2017年02月04日

海外サービスの日本語画面で、国選択のプルダウンメニューで”日本”が見つからない時のメモ

外国のサイトで手配をする時、言語の日本語設定ができる場合に限って、迷うことがあります。
それを、忘備録的にメモを。

本格的な日本語のためのサイトだとプルダウンメニューの頭に”日本”があるか、あるいは終わりの方に漢字表記の国が4個ぐらいあってそこに、日本、がでてきます。
でも、単に日本語にしただけの場合は、日本の位置はそうではありません。
(普通はそのほうが作り手は楽でしょうからそれでいいとおもいますが)

それで、長いプルダウンのリストを、気ぜわしいなかで見ていくと、上下にスクロールをしてみて、「あれ?見つからない」と。

で、いきなり力技の解決策ですが、大体場所は、プルダウンメニューの真ん中よりちょい上、にあります。

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それを知っていれば十分、すぐに探せます。


以下は、余談をダラダラと書きます。
なぜ、探しにくいのかを、自己観察してみました。

◎国名をカタカナ表記すると、頭が自動処理的に、アイウエオ順を期待して読んでしまう。
(よほどの日本対応でないかぎり、アルファベット順であるのに)

◎「アルファベット順だから、H,I,J,K,のはずで、、、、Iは、イタリアとかイギリスか。いや、イギリスはBだろ、いやGか?まあ、いいや。Jの国を探そう、じぇいじぇい・・・」と見ていきます。

◎何度も見ると、「イタリア」、、、「ジャマイカ」、、、の文字があって、発見できる。
でも、プルダウンメニューを下からジェイを探して上がってくる時には、「ヨルダン」の上に「日本」があります。
「よ、、、、Yo?、、、いや、そうか、ジョルダンだ。Jだ。」

これらは、メニュがー英語のスペルの場合には起こりにくいマイクロスリップです。
スペルが。Japan、なので、Jamaica、とか、Jordan、が並んでいて、すぐ見つかります。


この探しにくさは「机に座ってしっかり落ち着いて予約している」場面では、20秒ぐらいのもので、気にも留めないのですが、渡航中、なんとか見つけたWi−Fiで、体はくたくたで、ネットも遅くて、次の行動も迫っていて、周りは気ぜわしくて、、、なんていう時には、結構ストレスです。

そういう時に、力技ですが覚えておくと便利なので、メモしておきました。

国名を選ぶとき、「日本」は、冒頭か終わりをさっと見て、そこにもなければ、プルダウンメニューの「ほぼ真ん中から、少し上あたり」を探す。

(こういうのは、3度、自分が、つまずいたら書き留めてみています。)

posted by 石井力重 at 14:27 | 旅先にて

2017年01月30日

アイデアプラントの商品誕生から10周年をそろそろ迎えます。さて、急ピッチで追い込みを。

一月は、外国や国内からの来客が仙台にあったり、3度の大きなアイデアワークがあったり、して、書斎時間がとても少ない月でした。

さて、そろそろ、今年の3月14日が見えてきました。

10年前のこの日、2007年3月14日、アイデアプラントの初の商品「ブレスター」が世に出ました。

その後、たくさんの製品が出て多くの製品はそのまま廃盤にならずにラインナップを厚くしてくれています。

10年の節目。
開発責任者としては、一つ先の領域に踏み出したいと思っていました。

それが「クリエイティブ消耗品」です。

まず、アイデアを紙に書く、という行為について述べたいことがあります。

多くの人々のブレスト中の所作を観察すると、書くことの2つの効果が、見出せます。

◎考えを可視化することで多くのアイデアを思いつける

◎未成熟なアイデアの断片を組み換え構造化したり発展させたりできる

通常その作業には、【ポストイット】【A4白紙】【模造紙】という汎用の消耗品を用います。

そこにクリエイティブ専用のものを作ってみよう、というものです。

「アイデアを書き出す、構造化する、蓄積する」という作業を、効果的に促進するような消耗品です。

「ああ、ここで、こんな形状と構造の紙片があったらいいのにな」というのは良く感じます。

それらを振り返り、形状や使い方をデザインし、ワークショップや大学の授業で実用し、長くブラッシュアップしてきました。

この辺の製品のビジネス面をただいま、急ピッチで、組み立てています。

おもに、開発責任者である私のタスクが必要であり、旅仕事先でもずっと、考えていました。
それを、いま、自分の中で急速に仕上げています。

というわけで、ここら辺から3月終わりまでは、仕事のモードが、ファシリテータ(対外的)から、デザイナー(制作的)に切り替わります。

ブログは、自分の思考を可視化するために書くものが増えるでしょう。
posted by 石井力重 at 15:17 | アイデアプラントの試作の目線

2017年01月29日

パネルディスカッションに登壇してきました(アイデア創発フォーラム2017)

