TRIZの9windowsで、iPadやKindleといったブックリーダーの5年後の新製品像を検討してみました。
技法のポイント
・9windowsは、新製品を構想していくための発想技法です。
・この技法では、発想作業は、とても分析的です。
技術部門のアイデア創出会議には、とても向きます。
・メンバーに、ベテランの人と、若い人の両方がいると
より優れた発想が出ます。
使い方
[ステップ1]
・
2010年02月14日
2010年02月12日
【ご案内】智慧カードのツイッター
つぶやかないツイッター「智慧カード Twitter」を作りました。
https://twitter.com/ChieCard
「フォロー」よりも「ブックマーク」するほうが、オススメです。
アイデア出しをしたい時に眺めるページとしてつくりました。
ですので、いつ見に来ても、41ツイートのまま、です。
ツイッターの特性を活かして2つのことが出来ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)RT(ReTweet)で、一人ブレスト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツイッターには、RT(リツイート)で、元のつぶやきを引用する機能があります。
アイデアを考えているとき、https://twitter.com/ChieCard を表示して、気になるものだけを、つぎつぎRTすれば、タイムラインに、自分への発想の示唆リストが出来ます。
あとで、「自分のつぶやき」に並んだフレーズを眺めつつ、アイデアを出せば、隙間時間や通勤時間が、知的生産の場になります。
iPhone/iPod touchユーザの方へ:
智慧カードを、フリックで次々めくれる発想専用アプリ
「IdeaPod」もぜひご活用下さい。
シャッフルを押すと、あなたに必要なカードを提示します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)ハッシュタグで、ゆるやかな情報共有
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
引用してつぶやく時、ハッシュタグ「 #chiecard 」か「 #TRIZ 」を引用文に入れると、他につぶやいている人とゆるやかなつながりが出来るでしょう。
私石井も、一人ブレストに、便乗ツイートさせてもらうかもしれません。
https://twitter.com/ChieCard
「フォロー」よりも「ブックマーク」するほうが、オススメです。
アイデア出しをしたい時に眺めるページとしてつくりました。
ですので、いつ見に来ても、41ツイートのまま、です。
ツイッターの特性を活かして2つのことが出来ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)RT(ReTweet)で、一人ブレスト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツイッターには、RT(リツイート)で、元のつぶやきを引用する機能があります。
アイデアを考えているとき、https://twitter.com/ChieCard を表示して、気になるものだけを、つぎつぎRTすれば、タイムラインに、自分への発想の示唆リストが出来ます。
あとで、「自分のつぶやき」に並んだフレーズを眺めつつ、アイデアを出せば、隙間時間や通勤時間が、知的生産の場になります。
iPhone/iPod touchユーザの方へ:
智慧カードを、フリックで次々めくれる発想専用アプリ
「IdeaPod」もぜひご活用下さい。
シャッフルを押すと、あなたに必要なカードを提示します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)ハッシュタグで、ゆるやかな情報共有
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
引用してつぶやく時、ハッシュタグ「 #chiecard 」か「 #TRIZ 」を引用文に入れると、他につぶやいている人とゆるやかなつながりが出来るでしょう。
#chiecard のつぶやきをみる
#TRIZ のつぶやきをみる
