2010年10月29日

【iPad】ふちにタックシールを貼ろう

iPadをアイデア道具として使い切る!という切り口、第2弾。
今回は、思いっきりアナログな方法である。iPadにタックシールを、貼る。

ishiirikie_blog_ishiirikie_blog_DSC02260.jpg

iPadの表面にポストイットを張ってみようとした人なら分かるが、iPadの表面はポストイットの粘着を寄せ付けない。つけても、くるっとはがれてしまう。

なになら簡単にはがれないのか。いろいろ試した結果、タックシール(はがせるタイプ)がもっとも使い勝手がよかった。この粘着力の強さだとぺたりと確実にはれる。はがすときに粘着物がのこるかとおもいきや、つるっと気持ちよくはがせる。(これには、感心した。このiPadの表面のガラスはただのガラスじゃなく非常に汚れを寄せ付けないものらしい。)

使っているものはこちら。

ishiirikie_blog_DSC03827.jpg

19×77mm(50片いり)。50×75mm(30片いり)。どちらも100円ショップで売っていたもの。

後者(50×75mm)は、ふちよりも大きいので半分に切り、25×75mmにする。多少かっこ悪いがラベルを貼る時点でそもそもかっこ悪いのでそれはもうどうでもよい誤差である。

これをふちにざっくりと張っておく。寝転がってi文庫HDなどをよんでいるときにちょっと引用したいことをメモする。あ、このアイデアどうかな、というときもそこに書く。

ishiirikie_blog_ishiirikie_blog_DSC02266.jpg
(手首が触れれば、フリックと勘違いされてページがめくられることがある)

多くのアプリにはメモする機能がある。だが、思い浮かぶアイデアには図的なイメージも多い。すぐ書くには、紙とペンがいい。

シールにメモするのは、あとでツイートしたいときなどに結構便利である。読書アプリでメモしたり、着想を得たあと、ツイッターなどに切り替え、タックシールをみながらアイデアを展開する。

シールは張りなおせるので、書き終わったら、別のノートにストックしてもいい。アイデアノートに張れば、デジタルとアナログの橋渡しして結構小気味よい。


【補足】

実際にやってみると、張っておいたタックシールが一杯になっていて”未使用のシールを貼る場所がない!”ということがある。

そういうときには、書き終わったものをiPadの背中に張っておく。どこかへ張り替えるまで、とりあえずそこに。

また、新しいタックシールも数枚貼っておけば、「あ、新しいのもってなかった」という時に対応できて便利である。


余談:

ちなみにアイデアワークと関係ないが、意外と、歯医者の窓口での次回予約のときにタックシールは便利だった。スケジュールアプリを開く。次回の日程をその場で受付のお姉さんと話して決める。で、さっと引き上げたい。打ち込む入力動作はもたもたする。かといって入力しないと忘れる危険性がある。そういうときには、さっとふちに張ったタックシールに次回の日程を書く。医院を出てメールをチェックをしようかとiPadを立ち上げたときに最優先で入力するように画面の真ん中に張り替えておく。邪魔なのでまず、これから取り掛からせるためだ。これを、なにかの切れ端に書いてしまうと、10回に1回ぐらいは紛失する。memoとiPadが一体になっていることの安心感は大きい。


(タックシール+アプリの使い方、もう少し続きます)
posted by 石井力重 at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad+アイデアワーク

2010年10月25日

【iPad】8つの付箋で強制発想しよう

iPadをビジネスパーソンのアイデア道具として使い切る!という切り口で、私の使い方を紹介してみます。

今回は、優れた発想技法である「マンダラート」手法を、iPadの無料アプリを転用して実践する方法です。

iPad_md.PNG

「マンダラート」は、簡単に言いますと、発想テーマを取り囲む「8つの枠」に連想することを書いていく方法です。テーマの周囲に配置された「枠」には、ある種の選択的集中力が働き、自然と連想を引き出してくれます。そういう発想活動の特性を活用したノート記法です。単純でいて深い。この発想法が向く人には、好きなだけ思考の階段を下りていくことができ、ノートと紙だけでさっとできるところも大きな魅力となっています。

マンダラートの手順は以下。
  1. 紙に、3×3の升目を書きます。
  2. 中央の枠に発想のテーマを書きます。
  3. 周囲のセルに思い浮かぶことを書きます。

説明はこれだけのシンプルな技法ですが、周囲8セルを埋めようとしてみると、意外や意外、うめることができるんですね。そして、更に発想を広げたい時は、周囲のセルに書いたものを新しいマンダラートの中央に入れて、それから連想することを周囲の枠に埋めていく。といったものです。

ある時ふと、新幹線移動中に、紙っぽいiPadのインターフェースでならできるんじゃないだろうか、ということで試してみました。初めは紙と機能が近い「こくばん」アプリで。しかし、枠線を指で書き、9分割されたセルに指で書くのは、結構きつい。指が太いので文字が大きくなるからです。文字は「描く」より「打つ」ほうがいい。ということで、いろいろ試して次の2つのアプリが使いやすいと気が付きました。

(1)Infinote

上の写真のような感じで、ポストイットを並べます。右上の「+」をおすとポストイットが現れます。まずは9枚出して、並べます。整列機能もあるので、3×3に、ピシッときれいに並べることもでき、指で好きな位置に並べることもできます。ただ、整列機能を使った場合は、アプリを一度切って再度立ち上げると順番が入れ替わってしまいますので私は指でならべています。スライドつまみでフォントの大きさを多段階に調整できます。全体的に直感的に使えて気持ちいいです。

中央のポストイットに「発想のテーマ」を書いたら周囲のポストイットに、そこから思い浮かぶことをうっていく。結構紙のような深い集中ができます。シンプルな操作感が良いようです。

ちなみに私は無料版を使っています。無料版は、一画面しか使えない設定です。有料版(今は350円と表示されています)という選択肢もあります。私は一画面書いたらカメラロールに送ってしまって、消せばいいと割り切っています。



(2)Stickyboard

こちらも付箋のアプリです。画面よりも大きな領域に付箋をおけるので、「まず、最初のマンダラート」を完成させた後に、近くに新しいマンダラートを作って、そこに展開することもできます。ポストイット入力の際に画面が大きく移動するのでInfinoteよりもやや直感的な感じがそこなわれるのと、フォントサイズの調整が粗いので、感性的な意味で、ちょっと「のりにくい」感じがします。ですが、こちらはホワイトボードペン機能のあるので、いろいろマンダラート中に思いつくことのコメントや図示、マンダラート間のつながりを書くなどができる良さもあります。

iPad_md2.PNG

以上です。

マンダラートや紙を用いた発想技法は、その効果の大部分を人間の頭の機能に依存しているので、本来はデバイスがなんでもいいはずなのですが、iPadも含めてデジタルデバイスのUIは、直感的につかうということにおいては、まだまだギャップがあります。それをできるだけ埋めたい。ということで、マンダラートのワークに使いやすそうなものを専用アプリと勝手に位置づけて使っています。


補足:

マンダラートの和泉さんのメルマガには、以前からiPad用のアプリ開発が示唆されていました。もうすぐ、マンダラートのiPadアプリが登場するようです!画面の広いiPad版は、iPhoneのアプリとは違う魅力的なコンセプト盛り込まれる模様。紙でマンダラートを使っている人々から非常に期待が寄せられている一本で、私もその登場を待ちわびています。


※ カテゴリーを作りました。 ⇒ 「iPad+アイデアワーク」


posted by 石井力重 at 20:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | iPad+アイデアワーク



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