2011年09月18日

ワークショップが作られるまで。骨格→ブロック→連結→成形

ワークショップを作る時に、沢山の過去のスライドパーツ群の中から、どうやって作るのかを自分で観察してみました。

1)骨格

まず、ワードで骨格を作ります。過去のスライドがある、ない、は関係なく。これで、主催者さんとやり取りをしていき、これで行こうか、という所まで骨格を作ります。メールの本文で展開することもあります。

2)ブロック

ブロックを、がががっとつなぎます。進行の流れに沿って、1つずつブカスタマイズしておいていくのではなく。もちろん、まったくのゼロベースの時には、1つずつ作ります(その場合は、3時間のワークショップを作るのに、5日ぐらいかけます。)

3)連結

大抵は、冗長な部分があり、それを削っていきます。削るのは苦しいけれど、削るほど伝わりやすくなるのも確かで。そして、前後のつながりをふくめて、つなげていきます。

4)成形

ここで完成、と、思いきやここからが、勝負です。実際に頭の中で、ワークショップを行います。そんな暇なことをしているの?!と言われそうですが、実際にそうです。実際の時間の1/4位の時間をかけますので、8時間ものなら2時間ぐらいは、ずーっと、頭の中でワークショップが展開されています(その時の私はかなり、コミュニケーションに問題がある状態になります)。

頭の中での世界(それは、村上春樹さんの、ハードボイルドワンダーランドの中の世界みたいな感じ)で、進行に手間取ったり、参加者の方がつまらなそうだったり、指示がよく分からない顔をしていたりするので、それをプレイバックして、スライドやら、時には構成やらを改善してまた、進行します。


・・・

だいたいこんな感じで完成します。

ワークショップは長くなりがちです。だいたい3時間で設計すると4.5時間でぴったりとか。でも、設計する時点では、このスライドは1分、このスライドは6分プラス3分、と行った具合に、分単位で時間を出しています。それでもなお、伸びる、ということは、わかっているのですが。

2011年09月16日

【ご案内】9/22@TRUNK(仙台)、未来を見る時の私の内面的なことをお話します。あと、雑談。

久々に、ワークショップなしの講演オンリーのイベントで、登壇させてもらいます。

日時:2011年9月22日(木)19:00─20:30
場所:TRUNK ( 仙台市若林区卸町2-15-2  5F )

内容:
TRUNKデザインセミナーVol.4 
トレンドを予測するということ
〜社会の断片から未来をデザインする〜
http://www.trunk-cos.com/news/article/83

半年先に何が起こる。3年先に何が起こる。

大きな話はTVからでも見聞きできるとしても
自分の周囲で起こる身近な未来は?

未来という薄暗がり。
そこをぼんやりとでも見通すことができたら、
いろいろと事業展開上の準備ができます。

私石井が普段していることを、
今回報告させてもらいます。

発想法の講義でお話しているような
カチッとした内容ではなく、もっと、雰囲気に近い内容です。

「空気の流れを目を凝らしてみようとする」

という感じの。
それをできる限り言語化して報告してみようと思います。

根底には、数多くの発想技法・創造手法のエッセンスがありますが
多分、あまりパチッとした言い方はできないでしょう。

多分、私の内面世界をお話しするのでいろんな脱線もして、
予定内容をしゃべりきれない可能性もありそうですが、
そういうスタイルで話してみます。

精一杯お話してみようと思います、
ご興味あれば、ぜひおいでください。

TRUNKさんの主催ですので、無料です。


(今、報告しようかと考えている事を、以下、書いてみます。
30分ぐらいで書いてみました。多分、時間の都合上、
全部はお話しできないかもしれませんが、
リクエストがあれば、それは優先してしゃべろうと思います)


  • アイデアプラントの代表として、アイデアの組織が初期にしていたこと、そこからお金の付く事、お金が付かない事、「顧客にとっての価値」を理解し始めたことなどを雑談的に。

  • 好きなことに1000日没頭することで、あなたしかできない領域――それはもしかしたらとても小さいかもしれないけれど――が生まれる。という話。

  • Fandroidの理事長として、これまでの事をお話。脳波で動かすアプリの誕生秘話も。

  • 私たちを取り巻くこの社会、未来にどうなるのか、を見通そうとする時に私たちがしていることを、発想技法も踏まえて、お話します。これを発想手法的に、タイトルを言うならば「9windows(TRIZの9画面法)」「未来年表」「技術の進化トレンドの”トリミング”という未来」の3つ、これを紹介。

  • 真っ暗で進むべき道が見えない時。そんな時でも、自分で目的地の方向を示す遠い北極星を割り出すこれができる。TRIZ理想解をもちいて。現在地とそこを直線で結び、三年先にとどり付ける点(理想のスペックをかなり甘くして3年で到達できる状態のものにしたもの)を打つこと。

  • 新卒で入った会社、商社にいたころに発見したこと。お客さんを愛する営業マン、そうでない営業マン。顧客の顧客戦略。

  • 多くの対立する人々がいる、皆が共有できる「達成したい事」は、問題の上位概念へ階段を上がって、見晴らしの良いところで、考える事。

  • (進まない問題がある。それは「何がそれを制止するのか」を見ていく作業(これも、創造工学のテーマ設定技法の一部)をする。重すぎる課題の一番下側には、解決可能な課題がある。そこから外そう。)

  • 幸せを入れる容器は「胃袋」みたいなもの。あんまり大差ない。満たせるかどうかは別にして。生き方によっては、器の大きさを大きくすることはできる。沢山の人を本気で愛すること。奪い合うより、交渉で負けない準備をすることより、相手を愛することを、第一に。それは、長期的に見た事業性とも関係する。長期的な自社の収益を最大化する道は、顧客満足の追求、でもあり。



なお当日は、マグネットデザインさんがUstreamの放映を行う予定ですが、撮影には被写体になる方々への配慮がなされ、映りこなまい場所も用意されていますので、安心してご参加ください。詳しくは、会場で、Ustを準備している大上さんからアナウンスがあるかと思います。

トランクって、クリエータのいっぱいいるオフィスでなんか敷居高いなー、という方も、そんなことありませんし、学生さんでも、ビジネスマンでも、次のチャレンジに向けて力を蓄えている方でも、どなたでも、ご参加ください。

申込み・お問い合わせ
http://www.trunk-cos.com/news/article/83


2011年09月11日

「脳波SPORTS」(スマフォ×脳波のアプリ)誕生

少し前の事ですが、Fandroidという活動の中に参画する仙台企業「ピンポンプロダクションズ」さんから、面白いアプリがリリースされました。

「脳波SPORTS」
https://market.android.com/details?id=jp.ping_p.android.brain_sports

遊び方はとても簡単で、小さなセンサーの付いたサンバイザーをつけて、この無料アプリをandroidの端末にいれて、ワイヤレスでヘッドセットとつなげたら、後は画面のスタートを押して、強く集中するだけ。

すると、画面の中のかわいい箱キャラ(ハコマサムネ)が、集中度に応じて、ふんわりと浮きます。

次のステージでは、リラックスです。リラックスの度合いを上げていくことで、画面の中のハコマサムネは、眠ります。上手く眠らせることができるとステージクリア。

最後の画面は、ちょっとお楽しみなので、書きません。

三つのステージを通じて、どれ位、集中度やリラックス度を達成したかを判定して、達人!とか、判定をしてくれます。

このアプリ、なんでスマフォで脳波が取れるのか、というと、ヘッドセット側に、味噌があります。

私が以前、シリコンバレーで取材したベンチャー企業の基礎技術を覚えておられる方もいらっしゃるかと思いますが、同じくシリコンバレーにあるB-bridge社がその基礎技術を使ってBrainAthlete(ブレイン・アスリート)というサンバイザー型のキットを出しています。その端末と、つながり遊べるアプリを今回、ピンポンプロダクションズさんが開発、リリースされました。

よくできていることに、センサーとしては扱いがとても簡単になっていて、耳にかける部分とサンバイザーの裏におでこに接触する部分に小さい滑らかな表面の電極があり、そこが、頭の表の微弱な電気を計っています。そこからいろんな周波数の脳波をだし、即時、演算処理して集中度とリラックス度の2値を出力しています。従来はPCにつないで遊ぶPCアプリケーションは開発事例がいくつかありました。アンドロイド端末とつながるものとしては、 多分今回のアプリは脳波計とつながる世界初の開発事例であろうと思います。


