最後に【実施の状況、データなど】をつけておきます。
2024年07月09日
探求のテーマを作り出す「アイデア創出の授業」(高校の探求の時間の特別講義としてお話し&ワークショップをした内容です)
2024年05月05日
起業100アイデアのすすめ
これから創業する人に役立つかもしれない、創業時の思考の工夫を3つ紹介します。
❶ 起業100アイデア
「〇〇を仕事にする(あるいは、〇〇で飯を食う)」という、その〇〇がなんであれ、こう考えてみます。
【100円でもいいからお金を出してくれる人(買ってくれる人)がいる〇〇のサービスや製品を考えよう】
これを、1行アイデアでいいので100個、列挙します。今はできないかもしれない案もOK。未成熟な案でいいからとにかく100個、あげてみます。
〇〇が、仮に「水泳」だったら、“百円でもいいからお客さんからお金をもらえる”サービスって、なんだろう?と考えてみます。夏の海で、5分100円の水泳コーチをする、とか、30分500円でお客さんを乗せた浮き輪を引っ張って泳ぎます(海の人力車、みたいな)サービス。そんなばかばかしいサービスでいいんです。
なお、「今はできない」にもいくつかありますよね。創業期の今のスキルではできない。創業期で知名度と実績がないのでできない。現代のテクノロジーではできない。まだ社会インフラが整ってなくて独自にやろうとするとコストが高すぎてできない。お客がいるのかどうか、テスト実施をしてみないとがわからないので資金投入ができない。などなど。
だけど、それを無視し、とにかく「うまく条件が整えば、だけどさ」とか「□□という流れが来たら、という仮説の話だけどさ」というのも、書き出します。
さて、100個書き出せたら今度は、選択です。
(なお実際は、100個というのは、目標であって50個でも40個でも結構です。でも、さすがに3個、4個だと少ないですね。40個ぐらいは欲しいところです。)
さて、選択には、評価軸を2つ作ります。A軸とF軸です。
A軸は、「やりたい仕事の度合い」です。「めっちゃやりたい」が10。「全然やりたくない」が1。
F軸は、「仕事としての現実性の度合い」です。「やれば確実に仕事としてなりたつ」が10。「いや〜全然わからんよ、まあ、もしかしたら、可能性はあるかも」が1。
さて、100個のリストを、まずはやりたい順(Aの大きい順)で並べます。
次に、Aが同点のもの(複数あるはずですが)の中で、やりやすい順(Fの大きい順)で並べます。
これで、一応の評価が終わりました。できたリストを眺めてみると、「意外と、やりたいし、いけそう(現実的にできそう)があるもんだなあ」と思えます。
めんどくさい?でも、これには、ありがたみがあります。
たくさん出して、起業アイデアのストックがたくさんあると、大胆に仕事ができます。
もし、思いついた案が一つしかなくて、それだけではじめようとすると「これにかける!」となります。「これが失敗したら、後がない!」「筋悪でもなんとかやり抜くしかない」みたいな悪い意味での不退転になりがち。そうすると、慎重になりすぎたり、顧客候補に対して、気に入ってもらおうと必死になり、そういうのは伝わり、嫌われたり、買いたたかれたりします。
顧客とは対等の関係になることをお勧めします。顧客も「この人は仕事の依頼の仕方が悪いとちゃんと言ってくれるし、できないことを頼もうとすると断ってくれる。」という信頼感がうまれます。これって、長い付き合いをするために大事です。
さて、そうして創業期の一年半(これが大事な時期)にあれこれ試していくと、結構短い時間で、「実際はどれが仕事になるのか」が分かってきます。
創業から3年で伸びるビジネスアイデアが大体定まります。(上から4個ぐらいはトライして、お蔵入りになり)、残り95個ぐらいはやらないまま。それでいいんです。これも無駄じゃない。
10年たったとき、あるいはもっと前に「この道でやれることはやりつくして、もう手を抜いても成果が出せて、なんか、マンネリだなあ」という幸せな退屈にたどり着いたときには、リストを眺めてください。そうすると、「あ、昔は、実績がなくてできなったこのコンサル事業、いまなら、いけそうだな。」とか「前はあまりやりたいと思えなかった案だけど、今の俺にはかなり魅力的。ちょっと開発投資してやってみるか」といった気持ちになるものが結構あります。
