4月に某社内のアイデアソンを実施しました。
ファシリテーションのスライドを公開します。
(固有情報は完全に記号化処理をしてあります)
Zoomで20人ぐらいの参加者人数でした。
創業者さん、各店舗の店長級、および、新事業アイデア出しに意欲的な社内人材です。
時間は4~4.5時間ほど。
途中、その会社さんにテレビ生中継が入る(この時分ですのでオンラインで)というハプニングもありました。
最終的には70個を超える新事業アイデアが創出されました。
上位のレビューを行いましたところ、かなり魅力的で、かつ、スピード勝負の事業機会のアイデアもありました。
今後の同社の瞬発力を活かして、事業拡大をされてゆかれると思います。
世の中の80%の業種が大きく失速するコロナ状況下。
世の中の80%の業種が大きく失速するコロナ状況下。
同社は、極端に強く影響を受ける業界に属しています。
その中でも、創業社長が、各地のリーダを鼓舞して、
全社的に面白い新事業アイデア(そして実現可能で、同社しかできない事業)を
構想されていました。
こういう貴重な機会に立ち会えたことに感謝しつつ
全力でファシリテーションをさせてもらいました。
貴重な機会をありがとうございます。
(特に、アレンジしてくださって
当日も参加してくださったYさんには心からの御礼を申し上げます。)
((余話)) |
「オンラインでのアイデア出しも可能なんだ。たのしーなこれ!」と創業社長さんがおっしゃってくださっていました。もちろんそれには景気づけ、ムード醸成の意味もあるだろうことは踏まえていますが、実際に皆さんが、楽しんで提案されるアイデアは、どれも、ぐぐっと温度が上がるような、魅力的なプランでした。ぜひ、そのサービスやってほしいなぁと消費者としても望むものばかりでした。 石井は自画自賛をしたいわけではありませんで「オンライン・社内アイデアソンのススメ」をしたいのです。(もし、外部のサポートがいるなら、石井だけでなく色んなアイデアソンの会社さんもあります。最近読んだ記事だと富士通さん系のアイデアソンがオンラインで頑張っておられるようです。アイデアソンの国内の大手の矢吹さんのところ(ハックキャンプ)も、コロナの前からオンラインでの活動も併用されていて、現在、ますます活躍されているようです。どこに依頼するかは、相性や制約の問題ですが、それはこの際は脇においておいきます。) 申し上げたいのは「可能性は造り出せる」ということです。 どんな時でも、逆境でも、強いリーダー、社内の創造的知性を全力で使えば、今持っている経営資源でもって、じり貧な状況下でも、新しく魅力的な事業・サービスのアイデアは生み出せます。 「絶対に?」といわれると少しひるみますが、多分、99%ぐらいの企業さんは、「堀起こされるのを待っている可能性」があると思います。 それは、社員たちのアイデアを効果的に醸成し、ギャザリングして、相互刺激をして、磨いて、形にしていくシンプルなやり方をリーダがすることで、顕在化すると思います。 このところ、送れていた情報公開を一気に進めています。 もし、この情報が誰かの創造的挑戦にお役に立てば幸甚、と思いながら、公開しています。 変化は下り坂すらチャンスです。ビジネスチャンス、いわゆる商機、です。 今、どうしようもない中で、呆然としている会社さんも多いと思いますが、どうか、色んなことをあきらめる前に、みんなで知恵を絞って、アイデアを、可能性を紡ぎだしてみてほしいのです。 「アイデアいっぱいの人は、常に道がある」というのは、多くのイノベーターに接してきて思うことです。 いい案がなくて、もうだめだ、と思うところからあと10個出してみてください。 創造やイノベーションというのは、危機感が極めて強いトリガーになります。 最大の危機を迎えた今、もしかしたら、最大に飛躍のチャンスも、その先の角を曲がったら待っているのかもしれません。 創造的努力をする人々を、いつも心から応援しています。 アイデアプラント 代表 石井力重 |