8月28日、TRIZ分科会第二回を開催しました。
今回は、「E企業だより」(仙台市系の公的メルマガ。公的なイベントなどが配信される)でも配信していただいたので、企業の方が圧倒的に多い開催となりました。
定員20名でしたが最終的には22名の方にご参加いただきました(資料の足りなかった方は申し訳ありません)。
今回は、技術の進化トレンド31を用いて、既存の製品の発展方向性を見出す、というものでした。中には自作のアイテムをさらに伸ばすためにという方もおられました。そのつくりの良さには驚きました。ほとんど工具なしで作ったとは思えないいい出来でした。また、折り畳みギターの島野さんにギターの紹介をしてもらって、彼のギターを題材にしてさらに改善・開発の方向性を発案する、ということと実習で行いました。
企画系、文系の方もいらして、多少難しかった方もおられたとおもいます。またある参加者の方からは、あとで連絡をいただきました。とても深く学ばれたようで、理解度がとても深いかったのが印象に残ります。
次回は9月25日です。
製品の革新方向を予想する『理想解』
ものごとが最終的に向かう方向の本質、
というお話をさせていただきます。
詳細はこちら
2008年08月28日
2008年08月21日
開発系イベントのご案内
せんだいコーディネータ協議会「TRIZ分科会」のご案内
〜技術の発展パターン集で、優れた改良・開発アイデアを見つけ出す!〜
◆概要
平成20年8月28日(木) 18:00〜20:00
アエル8階 812号室 (仙台市青葉区中央1-3-1)
・アイデア出しは苦手だが、いずれ出さないといけない状況にある方
・職場の業務が忙しく、ゆっくり発案する時間が普段は取れない方
◆内容
「既存製品の改良余地を見つけ出す」
TRIZ手法によると、現在までに、技術発展の31パターンが発見されています。
その31のパターンの表をもとに、
(1)自社がどの段階にあるのかをチェックする
(2)次に登場してくる可能性が高い技術群を読み取る
(3)自社製品の改良・開発の方向性の指針として持ち帰る
ことを予定しています。
また、さらに産学連携コーディネータと一緒に問題を話して相互検討し、
アイデアを出し合うことも試みます。
◆詳しい情報・申込方法
https://www.siip.city.sendai.jp/mailmaga/public/bin/mmback.rbz?date=2008-08-20+15%3A06%3A21.405112&kind=02&iss=559
ご興味あればお気軽にどうぞ
参考(過去のTRIZ活動報告:http://ishiirikie.jpn.org/category/79405-1.html)
〜技術の発展パターン集で、優れた改良・開発アイデアを見つけ出す!〜
◆概要
平成20年8月28日(木) 18:00〜20:00
アエル8階 812号室 (仙台市青葉区中央1-3-1)
・アイデア出しは苦手だが、いずれ出さないといけない状況にある方
・職場の業務が忙しく、ゆっくり発案する時間が普段は取れない方
◆内容
「既存製品の改良余地を見つけ出す」
TRIZ手法によると、現在までに、技術発展の31パターンが発見されています。
その31のパターンの表をもとに、
(1)自社がどの段階にあるのかをチェックする
(2)次に登場してくる可能性が高い技術群を読み取る
(3)自社製品の改良・開発の方向性の指針として持ち帰る
ことを予定しています。
また、さらに産学連携コーディネータと一緒に問題を話して相互検討し、
アイデアを出し合うことも試みます。
◆詳しい情報・申込方法
https://www.siip.city.sendai.jp/mailmaga/public/bin/mmback.rbz?date=2008-08-20+15%3A06%3A21.405112&kind=02&iss=559
ご興味あればお気軽にどうぞ
参考(過去のTRIZ活動報告:http://ishiirikie.jpn.org/category/79405-1.html)
2008年08月16日
UD×TRIZ(及び、夏休みの宿題、工夫工作のテーマをさがすお父さんへ)
UD(ユニバーサルデザイン)を独学で調べて勉強をしています。おもしろいですね、この知識セットは。
ユニバーサルデザインの7原則 → グーグル
万人が使いやすいものは、もちろん、成人にも使いやすいわけで、悪条件(たとえば、災害時で薄暗い、手が濡れている、けがをした状態で握力が低下している)に陥ったときにも、使える道具となります。大規模地震の予想されている宮城においては、災害時・避難後の生活を生きるための道具が使いやすい、というのは、かなり切実な問題であると個人的に思っています。
さて、UDとTRIZを車の両輪として使おうというアイデアです。
UDで、今の道具をもっと使いやすくする方向性、どうなったらいいのかという理想像がでます(whatが発想できます)。そうしたら今度は、じゃあ、どうやって、それを実現するか「howの発想」が必要になってきます。このときに、モノづくりのブレークスルーパターンであるTRIZの知識セットは使えるだろう、と感じます。
簡単に書くと
使いにくいモノを、使いやすくしよう
↓
UDの7原則をつかって「what」を発想する。使いやすい理想形を
↓
TRIZの40パターンを使って「how」を発想する。理想形にするための具体的な工夫を。
※ TRIZ40パターンは、広く深いので、簡便に智慧カードの40枚ではじめはトライ
↓
使いやすいモノを、はっきり描き、その具現化アイデアもある。
そういうモノづくりアイデアをだせる、のでは、と考えました。
UDのことを独学で勉強し始めたばかりですから、誤解もありそうです。でも、使える有効な知識は使えばいい、本格・厳密であることは、もっとあと。人に役だつことが大事。そうおもって、とにかく、アジャイルに知識活用を試みています。
宮城から世界へ。僕は(英語ができませんが)意識は、いつもそうです。クリエイティブな街から、世界に発信するぞ、と。
追記:アイデア「夏休みの宿題、工夫工作のテーマをさがすお父さんへ」
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ユニバーサルデザインの7原則 → グーグル
万人が使いやすいものは、もちろん、成人にも使いやすいわけで、悪条件(たとえば、災害時で薄暗い、手が濡れている、けがをした状態で握力が低下している)に陥ったときにも、使える道具となります。大規模地震の予想されている宮城においては、災害時・避難後の生活を生きるための道具が使いやすい、というのは、かなり切実な問題であると個人的に思っています。
さて、UDとTRIZを車の両輪として使おうというアイデアです。
UDで、今の道具をもっと使いやすくする方向性、どうなったらいいのかという理想像がでます(whatが発想できます)。そうしたら今度は、じゃあ、どうやって、それを実現するか「howの発想」が必要になってきます。このときに、モノづくりのブレークスルーパターンであるTRIZの知識セットは使えるだろう、と感じます。
簡単に書くと
使いにくいモノを、使いやすくしよう
↓
UDの7原則をつかって「what」を発想する。使いやすい理想形を
↓
TRIZの40パターンを使って「how」を発想する。理想形にするための具体的な工夫を。
※ TRIZ40パターンは、広く深いので、簡便に智慧カードの40枚ではじめはトライ
↓
使いやすいモノを、はっきり描き、その具現化アイデアもある。
そういうモノづくりアイデアをだせる、のでは、と考えました。
UDのことを独学で勉強し始めたばかりですから、誤解もありそうです。でも、使える有効な知識は使えばいい、本格・厳密であることは、もっとあと。人に役だつことが大事。そうおもって、とにかく、アジャイルに知識活用を試みています。
宮城から世界へ。僕は(英語ができませんが)意識は、いつもそうです。クリエイティブな街から、世界に発信するぞ、と。
追記:アイデア「夏休みの宿題、工夫工作のテーマをさがすお父さんへ」
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2008年08月10日
TRIZシンポジウムに参加しませんか(40秒CM)
動画は、音量にご注意ください、
40秒間、大きな音が流れます。
再生できない時があります。緊急措置としてyoutubeにアップしました(荒い画質)。
http://www.youtube.com/v/T0LpdVH4RYo
⇒ 動画終了時の「詳しくはこちら」のリンクはこちら
CM動画の目的:
TRIZシンポジウムへ参加しませんか。という趣旨でつくりました。私の発表スライドの一部を使って動画にしましたが、私以外にも、30近い発表がなされます。どれも示唆に富んで、開発ヒントがえられます。
毎年、「参加したいけれど迷っている」「締め切りがなんとなく過ぎてしまった」という声を聞きます。初心者でも気軽に参加できる場です。一般の場で開発者の創造過程のことをきけることはきわめてまれですが、創造技法であるTRIZのコミュニティーにはそれがあるんです。その意味でも、とても貴重な場であり、少しでも興味がある人ならば参加する価値があると思います。
創造技法というのは、本で学ぶのが非常に難しく、人から聞いて直感的にわかれば、かなり簡単にすっと理解することができる、という傾向があります。TRIZの勉強を本だけでしている方は、この機会に、1日だけでもシンポジウムに参加して「TRIZってこういうことかぁ」というのをお聞きになりませんか。きっと、そのあと、本が言っていることが見違えるようにわかる、そう思います。
補足:
コマーシャライザー、という無料のWEBサービスを使って、この動画をつくりました。映画予告というひな形を使ったので、えらくサスペンス感あるCMになっています。
シンポジウムの発表では、いつもどおりに、真面目なプレゼンテーションをします。CMのような大きな音が流れたり、画面が激しく動くようなことはありません。ご安心ください。
40秒間、大きな音が流れます。
再生できない時があります。緊急措置としてyoutubeにアップしました(荒い画質)。
http://www.youtube.com/v/T0LpdVH4RYo
⇒ 動画終了時の「詳しくはこちら」のリンクはこちら
CM動画の目的:
TRIZシンポジウムへ参加しませんか。という趣旨でつくりました。私の発表スライドの一部を使って動画にしましたが、私以外にも、30近い発表がなされます。どれも示唆に富んで、開発ヒントがえられます。
毎年、「参加したいけれど迷っている」「締め切りがなんとなく過ぎてしまった」という声を聞きます。初心者でも気軽に参加できる場です。一般の場で開発者の創造過程のことをきけることはきわめてまれですが、創造技法であるTRIZのコミュニティーにはそれがあるんです。その意味でも、とても貴重な場であり、少しでも興味がある人ならば参加する価値があると思います。
創造技法というのは、本で学ぶのが非常に難しく、人から聞いて直感的にわかれば、かなり簡単にすっと理解することができる、という傾向があります。TRIZの勉強を本だけでしている方は、この機会に、1日だけでもシンポジウムに参加して「TRIZってこういうことかぁ」というのをお聞きになりませんか。きっと、そのあと、本が言っていることが見違えるようにわかる、そう思います。
補足:
コマーシャライザー、という無料のWEBサービスを使って、この動画をつくりました。映画予告というひな形を使ったので、えらくサスペンス感あるCMになっています。
シンポジウムの発表では、いつもどおりに、真面目なプレゼンテーションをします。CMのような大きな音が流れたり、画面が激しく動くようなことはありません。ご安心ください。
2008年07月24日
仙台コーディネータ協議会で、TRIZ分科会が始まりました。

この活動は2つの組織の共同運営による勉強の場です。
一つは、宮城TRIZ研究会。もう一つは、仙台コーディネータ協議会のTRIZ分科会。どちらも私がオーガナイザーになって運営しています。
前者としては、地域の企業の技術課題を解決する人材を育成する、という目的があります。
後者としては、コーディネータの問題解決力アップ、コンサル的能力のアップを目指す、という目的があります。
昨年までの宮城TRIZ研究会は、企業の技術者と学び合う場でした。今年は、コーディネータも対象にしたのは理由があります。この地域の将来の可能性を高める。それにつきます。いい企業を育てるには、支援する側の人も育てる必要があります。私にできることは微かです。しかし、その範囲で精いっぱい行おう、ときめて、今年度はこのようなスタイルを決定しました。
開催報告
今回は、コーディネータなどの方が7名くらい参加されました。「発明原理」をもちいて、技術的課題を解決する方法を解説しました。そして智慧カード(TRIZを意訳した40枚のカード)を用いて発案する方法を説明しました。
後半は、参加者の方から、技術的に困りごとを出していただいて、それをみんなで考える、ということをしました。必ずしもTRIZにこだわりません。コーディネータ同士が課題をもちよって相互検討する、そういう場の中でお互いが前に進めば、よいと思っています。
最後には、オーガナイザーを務める私の志しを少しお話させてもらいました。「世界中から尊敬される企業を次々輩出する20年後をつくりたい。そこに至るには優秀なコーディネータも必要です。一緒にさらに前に進みましょう」と。
最近は、仙台の公式の場でも、最近は、そういう志しのトーンを隠さないで素直に進めることにしました。それに共鳴できる人と一緒に、未来を作りたいですから。
今回は、初回ということもあって、TRIZ分科会のメンバーのみで構成しました。次回(8月下旬)からは、企業の技術者の方の参加も募集します。次回以降の内容と日程は、宮城TRIZ研究会の公式サイトをご覧ください。
詳細はこちら
次回は、前半の説明部分もできるだけ座学だけでなく、実験的に、新しい説明スタイル(特に「アイデア創発・ライブ!」的なもの)を試してみようと思います。できることならたのしく学んでもらいたいですから。
2008年07月23日
宮城TRIZ研究会、2008年度の活動(第一回目)のお知らせ
宮城TRIZ研究会の今年最初の活動を7月24日に行います。この場を借りてお知らせします。
本来であれば、Mi-TRIZサイトから公表するべきところでしたが、管理システムの不調で、何度試してもログインできないまま、本日になりました。直前のご案内で皆様ご予定がきついかもしれませんがもしご参加できるようであればぜひおいでください。
今年は、5回の活動を予定しており、いずれも、仙台コーディネータ協議会の分科会(TRIZ分科会)と同時開催いたします。
詳細は添付ファイルをご覧ください。
Mi-TRIZ2008の計画
なお、文中に、コーディネータを対象にしている旨の記述がありますが、基本的にはあらゆる企業の方も参加可能。当日ふらりと立ち寄ってください。初回は、先日の大阪での講演を再現し、それから今回初公開となる技術課題解決ツールで問題解決を一緒にしてみたいと思います。
本来であれば、Mi-TRIZサイトから公表するべきところでしたが、管理システムの不調で、何度試してもログインできないまま、本日になりました。直前のご案内で皆様ご予定がきついかもしれませんがもしご参加できるようであればぜひおいでください。
今年は、5回の活動を予定しており、いずれも、仙台コーディネータ協議会の分科会(TRIZ分科会)と同時開催いたします。
詳細は添付ファイルをご覧ください。
Mi-TRIZ2008の計画
なお、文中に、コーディネータを対象にしている旨の記述がありますが、基本的にはあらゆる企業の方も参加可能。当日ふらりと立ち寄ってください。初回は、先日の大阪での講演を再現し、それから今回初公開となる技術課題解決ツールで問題解決を一緒にしてみたいと思います。
2008年07月13日
智慧カードのビデオ
VE協会の講演で流した動画(一人で智慧カードを使っているシーン)をYoutubeにアップしました。
時間:3分33秒
時間:3分33秒
2008年07月12日
VE協会の講演スライド
VE協会での講演のスライド(PDF)をアップします。
講演スライド(石井力重)
重たいので「保存」してから
見る方が早いです。
ご質問、ご感想があれば、お気軽にご連絡ください。rikie.ishiiあっとまーくgmail.com
TRIZ発想カード(智慧カード)の入手(オンラインショップ)はこちら
講演スライド(石井力重)
重たいので「保存」してから
見る方が早いです。
ご質問、ご感想があれば、お気軽にご連絡ください。rikie.ishiiあっとまーくgmail.com
TRIZ発想カード(智慧カード)の入手(オンラインショップ)はこちら
2008年07月11日
VE協会でTRIZの講演をしてきました。
7月11日。休暇をとって大阪に来ています。本日は日本VE協会で講演をさせていただきました。
VEは、価値工学(バリューエンジニアリング)という技術開発の手法です。
参加者の人数を事務局から聞いてびっくり!しました。200名を超えるとのこと。
講演者の方向から会場を見ると、こう見えます。