私石井も、一人ブレストに、便乗ツイートさせてもらうかもしれません。
2010年01月24日
面白い依頼。TRIZで観光サービス業。
私の所には面白い依頼がよくきます。なるほどなぁと思うものや、貴重なきづきをもらたしてくれるものなど。
また一つ、面白い発想の依頼をもらいました。
『観光サービス業で、予約してある観光バスが到着して、大量のお客様に最適に冷えた氷水を提供する方法をTRIZを応用してサービスする方法を考案せよ。』というテーマです。
この状況、よくみますよね。例えば、企業見学のバスからおりて、昼をみんなでずらっとならんで食べる、なんて、よく、道の駅で見たりします。今の時期であれば、冷水を代わりに熱もの、と読み替えた方が、発想しやすいので置き換えます。熱ものといえば、陶板のうえにのった焼きもの、とか、温かい汁物、など。これを暖かいまま、多人数に一瞬で出そうとすると、中居さんは大わらわです。
理想型としては、中居さんがとてもたくさんいて、一気に出せればいいのですが、それは、実際問題むりなわけで、着席しても5分と火の付かない(あるいは、汁物がこない)末席の方、なんてありえるわけです。
かといって、予約時間ぴったりにむけて事前に、熱ものをセッティングしはじめると、ちょっとバスが遅れると、冷め始めてしまいます。だから、「来たぞ!」とおもったら、ばたばたと、とにかく誠意を持って極力早く出す、という対応になっています。
さて、TRIZを使うとこれは、どう解決案を発想出来るでしょうか。
これについて、別途書いてみたいと思います。いまは、とりあえず、課題を書いてみるところまで、で筆をおきます。
また一つ、面白い発想の依頼をもらいました。
『観光サービス業で、予約してある観光バスが到着して、大量のお客様に最適に冷えた氷水を提供する方法をTRIZを応用してサービスする方法を考案せよ。』というテーマです。
この状況、よくみますよね。例えば、企業見学のバスからおりて、昼をみんなでずらっとならんで食べる、なんて、よく、道の駅で見たりします。今の時期であれば、冷水を代わりに熱もの、と読み替えた方が、発想しやすいので置き換えます。熱ものといえば、陶板のうえにのった焼きもの、とか、温かい汁物、など。これを暖かいまま、多人数に一瞬で出そうとすると、中居さんは大わらわです。
理想型としては、中居さんがとてもたくさんいて、一気に出せればいいのですが、それは、実際問題むりなわけで、着席しても5分と火の付かない(あるいは、汁物がこない)末席の方、なんてありえるわけです。
かといって、予約時間ぴったりにむけて事前に、熱ものをセッティングしはじめると、ちょっとバスが遅れると、冷め始めてしまいます。だから、「来たぞ!」とおもったら、ばたばたと、とにかく誠意を持って極力早く出す、という対応になっています。
さて、TRIZを使うとこれは、どう解決案を発想出来るでしょうか。
これについて、別途書いてみたいと思います。いまは、とりあえず、課題を書いてみるところまで、で筆をおきます。
2010年01月20日
ITコーディネータ宮城会にお招き頂きました。
ITCの本田さんにお招きいただいて、「ITCにとっての、TRIZのビジネス応用モデルをつくれないか」ということで、試みのアイデア創出ワークをしてきました。


まずは、IT分野での改善事例を大量にあつめる、ということからしてみました。
TRIZ的な知の構造をつくるための第一ステップである「要素収集」です。
時間的には、このへんで終わってしまいました。
このようなワークをし、充分な要素がえられてくると、新規カテゴリーの登場がみられない飽和の時期がきます。
この後に2つのアプローチがあります。
「ブレークスルーの40パターン」にむけて、分類していく。
あるいは
「問題の類型化」をしてそれらを起点に「解決方法」を整理していく。(割りつけていく)
後者はTRIZの作られた過程を、再現するようなスタイルです。
前者の場合は、物体に対する概念を「人、組織」分野へと類推するならば、”SLP”的な類推方法もいいかもしれません。
(SLP:スマート・リトル・ピープル、TRIZ手法の一つ)
TRIZの知の構造、作り方は割とシンプルですが、その実施には相当な時間がかかります。ですがそれをのり越えて得られるものは大きいと思います。
ITCさんたちの取り組みが形になって、多くの人の使えるところをなることを、心から願っております。