❷ “平均のチョイ上”でいいThinking
創業する人は、自分でハードルを爆上げしがちです。「その道の専門家であって、すべてを最高の成果でこたえられるようにしなくてはいけない。それができるようになるまで、仕事ができな」と。ストイックな性格の人とか、上質のサービスをたくさん利用してきた人は、そう考えます。
ですが、世の中には、能力的に49とか50の人が、55ぐらいの仕事を「自分でやると時間がかかるので、誰かに外注したいな〜」という薄いニーズがあります。自分の能力が56であればそれにこたえられます。薄いニーズなので一案件ではそんなに高い報酬はもらえませんが、何とか工夫をして、たくさんの人に手間なくサービスを提供できれば、「小利益×多数の売り上げ」で、食えるだけの事業になります。
仕事の品質が低いものを世の中に出していくのは哲学に反する、という声もあるでしょうけれど、その期間は比較的短いでしょう。実績を積むと、いろんなことを学び、発見し、どんどん独自のノウハウやスキルがたまります。
そうして、65のニーズにこたえられる。70に。75に。と上がっていきます。50の人が75の仕事を外注したいときには予算がそれなりにあります。先ほどの掛け算はだんだんと、「結構高い価格×それなりの案件数」になり、その先には「かなり高い価格×厳選された案件」という専門サービスへの道があります。
まとめますと、最初にハードルを上げて、一歩も進めない人は、「世の中の平均のチョイ上の能力があれば、それで飯は食える」と意識をかえてください。きっと100個書き出すのも、難しくなくなるはずです。
❸ “好きなこと”ד得意なこと”でさらにブースト
好きなことと、得意なことの両方を兼ね備えた事業で起業することを、おすすめします。
好きなことは、力が出せます。得意なことは、早く完遂できます。この、「早くできる」というのは、仕事をするうえで、非常にありがたい能力なんです。ライバルは10の時間がかかるところを、8の時間で終えられる。余った時間は、プラスアルファのサービスを載せてもいいし、早く帰って自分のスキルを上げるための勉強をするのも武器が増えていいでしょう。
(さらにいうと、時間の余白があると、心の余白ができ、空いた時間で人にやさしくできます。人を大事にする組織にするには、トップがいつもいっぱいいっぱいではなく、「なにか困っていることない?一緒に考えよう」と手を貸せます。律をもって運営するより、徳をもって運営するほうが、社員のマインドが明るいですよね)
さて、「自分が得意なことを思いつけない」と思った方は、大丈夫です。人間、何かしら、いびつです。へっこみもあればその分出っ張っているところがある。すべてが平均という人間は存在しません。なので、必ず、(へっこんでいることの代償として)出っ張っているものです。
で、これが面白いところなのですが、「こんなこと、簡単にできるので、他の人もきっと簡単にできるんだろうなあ」と人は思ってしまうものです。多くの人は、本人が秀でているところは「誰でもできる、普通のこと」ととらえて生きています。
だから、そういう人は、「51でいい。世の中の平均の人より、ちょっとでも秀でているなら、得意なことに入れていい」と考えてみると、そういうものも、把握できるようになります。
周りの人10人に「私が他の人よりも、楽にこなしていることって何がありますか」と聞いてみるのもいいでしょう。意外な答えが返ってきます。
おうおうにして、それは、自分が好きなこと、とは、違っています。「別にそれ、足りたいことじゃないなあ」と、面白くない気持ちで相手の言葉を聞くでしょう。でも、捨てるのは待ってください。メモしておいてください。「得意なことリスト」として、持っておくんです。
この「得意なこと」と、「好きなこと」を組み合わせてビジネスアイデアを作れないか、と考えてみるんです。そんなの、全然わからない、という感じもしますが、ほんとにばかばかしいことでも、無茶なことでもいいから考える。そうすると、ビジネスアイデアを考えるときに、ほかのライバルよりもうまくいくだろう勝ち筋が見えてきます。
