2020年03月14日

【ご案内】商品アイデア発想のコツ・オンラインセミナー(3月24日、事前申込制)

3月24日、公的機関のオンラインセミナーで登壇します。

0324idea.png

主に、3Dプリンターで造形をする、将来的にしたい、という人のための「作るアイテムの案をさっと、どんどん沸かせる発想方法」の話です。
無料ですが事前申し込み制です。
ご興味あればぜひご参加ください。

申し込みと詳細

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スライド(暫定)を公開中です↓
https://www.slideshare.net/ishiirikie/ss-230248633

見れない時は、動画で↓
https://www.youtube.com/watch?v=9nAw3LvV8L8

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posted by 石井力重 at 16:58 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月11日

3月11日を迎えました。仕事・研究以外のことを書きます。

2011年3月11日に起きた巨大地震から9年が経ちました。


9年間が立ち、死んでいった友人たちを思い出す時間が、ずいぶん減りました。
さみしくもありますが、それが偽らざる9年後の今です。

2011年、あの時、日本中、世界中から支援が東北に届きました。

この地域(宮城)に暮らす仲間はとても救われました。

なにより、気持ちをいっぱい貰い、勇気づけられました。

そして、いつも思います。”今度は僕らだ、恩を変えそう”


と。


また、思うのですが、災害を生きのこったものの使命として、生きている人はいつも人生を謳歌して生きなくてはいけない。沢山、稼いで、沢山納税して、たくさん使って、もっともっと社会が良くなるようにしなくちゃ。と。




震災から9年を経て、思うことをまとめますと以下の3つです。



◎生きてる限りは、毎日悔いのない全力日を生きよう。


◎災害になってからじゃなく、先例に学び、減災しよう。


◎恩をもらったら、社会に倍返しだ。


社会的な困難になった時、なくなった快闊な友人の声を思い出します。

「石井君、そんなの悩んでないで、やって失敗して、分かったら、進むよ」と。

その通りですね。

創造的努力の日々を、皆とともに、行きます。

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posted by 石井力重 at 03:57 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年03月02日

残る種は、変化できる種である。

新型肺炎で外出自粛の二週間が始まりました。
これまでは、オンライン会議、オンライン講義というのは、どこかリアルの行為の劣化版と捉えられていた気がします。
リアルに対面できない今、急速に、皆がオンライン上での仕事の方式に取り組んで、オンラインを試し始めています。

従来の話から綴ります。

前は、オンラインで会議しませんかというと、大企業の方は困った顔で「うちは、セキュリティーが固くて/Webの運用ルールが厳しくて/就業時間内には難しくて/会社PCからはアクセスが遮断されちゃうので/自宅PCには資料がもってこれないので」という感じに、なっていました。

石井は地方(仙台)在住で、かつ、全国に滞在するので「じゃあ、その日(飛行機・新幹線にのって)伺いますね」と、回答していました。1打ち合わせ2時間、移動経費は、3〜5万円。
ただ、それでも、やはりリアルに対面しての会話の方が、機微が分かって良いので、できるだけ対面会議をしてきました。

さて、先週の話です。
新型コロナで出社停止(在宅勤務)に一気に社会が動こうとする直前あたりのころ。

まだ東京・大阪を出張していたので「じゃあ、明日予定通りお伺いしますね」とメールすると「テレカン(テレカンファレンス=遠隔会議)にしましょう」と。

もうその打ち合わせもあるので都内滞在を始めてしまったので、行った方がいいのに、と思いつつも、テレカンの特殊なシステムの招待メールが来て、接続テストを事前にして(そこで15分、ああでもない、こうかな、と)、当日は、複数人のマイクがハウリングしまくり、会議をしました。(小部屋に複数人がいて、PCが複数台があるなら、イヤホンマイクをつけることがハウリング回避に重要なんですが、初めてなので、当然、会社備品にはないのですよね)