まずは、IT分野での改善事例を大量にあつめる、ということからしてみました。
TRIZ的な知の構造をつくるための第一ステップである「要素収集」です。
時間的には、このへんで終わってしまいました。
このようなワークをし、充分な要素がえられてくると、新規カテゴリーの登場がみられない飽和の時期がきます。
この後に2つのアプローチがあります。
「ブレークスルーの40パターン」にむけて、分類していく。
あるいは
「問題の類型化」をしてそれらを起点に「解決方法」を整理していく。(割りつけていく)
後者はTRIZの作られた過程を、再現するようなスタイルです。
前者の場合は、物体に対する概念を「人、組織」分野へと類推するならば、”SLP”的な類推方法もいいかもしれません。
(SLP:スマート・リトル・ピープル、TRIZ手法の一つ)
TRIZの知の構造、作り方は割とシンプルですが、その実施には相当な時間がかかります。ですがそれをのり越えて得られるものは大きいと思います。
ITCさんたちの取り組みが形になって、多くの人の使えるところをなることを、心から願っております。
2009年11月08日
TRIZの発明原理を、観察の視点に使ってみます
先のエントリーの「ダブルス ピン(互いに刺し合う画鋲)」や「プニョプニョピン(シリコンぽいリングで針がカバーされた画鋲)」には、TRIZの発明原理の示唆するものと類似するものを結構感じます。発明原理の意訳である智慧カードのフレーズですこし、考えてみます。
「ダブルス ピン」の場合
さっと智慧カード40枚をめくってみると、次のカードが引き出せました。

34:出なくさせるか出たものを戻させよ
すこし、このピンの概念とは違うかもしれませんが、使わない時に、画鋲の針を画鋲の内部に戻させる、という概念を思いついた時に、自身の内部に戻すのはとても複雑ですが、画鋲同士で、ならば、こんな解決方法もあるんだなぁと思います。
22:よくない状況から何かを引き出し利用せよ
使わない時にも針が出ている、という状況を利用して、それを互いを組み合わせるパーツとして利用しています。
4:バランスを崩させよ
画鋲は大抵、押しやすさのためか、柄の部分の中心に針が配置させています。しかしこのピンは違います。中心からずらしたところに配置する。それによって2個を刺し違えるように、組み合わせられるようにしています。多少、さしにくさ、という犠牲はありますが、それを許容すれば、こんなに別の可能性がある、というのは示唆深いですね。
(ちなみに、製品のフォルム、非対称性が上がっていく、というのはTRIZの技術の進化トレンドとしても知られています。大抵は人間の身体が持つ非対称フォルムにマッチするように、が、発展のドライブフォースになっているのですが)
13:逆にせよ
画鋲という道具はみな、同じ向きにむけます。壁側、ですね。しかし、このピンは、2つのピンを逆向きにして収納します。また、一般に、画鋲とはさすものであって、刺されるものではない、わけですが、このピンは、「刺されるもの」にもしています。切るものを、切られるものにもする。撮るものを撮れられるものにもする。という切り口には、まだまだ、道具の改良を感じさせてくれそうです。刀のさやと刀を逆にしたら、おもしろい物ができたりしそうです。
7:内部に入り込ませよ
お互いの中に、針を入りこませることで、安全な形を実現しています。形の工夫の上で、基本的な概念です。
5:2つをあわせよ
使っていない時の画鋲があぶない。そのため、針にカバーをつけよう、というのは、わりと初期段階で思いつく発想です。しかし大抵は付けるのが面倒になったり、なくしたりしそうです。この「画鋲」と「画鋲の針のカバー」という2つを合わせたら?と考えることでも、この形状は発想に至りえるかもしません。消しゴムと鉛筆で消しゴム付き鉛筆、というのは、発想のパターンとしてよくいわれますが、それと本質は似ています。電池を使うデバイスと、発電する装置をくっつける、なていうのは、未来社会では比較的ポピュラーなアイデアになるんでしょうね。(長い脱線:2009年の今は、あまり実現性がありませんが、3つの条件が達成されればきっと、実現するでしょう。(1)エネルギー効率の改善で、充電は一カ月に1度程度でいいほどになる。(2)発電装置の効率の大幅な改善。生物の肉体が発生するエネルギーを効率よく発電にするには、適したメカニズムがあるはずで、それがいずれ民生品になる。(3)電池の超小型化。靴の裏に入れておけば歩けば充電完了するマイクロ発電ユニット内蔵ボタン電池、のようなもの。)