たとえば、好きなもの「旅」で、得意なものが「絵を描く」だったら、発想しやすいですよね。旅先で出会った風景を描いて、オンラインで販売する、とか。もっと難しいケースも考えてみましょう。好きなものは「旅」、得意なものが「会議の進行がうまい(ファシリテーションの資質がある)」だったら?・・・これは悩みます。旅をサービスにして100円でも貰おう、という❶の考え方にのっとって色々出せたとして、そこに、「ファシリテーション能力」って関係なさ過ぎて。ここでばかげた未成熟な思い付きも言葉にしてしまいます。このお題も今考えたばかりなんですが、思い付きの例として、いま熟考なしに思いつくそのままに書き出してみます。・・・そうですね・・・「旅する会議室」なんていうのが思い浮かびます。会議メンバーがサルーンカーのようなものに乗っているイメージです、そこでファシリテーションをする本人がいて、会議がいつもと違った発想や展開になっていく、、、そんなサービスを提供していそうです。これが意味を持つアイデアになるならどういう風になるか、と、考えてみます。
「合宿会議ファシリテーションサービス」
いつもと違う環境で事業展開について深く議論していく合宿です。会議のできる共有エリア付きの一棟貸し切りの宿プラス、ディスカッションを進行してくれるファシリテーターがついています。議論のお題の設定も皆でできるように助けます。話したことは基本的に発言者各々が付箋に書き留めますが、オプションサービスとして、議論を要約しながら書き留める書記やグラフィカルに描き出す「グラレコ」もあります(事前予約制)
・・・という感じならどうでしょうか。個人的にあったら使ってみたいなあ、という感じにした他てみました。好きなことが旅、ということですが、旅の要素はあまりサービスの前面には出していませんが、この事業をすると、旅行会社のツアーコンダクターのように全国各地にいけるでしょう。
単に「〇〇がすき」だけから考え出すビジネスアイデアよりも、だいぶお金の入ってくるイメージができるものになります。
以上、3つの考え方を紹介しました。
❶ 起業100アイデア
❷ “平均のチョイ上”でいいThinking
❸ “好きなこと”ד得意なこと”でさらにブースト
会社で副業制度ができたので副業をしてみよう、という方や、定年や早期退職制度をつかってこの先は自分で仕事をしてみよう、という方にとって、こうした考え方がなにかお役に立てば幸いです。
2023年09月02日
八尾商工会議所で起業家・経営者向けのアイデアの講義をしてきました。
2023年08月31日
50代最初の仕事は「最終講義」でした。
良いアイデアを出すメゾット/あと10個/マンダラート、カラーバス、発想力の促進要素、「アイデアが尽きたらもう10個!」の考え方/アイデアの出がらし/"アイデアの通せんぼ/講義を通してくだらなくても何でもいいので出すことでたまたまいいアイデアが出てくるという体験ができたと思います。"/「万策尽きた」がスタート地点/全く関係のないようなことから、新しい製品を生み出せる(カラーバスやエクスカージョンに関すること)というのが新たな発見だった。やってみるまでは、まさか思いつかないだろう、そういうことが出来るのはクリエイティブなセンスのあるごく僅かな人だと思っていたが、実は私にもできるんだと思った。今までに全く経験した類のない発想法だったので、むしろ煮詰まった時に使ってみたいと感じた。/「幸せ」をテーマに考えた時。幸せを考えると気持ちがポジティブになって、幸せを考えている時自体幸せな気持ちに溢れた!/ハイライト法の時に、最後に思いついた案の方が面白い物だったところ。/出し尽くしたがスタート地点。最初に出るものは誰でも思い付く凡案だけど、凡案だから言わないでおこうではなく出す。突飛な意見も創造力を促進するから出して良い。クリエイティブは難しい、苦手と思っていましたが、何でも言ってみることが新しいアイデアに繋がるかもと捉えると、自分の評価を気にすることよりも重要な目的に向かえるなら言ってみようかな、という気持ちにさせられました。