これは、やりにくい、と従来なら「だめだ」となる感じの体験でしたが、もう、テレカンを使わねば、やりようがなくなるので、また、テレカンしましょう、と。

で、イヤホンマイクがあれば、多分そこそこの品質にはなりそうでした。
PCの位置をあげて、頭の高さに置けば、見え方も不自然でなくなります。
(机に置いたPCの写す映像は、話し手の鼻の穴と二重顎を強調します。女性は、写真に写る時にあおりをいやがる傾向にありますが、普通に置いたPCが写すのはまさにそのあおりのアングルです。)
最初に、ボタン操作に慣れることとか、接続テストとかは、ホントに初回だけでいいので、次はその手間がありませんし。

会議は遠隔で。

二週間で、対面重視主義(私もです)が、テレカンの便利さにとって代わるでしょう。大雨の日、猛暑の日、足を運ぶべき時以外は、オンラインでいいじゃないか、とすると、会議室の取り合いも緩和されるでしょうし、受付の作業、お茶を買う、ごみを捨てるコストも減るでしょう。
訪問側も数百円〜数万円が減り、移動の1時間〜数時間も、その仕事のためにつかえ、より良い提案ができるようになるでしょう。

==ここから、話のポイントが少し変わります==

さて、4月の頭、新入社員研修のピークですがそのころ、本社一か所に全員集まる合同研修をするかどうか、という議論も出ています。

読み上げ型の講義だと、オンラインでもすぐスイッチできそうですが、体験中心の研修は、画面越しのコンテンツにはそのまま置き換われません。多分、ゼロベースで組み立て直さないといけないでしょう。

その話者の肉声であればこそ、届けられるものをもっているタレント性のある講師の方なんかも、参加者の息遣い、反応、によってアクセルの踏み方を変えている部分を、どうしようかなと、悩ましいでしょう。

この二週間が過ぎ、更に少し経つと、新年度です。
そこで、再びリアルの対面でのことが復活する可能性もありますが、自粛期間を継続する可能性もあります(この文章を書いている時点では、まったく不透明です。個人的には、楽観側ですが、さて。)

ただ、今回の事態は、新型コロナを乗り切れば、もう来ないかといえば、そうじゃなさそうに思います。
流行り病。
その世界的な発生と食い止めの事態は、出現インターバルを短くして、ついに毎年冬には、性質の分からない新型の疫病が登場し、冬はいつも、外出を控える世界になる、そんな可能性もあります。

なので。

新しい環境で、最適な仕事方法を、我々は今回の件で、模索し、確立するべきなのだろうと思います。

今回は緊急の外出自粛の二週間で、皆さん、戸惑っていますし、できることも限られていて比較的時間が余っているように見えます。
しかし、毎年2月は「暗黒の月」という感じに、自宅にこもることが常態化してきたらその時期でもきっと、仕事は山のようにあるでしょう。

今回の「国をあげてのテレワークの練習期間」みたいな時期には、とことん、最適解を探して、試し手をためしてみるのが良さそうです。

生き残る種は、変化できる種だ。
強い種ではない。

それを組織論で行くと、仕事の仕方を臨機応変に変えられる人がのこり、それを拒絶する強い人(偉い人)は、残れないのかもしれません。

企業レベルでも同じです。私の回しには研修事業をする方が、仕事柄多くいますが、残るのは、リアル型を、オンライン型にうつせる企業さんだろうと思います。

ワークショップもテレ・ワークショップに、うつっていくでしょう。


==余談です==

かくいう石井は、リアル型の要素が非常に強いので、ここで変わるためのトライアルを、頑張って、しています。

”アイデア・テレ・ワークショップ”とでもいうものができるなら、それはいったいどんなものだろうか、と、想像し、プロトタイプを重ねていきます。

時々、新しいことを試してみますので、どうぞ皆さま、生暖かく、見守っていただけましたらば、幸甚です。

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posted by 石井力重 at 16:38 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年02月11日

秋田にて。

2月の旅仕事は25日5都市をめぐります。

今は、2都市目、秋田に滞在しています。

2月8日は、市民交流サロンにて、NPOや行政マン、学校の先生、社会人と、多様な方とのアイデアのワークショップ中心の講義をしました。


スライドはこちら

2月10日は、秋田大学の近く、コワーキングスペースSDBにて、経営者、起業家、ビジネス支援者の方々と、小さく濃いアイデア創出の実践をしました。

0210_idea.jpg

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こういう、即興で、深く、親密な集団サイズに入っての実践というのは、私には珍しいことなのですが、これもまたいいですね。私自身がアイデアを出したい性質なので、楽しく半日、皆さんとブレストしました。

