日経クロスウーマンさんに先日取材していただき、その内容が読みやすい読みものとして公開されました。
https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/100100389/100300001/
取材内容的には、いくつかの記事としてショート連載スタイルで徐々に掲載されていくと思います。
アカウントをお持ちの方は、ぜひご覧ください。
日経クロスウーマンさんに先日取材していただき、その内容が読みやすい読みものとして公開されました。
https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/100100389/100300001/
取材内容的には、いくつかの記事としてショート連載スタイルで徐々に掲載されていくと思います。
アカウントをお持ちの方は、ぜひご覧ください。
『AIを使って考えるための全技術』を手に取ってくださった皆様、勧めてくださった皆様、書店、出版、本に携わるすべての方に、心から御礼を。ありがとうございます。
本日(10月7日)、Amazon総合ランキング(すべての本の中で)
1位になりました。
本を書く、ということを、5年〜10年おきぐらいにしてきて、自分の名前が入っている本が、日本のすべての本の中で1番売れた、という日が来るとは。。。
タイムレス(時を超える)という言葉がありますが、生み出すものはできることなら、時を超えるものを、と思っています。
知は古くなる、それでも書籍を書く時は「せめて10年、書棚に残る本をーー。」と思って書いています。
そういう「流行を追うこと」からは、遠い思想の書き手なので、ランキングにランクインすることはそんなにないだろうなーーと思いながら、書いた20か月でした。
それが、意外なもので、皆様に推していただき、なんとこの運びに。
2009年に創業した日の自分が、1oも予想できなかった嘘みたいなことが、人生の中では起こります。
もうこの先、自著が日本中の本で一番売れた日を経験することは、ないだろうなあ、というぐらい、幸運すぎる経験をしまして。
これから始まる長い旅仕事の初日のホテルで、セブンイレブンで買ってきたモンブランで一人お祝いをして、これを励みに、明日からも一層全力で、皆さんに創造性の知見をお届けしようと思うのでした。
8月26日(火)の夜、Schooさんの生放送で講義を行います。
Schoo さんで『AIを使って考えるための全技術』から、選りすぐりの2つの技法を使って、“化けるアイデア”の作り方をお届けします。
●日時:8月26日(火) 21:00〜22:00(生放送)
●テーマ:AIと考える『化けるアイデア』の創出法
●出演:石井力重 × 津田明日香 さん
●視聴:無料(Schoo会員登録でOK)
AIと一緒に発想すると、普段の自分の思考だけでは届かない場所まで、ひらめきが広がります。
当日は、コメントやアイデア投稿も大歓迎。
「ちょっと見てみようかな」という方も、「がっつり参加したい!」という方も、気軽に遊びに来てください。
視聴はこちら → Schoo講義ページ
「AIを使って考える」とは「こういうことか」がシンプルに体験できる一時間をお届けします。
初夏にかけて、多様な現場で講義や研修を担当してきました。今回は「学校系」「学会・団体系」「企業・事業系」の3カテゴリに分けてご紹介します。
東北工業大学(5月22日・6月12日)
「アイデア基礎」講義(各3コマ連続・約100名)では、創造性の特性や発想法、多様なブレスト技法について、学生の皆さんと一緒に体験型で学びを深めました。
宮城第一高校(6月17日)
探究の授業(2コマ連続・1年生約200名)を担当。「立って動く」ブレストやディスカッションを通じて、各自の探究テーマを考え出す時間となりました。
日本ファシリテーション協会(6月14日)
全国大会のワークショップセレクションでImagineCardの実践や、PPGブレストの進め方をファシリテーターの皆さんと共有しました。
日本創造学会 クリエイティブサロン
学会賞受賞記念の研究発表として、ImagineCardをテーマにオンライン講演を実施。学術的な視点からの質疑や、多分野の専門家と「創造性の育み方」をじっくり議論する場となりました。