緊張は自意識から来る、のお話とも似ています。/"自分が感じるアイデアの枯渇が、創造性のスタート地点であるということ。/突飛な内容や結びつかない2つのモノから、世間を驚かすような新たなアイデアが生まれるということ。"/アイディアスケッチ、とにかく出た案を限界まで書き出すこと。/ブレインライティングとハイライト法、凡案を出し尽くすこと、出し尽くしてから10個出すこと/"万策尽きたがスタート地点。この言葉に合致する経験があったため、余計に、その通り、うわぁすげえええええこれじゃん!!!っとかりました。" |
就活での自己表現やグループワーク、サークルでの発表/"教育実習での授業。何か落ち込んだときに、勢いを思い出して、頑張る。"/就活やインターンの活動、趣味のことをする際にアイデアが出ず行き詰まった時/メインの内容ではないですが、人に話すとき伝える内容は3つくらいに絞る!というのは使っていきたい。私は言いたいことを全部ダラダラ言ってしまうから。/自分が社会に出て企画を考える、アイデアを求められるという場面には少なからず出会うと思います。その時に何も出ませんと言うのではなく、出ないなと感じても「出し尽くしたらあと10個」を意識していきたいと感じました。/様々なブレストの方法を知り、実践できたので、話し合いが行き詰まっているなと思った時率先して今回学んだ手法を提案するなどして、ブレストの場にブーストをかけられるような人間になりたいと思いました。/今回の授業で、案外私はクリエイティブなことが好きで、たくさんアイデアを考えることに喜びを得られることがわかった。本当にそういう方面に進んで大丈夫だろうか、活躍できるだろうか、という思いから二の足を踏んでいたが、企画などをする部署に就職してみたいという思いが強まった。ゲーム会社に務めたいと思っていて、シナリオライターや新しいゲームを考える部署に就職して、今回学んだような内容を活かして仕事をしてみたいと思った。/講義を通じて新しいアイデアを生み出す方法を身につけました。将来の仕事やプロジェクトで問題を解決する能力を向上させ、イノベーションに貢献したいと思います。/ロジカルな部分が強いけど、好きなことはクリエイティブなことだから、将来の仕事もその方面に進みたいと思っている。行き詰まった時はスキル(ロジカル)に頼ってクリエイティブを広げていきたい。/自分のやりたいことがわからなくなったり、目標を見失った時に、マンダラートは無心で思いついたことを書けるので、気持ちの整理に使えるなと感じました。また、話し合いの回し方などはただ考えなさい。と言われるよりもより発展した考えが生まれるのでいいなと思いました。今後もし話し合いの場で議長になる機会があれば使ってみたいです。/大学や就職先での課題はもちろん、日常の悩み解決などなど、人生の色々な場面で思い出すかもなと思います。/適切な方法を利用すると、自分は自分が考えるよりもずっとずっとクリエイティブの素質があるという自信を得ることが出来ました。よって、今回の経験と得たものを自分がアイデアに行き詰まった時はもちろん、仲間との議論、研究の際にも積極的に利用していきたいです。/自分の長所を見つけたりアイディアを出す時に存分に活かしたい。/会社で案を出すときなどに1回個人で考えようとかペアになって考えようと提案して、誰でも意見を言いやすいような場面をつくるようにする。/"活かし方というか、活かす場が分からない。正確には、どんな場面でも活かすことができるという自信があるため、どのように活かせばいいかを問われた時に答え方が分からない。与えられた環境下で全てを活かせる自信はある。ただ、自分でこれを活かす場を選び取ってくださいと言われた時、まず最適解を選べる自信はない。" |
