今日は、東京から仙台に、わざわざ出版社の方がおいで下さいました。
仙台駅の新幹線中央改札口で待ち合わせて、駅の中の喫茶店に。
書いている本の「ゲラ」をもとに、文の修正や構成の検討を行いました。
ゲラとは、なんだろう、と昔から思っていました。書いた原稿を本の紙面イメージの状態にしたもので、製本されていない、切り落とす前の耳の付いた状態の紙束です。見た感じは、本に見えます、当然ですが。自分がワードで書いたものと比べると、雲泥の差。すごく見やすいです。
デザイン。
デザインだなぁと思いました。こういう編集という言葉で表わされる一連の仕事は。
かなり長い時間、ひとつひとつ、修正箇所を、うかがい、時にはその場でディスカッションして、解をみいだすミニアイデア会議をしたりもして。
いくつもプロの仕事だなぁと思ったことがあります。
まず、ポストイットがセロテープで張られていたこと。
「テープも張っているんですね」
「ええ、とれないように」
そう、そのことば、どおり、とれないように、
すべてのポストイットにテープも張られていました。
結構な手間だと思うのですが、それはごく自然で当然な行為として
返答された言葉に、プロの仕事だなぁと感じました。
それから送り返す着払い伝票もあわせていただいて
本当にきめの細かい仕事でした。
内容について、これから書きくわえたり修正したりします。
赤ペンなんて何年ぶりかとおもうので、帰りがけに
仙台の駅前にあるロフトで買ってきました。
ちなみに、ゲラとは、wikipediaによるとこういうものだそうです。
ゲラとは追記:
夜中まで、そのゲラの修正をしています。
さっと終わると思いきや、文の調整や、流れを補う加筆作業は
結構時間がかかります。
24時間ぐらいで終わるかと思ったのですが、相当に気合を入れないといけないようです。
ただ、来週はずっと鎌倉なので全精力を今はこれに傾けていたいと思います。
posted by 石井力重 at 17:12
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