このくらいの大人数の前で、講演なり学会発表なりをする経験はめったにありません。臆することなく、うまくしゃべり切りたいなぁ…と腹をきめて、壇に上りました。
会場からみるとこう見えたようです。

豆粒、とはいえないまでも、かなり遠いですね。その位の遠くまで、意志を伝える、そういうつもりでお話しさせてもらいました。
私は、5人の講演者のトップバッターです。「技術講演」という位置づけで、TRIZやある種の発想手法を、1時間ほど時間をいただきました。それから、3人の方がVE事例を発表されました。シャープのヘルシオでの事例、和歌山での橋梁工事での事例など、興味深い事例が続きました。
最後は基調講演。セキセイの西川社長が大変興味深い、文具開発を通じた発想のヒントをお話いただきました。セキセイといえば、A3の書類をおらずに入れられる「アルタートケース」やsediaのブランドで文具を製造させている老舗企業です。講演前に、同社の若い方とお話したのですが、楽しい企業文化であることがうかがい知れました。
「なんでやねん」と考えること。それを中心軸にすえて、トークも楽しく、大変ためにもなるお話をいただきました。
講演後、講演者の方、事務局の方と一緒に記念写真。

石井の左におられるのが西川社長です。
クリエイティブな文房具が大好きな私としては、開発品ヒント集、のような今日の講演は本当に楽しくきかせてもらいました。楽しい企業文化の同社。いつか同社の方と一緒に仕事をしたい(何かを創りたい)なぁ、と思いました。
VEは、価値工学(バリューエンジニアリング)という技術開発の手法です。
参加者の人数を事務局から聞いてびっくり!しました。200名を超えるとのこと。
講演者の方向から会場を見ると、こう見えます。

このくらいの大人数の前で、講演なり学会発表なりをする経験はめったにありません。臆することなく、うまくしゃべり切りたいなぁ…と腹をきめて、壇に上りました。
会場からみるとこう見えたようです。

豆粒、とはいえないまでも、かなり遠いですね。その位の遠くまで、意志を伝える、そういうつもりでお話しさせてもらいました。
私は、5人の講演者のトップバッターです。「技術講演」という位置づけで、TRIZやある種の発想手法を、1時間ほど時間をいただきました。それから、3人の方がVE事例を発表されました。シャープのヘルシオでの事例、和歌山での橋梁工事での事例など、興味深い事例が続きました。
最後は基調講演。セキセイの西川社長が大変興味深い、文具開発を通じた発想のヒントをお話いただきました。セキセイといえば、A3の書類をおらずに入れられる「アルタートケース」やsediaのブランドで文具を製造させている老舗企業です。講演前に、同社の若い方とお話したのですが、楽しい企業文化であることがうかがい知れました。
「なんでやねん」と考えること。それを中心軸にすえて、トークも楽しく、大変ためにもなるお話をいただきました。
講演後、講演者の方、事務局の方と一緒に記念写真。