【このアプリを、使うには】

1)脳波を簡便にセンシングしてくれるデバイス(サンバイザー「BrainAthlete」か、ニューロスカイのヘッドセット「Mindset」)を手に入れる
2)android端末に、アプリ「脳波SPORTS」を入れる
3)起動して、ブルートゥースでつなぐ。
4)アプリを起動して遊ぶ。

というステップが要ります。アプリ単体では残念ながら機能しません。Fandroidでは、開発用に脳波デバイスがありますので、状況が許せば、試してもらえる場が作れるかもしれません。Fandroidのイベントなどでは、時々持参していますので、もしご希望があれば、お寄せください。



(石井の私案として・・・)

このアプリは個人的は、知的生産支援領域に、大いなる利便性をもたらす大きな展開への最初の一歩になるだろうと思っています。

2008年に、この基礎技術をシリコンバレーで体験しましたが、それから3年たって久々にこの脳波デバイスで、集中とリラックスを、意図してコントロールしてみたら、初体験の人よりもずっとうまかったです。何度かやると、自分の集中状態、リラックス状態がわかり、ある程度意図してそれを作り出すことができます。それは、集中やリラックスを必要とする仕事に向かう時に、一定の良い効果をもたらす可能性がありそうです。会議、大人の学習、子供の勉強、遊びつつ鍛える、など、広がる可能性は非常に大きいでしょう。技術としては、ある意味、専門ニッチ利用から、一般ライト利用に入る段階であり、普及機にあります。脳波自体を計る機会というのは古くからあるわけで、それが普段使いの域に入ってきた、遊びのセンサーとして使える視野に入ってきた、というのがこの2010年前後なので、いまは、非常に可能性の発露し始める、面白い時期、になったと思います。

2011年09月04日

復興創発会議in仙台、楽しくつながりと刺激をもらえる一日でした。


ideaplant_DSC00432.jpg
(米国のグーグルの本社の中で売られているアンドロイドTシャツ。エバーノート・ジャパンの外村会長からの頂き物です)


2011年9月3日。

仙台の駅近くで、日経BP主催のイベント「復興創発会議 in 仙台」がありました。これは、アンドロイド・アプリケーション・アワード(A3)のプレイベントのようなもので、A3応募締切が1.5か月後にいよいよ迫ったこの時点で、復興を考える学びと出会いと発想のイベントをしよう(と私は解釈していたのですが)という趣旨で、講演あり、ワークショップあり、懇親会あり、キャリアやメーカの最新事例のプレゼンありと、盛りだくさんの10時〜18時でした。

写真は、と、いざ探してみるとデジカメには、ありませんでした。興味深いイベントで、かつ、面白いことが目白押しだったので、全然写真を撮る時間がありませんでした。自分のワークショップ中、普段は自分でもとるのですが今回はゼロ枚でした。それぐらい、かなり内容ぎっしりの日でした。振り返りつつ、石井視点でレポートしてみます。

9:30

(以下、時間は、だいたい、です。)

会場入り。会場のある4Fへいき、プロジェクタへの投影テスト。凄い機材が!なんかプロっぽい人が機材ブースにいて、おおー本格的な感じ!投影してストをしていると、講演者の一人、小泉勝志郎さんも来場。投影テストを素早くしてから、一度3Fの控室へ。するとそこには、講演者のエバーノート・ジャパン会長の外村(ほかむら)さんと、主催者の日経BP菊池さんが。二人ともすごく接しやすい方で、今日はよろしくお願いしますー、という感じですぐに4階へ。外村さんは、これに合わせてシリコンバレーから、仙台においでいただいたと聞いています。本当にありがとうございます。

講演者は、あとは、クリエーターというべきでしょうか、エンジニアでありデザイナーでもある閑歳孝子(かんさいたかこ)さんを待つばかり。少し新幹線の関係で、タイトな移動スケジュールで、開始10分前に、登場されました。彼女は、人気の家計簿アプリZaimの作者であり、ユーザーローカル社の社員でもあり、何より僕にとっては友人(カヤックの瀬尾さん)の奥さん、でもあります。

(瀬尾さんは、語れば長いですが無茶面白い人で、植物にブログを書かせるシステムを作ったり脳波で奏でるシンセサイザーアプリをつくったり、あと智慧カードのアプリ「IdeaPod」の開発もしてくださった方です。)

こうして、講演者4名が集まりました(私石井も講演者を仰せつかっていました)。

10:00

仙台時間。これは外から来た人が戸惑う感覚なのですが、仙台で行うセミナーなどを見ていると、大よそ集まるまでの暗黙の遅延時間、があることに気が付きます。石井の経験則から行くと、参加者人数をN人としたら、だいたい、「0.1×N」分だけ、遅延する傾向があります。今回は60名規模だったので6分遅れでスタートが言い頃合いかなと、思っていましたが皆さんの出足も良くてそんなに待たずに開始になりました。

初めに菊池さんから本日の趣旨の説明。大まかな内容の説明がありました。

では、さっそく講演1と2、それから、それを受けての会場交えた質問タイムがなされていきます。

講演1「小泉さん」

震災後のITシーンの推進者として、イベントにはこの楽しい巨人(189ぐらいある?)が大抵いて、シンボルタワーとして、ムードメーカとして、場や推進力が醸成されていました。そんな小泉さんからの震災後の彼の見た世界、そして、Hack for Japanなどのイベント、それからそこから生まれたプランなどが紹介されました。一人15分をめどにという事前打ち合わせはどこ吹く風で、本題に入る時点ですでに15分。そこから、引き込まれていくような話が展開され、会場との質疑を交えて、既に40分ぐらいは経過したかと。主催者・菊池さんとしては、次々時間で区切って進めることもキットで来たでしょうけれど、そうはせず、大事なことならばしっかり話してもらい、会場とのディスカッションも、場の潮目を見つつどんどん発言してもらえる雰囲気で進行をされました。

講演2「閑歳(かんさい)さん」

閑歳さんは、人気アプリZaimの作者さんでもあり、ユーザーローカル社の中の作り手でもあります。エンジニアでありかつデザイナー。そういうものが一人の中に同居していて、彼女の作るものはとても人を引き付けるものがあります。それは言葉にして語って下さったのですが、これまた面白い話で、パネラー席も次々質問し、会場やネットの向こうのUst視聴者からも質問が相次ぐ、非常に興味深いお話でした。UI(ユーザーインターフェース)、デザイン、などのエッセンスをお伺いするつもりで伺っていましたがそれの範疇を包含してもっと深い話も沢山ありました。

私が書いたメモ(パネラーとして前にいる状態でとったので、ますます、悪筆ですが)を、引き出してみるとこんなことが書いてありました。

復興創発会議in仙台_01.jpg何を作るかを決める前は「デジタル」で書く。

決めた後は「アナログ」で書く。

ここは興味深くてもっと聞いてみました。

Q)紙のサイズは?

A)B5。ただ、その辺にあったから。

Q)紙は横向き、縦向き?それとも適当に?

A)縦向き。画面が縦長いから。

・・・

普通、我々は逆をしてしまっている気がします、情報収集の段階ではURLとかネット・デジタルと相性がよくって、デザインとか動きとかの可視化にはアナログの方がぐっと、香りがのったりしますよね。











復興創発会議in仙台_02.jpgUIを作る時に、気を付けている点。3つ。

・初回の人をゴールまで必ず届ける。

・一つの画面に機能は1つ

・”この人に使ってもらう”を思い描く


興味深いのでさらに質問させてもらいました。

Q)初回をゴールまで、の具体的な方策は?1画面1機能、と、この人にを描く、のはその方策の一つでもあると思うけれどもそれ以外には?

A)(実際にゼロから使い始めをその場でデモしてくださって)、画面を開くと、バルーンが出てそこを押させるような形に。押すつぎ。数字を入力するんだろうなという感じにキーパネルがあらかじめ出ている。そういう、ここではこれをする、が分かるようなものにして、最後まで、一巡できるようにする(すごく石井意訳ですが)

・・・

この辺、興味深いですね、多くのアプリが落として開いて触って、捨てられます。すぐに目的の行動を「やり始めて、終わるところまで行ける」ことがいかに大事かを、思いました。行動の基本動作ワンセットを、チューターがいて一緒に、すっごくシンプルに一巡しちゃえば、後は、使い手しだい。そういう、単純明快の導きをアプリに。心したいな、と思いました。



復興創発会議in仙台_03.jpg

これも興味深くて質問を石井からして、お答えいただいたことです。

Q)アイデアはふつう増殖するし様々な人が使えば様々なアイデアや要望が集まってきますが、それを全部入れると複雑で難しいものになる。シンプルで居続けるコツや工夫、ぜひ教えてください。

A)好きなことば、あり。(増やす、は技術がいるが) 削る、は哲学が要る。シンプルであり続けるのはそういう所が要る。

A)ただし、8割の人がいる、というものはつける。自分が要らないなと思った仕様でも、8割の人が望むようなものはつける。

Q)それは具体的には?

