最近、家族とカレンダーを共有するようになりました。お父さん(私)が「平日9時17時」じゃない働き方をするので、家族も、いろいろと、調整が大変そうでしたので。
ここで、はるか昔に止めていた「Googleカレンダー」を再度利用しはじめました。当時は「面倒だなぁ」となぜか思ったのですが、今となってはすごく便利です。今の仕事環境では、ほとんどいつもPCを触っていて、いつでもネットにつながっていますので。
しかし、面倒なのが外出中、電話でのアポを行う時。「まってください、いま、PCを開きます」というのはいかにも、もたもたしているし、PCのない時もあります。
かといって、紙の手帳を同時並行してつけるのは、ほとんど無理です。頻繁に書きこまれるIT側の記録を、アナログ側で追いかけるのは、それだけで一仕事ですから。
そこで、「アナログの手帳をやめる」という選択肢を自然とせざるをえなくなりました。
そこで、iPodに同期したらいいや、と、パーム時代を思い出して、やってみると、できるんですね。パームのころはパームデスクトップのカレンダーしか、だめでした(そしてそれは使うPCが1台であることを前提にした運用でした)が、Googleカレンダーのようなものが、iPodに送り込めるのは、かなり、いい感じです。
参考になる記事があり、その設定はすらすらとできました。マイクロソフト・エクスチェンジ。それが何なのかわかりませんが、とにかくできました。
しかし、もうひとつ困っていました。それは、Googleカレンダーの複数のカレンダーのうち、一番上のカレンダーしか、取り込まない、ということでした。
これについて、「ああ、こうするのか」とすぐに理解できた、とてもいい記事がありました。
こちらです。
iPhoneとカレンダーを同期 Google Syncを試す3ページ目のGoogle Sync、というのが、あるというのは知りませんでした。もともと、ITのことは、知らないことが多いですが。
これで、Googleカレンダー内の複数のカレンダーを取り込めました。この半月、この「複数のカレンダー(家族と共有、自分オンリー、など)の全てが見れない」ことで、結構、予定をダブルブッキングしてしまいそうで、怖かったのですが、完全にクリアできました。
一時は自分ルール(IdeaPod以外は有料アプリを買わないで活用できるか実験するのだ)をやぶって、スケジュールアプリを買おうかかとすら思っていましたので。
そんなわけで、多分、私と同じ水準の方がきっと、同じようにその記事を参考にされると思います。とくに年末で手帳を買うかどうかの時期になると。とても便利だったので、ちょっとしっかり、メモしてみました。
余談:
それから、そのGoogle Syncを設定する記事の1ページ目で、iTunesの設定を変える操作があり、「Googleコンタクトを同期」させることになりました。もともと「連絡先」は空っぽで、画面のずっと後ろの方に入れていたのですが、Gmailのアドレスは、FaceBook登録すると一気にどーっと、「この人、知人じゃない?」機能が立ち上がるのを見て、多分、長年の使用で蓄積したリストが、流し込まれたのかな、とおもってみると、やっぱりそうでした。1802件。なんの名簿管理もしていないのに、一気にこれだけのアドレスリストが出来上がるのは壮観でした。「名刺フォルダーをめくりながら、このプロジェクトの連携相手を探す」という行為がこの小さなデバイスを見ながらできてしまうわけで、これはすごいなぁとおもいました。と、同時に、相手も同じ環境にある可能性があるわけで、ビジネスで一度あった方には、最低、一度はメールをやり取りした方が、相手の連絡先一覧にはいれていいんだろうな、と思ったりしました。
最後は余談が過ぎましたが、Apple(iPod touch)とGoogle(の機能)で、いろいろ便利な世界ができているんだなぁと思います。どっちも、本社は結構近くにあります。シリコンバレーの、クパティーノ、マウンテンビューだったとおもいます。