タバコを吸う人には、タバコは暖を取る、という側面もあるそうで、吸わない(吸いにくい)社会では、すたれてしまいそうなその側面を、すこしアイデアとして考えてみました。
タバコじゃなく、「もちはこべる、焚火」が仮にあったなら、どんなものになるのだろうか、と。
イメージとしては、ジッポのカイロ的利用、にちかいです。ぬくぬくと、ゆっくり燃焼していく(でも、火は外に出ない)、というもの。
「つまようじや、割り箸を、燃やす」道具、という方向で考えてみます。
使い終わった割り箸や爪楊枝を乾燥させれば薪になりその暖かさでほんの少しだけ温まることができる、そんな小型ランプみたいなものがあってもいいのではないか、と思うのです。
実用性的には、「暖を取る」「暖房の代わりになる」というのは難しく、そこまでの火力があると、危険度や重量感がでてしまうでしょうから、ある程度「気分を楽しむ」ぐらいのものでいいかと。
ゆっくり燃焼する火薬のキットを用意して、使い終わった爪楊枝にぬれば、燃焼材が作れて、それを井桁に組んで、キャンプファイヤーのように燃やす。赤外線の熱がわずかに暖かいぐらいで、実質は、キャンドルライトの代わりに楽しんだり。そんなものもいいかなと思います。
(基本的には、安全の観点から、火の周辺は水の領域で囲まれている方が望ましいです。)
また、あるいは、「保護ケース付きの暖とりようの無煙線香」というのもいいかもしれません。
寒い駅のホームで、ちょっと暖を取りたい時に温まるような、細長いお線香のようなものもいいかもしれません。煙がもくもく出ると並んでいる後ろの人に悪いので、無煙タイプのお線香で、放射熱が強いようなもの。その周辺を鉄の部品で囲んで送風の仕組みを入れておくと、その鉄の部品が人割と温かくなるし、火からの距離をうまくせっけいすることでやけどにはならないかど。送り出した風は暖かいのでそれを袖口か首元から服に入れたら結構な暖かさになるかもしれません。電車に乗るときには、空気を完全に断つことで火を沈下して、しまう、など。袖口から入れる暖かい空気は、狭い空間を満たせばいいので、小さな火力で結構であったかいかもしれません。
posted by 石井力重 at 17:14
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