A)締日。これは当初は変更できるようにしなくてもいいと思っていた仕様だけれど、「25日でしめたいとか」ユーザによって設定したいという声が多かった。そういうものは入れる。

・・・

この辺も、作る・発展さす、の実践レベルでは非常に、素敵なノウハウな話だと思います。どうしても複雑になります。アイデアを扱う仕事を長くしていると気が付く人々・発想の特性に「アイデアは分岐する」「人は自分の出したアイデアに高い価値性を感じる」という物があることに気が付きます。この特性は、ひいては、作品や構想をどんどん複雑にし、コストを上げ、輝きとんがりをダメにします。で、逆に、シンプルで居続けようとして「聞く耳持たない、唯我独尊な作り手」になってしまうこともあります。発展していく人が、アイデア・要望の大波の中で迷わないための重要な指針だと、私は思います、このあたりのコメントを。



復興創発会議in仙台_04.jpg人数×刺さる深さ=面積。

面積を最大化するようにする。

量と質の両方の掛け算を大きくする。

大事な考えだなあと思いました。























復興創発会議in仙台_05.jpgテストは40人ぐらいに配る。
エンジニア、経営者、主婦、姉、など。




























復興創発会議in仙台_06.jpgZaimを作るにあたって、テッククランチを一年分読んだ。登場しているものは、古いものが今っぽくなった概念。

この点もまた、発想の観点としても興味深いですね。ある種、発想手法「はてなタクシー」に出てくる考え方は、この辺を引き出す道具にもなりそうだなぁと思いました。昔からある仕事や商習慣をIT化するだけじゃなく、今っぽい感じにIT化する(それは、少し前だとSNS、未だと、ソーシャルツール、少し後だと、クラウド、等だろうと思うのですが。ほとんど一緒じゃないかと言えば、ITの21世紀初頭における革新はその位の範疇なので、その通りなのですが(多分、3Dプリンターの家庭普及で、今の電子データしか送れない21世紀初頭にITが持っていた意味は変わるだろう思いますが、それはまだ少し先の話)

古い業種、商習慣、不満足な20世紀的な対応の必要な何か、には、ITで世界中に知られる道具を作れる可能性があるだろう、と思うと、もう、可能性に満ちているな21世紀初頭というのは。と思うのです。
















他にも、閑歳さんのお話は面白くって、会場からの質問もバンバン出ていました。ハウツー本や戦略論の言葉で借りてきた言葉じゃなく、自分の攻め方を自分でまとめた物には、やはり香りがあって、聞いている人を刺激し、引き出しますね。

11:50

講演者4人いて、まだ2人目で、午前の講演パート終り。午後の講演パートに持ち越されます。この進行については、会場ができるだけ参加している場を作ろうという「オンタイムありきじゃなく、参加者の目線で最適な進行」をされておられるんだなーとおもいつつ、ワークショップの内容は時間が減ることを覚悟して、どういう時間枠、求めるアウトプット、でも合わせられるように、頭の片隅で、ワーク内容を高速で組み直しているようなお昼でした。このままいくと、遅れはさらに拡大するだろう、ということも、許容できるようにしようと思いつつ。

お昼ご飯かなと思いきや、インフラ企業さん(ドコモさん、auさん)、それから端末のメーカー企業さんから、復興とITについての視点や、最新技術を生かした製品化事例を紹介いただきました。おお、そんな機能もあるのか、これはすごいなー、という細やかさを備えたスマートフォンもあって、これは「うわー、これは欲しいな」と思う機能を有する端末も結構ありました。

13:15

昼食。皆で会場でお弁当を頂きました。主催者のみなさん、ありがとうございます。このお昼のお弁当タイムも、すごく良いネットワーキングの時間になりました。私は会場に来てくれていたTEDx主催チームをいろんな方に紹介したり、懐かしい人との再会もあったり、あるいは、自分の愛用するiPadアプリ「ゼンブラシ」の作者さんが来てくださっていて興奮してこれがいかに楽しいかを作り手に熱心に語ったり、最新の端末もずらっと展示されていてそれをいじって見れたりして、過ごせました。

14:00

講演3「外村(ほかむら)さん」

エバーノートジャパンの会長をされている外村さんは、カリフォルニアに普段はおられます。経歴もおもしろくてアップルにいらしたこともあり。シリコンバレーの事、IT起業の事をお話しいただきました。それもそのはず、SVJEN(日本人のシリコンバレーネットワーク)の初代のリーダをされていたそうです。情熱や高く広い視座を沢山、会場にいただき、熱い質問もたくさん出されました。

14:55

もう、この時点からワークショップに入らないと、まずいな、と思いつつも、最後の話者として、石井のパートに入ります。

講演4「私、石井」

”石井の分は、時間次第ではカットしてください”と菊池さんにお伝えしていたのですが、お昼休みに、私の講演パートを聞きに来てくれた方もいらっしゃるというを聞いてしまい、それでは丸ごとカットというわけにもいかないということで、すごく早口で10分でしゃべる、ということにしてお話をさせてもらいました。内容は、「アプリのアイデアを発想する、5つの路線」というものです。

そのスライドは、ほぼ同じものがPDFで、石井のブログにアップしてあります。
http://ishiirikie.jpn.org/article/47587585.html

この後、確か、休憩を、10分ほど入れました。

15:15

復興創発ワークショップに入りました。本来は3時間で3つの内容でしたが、場の温まり具合や既にかなり綿密に皆さんの中に発想の材料が共有がなされていたので、ワーク1はスキップしました(これで、30分ほど、遅れを解消)。

ワークショップで使ったスライドは、こちらです。
http://ishiirikie.jpn.org/article/47699810.html


ワーク2、「役割付与型の提案会議」

これは、復興系のアプリを開発しているハッカソンのプロジェクトメンバーが初めに5つプレゼンをし、一般参加者は、各チームに「役割 E,D,B,U,あるいはA」を選んで、提案会議に参画します。

これは、このワークの説明5分、プレゼン20分、会場設営とグループの形成で5分、提案会議を30分、という構成で行いました。当初は、45分の提案会議と、全チームからのプレゼンを想定していたのですが、時間との兼ね合いで、本質に近い所へと削ぎ落としていき、こういう構成に現地で修正しました。

これは、開発チームに入って、部外者の方が議論をできる場と仕組みを作り、具体的な開発ケースでディスカッションすることを可能にしつつ、既存の開発チームにとっては、一緒にやりたい仲間を獲得出来たり、発展への知見を収集出来たりする。ということを目的に今回新たに開発したワークです。

会議の後、2ケースほど、実践してみての感想を伺いました。他にも閉会後に、各グループでの進行をざっくり伺ったところ、今後のこのワークの発展系への材料が得られました。

(石井のまなびメモ)

(時間枠をもう少し設けて、30分×3などにして、いくつかのチームを体験できると、学びや出会いがぐっと増えそうに感じました。また、グループを組んだら、冒頭にアイスブレイク的に他己紹介ワークをして、お互いの持っている専門やリソースがもっと分かるようにしたらいいかもしれない、と感じました。後は、役割をE,D,B、Uとしましたが、この点はもう少し分化をしたり、状況によって選びえる4役を変えてもいいかと思いました。)

総じていうと今回の時間尺の中でいえば、狙いどおりのもの(それよりちょっと上)が達成出来たように思います。

この後、10分の休憩を入れました。

16:40

ワーク3、ブレストCafeです。

基本的には、5分交代のペアブレスト。これを会場全体で行いました。今回は発想の刺激剤として、復興デザインのテーマリスト10から発想の手掛かりを増やす道具を作り、お渡ししました。

5分ブレスト、1分メモ、交代。これを4ラウンド行いました。若干伸ばしたところもあり、ここはだいたい30分位。

この後は、アイデアスケッチを一人2〜3枚書き出しました。短い時間でしたが皆さんかなり面白いものを書かれていました。そのシートを4~5人のグループの中で回して魅力度の高いモノに☆を付けていきました。そして、最後に5分、アイデアのレビューをそのメンバー内でしました。☆の多い順にアイデアの紹介とその内容を発展されるようなミニブレストです。