石井の左におられるのが西川社長です。
クリエイティブな文房具が大好きな私としては、開発品ヒント集、のような今日の講演は本当に楽しくきかせてもらいました。楽しい企業文化の同社。いつか同社の方と一緒に仕事をしたい(何かを創りたい)なぁ、と思いました。
2008年06月28日
明け方まで、講演スライドづくり。
来月、日本VE協会で講演をさせていただきます。その印刷資料の締め切りがもうすぐなのですが、様々な仕事に追われて締切間近に。
金曜日の夕方、打ち合わせを終えて自宅に戻ると、夕飯もそこそこに、机に向かい講演スライドの総仕上げをしていきます。今回は180名を超える申し込みがあるとのこと。多くの方に、何か少しでも、得てもらいたいですから、情熱をもって取り組んでいます。
なお、内容は、TRIZのコンパクトな使い方と智慧カードでの発想方法、についてです。一般の方も聴講できるようですので、ご興味あれば、ぜひご参加ください。私以外に何人かの演者がいらっしゃいますので、きっと役に立つ話が聞けると思います。
金曜日の夕方、打ち合わせを終えて自宅に戻ると、夕飯もそこそこに、机に向かい講演スライドの総仕上げをしていきます。今回は180名を超える申し込みがあるとのこと。多くの方に、何か少しでも、得てもらいたいですから、情熱をもって取り組んでいます。
なお、内容は、TRIZのコンパクトな使い方と智慧カードでの発想方法、についてです。一般の方も聴講できるようですので、ご興味あれば、ぜひご参加ください。私以外に何人かの演者がいらっしゃいますので、きっと役に立つ話が聞けると思います。
2008年05月27日
仙台コーディネータ協議会の準備ミーティング
5月27日。仙台コーディネータ協議会の分科会の運営準備のためのミーティングを行いました。
私がリーダとなって、TRIZ手法の勉強会をおこなう分科会を立ち上げます。TRIZの中でも、コーディネータの付加価値化に資する5つのメソッドを座学とディスカッションで行っていく予定です。
昨日はそのための仙台市の方など、事務局的なメンバーと打ち合わせをしていました。このままうまく開始できれば7月下旬からスタートとなりそうです。
参加資格は、コーディネータおよび宮城TRIZ研究会への参加希望者(企業でTRIZに関心を持っている方ならどなたでも)です。
正式のアナウンスは別途こちらや各種のメールでお送りしたいと思います。
私がリーダとなって、TRIZ手法の勉強会をおこなう分科会を立ち上げます。TRIZの中でも、コーディネータの付加価値化に資する5つのメソッドを座学とディスカッションで行っていく予定です。
昨日はそのための仙台市の方など、事務局的なメンバーと打ち合わせをしていました。このままうまく開始できれば7月下旬からスタートとなりそうです。
参加資格は、コーディネータおよび宮城TRIZ研究会への参加希望者(企業でTRIZに関心を持っている方ならどなたでも)です。
正式のアナウンスは別途こちらや各種のメールでお送りしたいと思います。
2008年05月15日
TRIZシンポジウム2008、発表エントリーの追い込み
今日は宮城TRIZ研究会の仕事をしていました。夏に全国規模のシンポジウムがあります。そこで発表するためのエントリー締め切りが本日でした。昨年よりも忙しい今年は、直前まで発表構想が詰め切れず、本日は必死に構想を練っていました。発表するネタとなる活動はすでにありましたが、どうそれをまとめるか。それによって聞いてくださる方に届くものは大きく変わってしまいます。せっかく聞いてくださる人がいるならば、できるだけその人に役に立つものを届けたいと思っています。
私は最終的には、創造的な人や組織が次々生まれる社会を作りたい。そう考えています。なので、そのためには、宮城だけではなく、国内のTRIZユーザの方々、企業の方々に、TRIZをもっと活用してもらうための良いなにかを提供したいとおもって、アブストラクトを作っています。。発表も「こういうことをして、こういう結果になりました」と表現するだけではなく、それを受けて起点で再構成して、認知しやすく、利用しやすいものにしようと、考えています。
そんなわけで、本日は、大学院生のように、机に張り付いていました。発表のアブストラクト執筆のために時間と追いかけっこ。
気がつけば、今日もすっかり日がくれていました。好きな仕事に打ち込める日々。こういう日々の送れる幸せに感謝!
私は最終的には、創造的な人や組織が次々生まれる社会を作りたい。そう考えています。なので、そのためには、宮城だけではなく、国内のTRIZユーザの方々、企業の方々に、TRIZをもっと活用してもらうための良いなにかを提供したいとおもって、アブストラクトを作っています。。発表も「こういうことをして、こういう結果になりました」と表現するだけではなく、それを受けて起点で再構成して、認知しやすく、利用しやすいものにしようと、考えています。
そんなわけで、本日は、大学院生のように、机に張り付いていました。発表のアブストラクト執筆のために時間と追いかけっこ。
気がつけば、今日もすっかり日がくれていました。好きな仕事に打ち込める日々。こういう日々の送れる幸せに感謝!
2008年04月24日
智慧カードとTRIZに関するスライドを作っていました。
この夏に、100人近くのエンジニアの方に、TRIZと智慧カードを使っていただく機会をいただきました。
創造的な人や組織が次々でてくる未来を目指して、全力で取り組んでいました。難しくないように、しかし、本質は確実に芯でとらえるような、コンテンツを目指しました。
私のスライドは「すごく簡単なことだけを言っている」ようにみえることを目指しています。しっかり「専門用語と難しい概念を頭に入れる」というトーンの情報伝達はできるだけ、避けたいと。
日々を楽しむために人は生きていて、今を楽しむために人生がある。
ならば、知識学習だって、エンターテイメントであってほしいし、楽しく知識習得するのと、楽しくない知識習得をするのだったら、前者のほうが記憶の定着や、活動へのモチベーション・エネルギーが全然ちがいます。楽しく学んだものは楽しく使い、苦痛の末に手に入れた知識は、眉間にしわ寄せて実施したくなる。
抜けるような青空の下で、鼻歌でも歌いながら、楽しんでいるうちに本物の知識を学ぶ。そんな環境があったら素敵ですね。
そのレベルは、私が今、できるわけじゃありませんが、そこに辿り着く方向を、いつも自分が向いていてほしいと思います。「自分の子供を学ばせる環境を自由にデザインできるとしたら?」という問いかけは、シンプルで大きなヒントになります。理想の知識学習系コンテンツを創る際には。
創造的な人や組織が次々でてくる未来を目指して、全力で取り組んでいました。難しくないように、しかし、本質は確実に芯でとらえるような、コンテンツを目指しました。
私のスライドは「すごく簡単なことだけを言っている」ようにみえることを目指しています。しっかり「専門用語と難しい概念を頭に入れる」というトーンの情報伝達はできるだけ、避けたいと。
日々を楽しむために人は生きていて、今を楽しむために人生がある。
ならば、知識学習だって、エンターテイメントであってほしいし、楽しく知識習得するのと、楽しくない知識習得をするのだったら、前者のほうが記憶の定着や、活動へのモチベーション・エネルギーが全然ちがいます。楽しく学んだものは楽しく使い、苦痛の末に手に入れた知識は、眉間にしわ寄せて実施したくなる。
抜けるような青空の下で、鼻歌でも歌いながら、楽しんでいるうちに本物の知識を学ぶ。そんな環境があったら素敵ですね。
そのレベルは、私が今、できるわけじゃありませんが、そこに辿り着く方向を、いつも自分が向いていてほしいと思います。「自分の子供を学ばせる環境を自由にデザインできるとしたら?」という問いかけは、シンプルで大きなヒントになります。理想の知識学習系コンテンツを創る際には。
2008年03月24日
創造ツール「TRIZ」をわかりやすく説明するにはどうすればいいか
ある場所でベテランの方々にTRIZに絡めたあるモデルを提案プレゼンさせてもらう場がありました。親友もその場にいたのでそのあと夜中までいろいろ雑談をしていたのですが、彼のアドバイスにはっとしました。非常に重要で本質的転換の引き金となるものでした。
「あの説明では、やってみようという気になった人はすくないんじゃない。」
私はTRIZの説明を非常にシンプルかつ分かりやすく話したつもりでした。しかしそれは、技術者の技術説明に近いもの。営業マンが機能効能を説明するものではなかった。そういうことなんだと気が付きました。
TRIZを説明するときには私はいつも、う〜んと考えてしまいます。一言でいえば技術の膨大な発展のケースから、発明や改善の要素を抽出して、発明や改善の際の発想のヒントになるもの、なんですが、それは概論だけではどうも伝わらない。そこで意識が内容説明をすることにむく。概論だけの話でもTRIZの独特の表現が結構ある。(たとえば、技術的矛盾、技術トレンド)それらをもちいてざっと説明しても、言葉が届きにくい。伝わらない。
PCを見たことない人に、3分でPCのイメージを説明する。そんな感じの課題に近いかもしれません。やり方次第でできることはたくさん。でもキーボードとかHDDとか演算とか、そういった言葉を相手がわからない。そのなかでどうPCの本質的良さをつたえるか。
ちょっと考えてみたのですが2つのトライアルがありそうです。
1.聞き手の知っているもので表現する。
PCの例でいえば、「本とノートと電卓とTVと手紙」が一つの箱の中でできる装置。大きな電卓みたいなもの。(このときポイントは相手のやりたいこと、興味のあるもの、で表現すること)
2.それが何であるかより、それがどんな効能があるのか、で表現する。
PCでいえば、手紙を複数人におくるのも一回の手紙づくりですむ。届くのもすごく短い時間で。ノートは何百冊分もはいるし、前に書いたある単語のことを調べたい時にはすぐに一覧表になって見れる。(同じく相手の興味あることで表現すること)
ここまで考えて少しわかりました。TRIZは機械ものを進化させる道具です。機構部の発展、メカニカルな構造の進化、など。ということは万人がそれを見てすぐにわかる説明例、開発ストーリーがあるといいんだと。
そこで提案したいのが「おもちゃ」をTRIZで発展させたらどうなるか。それをモデルケースとして確立するといいのではないでしょうか。おもちゃもあんまり電子化したものよりも、独特の動きと形をもったアナログなおもちゃ。幼児が使うような木のおもちゃ、などです。
たとえば、発明原理。
おもちゃ×発明原理、で説明する。○○なおもちゃ、アームを伸ばそうとすると重くなる。割れやすくなる。どうしよう。過去のケースにヒントを得よう。じゃあこういう方法をヒントにして考えよう。こういう構造を提案できるかも。とったトーン。
たとえば、技術トレンド。
おもちゃ×技術トレンド、で説明する。○○なおもちゃ、もっと進化するとどういう形があるだろう。進化の方向性がこんなのがしられている。このおもちゃはいま、このくらいだから、次にはこんな形、その次にはこんな形、になる余地があるね。といったトーン。
そのほか、理想解、属性分析、9画面法、などなど。
おもちゃ(とくに、手押し車とかおふろのアヒル、水鉄砲くらい)を例にすることで楽しく興味を持って、しかも、例がわかりやすくできるのではないでしょうか。
私のTRIZ説明は、ここを起点に変われる可能性があると、直感的に感じました。一言をくれた友人の存在をありがたいなぁと思います。
いずれまとめたいと思います。有言実行のために書いておきます。
「創造工学の絵本3:おもちゃ×TRIZ(トゥリーズ)」
2008年の9月までに。
「あの説明では、やってみようという気になった人はすくないんじゃない。」
私はTRIZの説明を非常にシンプルかつ分かりやすく話したつもりでした。しかしそれは、技術者の技術説明に近いもの。営業マンが機能効能を説明するものではなかった。そういうことなんだと気が付きました。
TRIZを説明するときには私はいつも、う〜んと考えてしまいます。一言でいえば技術の膨大な発展のケースから、発明や改善の要素を抽出して、発明や改善の際の発想のヒントになるもの、なんですが、それは概論だけではどうも伝わらない。そこで意識が内容説明をすることにむく。概論だけの話でもTRIZの独特の表現が結構ある。(たとえば、技術的矛盾、技術トレンド)それらをもちいてざっと説明しても、言葉が届きにくい。伝わらない。
PCを見たことない人に、3分でPCのイメージを説明する。そんな感じの課題に近いかもしれません。やり方次第でできることはたくさん。でもキーボードとかHDDとか演算とか、そういった言葉を相手がわからない。そのなかでどうPCの本質的良さをつたえるか。
ちょっと考えてみたのですが2つのトライアルがありそうです。
1.聞き手の知っているもので表現する。
PCの例でいえば、「本とノートと電卓とTVと手紙」が一つの箱の中でできる装置。大きな電卓みたいなもの。(このときポイントは相手のやりたいこと、興味のあるもの、で表現すること)
2.それが何であるかより、それがどんな効能があるのか、で表現する。
PCでいえば、手紙を複数人におくるのも一回の手紙づくりですむ。届くのもすごく短い時間で。ノートは何百冊分もはいるし、前に書いたある単語のことを調べたい時にはすぐに一覧表になって見れる。(同じく相手の興味あることで表現すること)
ここまで考えて少しわかりました。TRIZは機械ものを進化させる道具です。機構部の発展、メカニカルな構造の進化、など。ということは万人がそれを見てすぐにわかる説明例、開発ストーリーがあるといいんだと。
そこで提案したいのが「おもちゃ」をTRIZで発展させたらどうなるか。それをモデルケースとして確立するといいのではないでしょうか。おもちゃもあんまり電子化したものよりも、独特の動きと形をもったアナログなおもちゃ。幼児が使うような木のおもちゃ、などです。
たとえば、発明原理。
おもちゃ×発明原理、で説明する。○○なおもちゃ、アームを伸ばそうとすると重くなる。割れやすくなる。どうしよう。過去のケースにヒントを得よう。じゃあこういう方法をヒントにして考えよう。こういう構造を提案できるかも。とったトーン。
たとえば、技術トレンド。
おもちゃ×技術トレンド、で説明する。○○なおもちゃ、もっと進化するとどういう形があるだろう。進化の方向性がこんなのがしられている。このおもちゃはいま、このくらいだから、次にはこんな形、その次にはこんな形、になる余地があるね。といったトーン。
そのほか、理想解、属性分析、9画面法、などなど。
おもちゃ(とくに、手押し車とかおふろのアヒル、水鉄砲くらい)を例にすることで楽しく興味を持って、しかも、例がわかりやすくできるのではないでしょうか。
私のTRIZ説明は、ここを起点に変われる可能性があると、直感的に感じました。一言をくれた友人の存在をありがたいなぁと思います。
いずれまとめたいと思います。有言実行のために書いておきます。
「創造工学の絵本3:おもちゃ×TRIZ(トゥリーズ)」
2008年の9月までに。
2008年03月23日
TRIZを用いて地域企業の技術課題の分析を試みる。
この週末は、TRIZをベースにした地域企業大規模アンケートの分析に取り組んでいました。
なかなかTRIZはマニアックで普及しませんね。と多くの方から言われます。高度な手法であり効果は高いのでしょうが、とも。
TRIZの知識体系は実は発想法だけじゃないと一年くらい前から思ってました。今回のアンケート調査(それは非常にチャレンジングなものでしたが)で、TRIZを地域産業支援を行う人が使えるナレッジセットである可能性が高いと確信しました。
