう”


と。


また、思うのですが、災害を生きのこったものの使命として、生きている人はいつも人生を謳歌して生きなくてはいけない。沢山、稼いで、沢山納税して、たくさん使って、もっともっと社会が良くなるようにしなくちゃ。と。




震災から9年を経て、思うことをまとめますと以下の3つです。



◎生きてる限りは、毎日悔いのない全力日を生きよう。


◎災害になってからじゃなく、先例に学び、減災しよう。


◎恩をもらったら、社会に倍返しだ。


社会的な困難になった時、なくなった快闊な友人の声を思い出します。

「石井君、そんなの悩んでないで、やって失敗して、分かったら、進むよ」と。

その通りですね。

創造的努力の日々を、皆とともに、行きます。

続きを読む
posted by 石井力重 at 03:57 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月02日

残る種は、変化できる種である。

新型肺炎で外出自粛の二週間が始まりました。
これまでは、オンライン会議、オンライン講義というのは、どこかリアルの行為の劣化版と捉えられていた気がします。
リアルに対面できない今、急速に、皆がオンライン上での仕事の方式に取り組んで、オンラインを試し始めています。

従来の話から綴ります。

前は、オンラインで会議しませんかというと、大企業の方は困った顔で「うちは、セキュリティーが固くて/Webの運用ルールが厳しくて/就業時間内には難しくて/会社PCからはアクセスが遮断されちゃうので/自宅PCには資料がもってこれないので」という感じに、なっていました。

石井は地方(仙台)在住で、かつ、全国に滞在するので「じゃあ、その日(飛行機・新幹線にのって)伺いますね」と、回答していました。1打ち合わせ2時間、移動経費は、3〜5万円。
ただ、それでも、やはりリアルに対面しての会話の方が、機微が分かって良いので、できるだけ対面会議をしてきました。

さて、先週の話です。
新型コロナで出社停止(在宅勤務)に一気に社会が動こうとする直前あたりのころ。

まだ東京・大阪を出張していたので「じゃあ、明日予定通りお伺いしますね」とメールすると「テレカン(テレカンファレンス=遠隔会議)にしましょう」と。

もうその打ち合わせもあるので都内滞在を始めてしまったので、行った方がいいのに、と思いつつも、テレカンの特殊なシステムの招待メールが来て、接続テストを事前にして(そこで15分、ああでもない、こうかな、と)、当日は、複数人のマイクがハウリングしまくり、会議をしました。(小部屋に複数人がいて、PCが複数台があるなら、イヤホンマイクをつけることがハウリング回避に重要なんですが、初めてなので、当然、会社備品にはないのですよね)

これは、やりにくい、と従来なら「だめだ」となる感じの体験でしたが、もう、テレカンを使わねば、やりようがなくなるので、また、テレカンしましょう、と。

で、イヤホンマイクがあれば、多分そこそこの品質にはなりそうでした。
PCの位置をあげて、頭の高さに置けば、見え方も不自然でなくなります。
(机に置いたPCの写す映像は、話し手の鼻の穴と二重顎を強調します。女性は、写真に写る時にあおりをいやがる傾向にありますが、普通に置いたPCが写すのはまさにそのあおりのアングルです。)
最初に、ボタン操作に慣れることとか、接続テストとかは、ホントに初回だけでいいので、次はその手間がありませんし。

会議は遠隔で。

二週間で、対面重視主義(私もです)が、テレカンの便利さにとって代わるでしょう。大雨の日、猛暑の日、足を運ぶべき時以外は、オンラインでいいじゃないか、とすると、会議室の取り合いも緩和されるでしょうし、受付の作業、お茶を買う、ごみを捨てるコストも減るでしょう。
訪問側も数百円〜数万円が減り、移動の1時間〜数時間も、その仕事のためにつかえ、より良い提案ができるようになるでしょう。

==ここから、話のポイントが少し変わります==

さて、4月の頭、新入社員研修のピークですがそのころ、本社一か所に全員集まる合同研修をするかどうか、という議論も出ています。

読み上げ型の講義だと、オンラインでもすぐスイッチできそうですが、体験中心の研修は、画面越しのコンテンツにはそのまま置き換われません。多分、ゼロベースで組み立て直さないといけないでしょう。

その話者の肉声であればこそ、届けられるものをもっているタレント性のある講師の方なんかも、参加者の息遣い、反応、によってアクセルの踏み方を変えている部分を、どうしようかなと、悩ましいでしょう。