3日間ありがとうございました。ここで習った方法を日常でも活用していきたいと思います。/楽しかったけど、普段1人の人はどうしたらいいのか分からない。無理だろうなと思うけれども、1人でも、グループワークを超えれる方法がこの世にあればいいのにと思った。/普段、「ただ聞くだけの授業」だったりするとそわそわしてあまり集中できない私にとって今回の集中講義は1日あたりの時間が多く、しっかり参加できるか不安でしたがグループワークが多いこの授業は集中できる良いものでした。ありがとうございました。/"会話をつなげるのがうまい真似したい。シーンとなる間をつくらない。いっぱい言葉が出てくる。人に話しかけるのも真似したい。大学の先生は学生に話しかけること少なめだから話に入ってきてくれるの楽しい。"/"講義をして頂き、ありがとうございました。これまで受けたことのある講義の中でこんなにもグループワークが多く、何度もブレストをしたのは初めてでした。自分の意見を言う際、つまらないから言わなくていいかと思ってしまうことが多かったのですが、つまらないことを出していくうちになにかいいアイデアが浮かぶこともあると学び、小さな意見も浮かんだものは全て自分の考えとしてまずたくさん思い浮かべることが大切だと学べました。とても興味深い面白い授業をありがとうございました。"/私は今まで生きてきた中で、「これを言っても無駄」「どうせ実現できないから言うのやめとこ」と飲み込んだ経験が何度もあります。効率的に話し合いを進めるためには実現不可能な意見を出す時間は無駄だと思い込んでいました。ですが、今回グループワーク等を通して、そんな突飛な意見も出して、さらに出して、出しきった先に良いアイデアが生まれるという体験をしました。思わぬところにクリエイティブな発想のヒントは落ちているのだなと感じました。本当にお世辞でも何でもなく、奈良女子大学に入って受けた授業の中で1番楽しかったですし、1番身になった感覚がしています。「万策尽きた がスタート地点」を座右の銘にして、これから先の人生に活かしていきたいと思います。3日間ありがとうございました。/これまでただの好き、だったことが、案外得意かも?と思える、自信が得られるキッカケになりました(メソッドを教えてもらったからかもしれませんが)。3日間ありがとうございました。/先生の授業本当に聞きやすかったです。短い間でしたがありがとうございました。/"クリエイティブな分野には天才的な人がいる。天才になれないから、才能がないからこそ、考え続ける時間だけは誰よりも負けずにいたい。その手法をたくさん知れたので本当に良かった。ありがとうございました。メンタルが病むことが多いけど絶望せずに生きていこうと思うことができました。(でも私は絶望から生まれるものもあると信じてます)工学部の学生などにも授業を受けてほしいです。また奈良女で講義してください〜!"/今まで受けた講義の中で一番楽しく、意欲的に参加できました。今ちょうどサークルでアイデアがなかなか出ず、考えを練り直しているところだったので、実際に活用してアイデアを出してみようと思います!/3日間正直結構疲れました!充実していて楽しかったです。ありがとうございました!/初めて、創造性を培う授業を受けました。自分が考えたアイデアを発表する機会はこれまでいくらでもありましたが、このように考え方のヒントや自分の可能性を引き出してくれることは無かったので、今回この授業を履修して良かったと思います。私はクリエイティブなことに自信があまり持てなかったのですが、受講生と何回も議論を重ねるうちに新たなアイデアを考えれるようになり、可能性が広がったように思います。ありがとうございました。/人と話すことが苦手、アイディアが浮かびにくい、特にグループワークが苦手な私にとって創造学の授業を受けることは非常にハードルが高く、受ける前は緊張しかありませんでしたが、この感想を書いている今夏休み期間中でも受けてよかったと思えるくらい自分のためになった3日間でした。私は授業に入る前のアンケートでグループワークでやるより個人の時間が多い方がいい(ニュアンス)に投票しました。しかしいざ授業が始まりグループワークをした時に個人で考えるより人とコミュニケーションをとった方が案がいくつも出たり良いアイディアが思いついたりしました。ただ、個人でアイディアを考える時に一切案が出てこなかったわけではなく、グループと個人で取る時間をそれぞれとることの重要さに気づくことができました。/匿名でいいからみんなの出した課題(オリジナル・メソッドとか物語とか)が見たいと思いました。