26:同じものを作れ
上記のように非対称にしたら、パーツが増えそうですが、このアイテムのように同じもので対応できている、というのは、生産コストの面でもつよいですね。この「同じものを作る」は、装置の複雑さを改善するなどの良い効果もあります。
これらのカードは、ちなみにこうやって取り出しました。
1.ダブルス ピンをあれこれいじって、「へー」「なるほど、こう工夫されているのか」「この切り口、使えそう」といった感想をひとしきり、好きなように感じます。
2.智慧カード40枚を左手に持って、右手でさっさっさっとよりわけます。要るカードは右に、要らないカードは左に。迷ったら真ん中に。
3.迷ったカードをよりわける。
直感的に選ぶだけでいいので大体、慣れた人だと2分ぐらいで、選り分けらそうです。(このブログのように、思考内容を、具体的に展開するなら、そのための時間は当然別途かかります。このブログを書くのに、大体1時間ぐらいかけています。いろいろ考察していますからね。でももっと、恣意的に直感的なメモを書き出してもいいです。
「プニョプニョピン」の場合
さっと智慧カード40枚をめくってみると、次のカードが引き出せました。

こちらについては、紙面の都合で(いえ、単に筆者の都合ですが)で、示唆コメントは割愛します。よかったら、およせください。
「ダブルス ピン」の場合
さっと智慧カード40枚をめくってみると、次のカードが引き出せました。

34:出なくさせるか出たものを戻させよ
すこし、このピンの概念とは違うかもしれませんが、使わない時に、画鋲の針を画鋲の内部に戻させる、という概念を思いついた時に、自身の内部に戻すのはとても複雑ですが、画鋲同士で、ならば、こんな解決方法もあるんだなぁと思います。
22:よくない状況から何かを引き出し利用せよ
使わない時にも針が出ている、という状況を利用して、それを互いを組み合わせるパーツとして利用しています。
4:バランスを崩させよ
画鋲は大抵、押しやすさのためか、柄の部分の中心に針が配置させています。しかしこのピンは違います。中心からずらしたところに配置する。それによって2個を刺し違えるように、組み合わせられるようにしています。多少、さしにくさ、という犠牲はありますが、それを許容すれば、こんなに別の可能性がある、というのは示唆深いですね。
(ちなみに、製品のフォルム、非対称性が上がっていく、というのはTRIZの技術の進化トレンドとしても知られています。大抵は人間の身体が持つ非対称フォルムにマッチするように、が、発展のドライブフォースになっているのですが)
13:逆にせよ
画鋲という道具はみな、同じ向きにむけます。壁側、ですね。しかし、このピンは、2つのピンを逆向きにして収納します。また、一般に、画鋲とはさすものであって、刺されるものではない、わけですが、このピンは、「刺されるもの」にもしています。切るものを、切られるものにもする。撮るものを撮れられるものにもする。という切り口には、まだまだ、道具の改良を感じさせてくれそうです。刀のさやと刀を逆にしたら、おもしろい物ができたりしそうです。
7:内部に入り込ませよ
お互いの中に、針を入りこませることで、安全な形を実現しています。形の工夫の上で、基本的な概念です。
5:2つをあわせよ
使っていない時の画鋲があぶない。そのため、針にカバーをつけよう、というのは、わりと初期段階で思いつく発想です。しかし大抵は付けるのが面倒になったり、なくしたりしそうです。この「画鋲」と「画鋲の針のカバー」という2つを合わせたら?と考えることでも、この形状は発想に至りえるかもしません。消しゴムと鉛筆で消しゴム付き鉛筆、というのは、発想のパターンとしてよくいわれますが、それと本質は似ています。電池を使うデバイスと、発電する装置をくっつける、なていうのは、未来社会では比較的ポピュラーなアイデアになるんでしょうね。(長い脱線:2009年の今は、あまり実現性がありませんが、3つの条件が達成されればきっと、実現するでしょう。(1)エネルギー効率の改善で、充電は一カ月に1度程度でいいほどになる。(2)発電装置の効率の大幅な改善。生物の肉体が発生するエネルギーを効率よく発電にするには、適したメカニズムがあるはずで、それがいずれ民生品になる。(3)電池の超小型化。靴の裏に入れておけば歩けば充電完了するマイクロ発電ユニット内蔵ボタン電池、のようなもの。)