この二週間が過ぎ、更に少し経つと、新年度です。
そこで、再びリアルの対面でのことが復活する可能性もありますが、自粛期間を継続する可能性もあります(この文章を書いている時点では、まったく不透明です。個人的には、楽観側ですが、さて。)

ただ、今回の事態は、新型コロナを乗り切れば、もう来ないかといえば、そうじゃなさそうに思います。
流行り病。
その世界的な発生と食い止めの事態は、出現インターバルを短くして、ついに毎年冬には、性質の分からない新型の疫病が登場し、冬はいつも、外出を控える世界になる、そんな可能性もあります。

なので。

新しい環境で、最適な仕事方法を、我々は今回の件で、模索し、確立するべきなのだろうと思います。

今回は緊急の外出自粛の二週間で、皆さん、戸惑っていますし、できることも限られていて比較的時間が余っているように見えます。
しかし、毎年2月は「暗黒の月」という感じに、自宅にこもることが常態化してきたらその時期でもきっと、仕事は山のようにあるでしょう。

今回の「国をあげてのテレワークの練習期間」みたいな時期には、とことん、最適解を探して、試し手をためしてみるのが良さそうです。

生き残る種は、変化できる種だ。
強い種ではない。

それを組織論で行くと、仕事の仕方を臨機応変に変えられる人がのこり、それを拒絶する強い人(偉い人)は、残れないのかもしれません。

企業レベルでも同じです。私の回しには研修事業をする方が、仕事柄多くいますが、残るのは、リアル型を、オンライン型にうつせる企業さんだろうと思います。

ワークショップもテレ・ワークショップに、うつっていくでしょう。


==余談です==

かくいう石井は、リアル型の要素が非常に強いので、ここで変わるためのトライアルを、頑張って、しています。

”アイデア・テレ・ワークショップ”とでもいうものができるなら、それはいったいどんなものだろうか、と、想像し、プロトタイプを重ねていきます。

時々、新しいことを試してみますので、どうぞ皆さま、生暖かく、見守っていただけましたらば、幸甚です。

tele_conf.png
posted by 石井力重 at 16:38 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年02月11日

秋田にて。

2月の旅仕事は25日5都市をめぐります。

今は、2都市目、秋田に滞在しています。

2月8日は、市民交流サロンにて、NPOや行政マン、学校の先生、社会人と、多様な方とのアイデアのワークショップ中心の講義をしました。


スライドはこちら

2月10日は、秋田大学の近く、コワーキングスペースSDBにて、経営者、起業家、ビジネス支援者の方々と、小さく濃いアイデア創出の実践をしました。

0210_idea.jpg

ideawork_0210_akita__.jpg

こういう、即興で、深く、親密な集団サイズに入っての実践というのは、私には珍しいことなのですが、これもまたいいですね。私自身がアイデアを出したい性質なので、楽しく半日、皆さんとブレストしました。

秋田のおいしいお酒とお米、暖かい人々、暖冬なのにどっさり降る雪。
博士課程の研究室の後輩との懐かしい再開もあったり。

今回沢山の縁ができました。

posted by 石井力重 at 12:03 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年02月07日

【創造研修のコツ】なるべく近くの人と雑談を。学習効果が上がります。

アイデアの授業、創造研修、クリエイティブなプロジェクト、などの場を、捗らせる要素があります。

それは「グループの凝集性をあげる」ことです。
(難しめに言うと「人と人の間の近しさを向上させる」ことですが、)
平たく言えば、「グループの仲良し度の度合いをあげる」ことです。

凝集性が高いと、クリエイティブワークはうまくいく。
そういう傾向があります。

では、凝集性をあげる方法は?
2つあります。

1.一緒に遊ぶ
2.一緒に食べる

研修やワークショップの冒頭の遊びの要素は「一緒に遊ぶ」の役割があり、創造的活動への助走となっています。

しかし、現実では、研修時間が短くて、凝集性をあげることができないこともあります。

そこで、開始前の時間、周辺の人と自己紹介や雑談をしておくと、よいでしょう。

凝集性が高くなり、創造技法の実践レベルが良くなり、学習効果が高まります。

「話しかけたら相手に迷惑かも」と思う人もいるでしょうけれど、相手に配慮しつつもぜひ話しかけてみてください。
始まる前に雑談して過ごすチームは、その後観察していると、スキルをうまく実践し、本来の目的(=スキルの学習)を高く達成しがちです。
グループのメンバーにもプラスだと思って、ぜひ遠慮しないで、雑談してみてください。
雑談というとぼんやりしますが、相手の人となりを知っておく、という感じです。

