大学院修士の頃は、量子力学を研究していました。その後、すっかり研究領域は変わって、創造性のことをしているのですが、今でも科学のことをぼんやり考えています。
そんな中、娘たちが周期表を覚える勉強をしていて、ふと。
周期表の中の元素記号はまんべんなくアルファベットを使っているようだけど、よく考えると、意外とアルファベット1文字の元素記号は26個もないんだな、とか、2文字構成の元素記号でも、たくさん使われるアルファベットとそうでもないないのがあるな、と。
たとえば「ナントカe」とか「ナントカr」が多い印象。
そこで、次のように2文字をMappinngしてみました。
ならべてみて、当たり前のような気もしますが、BBとかKKのように2文字が同じ元素記号は、命名ルールに外れるのか、一つもありません。そこは白抜きに。
次にハッとしたのが、JとQで始まる元素記号は存在しない事。1文字元素には確かなかったよな、と思っていましたが、Jeとかの二文字構成でならありそうな気もしましたが、Jで始まる元素名は一切ないのです。Qも。命名ルールに、JとQの始まりを禁ズとか、なさそうですが。。
更に、あれ?と思ったことに、二文字目のアルファベットにも、jとqはありませんでした。
電荷を「Q」で表記したりするとか、エネルギーの単位「J」(ジュール)があったので、避けたのだろうか、というくらいしか、パッと思いつきません。
この辺、命名ルールや、命名者の考慮ポイントがあるのかもしれませんが、今日のところは調べがつかなかったので、まずは、いったん考察は抜きに。
さて、もうすこし見方を変えてみます。
登場頻度順に並べてみました。
こうなれべてみると、当然ですが、右下のエリアは大きな真空地帯です。
そのあたりにぽつんと「Lv」「Dy」(リバモリウムとジスプロシウム)があります。
なんというか、うすぼんやり覚えている周期表、その元素の中に、LV(ルイヴィトン)みたいな、元素記号としてなんか珍しい感じがして印象に残るなあ、と思ったのですが、この右下当たりのアルファベットで命名すると、元素記号っぽさがない、のかもしれません。「Yp」「Xk」(←こういう元素記号はありません)みたいな組合せは。なんだか、アドビのソフトの新種みたいです。
ということを考えていました。
結論の無い、メモでした。