宮城に向かって北上中です。新幹線の車窓からは、冬の畑で盛大にたき火をする牧歌的な車窓が広がります。

昨日は、お台場でアイデア創発フォーラムでした。

基調講演

冒頭の山口高広さんの基調講演は凄かった(素晴らしかった)です。

山口さんを形容するに、この本を


書かれた方です、という紹介では、彼の中身に対して、印象を小さくしてしまいます。

少年期にムエタイ、プロボクサー、そして引退し、多家族シェアハウス事業の立ち上げ、イグジット(事業売却)、そしてもう一つ立ち上げてやはり成功裏に事業売却されています。そして、現在のような創る若者を作るというインキュベーションパートナ事業、をされている方です。

成功している実践があり、考え方を言葉に落とし、ほかの人にもやってみようと思えるような面白くやれそうな思考方法を話していただきました。エモーショナルにささり、理性で階段を上るような、長い講演時間が短く感じるトークでした。

参加者の皆さん、企業のイノベーション担当者だったり、クリエイティブな仕事をしている方々で皆さん、一家言ある方々ですが、そういう皆さんが、いやーいい話を聞けた、と、掛け値なしに喜んでいました。


パネルディスカッション

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次は、山口さん、PHPの吉村氏(The21 編集長)、iCONの理事(矢吹さん、三澤さん、私)、進行は、同じくiCON理事の宮島さん、という構成でした。

イノベーションの壁って?乗り越え方って?というトピックを皆で話し合いました。

山口さんの言葉がやはり中心となって展開しました。面白い内容が沢山きけました。仕事を引き受ける際の1か月の使い方など。
その中身については、フォーラムの公式のレポートが後日上がる可能性が高いとおもいますので割愛します。

吉村編集長のコメントもまた興味深いものでした。
山口さんのお話しから展開し、インタビューのコツについて教えてくださったり。

※The21、ほとんどPRされませんでした。今月号は、40代の英語の学び方についてのヒントが満載で、興味深いです。



さて、本論からずれたパネルディスカッションに登壇すること、について少し語ります。

私石井は、パネルディスカッションにサブの立場で参加するのが好きです。

メインの時には要素を提示していく役回りになりますが、サブの位置づけの時には「聞けます」。

会場の質問者と同じ気持ちでメインパネラーの言葉を聞き、もっと掘り下げて聞きたい(とみんなも思っているだろうことを自分の中でもシミュレーションしつつ)、パネラー同士の対話スタイルでそれをたずねます。
「面白がり」って、クリエイティブな営みにはとても大事。

かつ、バランス(出過ぎない)も、大事で、面白がりつつも、相手の話したい流れも邪魔しないように、と話しの構造を見ています。


他、いろんなことがありました。(電源のない新幹線の中で、PCのバッテリーがきれそうなので、一旦アップします。)

・・・

(夜、自宅に手続きを書き始めました。)

そのあとは、iCONの会員による、各種のクリエイティブメソッドの開発プロジェクトの紹介があり御昼へ。

パラレル・ワークショップ

昼明けからは、各種メソッドをワークショップで体験できる、というものでした。

5つのパラレル・ワークショップで、(2ラウンドあり)、各人は選んで2つまで参加できます。


私は三澤さんたちのメソッド(偶発性を主としたもの)で、回していくお絵かき、と、タロットを用いた発想スキーム、を体験しました。

二ラウンド目は、アイデアタンブラーという発想トリガーの記されたタンブラーを片手にコーヒー飲みつつブレストする、というワークを体験しました。


円座フィードバック

最後は、円座フィードバックでした。全員が二重、三重の円になって座り、コメントしたい人は中心6席のところへ出てきて、発言ターンをまって、話の流れが変わったら戻っていくというものです。


ブログタイトル的には、パネル登壇しました、という体裁で書きましたが、それも含め、こんな感じのフォーラムの一日でした。


追記(2月2日)

iCONの公式レポートがアップされました。

参加していない人にもどんな内容だったか感じてもらえる良いレポートです。

posted by 石井力重 at 10:34 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年01月26日

【スライド】2社+1団体 合同アイデアソン(1/27、大阪)

2017年1月27日、大阪は堺筋本町にあるTheDECKにて、3つの組織(2社と1団体)の合同でのアイデアソン、という珍しいスタイルのアイデアソンを行います。

そのスライドを掲載します。


このスライドから一枚、抜粋します。

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今回は、ケイ・オプティコム×村田製作所×GIT という座組みです。

ケイ・オプティコムさんは、いまCMでマイネオ(mineo)という新しいSIMを見ると思いますがその会社です。関西電力グループの情報通信企業です。

村田製作所さんは、言わずと知れた世界的メーカです。関西のイノベーション界隈で、同社のイノベーションリーダーUさんを知らぬものはいないぐらいHUBな人です。

GITさんは、正式名は、Girls in Tech です。カリフォルニアに本部があり世界中にChapter(支部)があります。テクノロジー業界で働くイノベーティブな女性の成長と成功するスタートアップを作ることを加速することを目的に、教育やいろんな活動をされています。