秋田のおいしいお酒とお米、暖かい人々、暖冬なのにどっさり降る雪。
博士課程の研究室の後輩との懐かしい再開もあったり。

今回沢山の縁ができました。

posted by 石井力重 at 12:03 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年02月07日

【創造研修のコツ】なるべく近くの人と雑談を。学習効果が上がります。

アイデアの授業、創造研修、クリエイティブなプロジェクト、などの場を、捗らせる要素があります。

それは「グループの凝集性をあげる」ことです。
(難しめに言うと「人と人の間の近しさを向上させる」ことですが、)
平たく言えば、「グループの仲良し度の度合いをあげる」ことです。

凝集性が高いと、クリエイティブワークはうまくいく。
そういう傾向があります。

では、凝集性をあげる方法は?
2つあります。

1.一緒に遊ぶ
2.一緒に食べる

研修やワークショップの冒頭の遊びの要素は「一緒に遊ぶ」の役割があり、創造的活動への助走となっています。

しかし、現実では、研修時間が短くて、凝集性をあげることができないこともあります。

そこで、開始前の時間、周辺の人と自己紹介や雑談をしておくと、よいでしょう。

凝集性が高くなり、創造技法の実践レベルが良くなり、学習効果が高まります。

「話しかけたら相手に迷惑かも」と思う人もいるでしょうけれど、相手に配慮しつつもぜひ話しかけてみてください。
始まる前に雑談して過ごすチームは、その後観察していると、スキルをうまく実践し、本来の目的(=スキルの学習)を高く達成しがちです。
グループのメンバーにもプラスだと思って、ぜひ遠慮しないで、雑談してみてください。
雑談というとぼんやりしますが、相手の人となりを知っておく、という感じです。

(ただし、この雑談のススメは、アイデア、企画、クリエイティブのような学習の場においては、です。
専門外で分かりませんが、法務を学ぶ研修とか、硬い研修の場合は、雑談は純粋に迷惑かもしれませんので、この雑談のススメはクリエイティブ側に限っての話です。)
posted by 石井力重 at 07:00 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年01月23日

共著『実例で学ぶ創造技法』が出版されました。

実例で学ぶ創造技法_石井力重.png

石井も執筆に参加した本が出ました。

学会が出版する創造技法の本です。19人共著、ということで、JAIST国藤先生、TRIZの中川先生、慶応の前野先生、というそうそうたる先生方との共著者になれたのは、実に稀有な機会でした。

『実例で学ぶ創造技法』
  • 日本創造学会 (監修)
  • 日科技連出版社
  • 2020/1/23



<青く見えたり、緑に見えたりする色です。>

著者は、編著者の高橋誠(たかはしまこと)先生ほか18名。
章担当順に記すと以下のとおり。敬称略。
  1. 樋口健夫(ひぐちたけお)
  2. 澤泉重一(さわいずみしげいち)
  3. 石井力重(いしいりきえ)
  4. 有賀三夏(ありがみなつ)・下郡啓夫(しもごおりあきお)
  5. 上條雅雄(かみじょうまさお)
  6. 西浦和樹(にしうらかずき)
  7. 川路崇博(かわじたかひろ)
  8. 池澤七郎(いけざわしちろう)
  9. 松波晴人(まつなみはるひと)
  10. 國藤進(くにふじすすむ)
  11. 中川徹(なかがわとおる)
  12. 田村新吾(たむらしんご)
  13. 前野隆司(まえのたかし)
  14. 齊藤誠(さいとうまこと)
  15. 豊田貞光(とよださだみつ)
  16. 河野龍太(こうのりゅうた)
  17. 安藤正行(あんどうまさゆき)
(※4章のみ2名による執筆です。)

今後、創造技法の教科書になると思われます。
ぜひ一度手に取ってみてください。
(ですが、学術書に近いものであり、一般の書店にはあまりおいていないかもしれません。)



