それから「再作成」を押すとよく、混ざります。
補足:
出てくる数表は、円周率3.41592・・・です。 動画の30秒付近で、画面を止めて、そのままお使いください。
○プログラム: Day1 □ 9:00〜13:00 | Webinar形式で、手術現場の動画をご覧いただき、ニーズ探索を行っていただきます。 | 参加者からの質問にT-CReDOの医師がその場で回答しながら、デザイン思考に基づいて、 | 浮かび上がった課題を整理・深堀りします。 | 最終的には、「実現可能性」「臨床的意義」の観点から投票を行い、Day2で議論するテーマ | を決定します。 | | (Day1)録画 □ 夕方〜 | 上記Day1の録画を配信します。 | 午前のご都合が悪い方、Day2のみ参加される方はフォローアップお願いいたします。 | (無編集のビデオ動画となりますので、ご了承ください。) | | Day2 □ 9:00〜13:00 | Day1で決定したテーマにて、グループワークを行います。様々なテクニックを駆使して、 | ブレインストーミングで解決策を創造します。 | 最後に、チーム毎にアイディア発表会を行います。 | |
2020年12月10日に刊行された書籍『使えるアイデアがあふれ出るすごいブレスト』の著者石井 力重さんをお招きし、「オンライン・ブレスト」について教えていただきます。
この授業では、
・オンライン・ブレストがやりづらい理由
・大人数でオンライン・ブレストを行う際のポイント
を学んでいきます。
今年もよろしくお願いします。
今年の見通しと抱負を述べます。
社会の展望:
確度が高いとみているシナリオ:今春にコロナ第3波が落ち着く。夏場の人の行き来はさかんに。それに起因するコロナ第4波(あるいは、別の疫病の流行)が年末にかけておこる。22年の春にコロナ収束。
その中で、テレワーク導入は長期的な社会様式の変化にマッチしたものなので、弱まったり強まったりしながらもベースラインは徐々に上がっていくはずです。
「テレワーク」と「フィジカルな出社」が、時期と地域と業種で異なる、様々なバランスで存在する一年になるでしょう。
今までは、研修やワークショップは、「現地」もしくは「オンライン」の二者択一でしたが、これからは「同時進行」も検討の視野に入るとみています。(現地に、スマート360度カメラの設置をするだけでも、ごく簡単な同時進行は実現できる、と多くの組織が気づくでしょう。)
オンライン講演、リモートワークショップだけをする場合にも、対面よりも成果が出るものが求められ、登場していくと思われます。
今年の抱負(目標):
1)オンライン・ブレストがもっと捗るブレスト技法の開発
オンライン・ブレストの3つの技法を『すごいブレスト』に記しましたが、それだけでなく、多様なブレスト技法のオンライン版の開発に力を注ぎます。
今頭の中にあるのは
です。どちらも、テレワークとなると自然と選択肢から外れるのですが、どうもこの辺に、何かあるような気がします。
2)オンライン講義をもっとリッチに。
2-1:情報の伝わり方をいろいろ変え、受講をもっとリッチな体験にします。
視覚と聴覚の情報のうち、「聴覚」側には、まだまだ、未利用なところが多く、ここに開発の余地を感じます。
具体的には、
です。
2-2:各人のワーク実施内容へのフィードバックの量を増やす工夫をします。
Zoom上で受講者1人1人が成果を全体の前で話すと、著しく講義が遅くなるのでつい、フィードバックのない実践で放置してしまいますが、その点を、
などを用いて、もっとよくできる気がします。
2-3:復習と予習の仕組み、を提供します。
教材が手元に残らないオンライン講義ではノートテイクをしなければ、終了後どんどん知識が霧散してしまいます。しかし、アナログ講義と違って、受講者は両手にはマウスとキーボードがあり、ノートテイクがしにくい状況にいます。
終わった後に
というものが必要でしょう。
まや、同じ仕組みで、予習もできるようになるはずです。
大学のようにLMS完備のところはいいとしても、一般講座や企業内講義ではこの辺が不十分で、もっとよくできる余地があると感じます。
3) オンライン・ブレストがもっと捗るツールの開発
アイデア発想カード製品は、新しい商品の形と新しい運用法を模索するべき時に来ました。
従来品は、会社の会議室で1セットを4人に配って使う、という使用方法がベースとなっていました。
ニュー・ノーマル、テレワークの中、これからのツールは、
といった発展方向がありそうです。
4)従来通りの新製品もリリース
(検討中)
以上が今年の抱負です。
皆さま、今年一年もよろしくお願いします。
以下は蛇足です。
今年の抱負を立てるにあたり、昨年の実績と、抱負の結果を書いたものです。
あまりに長いので、蛇足として後ろに持ってきました。
上記の内容に重複もありますが、ご容赦ください。
<<数字で実績を集計>>
世の中がコロナになり、何もせず傍観していたわけではありません。
これまで、オンライン会議は嫌いで、出来るだけ現地に行く、という方針でしたが、これを180度転換。
3月からは急ピッチで、オンライン対応し、極力リモート上での講演やワークショップ提供に努めてまいりました。
結果、50回強、延べ3000名強の方にオンラインで受講してもらいました。
※この分析は別途、報告します。※
