2022年11月22日

ワン・ポイント発想レクチャー(ずらす、3つの思考)、という「超ミニマムな発想法」の講義のスライドです。

ワン・ポイント発想レクチャー(ずらす、3つの思考)、という「超ミニマム発想法の講義」のスライドです。5分間。

このスライドは、もし、使える(使いたい)、と思える方がいらしたら、ご自由に、お使いください。

スライド4.PNG

以下のURLから、4ページのPDFがダウンロードできます。

(スライドの要点)

アイデア発想法の講義を聞きたいわけではない場において、ながながと、理屈やハウツーを聞くようなスタイルはできません。

そういう時には

〇アイデアは1つでたら、ずらして、ずらして、いろいろ考えて。そうすると、時々、ぱちっと、良さそうな企画ネタが出たりします。

〇ずらし方がうまくいかない時は「くっつける」「けずる」「逆にする」の3つの変え方、これを3枚お札だと思って、さあ、ブレストを走りだしてください。

という一瞬で終わるレクチャーがいいでしょう。

発想法とか、ブレストか、そういうのに全く慣れてない人が「ふうん?そんなのでいいの?じゃ、発想してみるか」と思ってくれると思います。

そういうウルトラ・ライトなスライドを、石井が作るとこうなる、というものです。

(蛇足です)
  
なおこのスライドは、前日のまちづくりアイデアソン(大崎、オンライン開催)を前提に、言葉を書いています。

誰かが「蕎麦タウンって企画をやりたい」っていったら、それを「スパゲッティー村」とか「すいとんフェス」ってずらしてみると広がるよ、と。

なお、すいとん、というのは英語が存在していて、英語名で検索すると結構いろんなものが出てきました。

その挿絵(いろんな料理が並ぶ)は、AIに描かせた「すいとんフェス」の絵です。なかなか、ワクワクする感じがでてていいなと。

2022年10月27日

名城大学・創造的思考(今年から、こちらでも非常勤講師を行います)

2022年からは、非常勤講師先が増えました。
名城大学です。

担当授業は『創造的思考法』です。複数名の教員で運営する授業です。
その中で、石井はアイデア発想法とアイデアソンを担当しています。

そのスライドを(一部を削り)紹介します。
Speaker Deck のここ で閲覧できます。

会場全体(全員)で行うブレスト、三人ブレストの様子を紹介します。

楽しんで、アイデアの出し方を学んでもらっています。

余談)

今年は名古屋に、講義と研修で何度も足を運ぶことに。
なぜか今まで、名古屋はあまり縁がなかったのですが、来るとなれば急にたくさん来ることに。
おかげで今まで、あまり見ることができなかった愛知の魅力を知ることができました。

なんだか、今年は、ナラ、ナゴヤ、ナガサキ、と「ナ」で始まると都市ばかり滞在しています。
口に出すときについ、ナラ、とか、ナガ・・・と、言い間違えてしまいます。
名で始まる都市としては、名護市や長野市あたりも、有名なので、そこも依頼が来たらますます、言い間違うでしょう。
(ちなみに、宮城には名取市、というのがあります。仙台空港のある市です)

2022年08月03日

【スライド】AM(産業用の3Dプリンター)アイデア創出ワークショップ【公開します】

AMを活用する技術者さん向けのアイデア創出ワークショップを実施しました。

AM:産業用の3Dプリンターでのモノづくりを、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)と呼びますが、ここでもその意味でAMを使います。

主催は、宮城県。
石井が講師を務めました。
そのスライドを公開します。

AM・3Dプリンティングアイデア創出ワークショップ2022
https://speakerdeck.com/ishiirikie/am3dpurinteinguaideachuang-chu-wakusiyotupu2022

AM3D_idea.png

高度なモノづくりでの
アイデア出しの場面で、困ることがあれば
この資料が参考になれば幸甚です。


((この講座の特徴))

□有益機能を持った商品アイデアを引き出す「IF60」カード
□AM思考を助ける「AMカード」


== 余談 ==

この研修は微妙に名前と実施時期が変わりながら毎年開催されています。

ご興味あれば、宮城県産業技術総合センターさんの講座案内をチェックしてみてください。いろんな技術者の創造的発展に資する講座が開かれています。

県外の方でも受講歓迎で広く人材育成を行っている活動です。

今回の講座は、こんな感じの建付けでした。

2022年06月22日

【スライド公開】高校の「探究」向け、アイデアの授業(テーマを話し合う編)

音量注意(途中で音が出ます)


高校の「探究の授業」で、講義をしてきました。
そのスライド(の動画出力)です。

探究の授業が模索されています。
取り組みケースや、授業デザインの参考情報になれば幸いです。

===

●三人ブレスト
●CEMRAPS

を用いています。
最後の挿絵は、拙著『すごいブレスト』より引用。

=====

2022年02月10日

「アイデアの分類」の本質 【講義スライド】

アイデア創出をした後、アイデアの整理段階で困りませんか?