現時点で日本で行われている大半のアイデアソンは大きく2タイプに分かれます。

一つは、オープンな場で全参加者が一般公募であつめられているスタイル。スポンサードした企業から沢山参加者がくるスタイルも。多様な文化が混じることが良い効果をもたらします。

もう一つは、クローズな場です。企業内アイデアソンの形式で、中で生まれたアイデアはそのまま開発ネタとして使える利点があります。

それに当てはまらないスタイルも、近年わずかずつ増えてきました。(そして、経営調査データなどが世に多くありそれを鑑みるに、これらの流れは時代的にこの先数年増えていくだろうと思われます。)

どういうものかといえば、今回のように「2〜3社合同でのアイデアソン」です。
これは当該企業のイノベーション担当者にとっては、社内に対する調整にはかなりの手間が必要になるだろうことは、容易に想像がつくでしょう。

実際そうだと思いますが、そのスタイルで行うことは、大きな利得があります。

一般公募形式では、競合他社が要る可能性は大抵あり、思った考えを言いにくくする要素があります。
自社内の複数部門では、刺激は多くありますが、自社のカラーの範疇は越えにくく、企業文化の同調圧力は薄くは生じます。

それに対して、良く調整された2社の場合、うまくいけばそれは、新しい共同の芽になることもありますし、そこまで行かなくとも、普段は会うことのできない相補的なビジネスの中の人同士が、一緒にアイデアを生成する過程は、思考のストレッチとしても、知見の拡大の意味でも、とてもリッチなものがあります。

そんな「合同アイデアソン」を明日は行います。

通常は、私にとっては「クライアント案件は、制約を受けなくても守秘を前提に行動する」という指針にそって、その情報は露出させていないのですが、今回は、座組みがとてもオープン(担当者さんたちも、とてもオープンマインド)なので、相談して、スライドを公開させてもらうことにしました。

明日のワークショップもまた、どんな面白いアイデアが聞けるのか、とても楽しみです。

いつもそうですが、明日も心を込めて全力で進行します。
皆さん、よろしくお願いします。

2017年01月25日

未来洞察2017(第4次産業革命、及び、他)

2017年現在から、未来をじっと目を凝らしてみると、大きな流れを作り出すものだろうものが、いくつか浮かびます。

これまで個別にいろんなスケールで喋ったことを、まとめて整えてみました。


スライドを一枚抜粋して、画像としても載せておきます。
各種の労働の変化.png




資料は、はじめは、産業革命の過去のステップと、今いる「第四次」の革命は、何が革命の要となるのかについて、からはじめ、3タイプの労働形態の行く末をうっすらと推察していきます。

後半は、それらの他に、いろんな領域から、目安として立てられる未来の姿をいくつか、断片的に綴っています。

アイデアプラントは創造的アイデアを創出することを、事業として支援したり、その補助ツールを開発したり、ということをしていますが、創造産業が、今後どうなるのか、はとても強く興味をもっていつも考えたり議論したりしています。基本的には、伸長する数十年を過ごすでしょう。

多くの人が創造を仕事にしている未来、その時点で、なおもまだ、人々は何か創造活動への支援を必要としているか、といえば、多分、答えはYESだと私は考えています。

ただ、それがどんなのモノであるのかは、ここにあげたような未来が来た時に、人々がじゃあどんなニーズを持っているのか、という、推察の土台に立ったうえでさらに想像していくことが求められます。

そういう私の見ている世界の未来の様子を、ちょっと自分用にまとめておいたのが、このスライドです。そのため、他者に対する説明性は、他の資料に比べて相当に低いものです。ですが、薄暗い未来という揺れている存在を推し量る手がかりの一つになれば幸い、と思い、公開資料にしました。

今年も来年も、日本各地や世界の街をゆきます。こういう話もいろんな領域の人たちともっとできれば幸いです。


執筆余話:

早いもので、新年あけたばかりと思っていたら、もう1月も過ぎ去ろうとしています。年明けから作っては直していたこの資料、いつまでたっても公開版にならないので他のブログ記事が出せずにすっかり、時間だけがたっていきました。なので、このあたりで、エイッと上げてしまいました。

今日、三度目の旅仕事がはじまりました。早めに仙台空港のラウンジについて、このスライド資料を仕上げ、今夜は、大阪の宿でブログ(この記事)を書いています。

大きな未来の潮流は、ここに記したことがベースだろうと思っていますが、世界情勢が最近は急速に変わってきた感があります。それはもしかしたら、江戸時代の長らく天下泰平だった時代が、激動の明治へ変化し高度に発展していったことと似て、安定均衡が崩れて、不安定になる一方で高度な変化を生み出す時代になったのかもしれません。

上り坂でも下り坂でも、変化はチャンスを生む。
予兆に聡くあることも、イノベーターたちには大事で、それは今後ますます重要になるのかもしれません。

posted by 石井力重 at 23:55 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年01月18日

【ご案内】クリエイティブ教育のNPO「iCON」のイベント(1/28)、アイデアの講座(2/11,12)