(ただし、この雑談のススメは、アイデア、企画、クリエイティブのような学習の場においては、です。
専門外で分かりませんが、法務を学ぶ研修とか、硬い研修の場合は、雑談は純粋に迷惑かもしれませんので、この雑談のススメはクリエイティブ側に限っての話です。)
posted by 石井力重 at 07:00 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年01月23日

共著『実例で学ぶ創造技法』が出版されました。

実例で学ぶ創造技法_石井力重.png

石井も執筆に参加した本が出ました。

学会が出版する創造技法の本です。19人共著、ということで、JAIST国藤先生、TRIZの中川先生、慶応の前野先生、というそうそうたる先生方との共著者になれたのは、実に稀有な機会でした。

『実例で学ぶ創造技法』
  • 日本創造学会 (監修)
  • 日科技連出版社
  • 2020/1/23



<青く見えたり、緑に見えたりする色です。>

著者は、編著者の高橋誠(たかはしまこと)先生ほか18名。
章担当順に記すと以下のとおり。敬称略。
  1. 樋口健夫(ひぐちたけお)
  2. 澤泉重一(さわいずみしげいち)
  3. 石井力重(いしいりきえ)
  4. 有賀三夏(ありがみなつ)・下郡啓夫(しもごおりあきお)
  5. 上條雅雄(かみじょうまさお)
  6. 西浦和樹(にしうらかずき)
  7. 川路崇博(かわじたかひろ)
  8. 池澤七郎(いけざわしちろう)
  9. 松波晴人(まつなみはるひと)
  10. 國藤進(くにふじすすむ)
  11. 中川徹(なかがわとおる)
  12. 田村新吾(たむらしんご)
  13. 前野隆司(まえのたかし)
  14. 齊藤誠(さいとうまこと)
  15. 豊田貞光(とよださだみつ)
  16. 河野龍太(こうのりゅうた)
  17. 安藤正行(あんどうまさゆき)
(※4章のみ2名による執筆です。)

今後、創造技法の教科書になると思われます。
ぜひ一度手に取ってみてください。
(ですが、学術書に近いものであり、一般の書店にはあまりおいていないかもしれません。)



どんな内容なのか、書籍紹介から抜粋します。

本書は、創造的な問題解決に使える「創造技法」を、実践で具体的に使えるように書かれた本です。紹介する17技法は、創造技法の基本的技法です。

本書では各技法紹介の前半で、技法の基本と進め方を解説し、後半で、現場での活用に役立つ、具体例や実践例を紹介しています。

特に、企業や教育界などの現場で、創造技法が具体的に活用された例を、多数掲載しています。

執筆者は、日本の創造性研究をリードする日本創造学会の研究者を中心とする創造技法の専門家たちです。


第1部 発想を日々の習慣にさせる法
 第1章 アイデアマラソン発想法 ―毎日発想し、書き留める自己啓発式蓄積型の発想法―
 第2章 セレンディピティ活用法 ―偶然から発見する力をつける―
 第3章 アイデアスケッチ ―頭の中のアイデアを3分で紙に書き出す―(石井担当章)
 第4章 MIセオリー ―ハーバードの多重知能理論を応用した思考法―

第2部 ひらめきを誕生させる発想法
 第5章 ブレインストーミング ―アイデアを湧き出させる基本ルールのマスターが必須―
 第6章 ブレインライティング ―日本人向けの黙っていてOKなグループ発想法―
 第7章 マインドマップ ―1枚のシートに連想を次々と書き出す―
 第8章 NM法 ―類比をヒントに独創品を発想する―
 第9章 行動観察 ―場における1人の行動から新たな価値を生み出す発想法―

第3部 アイデアを企画にまとめる技法
 第10章 KJ法 ―W型問題解決学が基本の発想法―
 第11章 TRIZ/USIT法 ―問題の根本原因と理想像から解決策を導く―
 第12章 FALO ―新興商品を開発する革新的な商品企画法―
 第13章 デザイン思考 ―発想から企画までースタンフォード大学で誕生した技法―

第4部 企画を実現させる技法
 第14章 企画書作成法 ―アイデアを企画に仕上げる―
 第15章 フラット3 ―90分でライバルに勝てるプレゼン技法―
 第16章 ビジネスモデル・キャンバス ―1枚のマップで事業構想を共有できるツール―
 第17章 目的工学ワークショップ ―目的思考を活用した新規プロジェクト産出法―


余談:

私にとっては、単著ふくめ3冊目の本となりました。

折に触れて、本の内容を紹介したいと思います。

posted by 石井力重 at 23:02 | アイデアプラント 5th(2018-2020)