TRIZの創始者アルトシュラー。彼が幅広い知見からTRIZを体系化したわけですが、彼が創り出したパラメータ(39の技術特性)は、技術課題把握の際に、非常によく状況が見える物差しである。と感じました。
技術コンサルティングにちかい職場で働く非コンサルタントは、世の中に結構いますが、彼らが社会の技術課題のヒアリングをする際にそれらは非常に有効な知識セットとして活用となるとおもいます。(技術課題の把握に役立つ)。今年の宮城TRIZ研究会は、そうした知の活用の新しい提案を行っていきたいと思います。夏にTRIZシンポジウムがありますが、そこに間に合うように、急ピッチで作業を進めたいと思います。
なかなかTRIZはマニアックで普及しませんね。と多くの方から言われます。高度な手法であり効果は高いのでしょうが、とも。
TRIZの知識体系は実は発想法だけじゃないと一年くらい前から思ってました。今回のアンケート調査(それは非常にチャレンジングなものでしたが)で、TRIZを地域産業支援を行う人が使えるナレッジセットである可能性が高いと確信しました。
TRIZの創始者アルトシュラー。彼が幅広い知見からTRIZを体系化したわけですが、彼が創り出したパラメータ(39の技術特性)は、技術課題把握の際に、非常によく状況が見える物差しである。と感じました。
技術コンサルティングにちかい職場で働く非コンサルタントは、世の中に結構いますが、彼らが社会の技術課題のヒアリングをする際にそれらは非常に有効な知識セットとして活用となるとおもいます。(技術課題の把握に役立つ)。今年の宮城TRIZ研究会は、そうした知の活用の新しい提案を行っていきたいと思います。夏にTRIZシンポジウムがありますが、そこに間に合うように、急ピッチで作業を進めたいと思います。
2008年02月08日
TRIZホームページに掲載されました。
中川徹先生(大阪学院大学)が運営されている国内最大のTRIZサイトTRIZホームページに、私たちMiTRIZのシンポジウム(2007年夏)の発表内容を掲載されました。
・発表の際に提出した論文(8枚)
・シンポジウムの全体会場で行った2分間ショートプレゼン(スライド2枚)
・ポスターセッションで発表した資料(スライド16枚)
が全て掲載されています。
中川先生による英文はこちら
(なんと、智慧カードの全40枚の英語表現が!)
この資料は、宮城のメンバーとしても大変貴重な資料として拝見させていただきました。智慧カード40枚全てを英訳していただいています。TRIZのような発想のトリガーとなるフレーズを英語に訳すのは「TRIZ」と「英語」の両方に充分な知識が必要とされます。なかなかそのような人はいませんので、とても貴重なプレゼントを頂いたと思っています。
日本から世界へ、創造性のサポートツールが貢献する。そんなことを、何手か先に思い描いて、これからも小さく挑戦を続けて行きます。中川先生のお言葉がいつも励みになっています。ありがとうございます。
・発表の際に提出した論文(8枚)
・シンポジウムの全体会場で行った2分間ショートプレゼン(スライド2枚)
・ポスターセッションで発表した資料(スライド16枚)
が全て掲載されています。
中川先生による英文はこちら
(なんと、智慧カードの全40枚の英語表現が!)
この資料は、宮城のメンバーとしても大変貴重な資料として拝見させていただきました。智慧カード40枚全てを英訳していただいています。TRIZのような発想のトリガーとなるフレーズを英語に訳すのは「TRIZ」と「英語」の両方に充分な知識が必要とされます。なかなかそのような人はいませんので、とても貴重なプレゼントを頂いたと思っています。
日本から世界へ、創造性のサポートツールが貢献する。そんなことを、何手か先に思い描いて、これからも小さく挑戦を続けて行きます。中川先生のお言葉がいつも励みになっています。ありがとうございます。
2008年02月01日
早朝からTRIZの講義コンテンツ作り
横浜の展示会にゆく用事があったのですが、開場よりずっとはやかったので、早朝のカフェで、ある組織向けのTRIZ関連コンテンツを創っていました。その組織は非常に大きく社会インフラを担っています。TRIZの知識がその組織において活用されるならばその効果は非常に大きいだろうと思います。
TRIZについては、高度な依頼がでてくれば専門家に適切につないでいく動き方をします。そのため、いつも、適切な判断力をもって対応するようにこころがけています。今回のクライアントは、初歩・概論的な説明会を、とのこと。なので私が中心となって企画・実施を担います。
この出張続きの時期に、企画案作りも非常に大変でしたが、それによって多くの人が教授するメリットがあるならば、と一生懸命に創りました。この案件も、クライアントに喜んでもらえるよう、私の精一杯をつくして進めてゆきたいと思います。
TRIZについては、高度な依頼がでてくれば専門家に適切につないでいく動き方をします。そのため、いつも、適切な判断力をもって対応するようにこころがけています。今回のクライアントは、初歩・概論的な説明会を、とのこと。なので私が中心となって企画・実施を担います。
この出張続きの時期に、企画案作りも非常に大変でしたが、それによって多くの人が教授するメリットがあるならば、と一生懸命に創りました。この案件も、クライアントに喜んでもらえるよう、私の精一杯をつくして進めてゆきたいと思います。
2007年12月14日
宮城TRIZ研究会の定例会、全12回、完了しました。
本日、昨年末に計画した宮城TRIZ研究会の「定例会」が全12回、無事完了しました。
来年も動揺に実施する予定ですが、すこしスタイルや時間帯を変えるかもしれません。
今年最後の定例会では、Mi-TRIZの調査事業「県内企業の技術トレンドと、開発・技術課題に関するアンケート」の集計・分析の一部を報告しました。
ごく一部のみの分析ですが、興味深い傾向が見られました。この内容はさらに分析をすすめて、地域や学会などで適切な形で発表したいと思います。
なお、今年最後の定例会には、宮城県内企業のT社の社内USIT研究会(TRIZ研究会)のメンバーの方が参加されました。活動の様子をお互いに紹介しあい、とても勉強になりました。企業内のTRIZ研究会は、はるかに具体性・現実性が高く感心してうかがっておりました。
来年の日程等は、Mi-TRIZのサイトからご報告する予定ですが、もし情報をご希望される方にはメールでもお届けしますのでお気軽にお便りをお送りご連絡下さい。
アドレス
rikie_ishiiあっとまーくyahoo.co.jp
(あっとまーくを@に変えてお送りください。)
来年も動揺に実施する予定ですが、すこしスタイルや時間帯を変えるかもしれません。
今年最後の定例会では、Mi-TRIZの調査事業「県内企業の技術トレンドと、開発・技術課題に関するアンケート」の集計・分析の一部を報告しました。
ごく一部のみの分析ですが、興味深い傾向が見られました。この内容はさらに分析をすすめて、地域や学会などで適切な形で発表したいと思います。
なお、今年最後の定例会には、宮城県内企業のT社の社内USIT研究会(TRIZ研究会)のメンバーの方が参加されました。活動の様子をお互いに紹介しあい、とても勉強になりました。企業内のTRIZ研究会は、はるかに具体性・現実性が高く感心してうかがっておりました。
来年の日程等は、Mi-TRIZのサイトからご報告する予定ですが、もし情報をご希望される方にはメールでもお届けしますのでお気軽にお便りをお送りご連絡下さい。
アドレス
rikie_ishiiあっとまーくyahoo.co.jp
(あっとまーくを@に変えてお送りください。)
2007年12月06日
TRIZ Principles for Information Technologies
IT分野のTRIZが登場しつつあります。
"TRIZ Principles for Information Technologies"
(『IT技術のためのTRIZ発明原理』)、
Umakant Mishra 著 (インド) 、
Technical Innovation Center, ドラフト版、2007年4月
詳しい情報は、TRIZの第一人者、中川先生(大阪学院大学 教授)のTRIZホームページにあります。
そこから一部を引用します。
「[中川の所感]: 私はちょうど1年前にこの本の最初の3章を読む機会があったが、
このTRIZCON2007 で初めてその全体を目にした。
IT/ソフトウェア分野にマッチするように、TRIZの発明原理を
説明、適応、拡張、変更している著者のやり方は、非常にすばらしいと思う。
この本を読めば、あなたがIT分野でよく知っているさまざまな技術革新や改良が、
TRIZの発明原理でうまく説明できることを、分かるだろう。」
(引用ここまで)
中川先生の言葉から、このIT版TRIZの著書が良い出来であることがうかがえます。私もシンポジウムの席などで、ざっと拝見したのですが、システムやソフトウエアなど、システム開発のプロマネ、統括的な立場のSEにとって、とても貴重な「ITシステムの開発の技術的ブレークスルーのパターン集」になると思いました。あるいは、実際に現場で打ち合わせをするような、日々の仕事でシステムデザインを直していくような実践的SEにとって、「どうすればクライアントのこの要求をシステムに取り込めるかな」とアイデアを出す段階で効果的になる書籍だと思いました。
(メカニカルの分野で、開発の工夫を発想するために、オーソドックスなTRIZを活用することと似ています。)
また、中川先生はこうも、続けています。以下引用します。
「日本でわれわれは、本書を日本語に翻訳し、
出版したい (適当な出版社から出版してもらう) という計画をもっている。
私は著者とメールをやりとりしてきて、本書を
(著者のもともとの意図である) (小さな) TRIZ市場にではなく、
ずっと大きなIT分野向けに出版することを薦めてきた。」
(引用ここまで)
日本語への翻訳に取り組んでおり、チーム作り、有望な出版元の探索など、中川先生をして東奔西走せしめるだけのチャレンジ課題のようです。ぜひ、TRIZ分野にとどまらず、日本の多くのSEが、世界的に秀でたレベルの知を簡単に活用できるよう、優れた翻訳本を出版されることを切望しております。
IT版の発明原理で優れたアイデア出しを短時間でできるようになれば、既存のパターンには当てはめられないごくわずかのイノベーティブな問題に、「考える時間を集中投下」できるようになると思います。
すこし、区切って表現するならこうなるのかな、というものを以下、述べます。
■レベル1の課題■
IT版TRIZをつかわなくても、簡単に解ける課題
↓
手法を使わないで、すぐ、解決する。
■レベル2の課題■
なかなか解けずに、試行錯誤や他の開発事例を沢山見てヒントをもらってようやく解法が見出せる課題
↓
IT版TRIZを使って、効率的に、解決する。
■レベル3の課題■
どうやっても、既存の事例などがヒントに出来ない・大変チャレンジングなトップレベルの課題
↓
IT版TRIZを使って、解ける部分を効率的に解き進める。
TRIZですら範疇に含めることの出来ない、「トップ1%の課題を考えることに、たっぷりと時間を使う。
IT分野のエンジニアの方に、簡単にこの知識セットを説明するならば、こういうツールだ、と表現するべきものなのかも知れません。
なお、中川先生のページに、このミシュラ氏のサイトへのリンクがあります。この本の出版、期待して待ちたいですね。
"TRIZ Principles for Information Technologies"
(『IT技術のためのTRIZ発明原理』)、
Umakant Mishra 著 (インド) 、
Technical Innovation Center, ドラフト版、2007年4月
詳しい情報は、TRIZの第一人者、中川先生(大阪学院大学 教授)のTRIZホームページにあります。
そこから一部を引用します。
「[中川の所感]: 私はちょうど1年前にこの本の最初の3章を読む機会があったが、
このTRIZCON2007 で初めてその全体を目にした。
IT/ソフトウェア分野にマッチするように、TRIZの発明原理を
説明、適応、拡張、変更している著者のやり方は、非常にすばらしいと思う。
この本を読めば、あなたがIT分野でよく知っているさまざまな技術革新や改良が、
TRIZの発明原理でうまく説明できることを、分かるだろう。」
(引用ここまで)
中川先生の言葉から、このIT版TRIZの著書が良い出来であることがうかがえます。私もシンポジウムの席などで、ざっと拝見したのですが、システムやソフトウエアなど、システム開発のプロマネ、統括的な立場のSEにとって、とても貴重な「ITシステムの開発の技術的ブレークスルーのパターン集」になると思いました。あるいは、実際に現場で打ち合わせをするような、日々の仕事でシステムデザインを直していくような実践的SEにとって、「どうすればクライアントのこの要求をシステムに取り込めるかな」とアイデアを出す段階で効果的になる書籍だと思いました。
(メカニカルの分野で、開発の工夫を発想するために、オーソドックスなTRIZを活用することと似ています。)
また、中川先生はこうも、続けています。以下引用します。
「日本でわれわれは、本書を日本語に翻訳し、
出版したい (適当な出版社から出版してもらう) という計画をもっている。
私は著者とメールをやりとりしてきて、本書を
(著者のもともとの意図である) (小さな) TRIZ市場にではなく、
ずっと大きなIT分野向けに出版することを薦めてきた。」
(引用ここまで)
日本語への翻訳に取り組んでおり、チーム作り、有望な出版元の探索など、中川先生をして東奔西走せしめるだけのチャレンジ課題のようです。ぜひ、TRIZ分野にとどまらず、日本の多くのSEが、世界的に秀でたレベルの知を簡単に活用できるよう、優れた翻訳本を出版されることを切望しております。
IT版の発明原理で優れたアイデア出しを短時間でできるようになれば、既存のパターンには当てはめられないごくわずかのイノベーティブな問題に、「考える時間を集中投下」できるようになると思います。
すこし、区切って表現するならこうなるのかな、というものを以下、述べます。
■レベル1の課題■
IT版TRIZをつかわなくても、簡単に解ける課題
↓
手法を使わないで、すぐ、解決する。
■レベル2の課題■
なかなか解けずに、試行錯誤や他の開発事例を沢山見てヒントをもらってようやく解法が見出せる課題
↓
IT版TRIZを使って、効率的に、解決する。
■レベル3の課題■
どうやっても、既存の事例などがヒントに出来ない・大変チャレンジングなトップレベルの課題
↓
IT版TRIZを使って、解ける部分を効率的に解き進める。
TRIZですら範疇に含めることの出来ない、「トップ1%の課題を考えることに、たっぷりと時間を使う。
IT分野のエンジニアの方に、簡単にこの知識セットを説明するならば、こういうツールだ、と表現するべきものなのかも知れません。
なお、中川先生のページに、このミシュラ氏のサイトへのリンクがあります。この本の出版、期待して待ちたいですね。
2007年12月01日
明日の課題に、即効力となる使い方 〜TRIZ活用方法〜
TRIZの発明原理。面白いものだけれども、なかなか実際に使ってみようとするとどうしていいかわからない。そんな声にお答えして、TRIZ研究会では、簡単に発明原理をつかってみる5ステップを初心者の方に紹介しています。そのスライドを掲載します。