どんな内容なのか、書籍紹介から抜粋します。

本書は、創造的な問題解決に使える「創造技法」を、実践で具体的に使えるように書かれた本です。紹介する17技法は、創造技法の基本的技法です。

本書では各技法紹介の前半で、技法の基本と進め方を解説し、後半で、現場での活用に役立つ、具体例や実践例を紹介しています。

特に、企業や教育界などの現場で、創造技法が具体的に活用された例を、多数掲載しています。

執筆者は、日本の創造性研究をリードする日本創造学会の研究者を中心とする創造技法の専門家たちです。


第1部 発想を日々の習慣にさせる法
 第1章 アイデアマラソン発想法 ―毎日発想し、書き留める自己啓発式蓄積型の発想法―
 第2章 セレンディピティ活用法 ―偶然から発見する力をつける―
 第3章 アイデアスケッチ ―頭の中のアイデアを3分で紙に書き出す―(石井担当章)
 第4章 MIセオリー ―ハーバードの多重知能理論を応用した思考法―

第2部 ひらめきを誕生させる発想法
 第5章 ブレインストーミング ―アイデアを湧き出させる基本ルールのマスターが必須―
 第6章 ブレインライティング ―日本人向けの黙っていてOKなグループ発想法―
 第7章 マインドマップ ―1枚のシートに連想を次々と書き出す―
 第8章 NM法 ―類比をヒントに独創品を発想する―
 第9章 行動観察 ―場における1人の行動から新たな価値を生み出す発想法―

第3部 アイデアを企画にまとめる技法
 第10章 KJ法 ―W型問題解決学が基本の発想法―
 第11章 TRIZ/USIT法 ―問題の根本原因と理想像から解決策を導く―
 第12章 FALO ―新興商品を開発する革新的な商品企画法―
 第13章 デザイン思考 ―発想から企画までースタンフォード大学で誕生した技法―

第4部 企画を実現させる技法
 第14章 企画書作成法 ―アイデアを企画に仕上げる―
 第15章 フラット3 ―90分でライバルに勝てるプレゼン技法―
 第16章 ビジネスモデル・キャンバス ―1枚のマップで事業構想を共有できるツール―
 第17章 目的工学ワークショップ ―目的思考を活用した新規プロジェクト産出法―


余談:

私にとっては、単著ふくめ3冊目の本となりました。

折に触れて、本の内容を紹介したいと思います。

posted by 石井力重 at 23:02 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年01月07日

学会の評議員を拝命しました。任期3年。

創造性の研究を行う学会である「日本創造学会」。私がメインで活動している学会です。15年間ぐらい正会員として研究発表を行ってきました。

その学会で、この度、評議員、を拝命しました。
任期は三年です。(2020/1/1〜2022/12/31)

20200107.jpg
(※印影をぼかすために、大幅に劣化処理しています)

評議員は正会員の選挙で選出されます。全正会員が対象です。
実は3年前の選挙では、選出いただいたのに恐縮ながら辞退したことがあります。

当時は、仙台のNPOの理事や、東京のNPOの理事を引き受けていて、社会貢献に取れる時間枠を上限まで使ってしまっていました。それを超えて行えば、事業が傾きます。知人友人にいい顔をして未来の顧客に不誠実になる。それは絶対にしてはならない、と思っています。なので、自分が定めた時間枠を超えないようにしています。
現在はその両方を退任し、社会貢献枠は、2つの非常勤講師に使っています。

昨年の秋に、再び、選出いただいた知らせを聞き、かなり悩みました。

社会貢献枠は徐々に増やしてきたこともあって、学会の評議員をするための時間がいくらかは取れそうです。でも、常に東京で行われるであろう評議員会に何度も参加するのは、時間も費用も難しいものがあります。
悩んだ挙句に、思い至ったことがあります。
学会に入ったばかりの頃は、誰も知人がいませんでした。毎年研究発表をし、先生方とディスカッションを重ね、ゲスト講義に呼んでくださったり、サロンでのワークショップの機会をいただいたりしました。学会というのは入会※も退会も自由なわけで新しい顔ぶれは定番のメンバーになることもあればいなくなることもあります。(※入会には一定のルールがあります。割と簡単ですが。)
そういう中で、学会運営の一端を担う評議員に選出されました。つまり、一定数の方が「運営を任せてもいい人」としてあげて下さったわけで、それは”簡単にいなくなる人ではない人だ、とコミュニティから認めてもらったこと”でもある。
そう思い至りました。
自分が、その信認をもらうに値するかどうかはいまだに自信がありませんが、二度も選出いただいたのであれば、今回はお引き受けしよう、と思いました。

