パワーポイントは2010になってとてもいいツールになったと思います。そのパワーポイント2010の無料利用期限が今月で切れます。マイクロソフトからの案内メールが2度ほどきて、それそろ、覚悟を決めるか。と。
値段はいくらだろう。ということでメールをクリックしてダウンロード版をみると、15,540円。
きっとパッケージ版よりも安いんだろうなぁと思っていたのですが、意外なことに、パッケージ版のほうが、アマゾンから安く手に入るようです。
価格にして4000円ほど違います。どちらかというと、ソフトウエアについてだけは、物体(CDかDVDのメディア)がほしいなぁと思っていたので、こちらを購入しました。
ちなみに、パワポのスライドデザインは、フルカスタマイズして、行き着いたところは、「白紙」です。しかも、紙面サイズをA4(210×297mm)にしています。1/1で紙面に出した時にイメージ通りに出ることと、4枚を1枚に入れたときに、都合がいいです。
追記:
11月1日の昼過ぎ、届きました。
注文してわずか1.5日ぐらいなのですぐに来た感じです。
パッケージはビジネス書と大体同じぐらいの大きさ。一昔前のやたらでかい箱のとは違って、コンパクトです。本棚にしまうにしてもデザインもすっきりしていてわりといい感じです。
銀色の帯の入ったシールを破ってプラのケースを開けます。たしか昔からなにか開封するときに、ちぎれるシールがあったのを思い出しました。
開けてみると、CDと簡単な冊子。CDはたぶん偽造防止だと思うのですが、とてもきらきらとしたホログラム?というんでしょうか、それがついています。
CDの上にプロダクトキーの25文字があります。
ここで面白いなぁと思ったのが、「DVDドライブをお持ちでない場合」が見えやすいところに明記されていること。
マイクロソフトのオフィスのサイトへの誘導がついて、そこへいくと、400M程度のファイル(パワーポイント)をダウンロードできます。まずは、プロダクトキーを入れて、それが通ると手元にあるパワーポイント2010がわかるようで、それがダウンロードできます、と表示されます。そして進めると、Windows Live IDを入れてサインインがいるのですが、ない人でもすぐに取れるようになっています(ただ、ちょっと、デザインが分かりにくい。ここで数分、まごまごしました。)
ダウンロードが始まり、400Mを数分かけておとした後、それを開くと、ダウンロードが始まります。
私はこれまで、先行体験版をつかっていたので、それを上書きしようと思って入れたままにしてありましたが、それが存在していると、インストールはできない、というエラーが出て、インストールはひとまず中断します。
コントロールパネルから削除を行い、さて、インストールをまた実行、とすると、また、通りません。「Click-to-run」というのも削除しないといけないようです。(ここは操作と、別の処理を同時にしていてそれが影響したのかもしれません。ちょっと不明です)
そして、インストールを再度実行すると、展開されます。途中で、またプロダクトキーの入力を求められます。いれるとしばらく確認中が続いて、インストールが展開されます。
最後までDVDは使う必要がありませんでした。
(今回の体験を通じて、思ったのですが、将来は、メディアに光ディスクが使われることは減っていくだろうなぁと。もしかしたら、PCにインストールすること自体もそろそろ、終焉のフェーズが始まっているのかもしれないなぁとすら思うのでした。)
追記2
使っていたパワーポイントを削除したくなかった最大の理由は「デザインの設定」にあります。フルにカスタマイズした、特殊な配色を私は使っています。ブレスターの4色カードと同じ色にして、4色の色をどのスライドでも同じにするためです(私の公開するスライドはある時期からそうなっています)。この設定が保存されているといいなーと思いながら開いてみました。すると・・・。なんと、無い。
ということは、ゼロから配色パレットで作るのかーとおもって、しかし、もう一つ試してみました。これまで作ってきたパワーポイントのファイルを開いて、その配色がどうなっているのかをみると、それは従来通りでした。そこで、その設定を「ユーザ設定」として保存したところ、次からは表示されるようになりました。
知らなかったらまた、こまこました作業をしてしまうところでした。
追記3
先行体験版とは、若干メニューの構成が変わっていますね。しかしほとんど一緒です。むしろ、直感的に操作ができるように変更されているので、すぐに「なれ直す」だろうと感じました。