(クリックするとPDF資料を閲覧できます。)
※発明原理の使い方、第2〜4ステップのあたりは、口頭での説明が伴ってはじめて分かるような資料です。見ても分かりににくいかもしれません。不明点はいつでも気軽におたずね下さい。

(クリックするとPDF資料を閲覧できます。)
※発明原理の使い方、第2〜4ステップのあたりは、口頭での説明が伴ってはじめて分かるような資料です。見ても分かりににくいかもしれません。不明点はいつでも気軽におたずね下さい。
2007年11月30日
TRIZの大家、中川徹先生が来仙されました。
11月30日。中川徹先生が、来仙されました。
(来仙:らいせん、とは仙台の独特の表現で、仙台にアーティストや偉い人が来ることを、来仙する、と表現しています。外国のアーティストが日本にくると「来日」と表現しますが、その仙台版、といった感じです。)
TRIZの講演をしていただくためにいらっしゃったのでした。仙台駅から、デュナミスにいらして、オフィスの様子をみられて、それからデュナミスの下にあるFiveBridge(オープンスペースと貸し会議室:宮城TRIZ研究会の通常の開催場所)をご覧になられました。
その後、泉区の講演会場まで移動し、講演。今回は50人規模の参加者がいらっしゃいました。中川先生の講演のエッセンスが詰まった2時間の講演をしていただきました。中川先生でなければ話せないものがぎっしり詰まっていました。そこまでのものを惜しげもなくお話いただける先生に感謝!
今回は、道中ずっと同行させていただいたのですが、先生に私の大学院(私は現在、東北大の社会人博士の院生でもあり、そこを休学している状態です)のことをお話したり、ITのTRIZに関する話題を教えていただいたりして、とても沢山、先生と会話することが出来ました。アテンドをさせていただいた私の役得だと思います。私のような初歩の初歩しか知らない人間にも、丁寧に話してくださり、熱心にこちらの言うことを聴いてくださいます。その道の大家、として知られる方ですが、人柄は大変、きさくです。
中川先生がいなかったら、日本のTRIZの情報蓄積・共有の状況はもっと違ったものになっていたでしょう。いまほど豊富な情報がだれでもアクセス可能な状況にならなかったはずです。その人にしか出来ないことを、使命、と表現するならば、中川先生は、使命を全うしている数少ない貴重な方なんだなぁ、と講演する先生の姿に、思っていました。
(来仙:らいせん、とは仙台の独特の表現で、仙台にアーティストや偉い人が来ることを、来仙する、と表現しています。外国のアーティストが日本にくると「来日」と表現しますが、その仙台版、といった感じです。)
TRIZの講演をしていただくためにいらっしゃったのでした。仙台駅から、デュナミスにいらして、オフィスの様子をみられて、それからデュナミスの下にあるFiveBridge(オープンスペースと貸し会議室:宮城TRIZ研究会の通常の開催場所)をご覧になられました。
その後、泉区の講演会場まで移動し、講演。今回は50人規模の参加者がいらっしゃいました。中川先生の講演のエッセンスが詰まった2時間の講演をしていただきました。中川先生でなければ話せないものがぎっしり詰まっていました。そこまでのものを惜しげもなくお話いただける先生に感謝!
今回は、道中ずっと同行させていただいたのですが、先生に私の大学院(私は現在、東北大の社会人博士の院生でもあり、そこを休学している状態です)のことをお話したり、ITのTRIZに関する話題を教えていただいたりして、とても沢山、先生と会話することが出来ました。アテンドをさせていただいた私の役得だと思います。私のような初歩の初歩しか知らない人間にも、丁寧に話してくださり、熱心にこちらの言うことを聴いてくださいます。その道の大家、として知られる方ですが、人柄は大変、きさくです。
中川先生がいなかったら、日本のTRIZの情報蓄積・共有の状況はもっと違ったものになっていたでしょう。いまほど豊富な情報がだれでもアクセス可能な状況にならなかったはずです。その人にしか出来ないことを、使命、と表現するならば、中川先生は、使命を全うしている数少ない貴重な方なんだなぁ、と講演する先生の姿に、思っていました。
2007年11月04日
技術システムの発展を予測するツール(技術進化のトレンド)
TRIZの中には、発明原理(技術的ブレークスルーの40パターン)のほかに、技術システムの進化を予測する「トレンド」という貴重な知識があります。
トレンド、というのは何か、というのを説明します。
1.技術はだんだん発展します。
2.技術分野や製品によって、具体な技術の内容は違います。技術が発展していく内容も様々です。しかし、各技術の進化状況を分析すると、中には似たような発展の仕方をしているケースがあります。
3.TRIZ研究者たちの活動により、技術の発展の仕方(技術進化のトレンド)として多くの事例に認められるパターンが、抽出され、31個(※)に整理されています。(※文献によっては20個、などの場合もあります。31個は、ダレルマンの本など。)
どのパターンも、なるほど、と思うような自然な技術進化です。多分、ベテラン技術者の方であれば、そのうちの何割かは、過去の業務経験から暗黙知的に認識されていると思います。
各パターンは3〜6ぐらいの段階で構成されています。
では、その31パターンには、どういう効能があるか。
技術部門のリーダが、自社の製品の技術を31の項目(31パターン)で分析し、その各項目は、どの段階まで進んでいるか、ということを分析します。すると、マックスまでいっている項目もあれば、進化度の低い項目もあります。その低い項目は進化させる余地が多いにあります。(最高までいっている項目は、非連続な技術体系へジャンプすることを待つか、自らジャンプさせます。ジャンプは、破壊的なイノベーションであり大変です。)
あるいは、9画面法などで要素技術の過去10年の発展量を分析したときに、その技術進化のトレンドとして31のどれが顕著であるかを把握します。そしてその発展と同じだけ、次の5年間で進化する、と考えて、要素技術の5年後を予測します。
このように、製品企画の視点で、特に有効だと思います。
しかし、たとえば、ハイテクベンチャーが、自社で開発したの先端的な実験装置を改良しよう、というときに、装置の運転性をどうすると向上できるか、と考えるときに、この31パターンを見てみると、装置のメカニズムを発展させるべき方向が見出せます。
トレンド、というのは何か、というのを説明します。
1.技術はだんだん発展します。
2.技術分野や製品によって、具体な技術の内容は違います。技術が発展していく内容も様々です。しかし、各技術の進化状況を分析すると、中には似たような発展の仕方をしているケースがあります。
3.TRIZ研究者たちの活動により、技術の発展の仕方(技術進化のトレンド)として多くの事例に認められるパターンが、抽出され、31個(※)に整理されています。(※文献によっては20個、などの場合もあります。31個は、ダレルマンの本など。)
どのパターンも、なるほど、と思うような自然な技術進化です。多分、ベテラン技術者の方であれば、そのうちの何割かは、過去の業務経験から暗黙知的に認識されていると思います。
各パターンは3〜6ぐらいの段階で構成されています。
では、その31パターンには、どういう効能があるか。
技術部門のリーダが、自社の製品の技術を31の項目(31パターン)で分析し、その各項目は、どの段階まで進んでいるか、ということを分析します。すると、マックスまでいっている項目もあれば、進化度の低い項目もあります。その低い項目は進化させる余地が多いにあります。(最高までいっている項目は、非連続な技術体系へジャンプすることを待つか、自らジャンプさせます。ジャンプは、破壊的なイノベーションであり大変です。)
あるいは、9画面法などで要素技術の過去10年の発展量を分析したときに、その技術進化のトレンドとして31のどれが顕著であるかを把握します。そしてその発展と同じだけ、次の5年間で進化する、と考えて、要素技術の5年後を予測します。
このように、製品企画の視点で、特に有効だと思います。
しかし、たとえば、ハイテクベンチャーが、自社で開発したの先端的な実験装置を改良しよう、というときに、装置の運転性をどうすると向上できるか、と考えるときに、この31パターンを見てみると、装置のメカニズムを発展させるべき方向が見出せます。
2007年09月20日
次の構想へ。
9月18日。宮城TRIZ研究会、定期勉強会の第9回目を行ないました。
早いもので、1月から12回連続勉強会を始めて、もう、9回です。後3回行なうと、この定期勉強会は終了。あらためて、来年も勉強会をするのか、あるいは別の形態で活動をするのか、残り3回で決めてゆきたいとおもいます。
当会が中心となって開発した智慧カードは、TRIZシンポジウムで知り合った方やITmediaさんの記事をご覧になられた方から、興味を持っていただき、全国に出荷させていただきました。9月上旬に、初めて開発を発表したこのカードツールが、わずか1ヶ月足らずで100近いオーダーをいただき、全国の方にお届けすることになるとは、予想できませんでした。TRIZをテーマにしたものなので、もっとゆっくりと、必要な方が見つけて買われてゆくだろうとおもっていたのですが。そんな現在の状況を会の中で報告させていただきました。
さて、TRIZをもっと簡単に活用してもらうために、そのツールは出来ました。道具が出来たので、次は、実際にツールを活用する活動、です。次のテーマは、TRIZを活用して実際に、製品開発のアイデアを出していく活動を展開したいと思います。
実際にそれが企業にとっての新商品のアイデアになれば幸いですし、そうでなければ、「TRIZをもちいて企画した、既存商品の革新アイデア集」といった形で世に提供していきたいと考えています。
幸い、会長である私石井が、地元産業団体で、TRIZをテーマにした連載を持たせていただくことになりましたので、そこから、後者の活動を展開していくことは出来そうです。それを通じて前者のようなケースが出てくれば幸い。
宮城TRIZ研究会は、少数精鋭ですが、その活動の視点は、長期ビジョンで20年先の地域産業の発展を見つめています。智慧カードのような、分かりやすいモノばかりではないとおもいますが、20段の階段を上がったその先の未来には、ワンダーな未来があってほしい。そう思います。智慧カードは、階段の一段目に過ぎません。小さいけれども、大きな未来へ通じる確かな一歩として、当会は次の階段に歩みを進めます。
なお、私石井の現在の私見ですが、宮城には20年の間に、非常に高い確率で、大規模地震が発生すると考えられます。防災、減災のアイテムは、未充足なニーズが多いと感じています。生き延びるというのは、生命体の本能ですが、それを高度に支援するアイテムを企画する、改善提案する、というのも、宮城独自の活動として、望ましいのではないかと思います。当会なりの社会への貢献は、まだまだ小さなものですが「この組織があってよかった、といってくれる人が、世界中にいるようなモノ(アイテムや情報・知識)を創る」そんな大志を抱きつつ、身の丈にあった速度で進んで行きたいと思います。
早いもので、1月から12回連続勉強会を始めて、もう、9回です。後3回行なうと、この定期勉強会は終了。あらためて、来年も勉強会をするのか、あるいは別の形態で活動をするのか、残り3回で決めてゆきたいとおもいます。
当会が中心となって開発した智慧カードは、TRIZシンポジウムで知り合った方やITmediaさんの記事をご覧になられた方から、興味を持っていただき、全国に出荷させていただきました。9月上旬に、初めて開発を発表したこのカードツールが、わずか1ヶ月足らずで100近いオーダーをいただき、全国の方にお届けすることになるとは、予想できませんでした。TRIZをテーマにしたものなので、もっとゆっくりと、必要な方が見つけて買われてゆくだろうとおもっていたのですが。そんな現在の状況を会の中で報告させていただきました。
さて、TRIZをもっと簡単に活用してもらうために、そのツールは出来ました。道具が出来たので、次は、実際にツールを活用する活動、です。次のテーマは、TRIZを活用して実際に、製品開発のアイデアを出していく活動を展開したいと思います。
実際にそれが企業にとっての新商品のアイデアになれば幸いですし、そうでなければ、「TRIZをもちいて企画した、既存商品の革新アイデア集」といった形で世に提供していきたいと考えています。
幸い、会長である私石井が、地元産業団体で、TRIZをテーマにした連載を持たせていただくことになりましたので、そこから、後者の活動を展開していくことは出来そうです。それを通じて前者のようなケースが出てくれば幸い。
宮城TRIZ研究会は、少数精鋭ですが、その活動の視点は、長期ビジョンで20年先の地域産業の発展を見つめています。智慧カードのような、分かりやすいモノばかりではないとおもいますが、20段の階段を上がったその先の未来には、ワンダーな未来があってほしい。そう思います。智慧カードは、階段の一段目に過ぎません。小さいけれども、大きな未来へ通じる確かな一歩として、当会は次の階段に歩みを進めます。
なお、私石井の現在の私見ですが、宮城には20年の間に、非常に高い確率で、大規模地震が発生すると考えられます。防災、減災のアイテムは、未充足なニーズが多いと感じています。生き延びるというのは、生命体の本能ですが、それを高度に支援するアイテムを企画する、改善提案する、というのも、宮城独自の活動として、望ましいのではないかと思います。当会なりの社会への貢献は、まだまだ小さなものですが「この組織があってよかった、といってくれる人が、世界中にいるようなモノ(アイテムや情報・知識)を創る」そんな大志を抱きつつ、身の丈にあった速度で進んで行きたいと思います。
2007年09月15日
智慧カードが、記事になりました。(ITmedia)
智慧カードが、ITmediaの記事になりました。
“旧ソ連の発明法則”でアイデア出し──「智慧カード」
「TRIZ」とは、旧ソ連海軍の特許審議官が40万件の特許情報を分析し、発明法則をまとめた技術開発理論。この理論をカードにしたアイデア支援ツールが「智慧カード」である。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/13/news114.html
また、記事についての読者の方の反応をふまえた関連記事も。
一方、ロシアは鉛筆を使った?
旧ソ連の技術開発論を元に開発したという「智慧カード」の話題が注目を集めました。「一方、ロシアは鉛筆を使った」のジョークと何らかの関係があるのでしょうか──。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/14/news073.html
智慧カードは(ブレスターも、ですが)、新製品や新事業が今よりもっと生まれてくるような社会になればという願いをこめて開発してたものです。こうした記事を通じて多くの方にツールをしっていただけて大変幸運でした。
TRIZシンポジウムで見ていただいた各社さんからのご注文にくわえて、ITmedia記事をみてご注文くださった方も沢山いらっしゃいました。両ツールの事業化リーダとして、厚く御礼申し上げます、ありがとうございます。
追記:
ロシアでは小学生にTRIZを教える場があるそうです。先日のTRIZシンポジウムでも、日本における若年層への工夫発想の活動のサポートが、できないだろうか、という話も雑談としてありました。
智慧カードのサイト( http://triz.sblo.jp/ )を夏に構築していたときのことです。子供の夏休みの工夫発明にも、という言葉をサイトの仮オープンの際に書いていたら、随分沢山、「夏休み 自由研究 発明工作」「子供に教える 工夫の仕方」といった検索ワードでアクセスがありました。夏休み、お父さんが息子の工夫工作の宿題の面倒を見るときに、工夫の仕方を楽しく伝えるものが求められているんですね。
智慧カードの簡易版のようなものがあったら、という声は実際に何人かに言われました。息子とお父さんが楽しく、工夫工作できる、そんな風に使われるカードツール、というのもいいですね。時期はともかくとして、将来的には、そういうアイテムも取り組みたい。そう思います。
“旧ソ連の発明法則”でアイデア出し──「智慧カード」
「TRIZ」とは、旧ソ連海軍の特許審議官が40万件の特許情報を分析し、発明法則をまとめた技術開発理論。この理論をカードにしたアイデア支援ツールが「智慧カード」である。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/13/news114.html
また、記事についての読者の方の反応をふまえた関連記事も。
一方、ロシアは鉛筆を使った?
旧ソ連の技術開発論を元に開発したという「智慧カード」の話題が注目を集めました。「一方、ロシアは鉛筆を使った」のジョークと何らかの関係があるのでしょうか──。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/14/news073.html
智慧カードは(ブレスターも、ですが)、新製品や新事業が今よりもっと生まれてくるような社会になればという願いをこめて開発してたものです。こうした記事を通じて多くの方にツールをしっていただけて大変幸運でした。
TRIZシンポジウムで見ていただいた各社さんからのご注文にくわえて、ITmedia記事をみてご注文くださった方も沢山いらっしゃいました。両ツールの事業化リーダとして、厚く御礼申し上げます、ありがとうございます。
追記:
ロシアでは小学生にTRIZを教える場があるそうです。先日のTRIZシンポジウムでも、日本における若年層への工夫発想の活動のサポートが、できないだろうか、という話も雑談としてありました。
智慧カードのサイト( http://triz.sblo.jp/ )を夏に構築していたときのことです。子供の夏休みの工夫発明にも、という言葉をサイトの仮オープンの際に書いていたら、随分沢山、「夏休み 自由研究 発明工作」「子供に教える 工夫の仕方」といった検索ワードでアクセスがありました。夏休み、お父さんが息子の工夫工作の宿題の面倒を見るときに、工夫の仕方を楽しく伝えるものが求められているんですね。
智慧カードの簡易版のようなものがあったら、という声は実際に何人かに言われました。息子とお父さんが楽しく、工夫工作できる、そんな風に使われるカードツール、というのもいいですね。時期はともかくとして、将来的には、そういうアイテムも取り組みたい。そう思います。
2007年09月12日
発表論文(第三回TRIZシンポジウム、宮城TRIZ研究会)
第三回TRIZシンポジウムで、宮城TRIZ研究会が行なったポスター発表の資料を掲載します。
2007年09月11日
プレスリリース(新商品、智慧カード)
デュナミス 宮城TRIZ研究会 事務局は、TRIZをベースにしたカードツール「智慧カード」の新製品プレスリリースを行ないました。
プレスリリースのデータファイルはこちら。
PDF版 dunamis0709trizPDF
WORD版 dunamis0709trizWORD
この資料はご自由にどうぞ(無料)。平成19年9月発信。
以下、内容の画像ファイルです。クリックすると上記PDFデータが表示されます。