活動日数的には私は限定的かもしれませんが、参画できる限りは参画し、より良い研究発表の場と、先端知識の社会への還元の活動に、貢献したいと思います。

補足:

日本創造学会は、日本学術会議の登録研究団体です。1984年登録の歴史の古い学会です。登録の少し前、1979年、初代理事長は「川喜田二郎」先生です。先生の名前を初めて聞いたという方でも、アイデアをカードに書いてグルーピングしていく手法「KJ法」の名称は聞いたことがあるかもしれません。そのKJ法の創始者です。

◎ 日本創造学会のWEBサイト
学会開催の情報ページ(毎年、春〜梅雨ごろに、秋の学会の案内が掲載されます)
学会のニューズレターの閲覧ができるページ(ページ下の方のTOPIC)

日本の創造性・創造技法の大先生がたが属しています。ですが、創造性を扱う学問領域のためか、研究発表、そのディスカッション、懇親会はいつもフランクです。創造性の研究ってどんなことをしているんだろう、という方はぜひ一度参加してみてください。

((余談))

なお、創造技法を学ぶつもりで学会参加する新しい参加者には、充分に応えきれていないかもしれません。技法の習得のニーズが多ければこたえていくような、セッションもやってほしい、と私の知人たちにはよく言われます。

また、過去の研究発表や論文に、簡単にアクセスできる方法はないのだろうかと聞かれるたびに、うまく答えられていません。

良い伝統を守りながら、運営の労力は省力化しつつも、より社会に貢献できる学会になっていくよう、石井なりに鋭意努力してみようと思います。30年を超える学会です。この先30年たつと、2050年です。21世紀後半の人々が「この学会があって本当に良かった」と言うような学術団体であるには、どういう発展の軌道を描いていくのが良いのか。そんなことも意識しながら、この任期三年に臨みます。

微力ながら尽力しますので皆様どうぞ、よろしくお願いします。

石井力重
2020年1月7日
posted by 石井力重 at 10:40 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年01月01日

新年の抱負(2020年元旦)

年賀状を2011年の震災以降はすべて廃止し、ブログとSNSでのご挨拶にさせていただいています。
(年賀状費用を、その分復興や社会発展のための費用に回そうと決めたためです。)

※本内容は、音声で聞くこともできます。
 (Amazon Pollyにて作成した合成音声です。)
  ↓
 
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あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、アイデアプラントとしてできることを全力で行いました。

そうできたのは、ご用命くださって様々な機会を下さった皆様のおかげです。
また、マグネットデザインをはじめとするパートナー企業の皆様のおかげです。

志しにかなう仕事をさせてくださって、本当にありがとうございました。

今年は一層、精進し、道をまい進したいと思います。
皆さま、どうぞお力添えくださいますよう、お願い申し上げます。


さて、昨年の活動をまず、報告します。

【2019年の活動報告】

==多様な産業領域で創造支援・アイデアワークショップ==
(守秘もあり、業種の頭文字のみ書きます。ほぼ、一部上場企業です)

◎精/光/薬/化/情/鉄/電/重/車/道/医/測/銀

==公的機関・教育機関で講演・ワークショップ==

◎東京(スタートアップハブ)
◎仙台(宮城県産業技術総合センター)
◎大阪(産創館)
◎八尾(環山楼塾)
◎早稲田大学(夏季集中講義:デザイン論)
◎奈良女子大学(冬季集中講義:創造学)
◎立命館(吉田真理先生のゲスト講義)
◎東北工業大学(アイデア基礎、年5回)
◎京都精華大医学(漫画学部)

==メディア掲載==

◎日経新聞(Bizワザ)
◎BackCasting Lab
◎会議Hack

==他==

◎顧客内の発想ツールを開発するプロジェクトを、複数案件、実施しました。
誰もが知る大企業です。高度な発想プロセスを元々持っていて、それをさらに効果的に実践するための「ある種のお手伝い」として参画しました。要求水準が高い依頼に、当初は本当に引き受けられるだろうかと、相当に覚悟を決めて参画を決定し、全力で支援しました。