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今月と来月に、iCON(クリエイティブ・メソッドの専門家たちが理事を務める、クリエイティブ教育のNPO法人)の企画があります。

アイデア、クリエイティビティ、イノベーション、事業企画、商品企画、創造性教育、などに興味のある方(個人でも、企業人としてでも)で五経の身のある方がいらした、ぜひご検討ください。


■アイデア創発フォーラム2017

日時:1月28日 10:00〜17:30
場所:お台場(MONO:テレコムセンタービル 東棟14F)
詳細と申し込み:http://icon2017.peatix.com/

(多分、多くの人にって初めて知るような面白いクリエイティブの取り組みが沢山あります。なお、11:40〜12:20のパネルディスカッションには、私もパネラーに)


■アイデアワークショップデザイン講座(私は”アイデアの講座”と呼んでいます)

日時:2月11日&12日
場所:千代田区(ちよだプラットフォームスクエア)
詳細と申し込み:http://www.i-con.or.jp/event/if.html

(これは、二日間、私石井がフルに講師を務めます。いろんな企業のイノベーション部門の方や、アイデアソンの担当になった方や、NPOや大学でクリエイティブな活動や教育をされている方が全国から集まります。学習内容も、過去12回の実施をへて強く太くしていますが、得る知以上に獲得できるのは、同じ時代に創造的に挑戦する他の企業の人と、わいわい二日間ブレストして、情報交換ができたり、友人が得られたり、という面もあります。まだ、席に余裕はありますが、定員数は少な目です。この次の開催は、3か月後か6か月後です。)



以上です。

1月中旬時点での、今年の私が登壇する公開型イベントは以上2件です。

あとは、、もしかしたら、4月に、公開型の大きなイベントが一件(登壇時間は15分程度)のものが、仙台であるかもしれません。

その他は、企業内アイデアソンや、数社合同のアイデアソン、創造研修はたくさんあるのですが、どれも非公開です。大学系の授業が今年は結構な日数を行うことになりそうです。ただ、一般の方が見に来られるたてつけではありません。

この他に、公開型イベントの予定があったら、またブログからご案内します。

posted by 石井力重 at 22:12 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年01月14日

2017年、抱負「地図を作る」

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2017年の抱負、サマリ:

 

  • 専門分野の「コンテンツ地図」を描こう
  • 時間(長期展望)と空間(各国の状況)を整理して「グローバルの10年」地図を作ろう
  • 人生の10年の道のりを描こう
  • 思考のしっぽを捕まえて手繰っていくような、「考えの地図」の道具も世に出そう




専門分野の「コンテンツ地図」

これまでにたくさんの技法を使い、提供し、改良と発展をさせてきました。現代の企業の現場に使いやすいように改良したものに、かりそめの名前を付与したこともあります。その技法がだんだんと使われていくようになると、学び伝える人が参照できる原典が必要になります。これを、書籍に掲載するのが一番ですが、次々生まれて改良されていくものをアナログ書籍にするのは難しいので、WEB上で、引用に足るような形式で作成し、掲載しておこうと思います。

それらが「地形要素」であり、それらを、大きな図にまとめたいと思います。いわば、コンテンツ地図です。それは、どの技法を使うべきか、使い込んできた技法がうまくいかない時には、隣接する別の何を使いえるのか、を選択するときのガイドとなるでしょう。

コンテンツ地図は、3枚できるはずです。「一人ブレスト」の地図、「ブレインストーミング・バリエーションズ」の地図、「創造性ベーシック」の地図。

私の範疇を超えるので作れませんが、“イノベーション・リーダーのための地図”というものも私の周りのクリエイティブ・リーダーたちには必要だろうと思います。その辺は、いろんな専門家との交流を深めていくことをもっとしなければ、なりません。(なので、今年の目標にはしません。)


「グローバルの10年」地図

なにも世界地図をフリーハンドで書けるようになるぞ、というわけじゃありません。(そのスキルが身についたら、それも面白そう、ではありますが。)私の仕事は、2つあります。ブレスト道具のデザイナと、アイデアワークの設計&進行役です。これが「アイデアプラント」という事業の基幹部分です。国内での事業が今後もメインです。ですが、一方で伸びしろとして、海外でのブレスト道具の市場を目指しています。展開するぞ、と、言うだけでなく、人々の創造性に対するニーズ、ビジネスの成長する活気などを、実際に調査に渡航しにいっています。

渡航する中で、見えてきたものが多くあります。各国のポジション(人口規模、一人当たりGDPR&D国家予算、他様々な国際ランキング)は渡航してみて、その数字の実感がわきました。それらは、数字としてMappingすることが出来ます。また、数字には見えない文化風土や発展機運も見えました。それによって、Map上の各国にベクトルを書き込むことが出来ます。10年スパンで見たときに、大きく伸びつづけるエリアを戦略的に、見ていく材料になるでしょう。