オンライン会議サービスや、ソフトウエア(リアルタイムビデオ合成、動画編集)などにも習熟しました。
パワーポイントも配信用にすべてゼロから再構築しました。
マイクやWEBカム、クロマキーといった道具も導入し、駆使してきました。
オンラインのプレゼンの仕方、見せ方については一定の独自スタイルができましたが、まだまだ発展途上です。
なお、宿泊数は、例年の170泊水準から急減し、26泊に。
4月〜12月の9か月間は0泊でした。
【2020年の振り返り(見通し→結果)】
◎企業の創造プロジェクトに参画
1〜2月に新製品の構想プロジェクト1件に参画しました。
以降はコロナで、日本中の企業が、製造環境および市場動向の混乱があり、従来の経営計画の上にあった多くの計画が塩漬けになりました。
◎「アイデア発想ツール」を上市
企業内の(創造的資質の上位20%だけでなく)ミドル層がさっと使える発想ツールとして「アイデアの型 CEMRAPS」を3月にリリースしました。
汎用性が高いアイデア発想法SCAMPERを改良発展させた発想法です。ユポ紙という耐久性にすぐれた紙で、携帯性と繰り返しの仕様を実現しました。
発売の時期と、コロナの拡大が重なり、実物を各地で紹介することができないまま一年がすぎ、製品普及は不十分でした。
(各地でのユーザテストに手を上げてくださった方にお送りして、少人数で実施していただきました。)
同製品の姉妹品としてカードにした「アイデアの型・9カード」も秋に発売予定でしたが、対面でアイテムをフィジカルに触るような運用はさけるべき社会動向を踏まえて製品上市は見送りました。
ハイレベル向けのツールの開発も一歩進みました。
TRIZとVEから作った発想パターン「if60」を発想ツールのデザインが大きく進展。大道レイチェル氏の作画で、シンプルで楽しい発想カードの原案が完成しました。
◎九州の滞在
2020年はオリンピックが予定されていました。ですので、東京から遠い都市を重点的に訪問する方がと良いと考え、縁が深まり始めていた九州(福岡、長崎、熊本)滞在を計画していました。結果はコロナでゼロになりました。しかし、オンラインの授業は実施し、延べ人数300人を超える方に講義をお届けできました。
2021年も見通しは不透明ですが、オンライン授業か現地授業は継続してゆきます。
◎学術的な活動
(1)日本創造学会の先生方による共著本『実例で学ぶ創造技法』(石井も1つの章を担当)が出版されました。(2020年1月)
(2)同学会の評議員(任期3年)を拝命。
(3)秋の学会(初のオンライン開催)では、座長を務めました。担当したのは、デジタル・ポスターセッションです。(発表時間が短く、資料一枚でOK、動画発表もOK、という発表枠です。)今回は、座長能力よりも、オンライン配信の対応経験がかわれての座長指名であったと思います。学会で本格的な座長を務めるには、まだまだ学術的知識・経験が足りません。とはいえ、これが、人生で初めての座長を経験でき、学ぶところの多い仕事でした。なお、この過程で、「座長ツール」を自分用に作りました。
(4) オンラインでの新しいブレインストーミング方法「A+Cブレスト」を開発事例とその効果分析について、発表しました。(このやり方は、『すごいブレスト』の巻末ダウンロード付録として閲覧できます。)
<<2020年の抱負にはなかった、予想外の新しい動き>>
これまでのブレストの研究と実践の知見を、一冊の本にしました。『すごいブレスト』(フォレスト出版、2020年12月)。基礎からわかるブレストの教科書です(1章)。オンラインで最も失敗しないブレスト方法(2章)、オンラインで大人数でやれるブレスト方法(3章)、アイデア出しが得意な人がスランプになった時、その勘を取り戻せる「読んでわかる、創造的な心理の作り方」(4章)など、オンラインでもリアルでも役に立つ技法とノウハウです。
(一方で、最初の作品であった『アイデア・スイッチ』は11年かけて初版完売・増刷無し、ということで、これからはずっと品切れ状態になります。正確には絶版とは少し違いますが、新品がほぼもう刷られない点では、絶版とほぼ同じです。)
<第1回> 01月21日(木) 19:00〜20:30 最も失敗のないオンライン・ブレスト「FBS」と、創造力のガイドライン 紙とペンだけで、画面越しでもアイデアがあふれ出すブレスト手法を実践します。リモートのブレストはもちろん、対面のブレストにも役立ちます。また、創造的な心理のガイドラインも学びます。新しいアイデアを考え出すのが楽になります。 |
<第2回> 01月28日(木) 19:00〜20:30 数十〜百人規模のオンライン・アイデア・ワークショップに最適な「3人ブレスト」を解説します。コア部分は実践し把握できます。勉強会や社内イベントなどで、皆からアイデアを出してもらいたい時や、組織に創造的な風土を醸成したい時に役立ちます。 |
<第3回> 02月04日(木) 19:00〜20:30 マイク・カメラ無し、非同期ですら可能な、オンライン専用のブレスト方法 時間が合わない・一人で考えたいメンバーの創造力も活かせる方法「A+Cブレスト」を実践し習得します。喋らずにアイデア出しにする係を設けることで、口頭のブレストが大幅に捗ります。頻繁にブレストする必要のあるプロジェクトチームの生産性を高めます。 |