ここで詳細をお伝えできない案件も含みますが、いくつかの事例をご紹介します。
世界的な技術系企業での創造研修
グローバルに展開する技術系企業で、丸一日かけた創造研修を2回実施。創造性の本質やアイデア発想法、技術起点で新たなニーズを生み出す手法などを現場で実践しました。多様なバックグラウンドを持つ方々が交わる場で、新しい発想が次々と生まれる手応えを感じました。
唯一の国内メーカーでの合宿型研修
ある商品カテゴリーで日本に一社しかないメーカーさんでは、海の見える小高い研修所にて一泊二日の集中ワークショップを実施。普段の業務から離れた環境で、感性や直観を刺激しながら、来季の開発テーマや新たなアイデアを徹底的に考え抜く時間となりました。参加者からは「非日常の中で、日頃とは違う発想の広がりを体感できた」といった感想をいただいています。
AIの力を活用して仕事が加速する時代のなかで、人間が持つ「豊かな感性」や「直観力」の重要性はますます高まっています。昭和的ともいえる合宿型研修や、じっくりと対話する創造の時間が、今あらためて評価され始めているのを実感しています。
今後はこの分野のプログラムもさらに充実させていく予定です。ご相談だけでも大歓迎ですので、ニーズがありましたらぜひお気軽にご連絡ください。
新刊『AIを使って考えるための全技術』の出版もあり、オンラインでの活動が目立っていましたが、現場での実践や対話もこれまで通り大切にしながら、「考える力」を育む仕事に取り組んでいます。
ご縁のあった皆さまに、心より感謝申し上げます。
考具、の、かとうまさはるさん、そして考具を世に出した作家のエージェントであるアップルシードエージェンシーの鬼塚さんと、石井で打ち合わせをしていました。
このお二人がいなければ本がダイヤモンド社という超大手から出ることはあり得なかった、そんなお二人です。
考具という書籍との出会い、その本を作った書いた人たちとの出会いが、奇妙なことに「本を書くのは苦手で…」、という石井を分厚い本の著者になるところへ運んできました。
この写真は、若かりし石井が、考具に出会って夢中で付箋をつけて読んだ二十年前に妄想したシーンなんです。「考具を世に出したお二人と、何か一緒に仕事をしている自分」。でも、まさか、ね、という妄想でした。
しかしあの頃の「考具が憧れのまま」としていたなら、きっと今日は無かった気もします。
考具というきっかけがあって、創造工学の道へ進み、アイデア発想という営みに研究者として光を当ててきた、この道を振り返ると、道で拾ったものがいっぱいあった。
それらを根こそぎ集めて20カ月の間、加藤さんと石井一穂さんとの出版チームで組み立てたのがこの本。
ーーというのは、石井の心情の吐露っぽい話でした。
さて。
私は、自分の文章を褒められない性質ですが、私の筆の後に2人(監修者、編集者)によって練られて、実質3回書かれた本なので、はっきり言えば「石井の書いた本らしからぬ読みやすさ」になってます、と素直に言えます。
創造的な仕事をする人がサクサク必要なとこを読んで使って、創造的発展をしていく、その踏み台になれたら、と思います。
6月14日(土)と15日(日)に開催される ファシリテーション・サミット 仙台2025 に、ワークショップ講師として招いていただきました。テーマは「共創」。私はその中で、昨年学会で発表賞を受賞したツール 「Imagine Card」 を使ったミニ・セッションを担当します。
(6月14日 13:30、ワークショップセレクション(1)の中で行います)
私のパートはこんな内容です。
Imagine Cardライト体験
カードに書かれたユニークな動きを真似して、発想をほぐすプログラムです。
発想に行き詰まったときの“ストレッチ”方法として、一人で、あるいは、ファシリテーションや会議の冒頭で活用できます。
身体を軽く動かす程度なので、服装は普段着でOK。
質疑と小さな相談タイム(予定ですが変わるかも)
「チームでどう活かす?」「オンラインでも使える?」など、気になることをみんなでディスカッションしてみましょう。
サミット全体はざっくりこんな感じ
主催:日本ファシリテーション協会(FAJ)
会場:せんだいメディアテークほか仙台市内3会場
日時:6/14(土)10:00–18:00、6/15(日)09:30–12:45
