本日、拙著『アイデア・スイッチ』の特設サイトを開設しました。
拙著『アイデア・スイッチ』は、ITmediaの私の10年前のWEB連載「アイデア創発の素振り」+α(書籍用の書き下ろしの発想技法)で構成されています。 WEB連載は、現在でも公開されています。 出版10年目を祝って、 その「WEB連載」と『書籍』の中身の対応を示すサイト(このサイト)を作りました。 ◎書籍の7割にあたるコンテンツが、WEB記事で読めます。 発想が出なくて困った、という時に、ぜひWEBの連載記事をご覧いただいて、お役に立ててもらえたら幸甚です。 2018年7月1日 (出版10年目を記念して) 石井力重 |
(『アイデア・スイッチ』(石井力重、2009)より)
皆様のおかげで、昨日7月1日に、出版10年目を迎えました。
大ヒットするような本ではないのですが、さりとて絶版にもならず、(出版契約書に定めた)最短期間の5年を越えてもずっと販売され続けていまして、著者としては、大変光栄に思っています。
昨今のビジネス書や学術書の中には、良い本だけれどすぐ絶版になってしまう本もあります。
10年前の私は、できれば旬的に消費される本ではなく、何十年か本棚に残してもらえる本を作りたいと思っていましたので、10年後の今、絶版になっていない、というのは一つの目標をクリアでき、ほっとしています。
(ちなみに、当時の担当者の方が頑張ってくださって、新人著者としては、かなりの数を刷ってくださったので、増刷はまだ一度もありません。)
『アイデア・スイッチ』が電子書籍になってくれれば、いつでも手元で利用できるのですが、その可能性は、たぶんかなり低いんじゃないか思いますので、読者の方も、出先で確認したいときに、このサイトがお役に立てば幸いです。
(ただしWEB連載にない、書籍書き下ろしコンテンツは、このサイトにもありません。)
また、今年からは、3つの大学の非常勤講師として、アイデア・創造学のことをレクチャーしているなかで、300人ぐらいの学生さんに参考書として『アイデア・スイッチ』を紹介していますが、一般の書店の店頭には配架されてはいないので、どんな本かを見て買うことができません。(大学図書館にはありますが、講義期間はだいたい、要領のいいひとが借りてて、見れないものですし。)このサイトでメソッドを学んで、役に立つので手元に残したいと思ってもらえたら、購入していただければと思います。
(ただしWEB連載にない、書籍書き下ろしコンテンツは、このサイトにもありません。)
また、今年からは、3つの大学の非常勤講師として、アイデア・創造学のことをレクチャーしているなかで、300人ぐらいの学生さんに参考書として『アイデア・スイッチ』を紹介していますが、一般の書店の店頭には配架されてはいないので、どんな本かを見て買うことができません。(大学図書館にはありますが、講義期間はだいたい、要領のいいひとが借りてて、見れないものですし。)このサイトでメソッドを学んで、役に立つので手元に残したいと思ってもらえたら、購入していただければと思います。
出版から10年たって、その本に対する手をかけるというのは、酔狂だなあと、言われるのも自覚していますが、本の中の技法は8割がたは、(ITを使わない内容であり)何十年たっても、読み手に利益のある知見を記していますので、今後も、(細々とした売れ方であっても)長く売れていく本になってくれるといいなぁと願っています。
石井力重
タグ:アイデア・スイッチ