こんな感じで、グループワークは最後まで、超特急で、効果性やアウトプットとして確実に提供したい線を、現場でリアルタイムに話しながら、残時間を見越して、どんどん組み替えながらワークを削ったり、入れ替えたりしながら、進行しました。皆さんも、これは相当に脳のエネルギーを使われたと思います。ありがとうございました。

17:30

仙台産アプリ、プレゼン

ここでは、5つのアプリを、それぞれの開発チームがプレゼンしました。

・タンシェルジュ(ユーメディア矢田さん)
・IdeaPod(私石井)
・萌え風鈴(DMP佐藤さん)
・脳波sports(PPP藤井さん)
・太陽光発電量シュミレーションWEBアプリ(西原さん)

時間が押しまくっていて、十分な準備もできず、書画カメラが暗い中でのプレゼンになってしまったことを、みなさんに、お詫び申し上げます。

これらの内容について、外村さんたちが審査を即興でしてくれて、シリコンバレーからのお土産などを、プレゼンターに1つずつ贈呈していただきました、ありがとうございます。石井は冒頭の、アンドロイドTシャツを頂きました!

17:50

懇親会が始まりました。本来の懇親会は17:30スタート予定でしたので、90分遅れを、奇跡的に20分遅れで、この時点にたどり着きました。なんとかほっとして、僕もこの時間はすごくたくさんの方と意見交換やミニブレストをできて楽しかったです。

18:15

閉会、そして、懇親会へ。




■ 終わりに ■

8時間に及ぶイベントでしたが、冒頭から終りまで、みなさんがかなり積極的に参画いただけました。皆さんや主催者さんのお役にたてることが少しでもできたならば幸いです。私自身、講演とワークショップの立場で参画させてもらえたおかげで、他のパネラーの方と近い距離でお話しできたり、今回のようなタイトで盛りだくさんの中、次々、進行を修正しながら行うワークショップなど、かなり貴重な経験をすることができました。これは、本当に得難いノウハウが大量に得られて、場を下さった皆様に本当に感謝しております。この場で得られた進行のノウハウはまた、社会に還元していきたいと思います。特に、アイデアソン→ハッカソン→その先の資源(ヒトや情報)の獲得ワーク、という3段目のロケットに相当するものの原型がこの場から生まれたとおもいます。ハッカソンのチームがよく抱えがちな課題を打破する一つの形の原型も、今回の、復興創発会議、から誕生したんだ、と近い将来、皆さんに紹介し出来るように、石井の中でももっと発展させていきます。



追記:

当日の皆さんのツイートが、こちらからご覧いただけます。
http://togetter.com/li/183166
 

2011年08月26日

【ご案内】復興創発会議 (9/3 仙台)トーク&ブレスト(アプリアイデアの創出)

アンドロイドアプリ開発コンテスト「A3(エーキューブ) together」(応募締切9/26、日経BPらが主催)は、東日本大震災からの復興に向けて、「被災者支援」「産業復興」「安心安全」をテーマにしたものです。

このコンテスト、復興に向けた特別版ということもあり、従来は「開発が必須」であるのに比べ、今回は「アプリのアイデア(1000文字)」でも応募OK!というものです。

そのコンテストを更に熱く加速させるべく、日経BPさんが「復興創発会議in仙台」というイベントを「9月3日(土)」に仙台で行います。

 A3Together presents
 「復興創発会議 in 仙台」
 日時:2011年9月3日 10:00〜18:00
 場所:TKP仙台カンファレンスセンター
    宮城県仙台市青葉区花京院1丁目2-3
    (アエルの北側、JALシティーのちょい奥)

 対象:どなたでも
    (私の想定ですが、アプリ開発者、デザイナー、クリエータ、
     IT起業に興味がある、アイデア出しが好きな人、など)
    
 費用:無料
 申込:必要(下記のURLより)
 詳細:http://itpro.nikkeibp.co.jp/android/REM2011/index.html


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「え?会議?なんか、大変そうだな…。」「会議に出るより、開発したいよ、ブレストをしたいよ」という声も聞こえてきそうですが、このイベントは、ぜひ安心してきてください。堅そうなのは名称だけです。

主な内容は「トーク」と「ブレスト」です。

トークでは、面白い登壇者の話を聞いて、沢山のアイデアの刺激を得たり、世界に勝負するサービスを開発する人の情熱をもらえます。特にエバーノート日本法人会長の外村(ほかむら)さん、Zaimという広く使われている家計簿アプリの開発者の閑歳(かんさい)さん、東北の開発者コミュニティーの勉強会・イベントなどを強力に引っ張ってきたTDCの小泉さん(よく司会等をしている愛嬌あふれる巨人)、末席に私石井も。会場との質問ややり取りも、多分できそうです。

ブレストは、会場の参加者でアイデアワークショップの形で、どんどんアイデアを話し会っていきます。アイデア出しやブレスト得意でなくても全く問題ありません。ご興味があれば無理なく参加できるように、ワークを設計しています。ここで生まれるアイデアは、活用自由ですので、A3 togetherに応募することも出来ます。

時間は、10:00〜18:00、と長く感じるかもしれませんが「沢山の良質なインプットを得る」「魅力的な人たちと、アイデアを出しあう」ことは、その時間を投資するに見合うだけのものがあると、私は思います。

例え、アイデアやそこからの開発アプリを、コンテストに応募することが無かったとしても、創造的な刺激を体で浴びる一日は、普段の仕事へのとても良い効果があると思います。

エンジニア、デザイナ、クリエータ、創る人々にとって、きっと楽しい一日になると思いますので、ぜひおいでください。将来、あなたと一緒に可能性を拓く仲間と出会う日になるかもしれません。

追記)

なお参加申し込み者が定員に達すると、キャパオーバーになるので「当日ふらっと来たんだけど」というスタイルでは参加できなくなります。関係者の方も、ぜひ事前登録をお願いします。

詳細・申し込み http://itpro.nikkeibp.co.jp/android/REM2011/index.html





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なお、この文章を書く前に、ツイッターでも、その下書き的にかいていたツイートがあります。それもここに載せておきます。面白い人がくるほど、面白い場になります。ぜひ、友人知人で面白い人がいたらお誘いください。


A3 together の前哨戦ともいうべき、トーク&ブレストの場が、9月3日に仙台であります。エバーノート日本法人会長の外村仁(Hitoshi Hokamura )さんや、「Zaim みんなの家計簿」開発の閑歳孝子さん(この方、私の友人の奥さまでもあるそうです)が、来仙されます

このトークとブレストの場には、復興期のITシーンの推進を担ってきた塩釜の巨人・小泉さんが「Hack for Japan」などこれまでのIT関連復興活動を語ってくれます。僭越ながら私石井も同席します(〜日経BPさん曰く「創発の街・仙台」の仕掛け人、的位置づけだそうです:汗)。

で、何をするかと言いますと サービスの 「使いやすさ」 「グローバル展開」 「起業」 などをディスカッション! 外村さん、閑歳さん、小泉さんらのトークを通じ、参加者それぞれが「復興を考える」を、その後、アイデアワークショップで、アイデアを創出しよう、という物になっています。

こういうイベントで、最も参加者が得るものは何かと言えば、外村さん閑歳さんたちとの接点がもてるというのも非常に大きいものがありますが、同じ方向に目線をもった多くの「まだ出会っていなかった仲間」と出会うことがあります。特に、アイデアワークショップは、互いの垣根がさがり、仲良くなります。

なので、もしかしたら、将来、起業・開発チームを起こした仲間とこういっているかもしれません。「お前らと、初めて会ったのは、そういえば、あのイベントのブレストだったよなぁ。まさか、そんな出会いがあるとは思わなかったよ」と。

震災前、仙台のアイデアワークショップで一緒に、たまたま同じグループになって、アプリやサービスのアイデアを考えたメンバーが、その後一緒にアプリを作り初めり、一緒に創業し、今では海外からの仕事も受注するようなベンチャーになった、というケースもあります。今回もきっと、生まれるでしょう。

ゲストの外村会長は、すごく面白い経歴をお持ちです_「外村仁(ほかむら・ひとし)さん。1963年生。東大卒、アップルコンピューター・ジャパン、マーケティングなど担当。スイス国際経営大学院のMBA。シリコンバレーで複数会社立上げ。10年6月から、エバーノート日本法人会長。」