参加費:FAJ会員 4,500円/一般 6,400円(早割あり)
詳しいプログラムやチケット購入は 公式サイト または Peatix をご覧ください。
https://www.faj.or.jp/activity/summit/event/Sendai-2025/index.html
https://peatix.com/event/4373881
仙台の初夏は新緑が気持ち良い季節です。もしお時間とご興味があれば、ぜひ遊びに来ていただければ嬉しいです。
それでは会場でお待ちしています。
石井力重
2025年3月10日(月)、豊田高専にて、私が講師を務めたアイデアソン「スマートYES・NO〜未来のコミュニケーションをデザインしよう〜」を開催しました。
このワークショップのテーマは、情報化が進んでも解決されない「コミュニケーションの課題」。特に、「YES」と「NO」の意思表示をスマートに伝える新たな方法について考えるというものでした。参加してくれた学生の皆さんには、恋愛関係だけでなく、職場や日常生活における意思表示にまで広げて、自由な発想で取り組んでもらいました。
ワークショップは、まず3人組で雑談形式の短いブレインストーミングを複数回行い、その後個人でアイデアスケッチを紙にまとめる流れで進めました。私が推奨する「アイデアスケッチ記法」を使い、皆さんが考えたアイデアを明確に可視化してもらいました。その後、全参加者が面白いと感じたアイデアに「☆」をつけ、魅力的な案を抽出しました。
さらに、選ばれたアイデアをもっと魅力的にするため、HUMA法(Happy・Unique・Moving・Approach)を用いて、幸せや楽しさ、感動の要素を取り入れてブラッシュアップしていきました。
チームごとにアイデアをまとめていく議論をテーブルを回って聞いていましたが、思わず「なるほど!」と唸るようなユニークで革新的な提案が数多くありました。スマートデバイスやAIを活用した具体的なアイデアも登場し、未来のコミュニケーションがより便利で多彩なものになることを強く感じることができました。
このアイデアソンを通して、学生の皆さんにプロコンや日常の問題解決に役立つ創造的思考法やスキルを身につけてもらえたら嬉しく思います。また、アイデア創出の楽しさや可能性を体感してもらえたのではないでしょうか。
豊田高専の関係者の皆様、参加してくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。
スライド(動画化)がYoutubeにあります。こちら
先日、2025年2月7日(金)に宮城県産業技術総合センターにて、『アイデアワークショップ(第3回)』〜生成AI活用・製造業のためのビジネスアイデア創出ワークショップ(第3回)〜」 を開催いたしました。
本ワークショップは、製造業の皆様が、アイデア創出の手法を体験的に習得し、さらに近年注目を集める生成AIを活用してビジネスアイデアを加速させることを目的として、全3回シリーズの本格的な研修スタイルで実施してまいりました。
第3回となる今回は、これまで培ってきたアイデア創出の知見と、進化の著しい生成AIの可能性を組み合わせ、新たな事業の種を生み出すことに焦点を当てました。
ワークショップは午前10時から午後5時までの長丁場となりましたが、参加者の皆様は終始熱心に取り組んでくださいました。
まず、私、石井力重より、アイデア創出手法の実践と、生成AIを活用したアイデア創出の加速方法について、これまでの経験に基づいた解説を行いました。アイデアプラントとして、これまで大手企業、地域企業、大学等で実施してきたアイデア創出のノウハウを共有させていただきました。
続いて、宮城県産業技術総合センターの伊藤さんから、生成AIの概要、画像・動画の作成実践例、商品企画やデザイン、プログラミングへの活用例、そして課題と注意点などについて、幅広い視点からの解説がありました。
ワークショップの中盤では、私が長年の研究調査結果を基に開発した「JINCA – 人機共想カード -」を用いて、参加者全員でアイデア創出の実践を行いました。「JINCA」は、ChatGPTなどの生成AIに効果的にアイデア創出をしてもらうための専用プロンプトセットであり、私自身の長年の研究と数多くのワークショップ経験からのノウハウが凝縮されています。