26:同じものを作れ
上記のように非対称にしたら、パーツが増えそうですが、このアイテムのように同じもので対応できている、というのは、生産コストの面でもつよいですね。この「同じものを作る」は、装置の複雑さを改善するなどの良い効果もあります。
これらのカードは、ちなみにこうやって取り出しました。
1.ダブルス ピンをあれこれいじって、「へー」「なるほど、こう工夫されているのか」「この切り口、使えそう」といった感想をひとしきり、好きなように感じます。
2.智慧カード40枚を左手に持って、右手でさっさっさっとよりわけます。要るカードは右に、要らないカードは左に。迷ったら真ん中に。
3.迷ったカードをよりわける。
直感的に選ぶだけでいいので大体、慣れた人だと2分ぐらいで、選り分けらそうです。(このブログのように、思考内容を、具体的に展開するなら、そのための時間は当然別途かかります。このブログを書くのに、大体1時間ぐらいかけています。いろいろ考察していますからね。でももっと、恣意的に直感的なメモを書き出してもいいです。
「プニョプニョピン」の場合
さっと智慧カード40枚をめくってみると、次のカードが引き出せました。

こちらについては、紙面の都合で(いえ、単に筆者の都合ですが)で、示唆コメントは割愛します。よかったら、およせください。
2009年10月29日
TRIZがあなたにもたらしてくれるもの

スライドを創っていて、初心者の方にむけて「TRIZは一言でいえば、どういう効果がある道具なのか?」をとことん考えてみた結果、こういうスライドになりました。
たとえば、の話ですが、かんな。かんなは、使う人にいったい何を与えてくれるのか。木製のフラット面のあるブロック状の構造の中に刃がありまして…というのは、適切な答えじゃない。かんなが、使い手にくれるものは「木材の滑らかな表面」ですね。
その観点から言うと、TRIZは、なんだろう、と。
すると、最後の一言までしぼりこむなら「効率的なアイデアワーク」だと、言えるでしょう。技術系の人材に向けて言うならば。
(なお、企画部など、文系的な部門ならば、TRIZよりも、軽くて効果的な道具があります。なので、上記の言葉は、あくまで、TRIZの潜在的な使い手に対することば、であることを、補足しておきます。文系的な方向けには、私は、現代のシネクティクス手法を提供します。)
言葉は、絞るほど、強くなる。磨かれる。
エッセンスの単語をはぎ取った時、それは分かる。
2009年09月27日
進化パターン、伸びしろを探す方法
最近、TRIZ書籍各種をならべて一挙に読み比べています。
技術の進化トレンド(技術発展の傾向には、いくつかのパターンがある、という概念で整理された製品に含まれる技術要素発展のタイムライン)を、つぶさに理解しようとしています。
ゴミ箱、自転車、冷蔵庫、メカニカルなもの、などなど、いろんな製品が世の中にあります。それらの中にどういった(発展の)伸びしろがあるのか、わかります、その技術進化パターン集をつかうと。
TRIZを「創造力を補佐する道具」としてみたとき、発明原理に次いで、強力な道具だと思います。
アイデア発想法の中には、こうした「具体的なパターン」は少ない(発想法と呼ばれるものは、やり方・プロセスが多い)ので、発想法の視点からしても興味深く貴重なものです。
もうすこし整理してみたいと思います。
ダレルマンの『体系的技術革新』の一文が象徴的です。
最後に引用します。
『TRIZの技術進化のトレンドの概念は、技術革新が「どこで?」「どうやって?」起きるかを識別するためのユニークで強力な手段を提供する』
技術の進化トレンド(技術発展の傾向には、いくつかのパターンがある、という概念で整理された製品に含まれる技術要素発展のタイムライン)を、つぶさに理解しようとしています。
ゴミ箱、自転車、冷蔵庫、メカニカルなもの、などなど、いろんな製品が世の中にあります。それらの中にどういった(発展の)伸びしろがあるのか、わかります、その技術進化パターン集をつかうと。
TRIZを「創造力を補佐する道具」としてみたとき、発明原理に次いで、強力な道具だと思います。