カテゴリ
プレスリリース&メディア掲載(73)
ideaplant 作品(28)
一人ブレスト(20)
電子書籍コンテンツを意識して(2)
今日の一枚(2)
IDEAVote/アイデアを、チームでスマートに楽しく評価していくツール(45)
アイデアプラントの試作の目線(87)
知であそぼう(4)
アイデアプラント 1st (2005-2008)(251)
アイデアプラント 2nd (2009-2011)(580)
アイデアプラント 3rd(2012-2014)(122)
アイデアプラント 4th(2015-2017)(167)
アイデアプラント 5th(2018-2020)(55)
アイデアワークショップ(&アイデア創出の技術&創造工学の講演)(394)
アイデア・スイッチ(39)
アイデアの技法(226)
メソッド&ハウツー(192)
研究(創造工学)/検討メモ&資料(128)
研究(創造工学)/発表論文&スライド(15)
TRIZ(143)
日記、価値観、仙台オススメ(436)
仙台(4)
Fandroid(11)
フリー・オートシェープ素材(ご自由にどうぞ)(2)
創造工学の絵本(5)
社会活動/全般(39)
社会活動/Five Bridge(11)
シリコンバレー(23)
面白法人KAYAC(9)
社会動向を見る(12)
カード・メソッド(todoとideaと会話をカードで可視化)(2)
研究(MOT)/検討メモ&資料(42)
研究(MOT)/発表論文&スライド(3)
ベンチャープラン「音co知心」(8)
MMJ(37)
事業化コーディネータのお仕事(165)
航海マネジメント・ツール(11)
道具考/pomera(6)
道具考/scansnap(14)
道具考/YUREX(1)
道具考/iPod touch(21)
道具考/ALL(32)
道具考/iPad(8)
ブレイン・ペーパー(1)
石井力重とは(9)
8月22日(15)
311special(7)
ideaplantに、お仕事を依頼してみませんか(9)
創業初年度の確定申告(8)
こども用(4)
iPad+アイデアワーク(10)
旅先にて(11)
Finland(5)
新しい知識を学ぶ(1)
ブレストカフェ(2)
気づきは仮説に過ぎず。だが表現すべし。(1)
アイデアプラント・ノート(1)
加藤昌治さんと石井力重の「往復書簡」(4)
ファシリテータの小ネタ(1)
過去ログ
2020年04月(1)
2020年03月(9)
2020年02月(4)
2020年01月(6)
2019年12月(2)
2019年11月(2)
2019年10月(1)
2019年09月(1)
2019年08月(5)
2019年07月(1)
2019年06月(5)
2019年05月(3)
2019年04月(10)
2019年03月(6)
2019年02月(2)
2019年01月(8)
2018年12月(4)
2018年11月(3)
2018年10月(9)
2018年09月(3)
2018年08月(1)
2018年07月(8)
2018年06月(12)
2018年05月(11)
2018年04月(7)
2018年03月(8)
2018年02月(6)
2018年01月(2)
2017年12月(6)
2017年11月(12)
2017年10月(3)
2017年09月(3)
2017年08月(3)
2017年07月(5)
2017年06月(5)
2017年05月(8)
2017年04月(5)
2017年03月(8)
2017年02月(6)
2017年01月(6)
2016年12月(10)
2016年11月(7)
2016年10月(2)
2016年09月(2)
2016年08月(5)
2016年07月(6)
2016年06月(9)
2016年05月(11)
2016年04月(10)
2016年03月(12)
2016年02月(15)
2016年01月(32)
2015年12月(41)
2015年11月(28)
2015年10月(11)
2015年09月(5)
2015年08月(10)
2015年07月(6)
2015年06月(6)
2015年05月(7)
2015年04月(19)
2015年03月(4)
2015年02月(7)
2015年01月(6)
2014年12月(6)
2014年11月(9)
2014年10月(12)
2014年09月(11)
2014年08月(11)
2014年07月(14)
2014年06月(2)
2014年05月(8)
2014年04月(6)
2014年03月(10)
2014年02月(2)
2014年01月(5)
2013年12月(7)
2013年11月(6)
2013年10月(8)
2013年09月(10)
2013年08月(11)
2013年07月(17)
2013年06月(7)
2013年05月(11)
2013年04月(11)
2013年03月(6)
2013年02月(13)
2013年01月(11)
2012年12月(34)
2012年11月(13)
2012年10月(8)
2012年09月(12)
2012年08月(13)
2012年07月(40)
2012年06月(27)
2012年05月(23)
2012年04月(15)
2012年03月(17)
2012年02月(23)
2012年01月(10)

Powered by さくらのブログ