「アイデアの分類ってどうするんだろう。」
「アイデアをきれいに分類してみたけど、そこでスタックしちゃった。」

そういう経験は、企画的な仕事をする時にいつも現れます。
その際には「発展に資するようにグルーピングするべし」と思って、実施してみてください。

そのレクチャー・スライドを掲載します。


このスライドの中でも一番大事なのは3枚目です。

「発展のためのグルーピングであれ」 グループ化で、共通する要素から「アイデアの本質」がよりハッキリし、 その本質に立脚して、発展アイデアが生み出せることが、重要。 (= きれいな分類は、それ単体での“合意” はしやすい。しかし、発展の示唆に乏しく、次に進みにくい)

表面上似ているものを手掛かりに分けると、分類学的な綺麗さは出て、合意形成もしやすいので、つい、そうしがちですが、それではだめで、難しい、合意もしにくい「本質が似ている」もので、分けてほしいのです。

そうして、分けてみると、本質はよりハッキリする。
ハッキリしたそのエッセンスに立脚して、発展案が出てくる。

分類の作業時間を、価値あるものにするには、そこを忘れてはいけません。

「でも、その本質を突き止めるのは難しいでしょ?」

と、言う声も聞こえてきそうです。はい。実際はそうです。

なので、本質があぶり出されてくるまでは、”一旦、わかりやすい切り口で分けてみる”んです。
で、違和感が出てきて、分けなおしてみる。
仕上がった、それにまた違和感を、、、と繰り返す。

そうしていくと、本質的なグルーピングに近づけます。

いきなり完璧に分けなくてはいけない、という完ぺき主義は捨て、
下手でもいいからやってみる。
そのうえで、1回で満足しない。何度もやり直していく。
ということが大事です。

この辺はメソッドとしにくい点ですが、
創造的チームに一言声がけするとしたら、
という感じで作ったレクチャースライドでした。

<<余談です>>

宣伝ぽくなっちゃいますが、アイデア収束を学ぶゲーム教材を作ろう、というコンセプトで、IDEAVote(アイデアボート)という教材をリリースしたことがあります。アイデアプラント・オンラインショップ、および、Amazonでも販売しています。ご興味あれば使ってみてください。(「それをすると、本質で分けられるの?」といわれると「いえ、もう一段階下の感じで、まずは、アイデアを10の評価軸で吟味するチームディスカッションを体験する感じのものです」と答える感じの、ツールです。)

石井力重

2021年11月10日

アイデア創出ワークショップ(2021年、大阪、好きと得意からスモールビジネスのアイデアを発想する)

Osaka2021.png


産創館のぼかし.jpg

先日、大阪の産創館さん(公的機関)で、アイデア創出ワークショップを行いました。
その時の様子を動画で報告します。
受講者に配慮して、受講者の顔が映るものは、エフェクトをかけています。
内容が多いので、パートごとの動画にしています。

音量にご注意ください。
にぎやかな声が流れます。


導入部(3分間)、ワークの構成を解説します。


ブレインストーミング・カードの実践の様子(30秒)


カードワークで優勝したチーム。そのアイデアをレビューしました。面白い案です。(2分間)


ブレスト前に「ブレスト中に困ったら助けになる9枚のカード」を提供。発想例を紹介。(11分間)


ブレストのお題を、ここで明確に、定義します。


大人数でのブレスト方法「スピード・ストーミング」のやり方をレクチャー(6分間)


スピード・ストーミング(全員でブレスト)の様子です。(30秒)


以上が、動画での開催報告でした。

コロナ状況下でも、対策(マスク、消毒、ディスタンス)をとれば、闊達な対面式のワークショップも可能です。
会社や地域でそろそろ、リアルな創発的な活動が再開するでしょう。
その際の一助になれば幸甚です。


最後にスライドを掲載します。


スライドを見て、参考にして、近いことを実施できる方はどうぞお使いください。

(石井への許諾は不要ですが、やってみた感想などをいただけると、励みになります。)

(出てくるカード類は、著作権がありますので、複製なく、製品を使ってもらえれば幸いです。
その販売収益から次の発想支援ツールを開発し続けます。)

==講演のフルスライド==

2021年07月25日

【スライド公開】大企業イントルプレナーミートアップ2021

7月25日に、「大企業イントルプレナーミートアップ2021」にむけて、オンラインでアイデアの講義&アイデアソンを、提供しました。

スライドを公開します。


皆様の創造的発展に役立てば幸いです。

2021年05月24日

【授業スライド】東北工業大学「アイデア基礎」(石井担当回)2021年5月24日

東北工業大学「アイデア基礎」の講義スライドを公開します。

クリエイティブ系の大学一年生に向けて、アイデア発想の基礎を多数の教員で講義するシリーズ講義で、石井は年間で5回、担当します。
石井担当の初回分のスライドです。

<主な内容>

  • 創造性の意図的な利用をするための基礎的な知見(=創造性ベーシック)に、始まり、創造的にアイデアを出し合う会話のガイド(=「ブレストのルール」)を紹介します。
  • そうした、会話の原体験を作る「ブレインストーミング・カード」を4人で実施して、徐々にブレスト的なモードに入ってもらいます。
  • 次に、もっとも汎用性の広いアイデア発想法(=アイデアの型)を、実践して、基礎的で使い出のあるアイデア発想法を得てもらいます。
  • 最後に、沈黙のブレスト、と言われる「ブレイン・ライティング」という手法を学んでもらいます。


近年、大学では、いろんな学部で、アイデア、デザイン、創造力を、踏まえたグループワークの多いの講義が増えています。

「さて、ブレストするといっても、何を教えていいやら・・・」と悩まれるときに、この講義スライドが、一部でもお役に立てば、幸甚です。


雰囲気を20秒動画で。


余談

スクリーンショット 2021-05-24 160353.png

講義は、衛生管理に最大限配慮して、大教室×2つに生徒を分割して、受講してもらっています。
講師がいるメイン教室と、もう一つは隣ではありますが、サテライト形式で。
そして、Zoomで授業を録画して、現地に来れない人にも、提供するというスタイルです。
ハイブリッド(リアルとオンライン)のその先の形式を、教育現場ではすでに取り始めています。




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