「人生の10年の道のり」地図

私は、30歳の4月に、自分のためだけのとても精細な「10年の道のり、その歩き方」を描いたファイルを作りました。時期はちょうど、商社を退職し、大学院の博士課程へ進んだ時です。研究室が本格始動するまでの三日間、大学院の図書館にこもり、30年を振り返り、そこから10年間の道のりを思い描けるだけ描いて、それぞれの歩き方を記した書を作りました。それは友人や家族にも見せたことはありません。今振り返ってみると、自分にとってはすっかり忘れていたプランがあり、それらは形を変えていろんなものが自分の人生に起こっていました。

30歳の春から、今、13年の歳月が流れました。その間に予測し得なかった大きな出来事がありました。311の震災です。大震災はまさに天変地異でした。急転直下、といいたいところですが、現実には、「直下」というような早急な結末はやってきません。大災害後の世界というのは、すぐには決着の付かない復興の長き道のりがその地域社会に残されます。震災から3年のあたりで、道のりに描いた10年がたちました。地図としては賞味期限切れでしたが、次の10年地図を描くだけの腰を据えた落ち着きは得られず、今ようやく、そろそろ、描こうと思えたのでした。

これは、自分の中だけの約束であり、ブログに公開する必要はないのですが、一年後の私が読み返すだろう文章なので、ここに記しておきます。


「考えの地図」の道具

コンセプト・マップやマインドマップ、と呼ばれる放射状のメモの書き方があります。自分の中にあるもやもやしたアイデアや、こんがらがってうまく説明できない事柄を書き留めるのに向いています。これをワークショップや授業で行うと、最初の一回をうまく乗り越えて使いこなす人と、出来ない人が出ます。自分の中にある考えをもっと引っ張り出してもっと深く考える拠り所にしたい、と願っている人には、世に数ある技法の中でも、かなり良い方法です。

そこで、その「考えのマップ」を書き出すことをサポートする道具を、良く送り出そうと考えています。簡単に言えば、今年の新製品の一つとして「アイデア書き出し専用のメモ紙」を出そうと思います。学校(大学や高校)や企業(研修やワークショップ)において、投入して反応をみて、多くの人にとって役立つといえる線まで、熟してきました。デザインする人は、完全を狙いたいもので、私もそうなんですが、これは今年の春先にリリースするぞ、とこの年始の抱負に記し、自分を動かそうと思います。



さいごに

今年は新年の抱負を、1月の中旬まで練りながら、書き上げました。例年は、11日か2日の内に、さっと書いたり、ビデオに撮ったりして、ブログに掲載していましたが、今年はじっくりと時間を使って、考えて書きました。毎年、こういうスタイルを取るのは難しいので、今年だけのやり方にしようと思います。私にとり43歳は一つの区切りでした。30歳から43さ今まではガムシャラに全力前進、という覚悟で歩んできました。今後も、愚直に、アイデアプラントという生き方をしていきますが、ここで、次の10年を見渡すための時間を取ることを意識していました。

このあとの数個の記事は、将来の自分に向けての文章が続きます。(このブログの後、記事を分けて、もうすこし未来洞察を綴ったり、自分の中の仕事のコツなど書いたり、してみようと思います。)



posted by 石井力重 at 14:55 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年12月31日

2016年は7カ国を行きました。

アイデアプラントは、今年、海外渡航を重点的に行いました。

ヨーロッパとアジア、合計7カ国(合計21泊)です。

春、

◎アムステルダム(オランダ)2泊
◎ベルリン(ドイツ)2泊
◎コペンハーゲン(デンマーク)2泊
◎ベルゲン(ノルウェー)2泊
◎オスロ(ノルウェー)1泊

夏、

◎シンガポール(シンガポール)6泊

秋、

◎香港(※中国)3泊

冬、

◎台北(台湾)3泊


そもそも、海外展開を目標に入れ始めたのは2011年、あの311の大震災の後です。

そのころ外国との縁ができ、ながらく出不精だった私を引っ張り出してくれた韓国人の教授がいまして、韓国でアイデアワークショップを行ったのが、この活動の皮きりでした。

以降、毎年一度はゆこう、として、続けてきました。

そして、今年の春の欧州渡航で、北欧4カ国は全部行けて、
欧州も主要国を回れて、だいたい雰囲気は見えたので、

今年後半からは縦(東南アジア方面)への渡航を展開し始めました。

アジアはLCCを使って、Booking.comの会員特別価格の提示されたタイミングでとると、ものすごく旅費が安くすみます。
なので、短い期間で1カ国だけで戻ってくる、というスタイルで、夏、秋、冬、といきました。

アジアは展開は、フライト時間も3~4時間であり楽ですし、時差が1時間程度で済むので体が楽です。


さて、アイデアプラントの海外渡航は3つの目的があります。

1、アイデアプラント製品の海外展開に向けた市場性の調査
2、感性の仕入れ
3、現地でのワークショップ(通訳を立てての)

1については、現地のビジネスマンやクリエータに会えるならば会い、あえなくても、現地の創業者たちの集うシェアオフィスの中で半日ほど過ごして、現地の人の会話やブレインストームの様子を観察して、その様子を知り、ニーズを推し量る、ということをしています。