アイデア発想法の中には、こうした「具体的なパターン」は少ない(発想法と呼ばれるものは、やり方・プロセスが多い)ので、発想法の視点からしても興味深く貴重なものです。
もうすこし整理してみたいと思います。
ダレルマンの『体系的技術革新』の一文が象徴的です。
最後に引用します。
『TRIZの技術進化のトレンドの概念は、技術革新が「どこで?」「どうやって?」起きるかを識別するためのユニークで強力な手段を提供する』
2009年09月13日
TRIZシンポジウム2009(2日目、3日目)
2009年のTRIZシンポジウム、全三日間の日程が、終了しました。
二日目と三日目について、簡単にレポートします。
二日目、実は私は東京で、クライアントとの打ち合わせがあり、シンポジウムには参加できていませんでした。(そして、IDEOのTom Kelley氏の講演を聞いていた前後の時間、クライアントとの打ち合わせをずっとしていたのでした)。
二日目は夜のプライベートなディスカッションタイムに参加しましたが、とても真剣かつ活発な意見交換やアイデア創出がなされていて、集まる人の創造的なエネルギーを強く感じることができました。
三日目午前は、世界的に見た時にTRIZの若きホープであるダレルマン氏の講演がありました。
彼の知の体系化は、とても興味深い洞察にみちています。TRIZだけじゃなく、それの中でのTRIZを位置付けていくなかで、TRIZの拡張概念領域や可能性を聞き手も広げていくことができる面白い五講演でした。基本的に同時通訳は尽きません。質疑応答はサマリアップして翻訳してくれます。そのため、和文スライドを同時に表示してくださいます(協会の鋭意努力のたまもの)。しかし、迫力あるプレゼンをそのまま聴けた方がいいので、やはりある程度、英語が聞き取れる能力があるほうが、TRIZシンポジウムは、格段におもしろくなるとおもいました。
三日目午後は、ポスター発表です。私もそこで発表しました。実は、私はこの出張前に、きつい腰痛になっていて、シンポジウム期間、風邪をひいたようで、のどがはれていて声がはれない、という、かなりスピーカーとして健康管理的に×な状態でした。本当は人前で話す時には、聞いてくだされる方に精一杯をおとどけしたいとおもってお話しするのですが、今回は、不十分であったとおもいます。これについては、今後の大きな糧として、健康増進を自らに義務付けようと思いました。
内容は、先日の動画で公開した内容です。また、実際に掲示したシートは、こちらです。こんな例を記入していました。
夕方は、特に印象に凝ったのは、産能大の澤口先生のご発表でした。TRIZありきでイノベーション教育の導入口は、はかりにくいのが実情。そういうなかで、彼ら産能大の教育プログラムは、ディスカッション中心で、最終的にTRIZ的な概念にたどりつき、学習効果をもらたすような、よい構造のものでした。そういうトレーニングを提供できるのは、TRIZに対する深い知識と、教育工学的なノウハウの蓄積が大きいのではないかと、一人察していました。
全般的に、不況期深くなったこの時期に、シンポジウムに、この規模の人数(目算ですが100名を軽く超えています)が参加したのは、とても意義深いことと思います。景気の先行きは不透明ですが、また、分野まだらに回復したならば、その時に増加する活動になるのだろうと、直感的におもいました。
参加するには、結構な時間と費用がかかるのも事実です。しかし、TRIZの初心者にとっては、2年出てみると、きっと、TRIZを一通り、理解して使える水準になるのではないかとおもいます。多く参加者の方を見ていると、そういうタイムスパンで、TRIZの活用者として最小限サイズまで成長する時間の長さは、2年ぐらいかなぁとおもいます。
それを超えると、事例発表をするような時期に入り、一層の活用をされたり、別の手法とのミックス活用といった思考がでてきて、「自社の発展系のTRIZ」が再構築されていく、そんな傾向があるように見えました。(もちろん、根づくまえに、多くの困難がなかったわけではなくその時期まで来る方は、相当強靭な精神力でのりきっているのだとおもいます)
多くの平均的な参加者にとって、「基本の新規要素の獲得」フェーズが終わりつつあり、次のステージへの探索的な意識が、あちこちで見られていた、と私の印象的には、感じられました。それがいかなる方向に発展・加速していくのか、興味深い所だと思います。