ゲストの閑歳さんも面白い経歴です_「閑歳孝子(かんさいたかこ)さん。1979年生。日経BP社記者・編集→Web系ベンチャー、開発→(株)ユーザーローカル、Webアクセス解析ツールの開発・企画・UI ・デザイン。個人でも開発「ReTweeter」「Smillie!」「Zaim」」

外村(ほかむら)さんについての最近の記事  
閑歳(かんさい)さんについての面白い記事
  (←閑歳さんの旦那であるKAYAC瀬尾さんも登場。「仲良し不思議夫婦」呼ばわりされてますね。笑)

9/3のイベントは、堅い名前で「復興創発会議in仙台」ですが、内容は楽しいトーク&ブレストです。トーク4人のうち、東北で活躍する「小泉勝志郎」さんは、東北の開発者コミュニティーでは名前のしれた人気者です。人物としては、そうですね・・・配慮深い、まんべくんみたいな愛される人柄です。



2011年08月24日

オープンアワー「企画書ワーク」を行いました。

8月24日、アエル8Fで、Fandroid オープンアワー「企画書ワーク」を試行的に、行いました。これは、MiMosと共催で行った物です。ご参加いただいた皆様ありがとうございます。

(オープンアワーの第一期は、全て、ブレストCafeをやりましたが、第二期は、Idea to X、ということで、いろんなものへ展開していきます。)

この「企画書ワーク」は、なんなのか?どんな背景なのか?何が目的なのか?

一言で言えば、「Idea to Plan」、です。

まず、アイデア創出については、ブレストCafeや、アイデアソンで大分やりました。これからも、時折必要かと思いますが、アイデアのその先へ進もう、というのが、この企画書ワーク、の趣旨です。1時間ぐらいで、企画書の一通りを、書きあげてみる。そんな内容です。

普段から、企画書を書いてパートナーに見せたり、クライアントに提出したりしている人には、造作もない作業ですが、初めて書く人にはそれなりにハードルは高いわけですが、それをこの1時間10分でやってしまおう、というものです。

カヤック仙台支社があった時代に、企画書の書き方をFandroidの内部的には、いろいろと示唆を受けていて、そうしたもの集大成として、1つのツール(企画書の書き方フォーマット)が作られました。これが唯一無二の正解、というつもりはなく、書き方の一つの例、として、必要な人には使ってもらってもっともっと先に進んでもらえたら、という意味合いの物です。

さて、進め方は、こんな感じです。

ws_進行.jpg



進行の仕方


1)ツール(企画書のフォーマット)の説明、書き起こしの例。(15)

ここで、全員がばらばらになり、知らない人同士で3人組を作ります。この後の企画書ワークでは、このメンバーでブレストをして、企画書を1つ書くことになります。まずは、ツール(企画書のフォーマットを使って、あるアイデアを展開した例を紹介します。

スライド一覧

企画書ワーク_進行スライド・イメージ.jpg

クリックすると、ある程度大きくなりますが、内容については、少しぼかし処理をしています。スライド現物はもちろん見やすくできています。


2)3人ブレスト(10)

アイデアがないことには、企画書もないので、簡単に10分程度、企画書に書き起こしてみたいアプリのアイデアをブレストします。
(ここについては、アイデア集を用意しておいてそこから選んで少し発展させる、という形でもいいかもしれない、と感じました。もちろん、ゼロからオリジナルで発案できる場合はその方がずっといいのですが)


3)企画書ライティング(45)

この45分間は完全に自由です。企画書8ページを、どんどん埋めていきます。1ページ5分ぐらいで、どんどん進むスピード感で書いていきます。ネットを調べないと分からない情報もありますが、その点は、手分けして行ったり、仮説的に、一度、想定で入れてしまって進み、最後にその部分を調べて正確に埋めます。こつは、ある程度、早くたくさんの可能性を上げて、1つに決めて、先へ進む、こと。

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4)レビュー

書かれたものを、簡単に紹介しあうタイムです。ここは、かなり時間がかかるので、実際は割愛したり、一例だけを紹介してもいいでしょう。

ws_ワーク中.jpg





こんな感じに進行しました。ブレストの喧騒とはまた違った、話し合いの雰囲気があり、それもなかなかにいい感じでした。

ちなみに、私のグループは、こんな感じになりました。

アプリ名「ノームノマド」
窓を開けるモーションだけで
コミュニケーションができるアプリ

08月24日 企画書ワーク「チームノマド」

(一枚だけ余計なシートが入っています。2頁)


書いてみると、ブレストの段階では気が付かなかった細かい部分のアイデアが具体的に出たりして面白いとおもいました。また、本質的とはあまり思っていなかった、小さいアイデアが、意外と、このアプリの差別化要素として重要だったりすることがわかり、具体的に考えることの大事さを改めて感じました。

このワークは、毎週やるようなものでもないので、月に一度位、オープンアワーの枠でやってみようかと思います。ご希望があれば、日時をそれに極力合わせてみますので、ご相談ください。

2011年08月21日

岐阜の旅

8月17日。新潟を出て、相模原(神奈川県)で打ち合わせ。そのまま岐阜県へ。途中名古屋で乗り換える時に、きしめんを食べました。

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うまかったです。さて、岐阜県。目的の町は大垣。

とても暑い日でした。

大垣のホテルは、「ホテルグッディ大垣」です。滞在しながら執筆の仕事もしようと思い、4泊ほどしました。古く駅から離れていますが、静かで最低限のものはあるし、清潔で対応も親切で、なかなかいい所でした。滞在中ずっと執筆するので人通りのうるさくない奥の部屋がいいのですが、というオーダーにもこたえてくださり、ありがたかったです。

18日は、モバイルコアへ。

ここはソフトピアという岐阜県のIT産業振興の戦略的な拠点の中にあります。10年以上も前からある建物ですが、きれいで大きくて、イベントのし甲斐があるところでした。

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すごい!いいなぁ、が第一声。

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ここは、電気も通信も公共インフラ的に利用できます。二階がイベント会場。

アイデアソン(ITの世界でのアイデアワークショップのこと)の打ち合わせを、棚橋さんと2時間ぐらいやって、だいたいの線が見えてきたところでお昼へ。

お昼は近くのお店で。

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これが岐阜っぽいとか、大垣っぽいとかはよく分かりませんが。

ホテルから、モバイルコアまで徒歩二キロ。約30分。帰りも歩きました。えらく暑い日でふくはびしょびしょでした。部屋に戻るあまりにボーっとして居眠りにをしていて、これは熱中症に気を付けないといけないなと、当時のツイッターに書いていました。

ホテルの前に売っていた缶ジュース「スコール(skal)」を生まれて初めて飲んだのですが、甘くて酸っぱくてしゅわしゅわしていてとても気に入りました。あまりに気に入ったのでWikipediaで検索してみたほど。これは、西側では結構有名な由緒ある飲み物でした。私の生まれたころにできた者で、スコールは、北欧の言葉で乾杯を意味するそうです。

19日は、モバイルコアのアイデアソンのワークを設計。久々に丁寧に作りこむスライド。最近は即興でのアイデアワークが増えていてちょっとこういう時間を求めていたのもあってかなりじっくり作りました。

【スライド】Mobilecore IDEATHON



その作成というのは、(1)構成をテキストで作る→(2)具体的にスライドに起こす→(3)人々の流れがおかしい所を直す→(2)と(3)を繰り返す。ようにして出来上がります。配布用スライドはなしにして、スライドそのものをデータで掲載しておくのは、主催者さんの印刷コストを減らすため(後は、当日、紙資料がわさわさ動くので、スライド印刷物は、結構邪魔になる為)です。

普段もそうですが、アイデアワークショップをする場合、今回のように現地で打ち合わせができて、その後、だいたい設計・制作には、丸一にかけています。

翌日の20日には、早朝・始発の電車に乗って、飛騨高山をみてこようかと、考えて少し調べてから眠りました。

20日。早朝。すごい豪雨。これは、だめだなぁと、判断して、部屋で仕事をしながら様子を見ることに決定。

ようやく時間ができたので、本来の執筆をしようかなと、いろんなことを頭の中で考えていると、様々な終わっていない懸案が浮かんできてそれらを1つずつやっていきました。すごくすっきりしたものの、気が付けば午後3時。早朝はひどい豪雨でしたが、夕方には、薄い曇りぐらいでこれから、飛騨高山に行こうかどうか、しばし悩むものの、やはりこれから行っても遅い時間なのできついかなー、と思っているうちに、仙台メンバーが次々と、岐阜入りしたことをしりました。ツイッターやFacebookは、どこにいても、関係ないほど世界が近くなりましたね。日本語しか使わないので日本の中と一部の海外にいる日本語ユーザの方について、だけですが。