Regusという世界的サービスのカードがあるので、世界中2000か所に、ビジネスラウンジが無料で使えて、そこに半日いると、そんなことがかないます。(日本も色んな都市にあります。)

台湾では、Travelocoという現地に住む日本人や日本語のできる現地の方に、ガイドやサービスを有料で依頼できる仕組みを使ってみました。事前に自分がネットで調べたことでは、知り得なかった貴重な情報もたくさん知ることが出来ました。このサービスは、来年の渡航先でも重宝しそうです。

2については、コストがかかっても、コストより体験を大きく重視して、時間を作っては、日本ではできない体験をして、アイデア発想の肥やしにしています。私のクライアントは、いわゆる大企業が大半で、発想力も高いものをいつも要求されます。アイデアの講師としては、常に新鮮なインプットを浴び続けることも、重要な仕事になります。なので、楽しいは楽しいのですが仕事として無理してでも体験をする、ということを心がけています。

その中で、今年の渡航先(と国内旅先)で、体験したエクストリーム体験を、ざっと書きますと、以下です。

◎願いの天燈

 台湾の十分(シーフェン:台北から電車で東へ1時間ぐらい)で、人間ぐらいの背丈の大きな紙気球を飛ばせます。スポンジに染みた油が燃えることで気球のように空高く上昇します。4つの面に願いを書いて飛ばしました。ものの価値のたてかた、体験、について、示唆になりました。

◎水流で飛ぶフライボード

 香港に行く直前の沖縄の名護でやりました。スノーボードのようなボードをつけ、その下から出ている管からは、マリンジェットの吐出水流がでて、その水圧で空に浮上する、というあれです。すごく難しい。そして、コツがわかると、急にできる、という体験でした。物理的機構のアイデアや、移動器具の発想のヒントになりました。

◎室内で飛ぶスカイダイビング

 シンガポールのセントーサ島(マーライオンのでかい方がある島)に、iFlyという、室内でスカイダイビングができる施設があります。下から時速200kmの風が吹きあがります。人間が自由落下すると空気抵抗と重力加速度の均衡点が時速200qぐらいのようで、要は、その状態を室内につくってあります。最初の体験は、脳が異常な環境に入った直後の処理過大でわけもわからず。でも、テイク5まで追加で飛ばしてもらい、最後はかなり空中を泳ぐ感じを楽しめました。飛行機械や、移動器具、ウエア、新規体験における脳の処理について、発想のヒントや示唆をたくさん得ました。

◎フィヨルドのクルージング

 ノルウェーでは、ベルゲン急行とバスで、ソグネフィヨルドのあたりへ出れます。フィヨルドの切り立った地形の中をバスで降りていき、船でクルージングする1時間は、人間のつくりものじゃ絶対にできない景観を肌で感じることが出来ました。景観と都市デザイン、感性価値について、大きなヒントを得ました。

以上です。

他にも、たくさんあります。コペンハーゲンでアンデルセンの生前の家のある美しい港、彼のお墓公園で過ごした午後、アムステルダムの若者たちがくゆらせている、日本じゃ嗅いだことのない煙の酸っぱにがい香り、ベルリンの壁は一枚板ではなく、1メートル幅のものを並べたものであることとベルリンの壁って東西の境目なんて巨大すぎて無理でベルリン中の西側の飛び地を覆う程度のものだったこと、コペンハーゲン空港のSASラウンジのクオリティ、ベルゲン急行の途中の荒涼たる風景、シンガポールの巨大な富裕層を感じる国造り、台湾人の暖かさ、香港の東西ミックスさ、などなど。

来年は、更に、東南アジアと、更にその先の方面へ展開しようと思います。

posted by 石井力重 at 23:59 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年12月30日

学会のニュースレターに掲載されました(日本創造学会 NEWSLETTER)

11月の日本創造学会での研究発表の模様が、ニュースレターに載りました。

ニューズレターは、学会WEBサイトに公開されています。

レターのキャプチャーを3枚ほど、掲載させてもらいます。

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名桜大学は、とても自然豊かないいところでした。
沖縄の奥(空港からバス1時間の名護市)でしたが、全国の創造力や創造的教育の研究者があつまりました。
創造性の有名な先生ともフランクに話ができる、非常にオープンな空気の学会大会です。


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発表の様子が掲載さていました。私はなんの説明の時点なのかわかりませんが、凄いポーズ(JOJOみたいなポーズ)をしていました。もちろん、大真面目に発表しているところではありますが。

(学会員でない研究者からの発表も歓待されますので、ご興味があればぜひ一度、聴講や研究発表にチャレンジしてみてください。偉い先生が、有益なアドバイスを惜しみなく、くださります。)


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この学会で発表した「猫の手」については、アイテム紹介の通信欄で紹介さてもらえるチャンスをいただきましたので、短く、紹介させてもらいました。3月には、(加工単価が超高い!紙なので、あんまり沢山は作れないので)限定数量でなんとか世に出せないか、開発とショップのチームで鋭意努力しています。