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PDF版 dunamis0709trizPDF
WORD版 dunamis0709trizWORD
この資料はご自由にどうぞ(無料)。平成19年9月発信。
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2007年09月01日
第三回TRIZシンポジウム(三日目)
9月1日。第三回TRIZシンポジウムの最終日です。三日間、朝から晩まで一緒にいるためか、かなり参加者同士の距離が縮んで会場のムードがこなれてきたように感じます。
午前中は、CREAXの方などのご講演が続きます。どれも貴重な話ばかり。ビジュアルやアイテムはTRIZにかぎらずオーディエンス(聴衆)の興味を引きますね。
午前中の終わりにポスターセッションの話者による2分程度のショートプレゼン。私は、その一番最後でプレゼンをさせてもらいました。(2分を越えてしまいました。すみません。。。)
Youtubeでその様子を公開しています。↓
午後は、そのポスターセッションです。1時間で20分3セット程度の説明を行ないます。私の発表にもTRIZエキスパートの参加者の方々は暖かく見守ってくれていました。ありがたいですね。
智慧カードの開発の動機「TRIZを簡単に体感してもらいたい」という思想は、TRIZに取り組み始めて年数の少ない方を中心に共感をもっていただけたようでした。
その後も講演が続きます。特に印象に残ったのが、アイデア社の桑原氏のご発表。「矛盾」と双璧をなすTRIZのナレッジ「技術システム進化」に関するもの。むずかしいと言われるTRIZのナレッジを、毎年三日目午後の時間帯で、同氏が平易な言葉とストーリー仕立てで解説(講演)してくれています。(TRIZ初心者には、貴重な内容だと思います。)
そのほかにも、沢山の知識がこの三日間にありました。TRIZの本質に関するお話。高度な活用事例。シンポジウムに参加するのは時間的にも金銭的にそれなりに投資がいるのですが、その価値は充分にあると私は思います。
なお、日本のTRIZは世界的に見ても参加者の多さが比肩するものなし、という領域にはいりつつあります。活用度の問題はこれからだとおもうのですが、潜在的に学ぼうとする人の裾野はひろいのだと、三日間を通じて感じました。
午前中は、CREAXの方などのご講演が続きます。どれも貴重な話ばかり。ビジュアルやアイテムはTRIZにかぎらずオーディエンス(聴衆)の興味を引きますね。
午前中の終わりにポスターセッションの話者による2分程度のショートプレゼン。私は、その一番最後でプレゼンをさせてもらいました。(2分を越えてしまいました。すみません。。。)
Youtubeでその様子を公開しています。↓
午後は、そのポスターセッションです。1時間で20分3セット程度の説明を行ないます。私の発表にもTRIZエキスパートの参加者の方々は暖かく見守ってくれていました。ありがたいですね。
智慧カードの開発の動機「TRIZを簡単に体感してもらいたい」という思想は、TRIZに取り組み始めて年数の少ない方を中心に共感をもっていただけたようでした。
その後も講演が続きます。特に印象に残ったのが、アイデア社の桑原氏のご発表。「矛盾」と双璧をなすTRIZのナレッジ「技術システム進化」に関するもの。むずかしいと言われるTRIZのナレッジを、毎年三日目午後の時間帯で、同氏が平易な言葉とストーリー仕立てで解説(講演)してくれています。(TRIZ初心者には、貴重な内容だと思います。)
そのほかにも、沢山の知識がこの三日間にありました。TRIZの本質に関するお話。高度な活用事例。シンポジウムに参加するのは時間的にも金銭的にそれなりに投資がいるのですが、その価値は充分にあると私は思います。
なお、日本のTRIZは世界的に見ても参加者の多さが比肩するものなし、という領域にはいりつつあります。活用度の問題はこれからだとおもうのですが、潜在的に学ぼうとする人の裾野はひろいのだと、三日間を通じて感じました。
2007年08月31日
第三回TRIZシンポジウム(二日目)
8月31日。TRIZシンポジウムの2日目です。
午前中には、ラリーボール氏から整理されたTRIZの考え方について講演がありました。

TRIZの解法は重複している。それをグループ化して例外を見つけて・・・としていくとのこと。すっきりとなったTRIZの姿に、「これはかなり使えそうだ」と感じていました。
今日明日は午後にポスターセッションがあります。昼食時に私のポスター(発表は明日)を張り出しました。

こんな感じです。開発したツールの紹介、なのですが、私は実際に、カードツールそのものも掲示しています。
さて、昼があけてポスターセッションが始まりました。

今回は200名の参加者、ということでポスターセッションも大盛況。説明者の近くでききとるものやっと。
午後にもいくつも発表がありました。片岡さんのご発表ではカプセル内視鏡の発展を分析した発表がありました。

某社のカプセル内視鏡のモックアップをまわされました。手に取ってみたのですが、本当に小さいですね。TRIZをもちいてその開発のトレンドを分析すると製品開発上の様々なことが見えてきます。二日目も大変勉強になりました。
TRIZを生かした独自コーディネート手法の確立にむけて道が見えてきました。
午前中には、ラリーボール氏から整理されたTRIZの考え方について講演がありました。

TRIZの解法は重複している。それをグループ化して例外を見つけて・・・としていくとのこと。すっきりとなったTRIZの姿に、「これはかなり使えそうだ」と感じていました。
今日明日は午後にポスターセッションがあります。昼食時に私のポスター(発表は明日)を張り出しました。

こんな感じです。開発したツールの紹介、なのですが、私は実際に、カードツールそのものも掲示しています。
さて、昼があけてポスターセッションが始まりました。

今回は200名の参加者、ということでポスターセッションも大盛況。説明者の近くでききとるものやっと。
午後にもいくつも発表がありました。片岡さんのご発表ではカプセル内視鏡の発展を分析した発表がありました。

某社のカプセル内視鏡のモックアップをまわされました。手に取ってみたのですが、本当に小さいですね。TRIZをもちいてその開発のトレンドを分析すると製品開発上の様々なことが見えてきます。二日目も大変勉強になりました。
TRIZを生かした独自コーディネート手法の確立にむけて道が見えてきました。
2007年08月30日
第三回TRIZシンポジウム(一日目)
8月30日。創造的な技術開発の理論「TRIZ」のシンポジウムが横浜で開かれています。初日から参加しています。
(私の業務とTRIZの関係について:私の職務の使命である「新技術事業化の支援」には、このTRIZがとても相性がいいと感じています。新事業に結びつくような技術開発をサポートする時に、事業化コーディネータ自身が、一定レベルの創造的活動を担うスタイルをとっています。つなぐサポータ、から、価値を創るサポータへ。将来的にはTRIZをベースにした、独自支援スキームを開発したいと思います。)
さて、初日。午前中はチュートリアルです。私はアドバンスコースを選択。産能大の澤口先生がお話されました。

TRIZには、「課題解決のTRIZ」と「商品企画のTRIZ」があり、澤口先生のところで重点的に展開されているTRIZ-DEは後者を行なうものです。未来シナリオのお話。10年先を考えてそこから7年前(現在から三年後)に何が起こっていたを割り戻して考えるという面白い構想手法です。
(私見)
企業の意識の分析も論じておられたのですが、製品を生産する力は日本は強い、けれど、商品を企画する、という部分にはまだまだ成長できる余地がある。その具体的な方法無しに「なんか考えよ」である現状からTRIZ-DEなどの手法を活用して効果的に未来を構想していくことは今後重要度をさらに増すと思います。特に、なぜそういう企画になるのか、を説得性の高い説明ができる部分も特徴だと思います。
午後は、日本のTRIZ大家である中川先生をはじめ運営をしていただいている方々からオープニングのお言葉が。

なんと200人の参加者がおられるそうです。学会と違って、かなり参加者に交流の配慮などをされていて、この場を創りだし運営するのはきっと大変な労力と思います。事務局の皆さんの活動に感謝!
午後は、講演がつづきます。一つだけ紹介しますと、アイデアマラソンの樋口健夫先生が講演された内容が大変印象に残ります。(他の方々のご講演も大変貴重なお話でした。企業の開発の心臓部ですから。ですが、コンフィデンシャルに近いものがあるので、言及は差し控えたいと思います。)
さて、その樋口先生。

アイデアマラソンは、以前書店で見かけて存じ上げていました。以前樋口先生がトラックバックをしていただいて、是非一度お話を伺ってみたいと思っていました。今回はとても幸運でした。
アイデアマラソンは使うものはA5のノート、それだけ、です。毎日アイデアを出す習慣をつけるとあることが起こるそうです。樋口先生自身、講演で話される様子をみていて「頭の回転が速く、しゃべるスピード以上に次々考えが浮かぶ」様子が感じられました。ジャパネットたかたでの導入事例はなるほど〜、と深く納得してきいていました。樋口先生の時間帯は、会場が大きく沸いたのも、印象に残ります。
懇親会でもすこしお話をさせていただいたのですが、お話しているだけこちらも元気なって、「アイデアマラソン、明日からやってみよう」という気持ちになります。創造性育成のエキスパートのお話に共通して登場するのが「人材がモチベートされる効果」です。どなたも強く意識していっているわけではないと思いますが、組織における創造性育成の手法が身についていくと若手社員のやる気が揚がることが観察されていく傾向があるようです。
懇親会の後は、参加者の方と、創造手法の実践的なハウツーに関してディスカッション。TRIZのユーザーの傾向として、大きな組織の中で一匹オオカミな創造的リーダーな方が多いと思います。日本がもっと面白い社会や製品を創り出していくには、こういうコミュニティの方々が活躍する場や特例的な権限が付与されることが必要だと思います。
(私の業務とTRIZの関係について:私の職務の使命である「新技術事業化の支援」には、このTRIZがとても相性がいいと感じています。新事業に結びつくような技術開発をサポートする時に、事業化コーディネータ自身が、一定レベルの創造的活動を担うスタイルをとっています。つなぐサポータ、から、価値を創るサポータへ。将来的にはTRIZをベースにした、独自支援スキームを開発したいと思います。)
さて、初日。午前中はチュートリアルです。私はアドバンスコースを選択。産能大の澤口先生がお話されました。

TRIZには、「課題解決のTRIZ」と「商品企画のTRIZ」があり、澤口先生のところで重点的に展開されているTRIZ-DEは後者を行なうものです。未来シナリオのお話。10年先を考えてそこから7年前(現在から三年後)に何が起こっていたを割り戻して考えるという面白い構想手法です。
(私見)
企業の意識の分析も論じておられたのですが、製品を生産する力は日本は強い、けれど、商品を企画する、という部分にはまだまだ成長できる余地がある。その具体的な方法無しに「なんか考えよ」である現状からTRIZ-DEなどの手法を活用して効果的に未来を構想していくことは今後重要度をさらに増すと思います。特に、なぜそういう企画になるのか、を説得性の高い説明ができる部分も特徴だと思います。
午後は、日本のTRIZ大家である中川先生をはじめ運営をしていただいている方々からオープニングのお言葉が。

なんと200人の参加者がおられるそうです。学会と違って、かなり参加者に交流の配慮などをされていて、この場を創りだし運営するのはきっと大変な労力と思います。事務局の皆さんの活動に感謝!
午後は、講演がつづきます。一つだけ紹介しますと、アイデアマラソンの樋口健夫先生が講演された内容が大変印象に残ります。(他の方々のご講演も大変貴重なお話でした。企業の開発の心臓部ですから。ですが、コンフィデンシャルに近いものがあるので、言及は差し控えたいと思います。)
さて、その樋口先生。

アイデアマラソンは、以前書店で見かけて存じ上げていました。以前樋口先生がトラックバックをしていただいて、是非一度お話を伺ってみたいと思っていました。今回はとても幸運でした。
アイデアマラソンは使うものはA5のノート、それだけ、です。毎日アイデアを出す習慣をつけるとあることが起こるそうです。樋口先生自身、講演で話される様子をみていて「頭の回転が速く、しゃべるスピード以上に次々考えが浮かぶ」様子が感じられました。ジャパネットたかたでの導入事例はなるほど〜、と深く納得してきいていました。樋口先生の時間帯は、会場が大きく沸いたのも、印象に残ります。
懇親会でもすこしお話をさせていただいたのですが、お話しているだけこちらも元気なって、「アイデアマラソン、明日からやってみよう」という気持ちになります。創造性育成のエキスパートのお話に共通して登場するのが「人材がモチベートされる効果」です。どなたも強く意識していっているわけではないと思いますが、組織における創造性育成の手法が身についていくと若手社員のやる気が揚がることが観察されていく傾向があるようです。
懇親会の後は、参加者の方と、創造手法の実践的なハウツーに関してディスカッション。TRIZのユーザーの傾向として、大きな組織の中で一匹オオカミな創造的リーダーな方が多いと思います。日本がもっと面白い社会や製品を創り出していくには、こういうコミュニティの方々が活躍する場や特例的な権限が付与されることが必要だと思います。
2007年08月27日
TRIZシンポジウムの準備。
8月27日。TRIZシンポジウムの準備作業を行ないました。
8月30日〜9月1日、新横浜で行なわれ、国内外のTRIZの関連の方が発表をされます。私は、宮城のTRIZ研究会の会長として、TRIZを広く活用してもらうためのツール開発の事例を発表していきます。
TRIZとは:
創造的な技術開発の理論です。
ロシアのアルトシュラー氏が世界中の特許を分析して優れた特許が
もつ問題のブレークスルーのエッセンスに似たものがあることを発見し
それを40のパターンに整理して行ったものです。(他のナレッジもあります。)
宮城県の産業振興のために、その理論を非常に優しく意訳しなおして、現場でも楽しく簡単に使ってもらうためのカードツールを開発しました。「智慧カード(ちえかーど)」といいます。
地域の技術系企業さんの新商品開発の際に、TRIZ的な工夫の発想手法を活用してもらえたら幸いです。
そのような主旨で、今回の発表を行なってまいります。そのために、今日はツールのセット作業を。結構数量が多いので大変です。
ブレスターの開発と非常に相性がいいので、このカードツールの開発は非常にスムーズに行きました。しかし、実際にモノにして製造する、セット作業をするということになると、また別格の大変さがあります。
使ってくれた人の「新しいものが出来た」というシーンを想像しながら、とにかく準備作業を進めていました。
8月30日〜9月1日、新横浜で行なわれ、国内外のTRIZの関連の方が発表をされます。私は、宮城のTRIZ研究会の会長として、TRIZを広く活用してもらうためのツール開発の事例を発表していきます。
TRIZとは:
創造的な技術開発の理論です。
ロシアのアルトシュラー氏が世界中の特許を分析して優れた特許が
もつ問題のブレークスルーのエッセンスに似たものがあることを発見し
それを40のパターンに整理して行ったものです。(他のナレッジもあります。)
宮城県の産業振興のために、その理論を非常に優しく意訳しなおして、現場でも楽しく簡単に使ってもらうためのカードツールを開発しました。「智慧カード(ちえかーど)」といいます。
地域の技術系企業さんの新商品開発の際に、TRIZ的な工夫の発想手法を活用してもらえたら幸いです。
そのような主旨で、今回の発表を行なってまいります。そのために、今日はツールのセット作業を。結構数量が多いので大変です。
ブレスターの開発と非常に相性がいいので、このカードツールの開発は非常にスムーズに行きました。しかし、実際にモノにして製造する、セット作業をするということになると、また別格の大変さがあります。
使ってくれた人の「新しいものが出来た」というシーンを想像しながら、とにかく準備作業を進めていました。
2007年08月17日
TRIZの各発明原理の記載回数が示唆するもの。
8月17日。TRIZのサイト開設に向けて準備を続けています。
その一環で、マトリックスのもつ情報を分析しています。
マトリックスを分析してって最初に気がついたのは、各発明原理の記載されている回数には、相当な偏りがある、ということ。具体的な数値は、最下部のデータをご覧下さい。
もっとも多いものが400回以上も記載されているのに対し、最も少ないものはたったの19回。実に20倍以上の開きがあります。(尚最も多いのは、35:パラメーターの変更。最も少ないのは、20:有用作用の継続。)
これをグラフにしてみました。図1(クリックすると大きくなります。)

縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)
こうしてみると、特定の原理が飛びぬけて多いことが分かります。
これを、出現頻度順に並べてみました。さらに累積地も表示しました。図2

縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)
こうしてみると、かなり頻繁に登場する発明原理と、かなり出番の少ない発明原理があることが分かります。
ここにはありませんが、円グラフにしてみて気がついたことがあります。
それは、上記のグラフの補助線で示したことでもあるのですが、
さらに積算していくと、分かるのは
発明原理が40もあっても、初心者の方には、多すぎてもてあましている。ということがあると思います。それをはじめは、上位10だけ、次は上位20だけ、と理解していけば、効果的なのではないでしょうか。
■上位1〜10
35:パラメーターの変更
10:先取り作用
1:分割
28:メカニズムの代替/もう一つの知覚
2:分離
18:機械的振動
15:ダイナミックス
19:周期的作用
32:色の変化
13:逆発想
■上位11〜20
26:コピー
3:局所的
27:高価な長寿命より安価な短寿命
29:空気圧と水圧の利用
34:排除と再生
16:部分的な作用または過剰な作用
40:複合材料
24:仲介
17:もう一つの次元
6:汎用性
さて、さらに下まで見ていくと、何が見えるでしょうか。
次は上位30位、を見ると、かろうじて累積数が90%をこえています。(正しくは、29位で)累積が90%をこえます。つまり、
■上位21〜30
22:災い転じて福となす
14:曲面
39:不活性雰囲気
4:非対称性
30:柔軟な殻と薄膜
36:相変化
37;熱膨張
11;事前保護
25:セルフサービス
38:強い酸化剤
最後に残った原理は、以下です。
■上位31〜40
31:多孔質材料
8:釣り合い(カウンターウエイト)
21:高速実行
7:入れ子
5:併合
23:フィードバック
12:等ポテンシャル
33:均質性
9:先取り反作用
20:有用作用の継続
以上のような構図になります。
推測、でしかないのですが、荒い、きわめて荒い近似を元に、推測すると、発明原理がもし、さらに10続いて、全部で50あったとした、それまでの傾向からして、上位50は、全体の1/16〜1/20程度になると思われます。カード一枚あたりに直せば、各カード、実際に使うのは100回の問題解決で、1回未満、ということに。
発明原理がなぜ40か、ということの背景には実はこういう構造もあるのかもしれません。
.参考資料:記載回数の元データ
その一環で、マトリックスのもつ情報を分析しています。
マトリックスとは:各発明原理が、どういう矛盾問題を解決するの役立つかを、39×39の行列で表現したもの。矛盾する2つの要素を縦と横の軸から選び、その交点をみると、発明原理の番号が書かれている。一つのセルには、たいてい、4つの原理が対応している。例外的に0〜3つの場合もある。)
マトリックスを分析してって最初に気がついたのは、各発明原理の記載されている回数には、相当な偏りがある、ということ。具体的な数値は、最下部のデータをご覧下さい。
もっとも多いものが400回以上も記載されているのに対し、最も少ないものはたったの19回。実に20倍以上の開きがあります。(尚最も多いのは、35:パラメーターの変更。最も少ないのは、20:有用作用の継続。)
これをグラフにしてみました。図1(クリックすると大きくなります。)
縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)
こうしてみると、特定の原理が飛びぬけて多いことが分かります。
これを、出現頻度順に並べてみました。さらに累積地も表示しました。図2
縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)
こうしてみると、かなり頻繁に登場する発明原理と、かなり出番の少ない発明原理があることが分かります。
ここにはありませんが、円グラフにしてみて気がついたことがあります。
それは、上記のグラフの補助線で示したことでもあるのですが、
・上位10位の発明原理の登場回数は、全体の数の50%に相当する。ということです。これはつまり、荒く言えば、TRIZで問題解決をするときに、統計学的に言えば、40の発明原理の知識をもっていなくても、上位10の発明原理だけ持っていれば、二回に一回は、解決策を発案できる、と解釈できます。きわめて荒い近似ではありますが。
さらに積算していくと、分かるのは
・上位20位の発明原理の登場回数は、全体の数の75%に相当する。ということです。簡単に言えば、上位20の発明原理だけ持っていれば、統計学的には、4回中3回は解決策を発案できると、解釈できます。ここまでくると、かなり有効度が高いと感じられます。
発明原理が40もあっても、初心者の方には、多すぎてもてあましている。ということがあると思います。それをはじめは、上位10だけ、次は上位20だけ、と理解していけば、効果的なのではないでしょうか。
■上位1〜10
35:パラメーターの変更
10:先取り作用
1:分割
28:メカニズムの代替/もう一つの知覚
2:分離
18:機械的振動
15:ダイナミックス
19:周期的作用
32:色の変化
13:逆発想
■上位11〜20
26:コピー
3:局所的
27:高価な長寿命より安価な短寿命
29:空気圧と水圧の利用
34:排除と再生
16:部分的な作用または過剰な作用
40:複合材料
24:仲介
17:もう一つの次元
6:汎用性
さて、さらに下まで見ていくと、何が見えるでしょうか。
次は上位30位、を見ると、かろうじて累積数が90%をこえています。(正しくは、29位で)累積が90%をこえます。つまり、
・上位30位の発明原理の登場回数は、全体の数の90%に相当する。ということです。これはつまり、発明原理を30番目まで知っておけば、統計的には、問題解決を10回中9回は出来ると解釈できます。ほとんど実用的には、たいていの場合、これでいける、といえるでしょう。
■上位21〜30
22:災い転じて福となす
14:曲面
39:不活性雰囲気
4:非対称性
30:柔軟な殻と薄膜
36:相変化
37;熱膨張
11;事前保護
25:セルフサービス
38:強い酸化剤
最後に残った原理は、以下です。
■上位31〜40
31:多孔質材料
8:釣り合い(カウンターウエイト)
21:高速実行
7:入れ子
5:併合
23:フィードバック
12:等ポテンシャル
33:均質性
9:先取り反作用
20:有用作用の継続
以上のような構図になります。
推測、でしかないのですが、荒い、きわめて荒い近似を元に、推測すると、発明原理がもし、さらに10続いて、全部で50あったとした、それまでの傾向からして、上位50は、全体の1/16〜1/20程度になると思われます。カード一枚あたりに直せば、各カード、実際に使うのは100回の問題解決で、1回未満、ということに。
発明原理がなぜ40か、ということの背景には実はこういう構造もあるのかもしれません。
.参考資料:記載回数の元データ
2007年08月16日
宮城TRIZ研究会、智慧カード活用サイトの開設準備。
8月15日。宮城TRIZ研究会の今年最大の活動である智慧カードの開発、限定販売にむけて、カードの活用サイトの開設準備に追われています。

当初、仮で作っていたサイト、黒と黄色を中心にしたデザイン、サイトの情報構造を大幅に改造して、上記のようなサイトに仕上げるべく準備作業を急ピッチで進めています。
TRIZを学びたい人、技術的なアイデアを出したい人が、閲覧して活用出来るサイトを目指したいと思います。また、国内のTRIZ関連組織(大学、企業)にとっても、TRIZユーザの底上げ、ひいては、各組織へクライアントが増加することも、宮城からの一つの貢献ではないかと考えています。
いずれにしても、より沢山のチャレンジャーがこの地域やわが国から沢山出てくるように、いい物を提供していく所存です。智慧カードの開発も大変でしたが、一つ一つの原理について、活用のためのドキュメントを作っていくのはなかなか骨が折れます。なにせ、40パターンもあり、それぞれに深いですから。でも、私たちにしか出来ないこと、楽しく高度な知を学ぶツール開発、はなんとしてでもやり遂げたい。そう思います。
たぶんに不手際もあるかもしれませんが、ぜひ暖かく見守っていただけたら幸いです。完成まで、後もう少し。がんばります。

当初、仮で作っていたサイト、黒と黄色を中心にしたデザイン、サイトの情報構造を大幅に改造して、上記のようなサイトに仕上げるべく準備作業を急ピッチで進めています。
TRIZを学びたい人、技術的なアイデアを出したい人が、閲覧して活用出来るサイトを目指したいと思います。また、国内のTRIZ関連組織(大学、企業)にとっても、TRIZユーザの底上げ、ひいては、各組織へクライアントが増加することも、宮城からの一つの貢献ではないかと考えています。
いずれにしても、より沢山のチャレンジャーがこの地域やわが国から沢山出てくるように、いい物を提供していく所存です。智慧カードの開発も大変でしたが、一つ一つの原理について、活用のためのドキュメントを作っていくのはなかなか骨が折れます。なにせ、40パターンもあり、それぞれに深いですから。でも、私たちにしか出来ないこと、楽しく高度な知を学ぶツール開発、はなんとしてでもやり遂げたい。そう思います。
たぶんに不手際もあるかもしれませんが、ぜひ暖かく見守っていただけたら幸いです。完成まで、後もう少し。がんばります。
2007年07月21日
TRIZシンポジウムに向けて昼夜休日もなし。
このところ、やりたいことをやっているので、すごく沢山するべきことがあります。TRIZシンポジウムは、なかなか準備のための時間がかかります。しっかりした場なので提出書類や論文形式もかなり厳密に。
学会発表を博士課程で随分したので、ポスターでの参加のシンポジウムはそれなりにいけるだろうと思っていた部分がありましたね。聞いて下される方のために全脳力、知的生産能力、を傾けてこの数日は取り組んでいます。
論文8ページ、ポスターA1が2枚、アブストラクト、概要スライド、および、英語版。
全力ダッシュのマラソン、そんな気分で時計をふと見ると、日付が変わっています。時間がたつのを忘れるほど集中できるのはありがたい、ことですね。
学会発表を博士課程で随分したので、ポスターでの参加のシンポジウムはそれなりにいけるだろうと思っていた部分がありましたね。聞いて下される方のために全脳力、知的生産能力、を傾けてこの数日は取り組んでいます。
論文8ページ、ポスターA1が2枚、アブストラクト、概要スライド、および、英語版。
全力ダッシュのマラソン、そんな気分で時計をふと見ると、日付が変わっています。時間がたつのを忘れるほど集中できるのはありがたい、ことですね。
2007年07月17日
TRIZシンポジウムの発表の準備。
7月17日。宮城TRIZ研究会の定例会を開催しました。
今回は、締め切りの迫った「TRIZシンポジウム」の発表内容の検討を行いました。これまで開発してきた「智慧(ちえ)カード」の開発の背景、開発プロセス、コンテンツ内容、ユーザアンケートの結果と分析、などなど。及び、提出する論文に記載する情報の範囲についての検討を行いました。(ここが一番、検討時間をとりました。)
カード開発当初の思想に照らし合わせて、どう進めるべきかの選択肢をあげ、最終的に意思決定しました。かなり悩みましたが、やはり当初の思想を貫くことにしました。(あとは、やってみて、どうなるか、反応をみることにします。)
以下、既に、WEB上で公開されている「発表概要」ですが、再掲します。(約300文字)
―――――――――――――――――――――――――――――
概要:
宮城でTRIZのセミナーを行った際に、何割かの参加者はTRIZに興味を持った。しかし、自社に戻ってTRIZがなぜよいのか、TRIZとはどういうものなのかをうまく説明できない、という声が宮城TRIZ研究会(以下、当会、と記する)に複数寄せられた。その中でも、「創造作業を促進するとはどういうことなのかを周りの人に理解してもらいにくい」という課題が共通のものとして見られた。そこで当会では、TRIZが何なのかを知らずともチームゲームとして手軽に使え、一定量のアイデアだしを体験できるツールの開発に着手した。本発表では、当会が独自に開発したそのツールの内容と、ツール体験者の感想をもとに、ツールの効果について報告する。
―――――――――――――――――――――――――――――
今回は、締め切りの迫った「TRIZシンポジウム」の発表内容の検討を行いました。これまで開発してきた「智慧(ちえ)カード」の開発の背景、開発プロセス、コンテンツ内容、ユーザアンケートの結果と分析、などなど。及び、提出する論文に記載する情報の範囲についての検討を行いました。(ここが一番、検討時間をとりました。)
カード開発当初の思想に照らし合わせて、どう進めるべきかの選択肢をあげ、最終的に意思決定しました。かなり悩みましたが、やはり当初の思想を貫くことにしました。(あとは、やってみて、どうなるか、反応をみることにします。)
以下、既に、WEB上で公開されている「発表概要」ですが、再掲します。(約300文字)
―――――――――――――――――――――――――――――
概要:
宮城でTRIZのセミナーを行った際に、何割かの参加者はTRIZに興味を持った。しかし、自社に戻ってTRIZがなぜよいのか、TRIZとはどういうものなのかをうまく説明できない、という声が宮城TRIZ研究会(以下、当会、と記する)に複数寄せられた。その中でも、「創造作業を促進するとはどういうことなのかを周りの人に理解してもらいにくい」という課題が共通のものとして見られた。そこで当会では、TRIZが何なのかを知らずともチームゲームとして手軽に使え、一定量のアイデアだしを体験できるツールの開発に着手した。本発表では、当会が独自に開発したそのツールの内容と、ツール体験者の感想をもとに、ツールの効果について報告する。
―――――――――――――――――――――――――――――
2007年06月22日
TRIZを楽しく学ぶサイト、オープン!
6月22日。宮城TRIZ研究会は、これまでTRIZを楽しく使うカードツール開発してきました。その完成にむけて、最終段階を進んでいます。
その商品化と平行して、カードを一枚一枚使いながら、技術的アイデアの出し方を紹介するブログをオープンしました。