皆は、モバイルカフェ(モバイルコアで、面白い講演会がある)にいくというので、それに間に合うように移動をしましたが、原稿を書いていて筆が乗っていたので書き切ったら、もう、開始時刻。バスはめったに来ないし、タクシーもあまり拾えない。2キロをどう移動しようかとおもっていたら、ホテルに貸自転車があったのでそれでもうダッシュで移動しました。旅先で日錆に自転車に乗る不思議。

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うぉ!すごく人がいる。

モバイルカフェについてそう思いました。話は、面白いアプリを沢山出されているFEYNMANのCEO八尾さん。ゆるふわ育成ゲーム「MEGU」の開発秘話や、マネタイズのいろんな示唆をお話しいただきました。講演と、後半は、ジークルーの佐々木さんによる対談形式。佐々木さんはエンジニアでもありつつ、多彩な力を思いだなぁとおもいつつ、面白い話を伺いました。

育成ゲーム MEGU

その後は、大交流会。持ち寄った食べ物を食べながら、わいわいと交流をしました。私はたまたま近くにいたデザイナーの坂口倫崇さんとしりあい、面白い話を沢山伺いました。翌日のアイデアソンの後も、一緒に飲みに行っていろんな話を伺ったので切り分けにくいですが、例えば、「間」という字は、昔は門の中が日ではなく、月だった、という話は今も記憶に残っています。デザインや音楽を作ることについて、私の興味(創造工学的な観点)からいろいろ伺ってみて、本当に面白い話ばかりでした。ちょっと曖昧になって自分の中の考えも混ぜた言い方に変えてしまっていますが、メモをみてみると、、、

デザインや曲をつくる人が、その人の手癖でつくる。
だからある程度つくると同じようなものばかりになる。
(漫画家にもでそういう、すでにやったことある感に悩みスランプになる時はある)
意図的に、違うものを作る、感性を重視しつつも工学的なことも重視する。
気になった物があって、振り返ってiPhoneで写真を撮る。
(どういうものをとっているかは、気になった物、としか言えない)
あれ、この赤が多いことがいいのか、と。
沢山とる日もあれば少ししかとらない日もある。物理的に忙しい日もあるし。
(良いアイデアは、最悪のタイミングでやって来る、そういう所もあるし、その辺は興味深く)
道元。判断停止。エポケー。哲学。
(発想の回廊の話、再び)

坂口さんとの話は面白くてわくわくして聴いていました。書かれた論文がおありとのことで、それについても、いつか読んでみたいと思います。

そんな感じに、20日の夜は更けていきました。

21日、アイデアソンの日です。このために来たので、体調も万全に整えて、午後からの会場に向かいます。この日ばかりは歩いて体力を消耗するわけにはいかないので、バス時刻を調べておいてバスに乗りました。

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伝馬町、というバス停がホテルからの最寄。

そのバスには、アイデアソンの参加者の方が結構乗っておられて、福井からいらした背の高いshoito(伊藤さん)もいて、あ、石井さんですか、という感じに会話しながら生きました。前の席には、「デスマーチファービー」のチームの方もいたような気がします。

アイデアソンは65名ぐらいの申し込みに対して、スタート時点で40人ぐらいでしたので、まずは、私の仕事の紹介のビデオをながしたり、他己紹介ワークや、発想の特性についての話をすこしして、いました。30分ぐらい十分に、導入をしたところであらかたそろいましたので、アイデアワークの本編に入りました。

初めはエクスカーションです。アプリで補助出来たら面白い、と思える「動詞」を書き出していく、というものです。その後それに☆を付けて回して、今度は、5分交代のペアブレストです。

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60名の会場で、ペアブレストは、ものすごいワーワー感。 ワーワー、ワーワー。

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皆、楽しんでかつ、アイデアを出されていたようでよかったです。

次は、アイデアスケッチを書き出しました。そしてそれらに☆を付けて回り、上位のアイデアを抽出しました。

#岐阜アイデアソン アイデアスケッチ集

 (公表に同意してくださったものだけです。トップアイデアはハッカソンに移行した関係でここにはないものもあります)

そのうえで、上位アイデア+情熱枠で、チーム編成候補をつくり、そこに2~6人で別れてグループでのアイデア具体化の作業に入りました。

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机だけでは足りない想定でしたので、立派なガラス面もつかって、18ぐらいのグループがワークを行いました。

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最後はそのアイデアを模造紙に書いて、発表する、というところで終わりました。

時間がおしてしまい、一チーム90秒、という過酷な発表条件でしたが、どこも立派にうまくプレゼンされていて、岐阜の方々はさすがだなーと思っていました。

夜は、運営スタッフ側で、一緒にご飯を食べて、いろんな話をしました。

21日。この日は、午前中はアンデックスさんの新人4人の方に対する、アプリ系の発想の仕方のレクチャーをモバイルコア1Fを借りて行っていました。せっかく岐阜にいるなら、そういう教育の時間をとりませんか、と原さんにお誘いいただいて。もちろん石井としてはお役にたつなら喜んで。

大量の、アプリのブレストを観察していて大きく分けて、5つの発想方法があるな、ということが見出されてきて、それをコンパクトに技法として整理したものを3時間ぐらいで、レクチャーしました。その他、普段のアイデアの出し方やアイデア出しで困ることを伺い、それらに対する効果的な対処についてもコメントしていきました。

この日は、ハッカソンということで、アイデアソンの参加メンバーがアイデアあ損の終わった後から開発に入りそのまま泊りがけで作っているものを完成させる日でした。MiMos原さんやジークルー佐々木さんが講師としてついていました。

お昼は佐々木さんらと、モバイルコアの裏ちょっといったところにある、すごくこじんまりとしたお好み焼きさんやで食べました。

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私は、野菜焼きそば。これで300~400円ぐらい。安い!塩味でうまかったです。

午後はハッカソンを見学しつつ、ソフトピアでの展示物もみてきました。懐かしいゲーム機や様々なデジタルとアートの融合領域のものをみて興味深かったです。

夕方はハッカソンの発表がありました。アイデアは具現化されてそれで初めて真価が分かる。と私は思うのですがその極めて短いサイクルを見ることができて面白かったです。アイデアの段階ではあまり魅力の面では高くなかったものが、実装されてデザインや動きも伴って初めてその魅力度がより引き立つ、そんなものもあり、すごく面白いと思いました。

岐阜からの帰りは割と過酷でした。翌日には仕事がある、というメンバーの車に乗って、岐阜から仙台へ、車で戻ります。

夕方、ハッカソンが終ったら挨拶もそこそこに、大垣を出て、飛騨高山方面へ、私が新潟亀田ICでおろしてほしいというニーズもあり、日本海側を行きます。

途中、SA、PAによってはトイレにいったり、開発のデザインサンプルになりそうなものを買ってみたり。

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飛騨か黒部の少し前で、のPAで食べた味噌カツ。

(今回の記事は、食べ物をのせてみるという初めての試みです。普段は余り食べ物の事は乗せないようにしているのですが。ちなみにここに乗せたもの以外は、ホテルに缶詰状態で、シリアルを食べているか、食事を抜いているかという状態でした。ホテルグッディ大垣の朝食はバイキングでかなりバランスよく食べられるので、朝飯を思いっきり食べて、昼は軽食。夜はだれかとご飯、という感じでした。)

この車のメンバーはでかい人ばかりでなんと私が一番小さかったです。180cmあるのですが。人を見上げてしゃべるというのはすごく新鮮でした。

新潟亀田につく少し前に、日付が変わり、22日。38歳になりました。

誕生日の最初の瞬間、同世代の男だけの高速道路の車中でむかえる、というのは、大学生のころみたいで少し楽しかったです。Facebookにおめでとうコメントがたくさん来て驚きました。僕は誰の誕生日にもSNS上お祝いは書かない(GREEでやっていた頃大変だったので)方針なので、なんだか大変恐縮です。。。