(ちなみに、並びで紹介させているカード、すごく面白そうです。『手塚キャラクター発想支援カード』、手塚治虫先生のキャラクターの挿絵と特徴が添えられたカードです。レターによると、刺激語法(発想をくすぐる言葉)系やチェックリスト法(発想のパターン集)系の発想ツールのようです。検索してみると、ワークシートとしては、マンダラート(3x3の升目を使う発想方法)を用いるようです。
用途的には、スモールビジネス向けのビジネスアイデアの発想用、や、ブレインストーミングの導入ワークとして、とても面白そうです。
手塚プロダクション監修、と、しっかりした開発体制で展開されています。)



posted by 石井力重 at 12:40 | プレスリリース&メディア掲載

2016年12月29日

発散と構造化のためのメモ用紙「猫の手」を実践しました(商業高校、12月下旬)

猫の手、という、発散的思考を促すメモ用紙を、作りました――、と11月の沖縄での学会で学会発表して来ました。そのツールを今度は高校の授業で、28人に使ってもらいました。

どんなふうに記入されたのかを、報告します。

【実施の状況】

◎発想のお題は”「行ってみたいところ」もしくは「やってみたいコト」”です。


◎作業手順は、一人作業、のちに、4人グループ作業

□ 一人作業(10分) (+休憩10分の内の各自の好みで数分)

nekonote_Phase1_solo.png

□グループ作業(20分)(人数は4人)

nekonote_Phase2_group.png

◎書かれた猫の手の総数:690枚
 (状況:4人グループ×7班)
 (一人当たり、24.6枚)
 (1枚あたり24秒)
 (※実際は、Phase2でも僅かに追加されているので、上記の単位あたりは若干の誤差があるので、目安数字。)

◎観察メモ:
 □ 一人の書き出しは黙々と行っていた。書くたびに連結する学生が多いが、まずは書き出して均等に並べてからくみ上げる学生も2割程度いた。
 □ グループでの共有では、だれかが主導的に自分のものを紹介し、都度、関連するものをほかの人が、1つもしくは連結単位で、挿しこみつつ、自分の考えを紹介していた。


(以下、分析と洞察をつづります。)


【考察】

彼らの半数は、マインドマップを学習していた。半数はしていなかった(あるいは、挙手するほどに理解や運用に自信がなかった)。という対称群である。大半は高校1年生。おもに商業を専攻している。

この作業は、初めてマインドマップを学ぶ人のための練習道具である、という位置づけで、行ってもらった。
マインドマップをどう書くかは、ここでは一切触れずに、猫の手のやり方のみを、説明した。
猫の手の説明方法は、上図のようなスモールステップを提示したうえで、1分弱の解説。

ソロワークとグループワークを終えたあと、マインドマップを実施してもらったところ、各グループ、上手くマインドマップを書き出すことができた。その後、猫の手の使用感想を、自由記述形式でアンケートを取った。

その結果、(猫の手を使っていたことで、そのあとの)マインドマップがスムーズに行えた、という意見が多く見られた。

また、猫の手自体への感想としては、「発散と構造化の分割ができることが良い」という意見や「あとで構造を直せるのできれいに仕上がり、捗る」というものが多く出た。(補足:これは、学会発表時に分析対象とした早稲田大学での主な感想群とほぼ合致したものであった。)


【追加の分析】

690枚をすべて回収して、使われ方に、なにか傾向がないかを、調べてみた。


◎向き

右向きに使われたもの(順向き):625枚(91%)
左向きに使われたもの(逆向き):65枚(9%)
説明図が右向きであることと、右利きが左手で押さえることから、自然と10:1の割合で、順方向に使われた。


◎内容の違い

右向きは:
 国内:408
 海外:207
 地球外:10
左向きは:
 国内:23
 海外:42
 地球外:0
国内:海外の比率は右向きが2:1に対し、左向きは逆になる。
地球外、というレアカテゴリーもあるが、これは右向きにのみ現れた。


◎加工

 大半の猫の手は差し込み部を折り返して使っていた。(自然に。)
 猫の手の肉球の穴に、複数毎を挿して使っていた。(可能であると冒頭に実演して見せてあった。)
 猫の手の肉球部分をもぎとって使っていたものが1つあった。(記入はされていた。左向き。)


【追加の分析に対する、考察】

形がもたらすアフォーダンスから、自然と順方向に使用されたとおもわれる。
なお、左利きの人については、書きにくさが高いのかもしれない。

左向き(逆向き)に書かれたものは、猫の手の広がり上、分岐エリアの空隙をもとめて自然と逆向き展開したものもあった。
特にグループワークでの追加時に。

左向きの方は、右に比べてマイナーカテゴリーが逆に多かった。
これが何を意味するのかは、現時点では不明だが、グループワークでの追加時になされた、と考えると、思いつきにくいものがグループ共有時に、増えたことを示唆するのかもしれない。