◎大企業の中の事業プラン審査員を務めました。
これまた、大企業です。たくさんのプランが上がってきてそのプレゼンを聞き質問をして、アイデアとプランの質を明らかにする、という仕事でした。私はアイデアの潜在可能性をとも引き出す役でした。一緒に座っているVCの方は逆に切れる刀でばっさばさに切る。そんな多様性の高い審査会をした夏でした。

◎大企業の製品ブレストに、ブレストメンバーとして招聘されました。
各種の専門家とともに、思いっきり創造的にアイデアを描き出していく、楽しい、そして、かなり高度なコンセプト創出の活動をさせてもらいました。

◎「アイデアプラントの海外渡航」を再開しました。
2019年は、スペイン(サンセバスチャン、ビルバオ)、ドイツ(フランクフルト、ミュンヘン)へ。
分子料理法による特殊な地域発展の事例と、3Dプリンターの先端的な事例を実際に見てきました。
震災(2011)以来、海外にも目を向けて継続してきたのですが、2018年は腰痛で中断していました。2019年は杖をついての海外渡航では制限もありましたが、工夫すると可能であることもわかりました。

◎一年間のホテル宿泊人数は、171泊になりました。
半日滞在の日も含めると、191日の旅仕事です。多くの都市に滞在し仕事をした一年でした。

◎日本創造学会で、研究発表をしました。
「批判行為を入れたブレスト」という、ブレストの根底を変えるスキームでの、効果性実験をし、ある種の批判はブレストに取り入れることで、アイデアがよくなる可能性があることを示しました。学会発表以降は「ブレインストーミングType2」という名称で各社各地で紹介しています。

◎腰の回復
最大の痛みを100とするなら現在は5ぐらいまで回復しました。この先も杖は突いていきますが、比較的普通の行動ができるようになりました。(皆さんご心配をおかけしました。)


次に2020年の展望と抱負を書きます。

【2020年の展望】

◎今年は、共創の仕事が増えそうです。
大手企業の創造プロジェクトに参画し、創造活動にコミットする依頼が増えそうです。それに高く対応できるように、常に能力研鑽して進んでいきます。

◎ミドル60%に向けた「アイデア発想ツール」を上市します。
アイデアプラント製品の多くは、創造力に長けたチームに使われています。ですが、企業の多くの人材であるミドル60%にも、さっと使える、そういうツールを春までに出したいと思います。石井が非売品としてワークショップで使っていたものが、使用で洗練の時期を経て、いよいよ市場へ、という運びです。

(なお、ハイレベル向けのツールも開発中です。TRIZとVEから作った発想パターン「if60」を発想ツールとして完成させるための膨大なデザイン作業も日々行っていきます。)


◎九州の滞在が増えそうです。
昨年は大阪京都奈良兵庫の滞在日数が非常に多かったのですが、今年は、どうも、九州に何度も行くような気がします。オリンピックの夏であまり関東滞在しない一年になると予想されます。その分、色んな町の色んな企業さんに出向いて、創造的努力の方法をお伝えしていきたいともいます。(もちろん、全国各地、お声がけいただければ、どちらへも伺います。ちゃんとした講座もしますが、開催一週間前の講座立案などのスピーディーなものもできるかぎり対応しています。)

◎学術的な活動も層を厚くして行きそうです。
日本創造学会の先生方による共著の本が、出版されます。石井も1つの章を担当しました。
また、同学会の評議員(任期3年)を拝命します。創造性の研究の学会である創造学会の発展に向けて研究者個人として以外にも貢献していき、社会に知を還元したいと思います。
また、研究も深めます。新しいブレインストーミング方法の開発も続け、人が持つ創造的知性をいかに集団活動の中で活用できるようにするか、という観点から、今後も実験と結果報告を行っていきます。


以上です。

皆さんの創造的な努力が、製品サービスとして広く社会に価値提供をしていく。企業収益になる。そのために石井ができることがあれば全力を尽くします。

今年もどうぞよろしくお願いします。

2020年元旦・石井力重

posted by 石井力重 at 22:02 | アイデアプラント 5th(2018-2020)



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