そんな形で、岐阜への旅は終わりました。


この時の「岐阜ハッカソン&アイデアソン」の様子は、いろんなところで報じられていました。

後で、その辺もリンクに追加しようと思います。

2011年08月20日

#岐阜アイデアソン アイデアスケッチ集

8月20日の岐阜のモバイルコアでのアイデアソン、みなさんの作られたアイデアスケッチ集をアップします。

20110820岐阜アイデアソン_.pdf

ぜひこれもヒントにして、いろんな展開にトライしてみてください。

2011年08月14日

TEDxTohoku 余力さん。川内北キャンパスの新食堂&クルール

8月14日。

仙台市内の喫茶店で、「TEDxTohoku」の代表者(発起人、というべきでしょうか)と会っていました。

なんと、現役の学生です。東北大学の余力(よりき)さん。

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彼と、しばし、幾つかの事について、ディスカッションをしていました。

余力さんは、彼が一年生の頃、所属する企画系サークル(東北大Masspy)で、私がアイデアワークショップをやらせてもらって以来、いろんな場面で話してきましたが、とてもしっかりしていて、既に修士ぐらいなのかとおもったら、まだ三年生だとか。ただの学生ではないな、と思っていましたが、なんと彼がTEDを引っ張って来るとは。うーむ、男子三日みざれば括目してみよ、まさにその通りかと。

ワークショップを検討しているということで、ワーク設計について相談に乗ってほしいとのことで、「そりゃもう、後輩がここまでやっているんだから、喜んで!一緒に考えますよ」ということで、小一時間位話していました。

その後は、実際にワークショップをする会場に行ってみました。人数も非常に多い想定で、会場の形も特殊なのでそれは現地を見たほうがいいかと。

で、車で移動して、東北大学の川内北キャンパス(メインのキャンパス)に着きました。

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道路から、キャンパスに入ったところ。

左手に、クルールがあり、その奥に、北食堂(川内北キャンパス新食堂)があります。

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入口はこんな感じ。

普段、東北大生はこっちからは入らない、とのこと。でも、萩ホールから歩いてきた初見の人が、自然とここへ導かれるように、建築設計者の意図が分かるような作りです。自然と、皆、クルールの入り口へ向かうでしょう。

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クルールの入り口まで来たところ。

お盆中で閉まっているので、東北大生が普段、入る側にまわります。

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右手がクルール。左手が、新食堂。

中央が、オープンテラスっぽくて素敵です。93年ごろの東北大とはえらい違いです。

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ウッドデッキで、木陰があり気持ちよさそう。

洒落ていますね。

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中庭側からみたクルール。

形が、ドーナツの1/3みたいな形(細い扇形、というべきでしょうか)をしています。

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正面の壁っぽいのが新食堂。

クルールと、ウッドデッキの廊下でつながっています。

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クルール側に沿って歩いているところ。

奥に、つながる廊下が見えます。

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クルール側から見たウッドデッキの廊下と、新食堂。

広くて、椅子も動かせるし、ここなら結構いろいろできそうです。

・・・

こんな感じに現地を見て、例えばこういう場の作り方はどうだろう、とか、移動にだいたい何分かかるんだじゃない、という会話をしていました。

彼の思いが何百人もの人を集め、思いや知識が、伝搬していく。そんな秋の日が、もうすぐ来るんだなぁと、おもいながら彼を街中へクルマで送り届けました。(東北大は、仙台駅前や中心地から、ちょっと離れているんですよね。歩いても歩けないわけじゃないですが、30分ぐらいはかかります)


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余談。喫茶店で出てきたグラス。

起き上がりコボシのようにしたが球面です。かたむけても転がらない不思議なグラス。

非常に熱い、夏の日でした。



・・・


TEDxTohoku (テデックス・トウホク)

 公式サイト http://www.tedxtohoku.com/

 Facebook http://ja-jp.facebook.com/TEDxTohoku


本家、TED(テッド)

 公式サイト http://www.ted.com/

 Facebook http://www.facebook.com/TED


TEDってなに?
http://ja.wikipedia.org/wiki/TED_(%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9)

ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア・考え)の精神をもとに、様々な分野の方が講演を行う活動。TEDは、「テクロノジー」「エンターテインメント」「デザイン」の頭文字。

ツイッター上などでも、知識産業系の人々などで、よく話題にされています。

(私も、昔、バイオミミクリーの専門家の方の話しを、この講演のビデオ(日本語字幕が付いていた)を見て、初期的な学びを得たことがありました。内容は専門家以外の人にも実に分かりやすく、講演のスタイルが非常にどの方も魅力的で、沢山の内容をコンパクトにまとめていて、人気のイベントなのもうなずけます。本家のTED(テッド)はCAで行われるのに対し、いろんな地域で行われるTEDx(テデックス)があります。震災後には、東京でも開かれました。TEDxTokyo。IDEOの方が講演されたりして、とても面白いイベントでした) 

2011年08月13日

メモ)idea→APP(企画の手順)

これまで、アプリのアイデアをさんざん出してきました。

第二フェーズのFandroid界隈では、企画書ライティングのワークも、みんなでやっていきましょう。

そこで、優れた企業のアプリ企画書の構造を分析してみました。

こうなっています。(私見も多分にありますが)

idea→APP_企画書の手順.jpg

まず、ブレストして、アイデアが出た。

その後は、ネーミングや、企画動機があります。
企画動機というのは、ストーリーを語る部分で、機能にも、プログラムにも、書かれているわけではないのですが、作品の感性価値全体にかぶせる衣であり、意外と重要です。エンジニアプレゼンでは、ここの意味はかなりウエイトを軽くされていますが、大事っぽいです。

この後は、3C分析でいう、3C(顧客、自社、競合)の視点で考えます。

顧客でいえば、ターゲット層、サブ層などを描きだします。

自社では少しわかれていて、プロジェクト3要素で洗い出します。
スコープ。これは、ある意味、アイデアの部分でも幾分、明らかに。
制作期間と、アサインする人材。

そして、競合でいえば、カテゴリとアイコンを調査して、その中で目立つデザインや抜きんでられるカテゴリーを探します。

特に競合性のつよい複数と競合比較をします。そして自社の優位性を整理します。

最後には、アプリがバズるための工夫と、課金モデルを検討します。


詳しい、手順ツールもありますが、ここでは、ざっくり、私の理解を1ページにまとめてみました。




・・・

同じもの(PDF) idea→APP_企画書の手順.pdf

2011年08月12日

Fandroidの会議5時間、アイデア創発分室の撤収、第二フェーズへ、野崎さんの胴上げ、そして畠山ワールド

8月12日。

Fandroidの運営会議をしました。カヤックさんが3か月の期間満了でもあり、我々にとっても3か月という一つの区切です。これまでの積みあがっている懸案を一掃するべく、午後3時に集まり、おしりを気にせず運営会議を。

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椅子が足りないので、私はバランスボール。

現在、運営メンバーは現在14名。写真に写らない所に、第二期から参加してくれるかもしれない方が二名。代替16名ぐらいのメンバーで運営されています。

会社組織にせず、地域の発展を願い、志しに向けて展開する集団です。みんな自分の仕事も大変な時期なのに、ありがとうございます。

最後に、アイデア分室の看板にしていたポスターにみんなで寄せ書きをしました。

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復興への志の詰まった寄せ書き。

カヤック内に設置していた「アイデア創発分室」は、カヤック仙台の撤収に伴い、8月12日で解消となりました。

お盆明けから、ファンドロイドの第二フェーズが、始まります。ブレストCafeだけをしていたオープンアワーも変わりますし、当地の作り手に仕事をとってくる活動も本格化します。

会議が終わると、夜8時でした。そこから、カヤックさんへの感謝を込めた飲み会へ。

呑んで気が付けば12時近く。

店を出て解散する時に、野崎さん(カヤック仙台支社長)を胴上げしました。

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酔ってて、ちょっと危なかった。

その後、野崎さんと二人で、五橋まで。支社長をしてくれた野崎さん、理事長をつとめた私石井。ですが、立場を離れて、あれやこれや、思いや3か月をふりかえって歩いていきました。野崎さんの借りている部屋の入り口で少し話して、じゃあ、またいつか!というようなその時に背後から、懐かしい声が。

皆のアニキ、河北の畠山さん。一馬さん、山田さん。

イツフェスが終って帰るところだと。

(彼らは、NPO法人ファイブブリッジの理事で、実は私も理事です。5人中4人がそこに揃うという状態。ファイブブリッジに集う人々は震災後に復興への目覚ましい活躍を皆見せます。)