参加者の皆様は、「JINCAカード」からアイデア出しに必要なフレーズを素早く選び、ワークショップ用に開発されたWebツール「JINCAプロンプトアシスタント」 を使用して、簡単に生成AIのプロンプト入力欄に入力していくことができました。
この「JINCAプロンプトアシスタント」は、アイデアを得たい対象や課題を自由に入力してプロンプトに反映できるだけでなく、作成されたプロンプトをWebツール内で自由に編集できる柔軟な機能を備えています。さらに、ワンクリックでプロンプトフレーズをコピーできるため、発想の流れを途切れさせることなく、生成AIとの反復的なアイデア創出作業をスムーズに行うことができます。PCとスマートフォンの両方に対応しているため、場所を選ばずにアイデア出しが可能です。
「JINCA」は、人間(人)とAI(機械)がそれぞれの得意な点を活かし、苦手な点を補い合いながら、新たなアイデアを紡ぎ出す、新しくも本格的なアイデア創出手法です。実際に事業企画部門などで用いられている実績のあるフレーズが、現代的に洗練された形で収録されており、一見難しそうな発想手法に手軽に触れていただくことができました. 「AIプロンプト」カード集も提供し、効率よく質の高いアイデアを生み出す支援をしました。AIの回答を「最終的な案」ではなく、「さらなる魅力的な発想を引き出すきっかけ」とする実践的なAI対話方法も学びました。
ワークショップの終盤には、これまた私の研究開発の成果であるアイデア発想とその評価手法「Creatio」 を用いた講義と実習を行いました。「Creatio」は、番が交替するカードゲーム方式のアイデア出しの手法で、評価者となった参加者が、他の参加者が短い時間で出したアイデア群の中から、自分の点数(投資額)を配分していくというものです。最終的に最も多くの点数(投資額)を獲得した参加者が勝ちとなる、発想とゲーム性を組み合わせたユニークな手法です。
参加者の皆様は、瞬間的にアイデアを出す発想トレーニングとして取り組みながら、カードに書かれた、膨大な特許や発想法研究をベースに平易にアレンジされたフレーズに助けられ、活発なアイデア出しを行っていました。評価する側も、短時間でアイデアを絞り込んでいく判断力のトレーニングになったようです。

また、Creatioのサブセットである「IF60+How40」 を用いた新製品アイデア考案の演習も行いました。まず「アイデアの内部構造」について解説し、「What(何をする)」を発想するIF60(理想的なファンクションのエッセンス集) と、「How(どう実現する)」を発想するHow40(技術的ブレークスルーのパターン集) の概要と活用方法を説明しました。参加者の皆様は、ご自身の業界の製品を題材に、IF60とHow40を組み合わせて新しい製品コンセプトを発想する演習に熱心に取り組みました。「理想的な機能を付与し、仕組みを考える」 ことの重要性を体験していただきました.
さらに、考えたアイデアや企画に楽しさや感動を加え、魅力的なものへと変える発想法「HUMA(Happy Unique Moving Approach)」 についても解説しました。AIが思考を支援する時代だからこそ、人間ならではの「心の豊かさ」に根ざした発想力が重要になるという考え方に基づき、「幸せ」「楽しさ」「感動」の因子を活用してアイデアを発展させる具体的な手法をご紹介しました.
当日は、土木技術、金属3Dプリンター、デザイナー、化学材料開発、食品産業、安全製品開発など、多岐にわたる業種からのご参加があり、活発な交流が行われました。
参加者の皆様からは、「生成AIと人間の協働による新しいアイデア創出の可能性を感じた」「JINCAやCreatioといった具体的な手法を体験できて大変参考になった」「異業種の方との交流から新たな視点が得られた」 など、多くのポジティブなフィードバックをいただきました。
本ワークショップを通じて、生成AIを適切に活用し、アイデアの量を増やしつつ、技術的な発想法と組み合わせることで、これまでになかった視点からの的確なアイデアが生まれることを実感いただけたかと思います。
また、ビジネス現場で求められるアイデアのスピードと量を楽しく体験し、短時間でアイデアを絞り込む判断力を養う良い機会になったようです。
宮城県の開催報告はこちら