追記:
@IT(アイティメディア社)のイベントカレンダーでも、このイベントを掲示しておりましたが、それをご覧になってご参加いただいた方がいらしたら、この場を借りて御礼申し上げます。
二日目と三日目について、簡単にレポートします。
二日目、実は私は東京で、クライアントとの打ち合わせがあり、シンポジウムには参加できていませんでした。(そして、IDEOのTom Kelley氏の講演を聞いていた前後の時間、クライアントとの打ち合わせをずっとしていたのでした)。
二日目は夜のプライベートなディスカッションタイムに参加しましたが、とても真剣かつ活発な意見交換やアイデア創出がなされていて、集まる人の創造的なエネルギーを強く感じることができました。
三日目午前は、世界的に見た時にTRIZの若きホープであるダレルマン氏の講演がありました。
彼の知の体系化は、とても興味深い洞察にみちています。TRIZだけじゃなく、それの中でのTRIZを位置付けていくなかで、TRIZの拡張概念領域や可能性を聞き手も広げていくことができる面白い五講演でした。基本的に同時通訳は尽きません。質疑応答はサマリアップして翻訳してくれます。そのため、和文スライドを同時に表示してくださいます(協会の鋭意努力のたまもの)。しかし、迫力あるプレゼンをそのまま聴けた方がいいので、やはりある程度、英語が聞き取れる能力があるほうが、TRIZシンポジウムは、格段におもしろくなるとおもいました。
三日目午後は、ポスター発表です。私もそこで発表しました。実は、私はこの出張前に、きつい腰痛になっていて、シンポジウム期間、風邪をひいたようで、のどがはれていて声がはれない、という、かなりスピーカーとして健康管理的に×な状態でした。本当は人前で話す時には、聞いてくだされる方に精一杯をおとどけしたいとおもってお話しするのですが、今回は、不十分であったとおもいます。これについては、今後の大きな糧として、健康増進を自らに義務付けようと思いました。
内容は、先日の動画で公開した内容です。また、実際に掲示したシートは、こちらです。こんな例を記入していました。
夕方は、特に印象に凝ったのは、産能大の澤口先生のご発表でした。TRIZありきでイノベーション教育の導入口は、はかりにくいのが実情。そういうなかで、彼ら産能大の教育プログラムは、ディスカッション中心で、最終的にTRIZ的な概念にたどりつき、学習効果をもらたすような、よい構造のものでした。そういうトレーニングを提供できるのは、TRIZに対する深い知識と、教育工学的なノウハウの蓄積が大きいのではないかと、一人察していました。
全般的に、不況期深くなったこの時期に、シンポジウムに、この規模の人数(目算ですが100名を軽く超えています)が参加したのは、とても意義深いことと思います。景気の先行きは不透明ですが、また、分野まだらに回復したならば、その時に増加する活動になるのだろうと、直感的におもいました。
参加するには、結構な時間と費用がかかるのも事実です。しかし、TRIZの初心者にとっては、2年出てみると、きっと、TRIZを一通り、理解して使える水準になるのではないかとおもいます。多く参加者の方を見ていると、そういうタイムスパンで、TRIZの活用者として最小限サイズまで成長する時間の長さは、2年ぐらいかなぁとおもいます。
それを超えると、事例発表をするような時期に入り、一層の活用をされたり、別の手法とのミックス活用といった思考がでてきて、「自社の発展系のTRIZ」が再構築されていく、そんな傾向があるように見えました。(もちろん、根づくまえに、多くの困難がなかったわけではなくその時期まで来る方は、相当強靭な精神力でのりきっているのだとおもいます)
多くの平均的な参加者にとって、「基本の新規要素の獲得」フェーズが終わりつつあり、次のステージへの探索的な意識が、あちこちで見られていた、と私の印象的には、感じられました。それがいかなる方向に発展・加速していくのか、興味深い所だと思います。
追記:
@IT(アイティメディア社)のイベントカレンダーでも、このイベントを掲示しておりましたが、それをご覧になってご参加いただいた方がいらしたら、この場を借りて御礼申し上げます。
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