畠山さんの、私にはほぼ意思決定権の無いお誘いに「はい、喜んで!」ということで、野崎さんも一緒に、○はたさんへ、いきました。

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手前が野崎さん。奥が一馬さん。一馬さんは第二子がもうすぐ生まれそうな、そんな時期。

○はた、では、店主のおっちゃんが非常に面白い人です。南フランス生まれ中国育ち、という生い立ちを、オペラ調に歌ってくれる奈良出身の愛すべきオッチャン。畠山さんが出世魚でさらに発展するとここに至るのかもしれない、とか思いながら、楽しくたこ焼きをいただきました。

このメンバーなので、というか、どのメンバーでも、夜遅い時間の畠山さんの創りだすワールドを、皆で味わいます。

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左が山田さん(はやく、おわんないかな、この話)
右が畠山さん(おっ、ここもう少しドラマチックに語っちゃうぞ)

※( )の中は、私が勝手にアテレコしました。本当は皆、ありがたく、拝聴しています。※

そんな感じに、カオスな感じに、カヤック仙台&Fandroidアイデア創発分室の、最終日は、幕を閉じたのでした。

別れはさみしい。

けれど「会うは別れの始めなり。逆また然り。」です。

別れは会うの始めなり。新しいメンバーがまた入って、fandoroidは更に強力に、展開します。個人的にも楽しみにしている活動も、また一つはじまります!

2011年08月11日

オープンアワー拡大版をしました。タカハシ流ヒットアプリの作り方のコツ。脳波アプリのブレスト、魅力的な企画書を書く!勉強会。

8/11、Fandroidのオープンアワーは、三時間・拡大版で行いました。


【!】 音が出ます。






Fandroidのオープンアワーとは:

参加者の方が自由にきてもらえるような時間で、主にイベントやブレストなどを行っています。特に何もしないで、ただおしゃべりするだけ、というのも要望にありましたのでいずれ。イメージとしては、大学の先生が生徒ウエルカムタイムとして設ける「オフィスアワー」と、大学が学外の方にどうぞ見学に来てくださいという「オープンキャンパス」のようなものです。Fandroidに参加する予定がない人でなくても、大丈夫、もちろんウエルカムです。


今回は、三本立てで行いました。




■パート1「高橋流ヒットアプリの作り方」

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A3の初回のコンテストの受賞者「タカハシケンイチ(高橋憲一)さん」。彼から、戦略的にアプリを作る、応募する、という時のコツをみんなで伺いました。

ちなみに、名前表記がカタカナなのは、同姓同名の方で、IT界隈で有名な方(頓智・の高橋さん)がいるので、彼は、カタカナ表記にしているそうです。

タカハシさんは、実は、私の、高校時代(稲毛にある、千葉市立千葉高校)の水球部の動機でもあります。人生がまたここで交差することがあるのも面白く、お互い、それぞれの道を来たねえと。卒業後は長らく交流がなかったのですが、アンドロイドが縁で、また、接点が多くなってきたのです。今回は、彼が、全て自腹で来てくれて、かなりしっかりした内容の話をしてくれました。

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ちょっと見ただけでも、もう、興味深い感じのスライド。

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みんな、真剣にきいています。

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全景はこんな感じ。椅子が足りないのでシートをひいて座っている人も。

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即席のプロジェクター台が、いい感じ。

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話しは、シンプルで、明快。そして、面白い分析が次々と。

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戦略的なコンテスト応募にむけて、とっても賛同。

「新しいアイデアよりも、実体験から改良したというストーリー」 この辺、特になるほどー、と。

戦略的な作り手の持つべき思考、として、とても興味深いことを私たちに教えてくれました。

彼はその後のブレストも参加してくれました。









■パート2「ブレストCafe、テーマは脳波アプリ」




今回は、仙台から世界へ届けたい「脳波デバイス&アプリ」をテーマにしました。

詳しい話は、そろそろかけそうなのですが、Fandroidとしては、第4のアプリとして、なんと脳波を計るサンバイザー型デバイスと連動する、Androidアプリをリリースしようとしています。(この辺は、各イベントでオープンにしている事なので、書きますが、ある時点でしっかり、全容をお伝えしたいと思います)。

そのアプリ、第一期開発で形になるところはもう目前ですが、そのリリースを前に、私たちはすでに、第二期開発、第三期開発を、目指して、もう構想を初めています。今回のブレストでは、その第一期開発で作ったアプリを体験してもらい、その要素技術でできることをブレストしました。

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オレンジのサンバイザーが、脳波を読み取る道具です。ワイヤレスでアンドロイド端末に、情報を届けます。

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脳波の状態に応じて、画面の中で、キャラクターが変化を起こします。集中度とリラックス度の2つを、がんばって変化させて、簡単なゲームを達成する、そんな内容です。

ちなみに、被験者は、昨日一緒に、仙台に移動してきた、キングジムの遠藤さん。(彼もその後のブレストに参加してくれました。)

カヤックに、テレビ取材も入っていたので、テレビカメラもまわっている中で、わいわいと、体験会。

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さあ、それをテーマに、第二期開発のアプリアイデアを皆でブレストします。

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具体的な要素技術や物が発想のよい材料となり、今日はいつもに増して、わいわいと。

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事務局の佐藤さん。石井がいろいろ言い出して、やれ、ブレストCafesだ、やれ、○○制度をつくろうだ、という度に、一生懸命動いてくださっている方で、出張しがちな私でも、理事長をできているのは、事務局が本当のブレインだから。いつも、黒子をありがとうございます。

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テーマはこれ。今日の進行は「三人ブレスト→組み換え→三人ブレスト→アイデアスケッチ→ハイライト法→レビュー」という進行にしました。

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要素技術の簡単な説明と、ブレストの時に心がけてもらいルールを1つだけ。

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壁際は、仙台支社長の野崎さん。オフィスと交流空間に壁はなく、椅子も誰かが持って行ってしまっていて。そんな環境です。

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大題、Fandroid界隈にいる人々のプロファイルや雰囲気を代表する一枚。

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アイデア、新しい可能性、失敗しても進む、の空気。

”誰か一人が創造的”なのではなく、この街の今の空気、かと。



この後、アイデアスケッチを書いて、人数が多いので時間の関係で、6人組3つに分かれ、魅力度の高いモノに☆を付けました。その後は各組の中で☆の多かったものをレビュー。18人で、52枚のアイデアスケッチが生まれました。

中には、「そりゃさすがに、この技術では無理だよ(笑)」というものもあれば、「ああ、それならば、この技術の範囲内でかなり面白い体験を作り出せるね」というものがあり、いくつもの可能性が手に入りました。

開発は、PPPの藤井さんがシリコンバレーとやり取りながら、してくださっていて、ここまで来ました。この後、実機の体験タイムもつくって、希望者にいじってもらいました。私もやりましたが集中とリラクゼーションの2つをやって「達人!」の判定をいただきました!うれしいですね!








■パート3「魅力的な企画書を書く!勉強会」




最後は、アイデア→企画書、を学ぼう、というもの。

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一転してまた、スクール形式。貴重なノウハウを学びあいました。

この辺、意図して混ぜたわけではないのですが、静・動・静で、いい感じになりました。

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その企画書の勉強については、今後、秋にむかってのオープンアワーでも幾たびか行う予定です。
最初の講演者・高橋さん、カヤック仙台支社長・野崎さん(企画書ライティングの勉強は、彼のノウハウによるところが大きく)、みんな混ざって、質疑応答というか、意見交換をしました。






・・・

こんな感じに、カヤック仙台支社で行う最後のオープンアワー(拡大版)は、行われました。



なおこの日は、フジテレビが取材に来ていて、その時の様子が関東エリアで、土曜日の早朝に放映されました。木曜日取材で、土曜早朝放映。非常に早いですね。

2011年8月13日 5:00〜6:00
新・週刊フジテレビ批評  〜ネット企業復興支援のその後
http://www.youtube.com/watch?v=b8bUG2KCPro&feature=youtube_gdata_player

私も、3:50秒の前後に、数秒だけコメントをしています。(結構沢山しゃべったのに!というのは、お約束ですから。)牛タンのアプリがイチオシになっていて、その影響か、かなりそのアプリのDLが今伸びているようです。


・・・



皆さん、お盆明けから、オープンアワーは新しい取り組みも始まります。ぜひ、ご興味のある内容の時はおいでください。ブレストCafeも、それらのコンテンツの一つとして、間欠的に執り行いますので、ぜひおいでください。



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