使わなかったスライドが気になりました。/"ありがとうございました。想像力を発揮する必要がある場に限らず、普段の日常から何かを考えないといけない場面で全ての方法を使うと思います。**等々を利用し、何かを表現することが他の人より圧倒的に得意であると自負があり、そうであろうと意識してる面もあります。ここに、今回想像力が加わりました。表現する物を自ら作り出す、創造する術を得ました。本当にこの授業を受けて良かったです。正直めちゃくちゃに舐めていました。創造学という名前に惹かれただけで、面白くなかったら履修取消でいいだろうで考えていました。私が今まで適当にしてきたものに名前があることを知れる程度であろうと、学術的知識を得られるだけであろうと本当に舐めていました。すみませんでした。本当にこの授業は楽しかったです。過去の人生を振り返って、受けてきた授業の中で1番楽しい授業であったと言いきれます。本当に面白かったです。初めて家で授業が楽しかったと親に話をしました。実際に創造物を作る授業以外楽しいと感じたことがなかったのに、単純に想像力を使うだけでここまで楽しいと思っていませんでした。様々なメソッドを教えていただけた点も含め、大変有難い時間を過ごすことが出来たと感じています。ありがとうございました。" |
2023年08月21日
早稲田大学で夏季集中講義「デザイン論」をしました。
2023年06月30日
アイデアワークショップと探求の授業の講義スライドを公開しました【芝浦工大】【宮一】
講義スライドを動画に変換し、Youtubeにアップロードしています。
音量注意(音声はありませんが、BGMが入っています。)
スライドは2秒ごとに切り替わります。詳しく見たい場合は、スペースキーで一時停止して読んでください。文字は大きめなので、全体的に見るだけなら自動再生でも良いかとおもいます。
※途中のAIパートで別スライドを用いましたが、それは前の記事に掲載したスライドです。
Infomation | リンク、あるいは、詳細 | ||
IDEAPLANT 発想道具一覧 |
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参考文献 (じゃなくて) オススメ3冊 | 『スウェーデン式アイデアブック』
『クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST』
『すごいブレスト』
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2023年06月29日
AIと共にアイデアを生み出すワーク(2023年6月時点)【スライド公開】
2023年06月05日
メタバース空間上での創造的認知のパイロット実験(ワークショップ)を行いました
このブログ記事の要約 (この要約はAIが書き、石井が推敲し、さらにAIが整えました) | ||
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具体的にはチューブ(細長いチューブと極めて短く拾いチューブ=リング)、ワイヤー(少しのくねりのあるシンプルなワイヤーと、渦巻き状のワイヤー)が2種類になっています。
スライド(動画へ出力版) | ||
スライド(PDF版) | ||
(Finkeらの実験をよりよく知りたい方は、出典『創造的認知』を。) |
こんかいのメタバースのワークショップをベースにした発展版を行えばと、その先には、海岸で拾う流木や漂流物を寄せ集め、見立てて、いろんなプロダクトや作品を想像するというアート・ワークへも発展られそうです。
海辺でクリエイティブワークをいきなりやるのはむずしい人でも、このワークショップで少し発想トレーニングをすることで、いけるかもしれないな、という感触を持ちました。
(この企画は、全くの絵空事なんですが、いろんなチャンスが巡ってくることがあれば、やってみたいなぁと、暖めてみています。)
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