私が運営するブログ「アイデアの出し方 ブログ」は様々なアイデア出しの手法を「設定・発散・収束・磨く」の4つに分けて紹介しているサイトですが、こちらの「楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント」はいわば、「技術的アイデアの出し方 ブログ」です。
ありがたい事に「アイデアの出し方 ブログ」は意外と広く見られているようです。こちらの「楽しくカイゼン・・・」も広く見ていただけるようなサイトになれば幸いです。
「楽しくカイゼンしたい」
「技術的アイデアを求められている」
「TRIZの発想促進効果を手軽に体験したい」
そんな方にむけて、40枚のカードを使ってアイデアの出し方をご紹介してゆきます。
楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント
創造的な技術開発の理論「TRIZ」をベースに、楽しく技術的アイデア出し
http://triz.sblo.jp/
その商品化と平行して、カードを一枚一枚使いながら、技術的アイデアの出し方を紹介するブログをオープンしました。

私が運営するブログ「アイデアの出し方 ブログ」は様々なアイデア出しの手法を「設定・発散・収束・磨く」の4つに分けて紹介しているサイトですが、こちらの「楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント」はいわば、「技術的アイデアの出し方 ブログ」です。
ありがたい事に「アイデアの出し方 ブログ」は意外と広く見られているようです。こちらの「楽しくカイゼン・・・」も広く見ていただけるようなサイトになれば幸いです。
「楽しくカイゼンしたい」
「技術的アイデアを求められている」
「TRIZの発想促進効果を手軽に体験したい」
そんな方にむけて、40枚のカードを使ってアイデアの出し方をご紹介してゆきます。
楽しくカイゼン 工夫発想 エデュテイメント
創造的な技術開発の理論「TRIZ」をベースに、楽しく技術的アイデア出し
http://triz.sblo.jp/
2007年06月20日
大阪学院大学。中川先生を訪問。
6月20日。今日は、大阪学院大学を訪問してきました。中川徹先生にお会いして、近況報告や現在と乗り組みをご報告させてもらいました。
中川先生は、TRIZ(トゥリーズ:創造的な技術開発の理論)の我が国の第一人者です。日本におけるTRIZ関連書籍やシンポジウムなど、国内のTRIZ関連活動の多くには、中川先生の貢献がその源流にあります。
今回は、私が宮城TRIZ研究会の会長として、「どうすればTRIZユーザを増やすことが出来るのか」に取り組んでいることをご報告し、そして、その具体的方策として、TRIZベースのアイデア出しのカードツール開発をしていることをご報告しました。その具体的なカードの内容を見ていただき、コメントをいただきました。特に、ある種の懸念事項を、開発時にずっと抱えていたのですが、先生にご相談して、その懸念事項へどのように対処すればいいのかが、クリアになりました。
先生のご好意で、カードツールの試作品を用いて若い方を交えてテストプレイもさせていただきました。普段仙台で接する学生さんたちとは、大分趣が異なりました。ブレスターをお求めいただいて、お使いになられている大学の先生方が結構いらっしゃるのですが、その先生方はこういう状況下でブレスターをつかっておられんだろう、と直感に理解しました。その状況下では何が重要なのか、どういうテイストにするべきなのか、多くのことを学ぶ機会となりました。
ちょうど一年前、TRIZの大家である中川先生に、だめでもともとと、初めてコンタクトをとらせてもらったのですが、こうして、一年ぶりに、先生の研究室を訪ねてカード試作品をお見せできる日が来るとは、そのときには思いもよりませんでした。
TRIZは、技術的課題に対し高い確率でブレークスルーする技術的アイデアを、引出すナレッジ― 智慧 ―です。モノはいいのに普及しにくい理論です。ぜひ気軽に使ってもらって、地域の中小企業さんが技製品改良、新商品開発をするさいに、活用してもらえたら、と思います。中川先生やTRIZ関連の方にご指導いただいている恩に答える意味でも、そうした価値提供を地道に長く続けて行きたいと思います。
中川先生は、TRIZ(トゥリーズ:創造的な技術開発の理論)の我が国の第一人者です。日本におけるTRIZ関連書籍やシンポジウムなど、国内のTRIZ関連活動の多くには、中川先生の貢献がその源流にあります。
今回は、私が宮城TRIZ研究会の会長として、「どうすればTRIZユーザを増やすことが出来るのか」に取り組んでいることをご報告し、そして、その具体的方策として、TRIZベースのアイデア出しのカードツール開発をしていることをご報告しました。その具体的なカードの内容を見ていただき、コメントをいただきました。特に、ある種の懸念事項を、開発時にずっと抱えていたのですが、先生にご相談して、その懸念事項へどのように対処すればいいのかが、クリアになりました。
先生のご好意で、カードツールの試作品を用いて若い方を交えてテストプレイもさせていただきました。普段仙台で接する学生さんたちとは、大分趣が異なりました。ブレスターをお求めいただいて、お使いになられている大学の先生方が結構いらっしゃるのですが、その先生方はこういう状況下でブレスターをつかっておられんだろう、と直感に理解しました。その状況下では何が重要なのか、どういうテイストにするべきなのか、多くのことを学ぶ機会となりました。
ちょうど一年前、TRIZの大家である中川先生に、だめでもともとと、初めてコンタクトをとらせてもらったのですが、こうして、一年ぶりに、先生の研究室を訪ねてカード試作品をお見せできる日が来るとは、そのときには思いもよりませんでした。
TRIZは、技術的課題に対し高い確率でブレークスルーする技術的アイデアを、引出すナレッジ― 智慧 ―です。モノはいいのに普及しにくい理論です。ぜひ気軽に使ってもらって、地域の中小企業さんが技製品改良、新商品開発をするさいに、活用してもらえたら、と思います。中川先生やTRIZ関連の方にご指導いただいている恩に答える意味でも、そうした価値提供を地道に長く続けて行きたいと思います。
2007年06月17日
試作品をほぼ製品レベルで作るフェーズ。
6月17日。TRIZベースのカードゲーム開発も、最終段階です。技術的アイデア出しを楽しむプロセスをこれまでずっと試作して、ユーザーテストしてきました。特に先日のブレスターワークショップで、多くの情報が得られました。これらを盛り込んで、高品質な紙に、最終フェーズのカード図案を印刷。やはりそのレベルでつくるといろいろわかってきますね。最後にもう一手間かけたいところ。
さて近日開発完了予告のパネルを作りました。

Five Bridgeにおいてあります。ざっとこんな感じのツールです。
さて近日開発完了予告のパネルを作りました。

Five Bridgeにおいてあります。ざっとこんな感じのツールです。
2007年06月13日
プロトタイプの最終版へむけて。
6月13日。今回は、いつもの勉強会ではなく、宮城TRIZ研究会のコアメンバーで、プロトタイプの最終版を創るミーティングを行いました。

このところ、絵的には似たようなものばかりですが、ゲームプロセスやアクションのバランスなどが、高度に改良されています。
今日はFive Bridgeのサロン側でミーティングを行いました。オープンスペースなので、ふらりと入ってきた一馬さん(デュナミス社長)が、別の提供形態についてのアイデアをだされたり。
この検討結果を踏まえて、最終版が出来上がります。このツールについては、夏のTRIZシンポジウム第3回(8月31日〜9月2日、横浜)で、報告させていただく予定です。最終日(三日目)午後のポスターセッション。
いいものに仕上がるよう、がんばります!

このところ、絵的には似たようなものばかりですが、ゲームプロセスやアクションのバランスなどが、高度に改良されています。
今日はFive Bridgeのサロン側でミーティングを行いました。オープンスペースなので、ふらりと入ってきた一馬さん(デュナミス社長)が、別の提供形態についてのアイデアをだされたり。
この検討結果を踏まえて、最終版が出来上がります。このツールについては、夏のTRIZシンポジウム第3回(8月31日〜9月2日、横浜)で、報告させていただく予定です。最終日(三日目)午後のポスターセッション。
いいものに仕上がるよう、がんばります!
2007年06月05日
異なるものを作ると見えてくるものがある。
6月4日。TRIZベースで、楽しくアイデア出しをするカードゲームの試作品が出来ました。実に、バージョン6。結論としてはもう少し手を加える必要がありましたが、何とか、技術的アイデア出しを楽しめるものになりました。
日中は、研究開発型中小企業の創業会長や、ハイテク企業の所長さんがFiveBridgeに遊びにいらしたので、この試作品を試してもらいました。「こりゃなんだ」「なになに、『**をせよ』だと。そもそもだなぁ・・・」「字が小さいぞ」などのブーイングとも応援とも取れる声が多かったのですが、最後は楽しんで「俺のアイデアがいいものだから、ほめろ」といった会長さんもいらして、皆さん楽しんでもらいました。改善すべき点も沢山発見しました。

夜は、開発チームの一部メンバーと日付が変わるまで打ち合わせ。ブレスターに付いてのある種の作業と、この新しい開発品について。結論としては、十分アイデアフルな人ならが、この段階でも楽しめるものですが、もっと、広い属性を対象に商品にするには、工夫すべき点があるとわかりました。特にブレスターがいかなるものであるかを、この次期開発を通じてよくよく理解することになりました。ブレスターには、ある種の効果を伴った独特の方法がありそうだと、テストプレイのころから感じていたのですが、ここに来て、その顕在化が一気に進んでいます。たぶん秋のいくつかの学会で発表できるのではないかと思います。
この独特の方法を、ブレスター・メソッドと呼ぶならば、技術アイデア出しのカードには、ブレスター・メソッドとTRIZのエッセンス(技術的ブレークスルーの40パターン)の両方を組み合わせたものといえます。ターゲットは狭く絞っていますが、より効果的な技術的思想のひきだしツールになるだろうと、確信をもった夜でした。
日中は、研究開発型中小企業の創業会長や、ハイテク企業の所長さんがFiveBridgeに遊びにいらしたので、この試作品を試してもらいました。「こりゃなんだ」「なになに、『**をせよ』だと。そもそもだなぁ・・・」「字が小さいぞ」などのブーイングとも応援とも取れる声が多かったのですが、最後は楽しんで「俺のアイデアがいいものだから、ほめろ」といった会長さんもいらして、皆さん楽しんでもらいました。改善すべき点も沢山発見しました。

夜は、開発チームの一部メンバーと日付が変わるまで打ち合わせ。ブレスターに付いてのある種の作業と、この新しい開発品について。結論としては、十分アイデアフルな人ならが、この段階でも楽しめるものですが、もっと、広い属性を対象に商品にするには、工夫すべき点があるとわかりました。特にブレスターがいかなるものであるかを、この次期開発を通じてよくよく理解することになりました。ブレスターには、ある種の効果を伴った独特の方法がありそうだと、テストプレイのころから感じていたのですが、ここに来て、その顕在化が一気に進んでいます。たぶん秋のいくつかの学会で発表できるのではないかと思います。
この独特の方法を、ブレスター・メソッドと呼ぶならば、技術アイデア出しのカードには、ブレスター・メソッドとTRIZのエッセンス(技術的ブレークスルーの40パターン)の両方を組み合わせたものといえます。ターゲットは狭く絞っていますが、より効果的な技術的思想のひきだしツールになるだろうと、確信をもった夜でした。