【その他】

各所で行ったワークから、説明はかなり簡略化している。一方で、どのようにさすかを、手元の書画カメラで写して、皆に10秒程度みてもらった。特に差し込む時に、コツがあり、それを皆に見てもらったのが大きいと感じた。
「肉球の切れ目に他の猫の手の剣先をそえて、ぺちり、と切れ目を押し下げながら差し込みます。」と。

これは、動画にしておいて、10秒で見て、皆にも、10秒で練習してもらってから、workに入るのがいいかもしれない。



【おわりに】

本講義に協力してくれた岐阜商業高校の皆さま、ありがとうございました。
posted by 石井力重 at 12:07 | 研究(創造工学)/検討メモ&資料

2016年12月28日

創造力のガイド(ブレスト根底モデル)

ブレインストーミングの4つのルール、については、いろんな表現があります。そのどれを採用するかは、リーダーの好みでいいと思います。大事なことは、ブレストのルールがもっている思考展開の根底にあるものを知っておくことです。

私が行う講義(早稲田大学、岐阜商業高校、他)では、それらを、ブレスト根底モデル、として、レクチャーしています。

2016年の最後の更新版(今朝、改良した最新版)を公開します。


このスライドの学習手順の構造は、以下のようになっています。

1)「文字ばっかりのページ(文献からのオズボーン他の言葉集)」スライドを
 2分でできるだけ読んでもらいます。(各自黙読)

2)「その次のモデル図」スライドを
 3分で、レクチャーします。(講師)

こうすると、クリエイティブに関する専門知識がない高校生1年生でも、よく、知識を吸収してくれます。


(((ここから下は蛇足です。「教える作業をする人」に共有したい知見です。)))

蛇足:

今回施したインストラクション・デザインの工夫

専門知識を伝える時、先生が悩むのが「伝える量と深さを上げると生徒が割れる」現象です。

A群:学習内容が好きで得難い学びにぐいぐいついてきてくれる学生さん(体感的には2割)
B群:興味は薄いが努力して知識を得ようとしてくれる学生さん(体感的には7割)
C群:楽しいなら授業を受けようという学生さん(1割)

講師の専門領域の知識の真髄に入っていくと、教え方のデザインになにも考慮をしないと、BとCは少しずつ脱落していきます。

(私自身が、大学院で学んでいた時に、役に立つ知識だから吸収しようとしていた中でも、時々首がガクッとおちて、また急いでノートを取る、ということがありました。処理落ち。この学習者の現象は、医学部のような教授の場でもあるそうです。)

そこで、このスライドでは「2分で読んで、3分で本質を話す」という学習構造にしてみました。

2分間で次に行ってしまうリミット性から、かなり集中して読んでくれました。

そのあと「こんな風になっているんだよ」ということを感覚的に話しました。
3分トークであれば集中の真っただ中で終えることが出来ます。

これを4回繰り返し、最後のまとめの数分を行う、という時間設計です。
合計で25分間ぐらいです。

私はブレインストーミングのプロセスが特に研究者時代の専門性の一つでしたので、このブレストの本質の講義だけは、講師が2,30分しゃべり続ける、という教授法をとってしまっていました。

そうすると、A群に届くが、B群が途中で落ちる、ということに悩んでいました。

今回の構造にしたところ、C群まで含めて、高い集中度で、伝えきることが出来ました。


蛇足の蛇足:

まだ、確かとはいえない、+αの気づきもあります。
それは、講師が細かいことまで言う必要がなくなることの効果、です。

文献を読んだ方が早いのに、それを言葉で伝えて、そのうえで本質に踏み込むのはもたもたします。
それよりも、はじめっから本質だけを、すとん、としゃべれるならば、コトバはずっと、輪郭を際立たせることが出来ます。
講師側が、伝える量が多すぎては、中身と発生のクオリティを高く維持するのは難しいものです。

この気づきを、もうすこし整えると、こうまとめられます。

”どうやって、必要な知識量を渡しつつ、講師の言葉は、本質だけに絞るか”

講師がいかに手間を省くか、と、言い換えられそうですが、実際は逆でしょう。講師がいかに(事前の)手間をかけるか、だと。

今年最後の学びとして、ブログに記しておきます。

2016年12月27日

【授業スライド】『アイデア・スイッチ』の授業(岐阜商業高校、12月26・27日)

岐阜商業高校(甲子園の常連校であり、商業高校の中心校でもあり、スーパーハイスクールの採択校でもあります)で、アイデア創出の授業を二日間行ってきました。

スライドを掲載します。


スライドを一枚だけ、画像でも紹介。

アイデアスイッチの授業.png

この学校では常に、新商品開発に取り組んで、地域に新しいものを生み出しています。その彼らの活動にブースターとなる創造技法の知識を提供してきました。

でも、堅苦しさは抜きに、楽しくって役に立つトーンで展開しました。

授業風景は、こんな感じです。

猫の手_高校授業.jpg

彼らと何十年かごに、社会のどこかで会うこともあるでしょう。

その時を楽しみにしています。



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